年会費無料のファミマTカードとは
ファミマでのポイント還元が魅力の「ファミマTカード」は、年会費無料で発行できるカードです。カードの特徴や、発行会社の共通特典を見ていきましょう。
Tポイントが貯まるクレジットカード
「ファミマTカード」は、ファミリーマートと「ポケットカード株式会社」が提携して発行するクレジットカードです。国際ブランドはJCBのみ選択できます。入会金・年会費はどちらも無料です。高校生を除く18歳以上が申し込みできます。
提携ポイントは「Tポイント」です。ファミマ以外に、JCB加盟店でもポイントが貯まります。
2019年5月まで発行されていた、ポイントカード型の「ファミマTカード」からの切り替えも可能です。ファミマでの還元率が高く、利用が多い人には役立つカードとなるでしょう。
ポケットカードの特典が使える
ファミマTカードの発行会社は「ポケットカード株式会社」です。保有していると、会社共通の特典が使えます。
ポケットカードの特典は、「ポケットカードトラベルセンター」での割引です。旅行会社パンフレットに記載されたツアーを、ポケットカードトラベルセンターを経由して申し込みましょう。カードで決済すると、最大8%が代金から割り引かれます。
「レンタカー割引」も魅力です。対象のレンタカー会社を利用すると、優待割引が使えます。「タイムズカーレンタル」では、基本料金から最大15%割り引かれるなど大幅な節約ができるでしょう。
そのほかにも、大手レンタカー会社である「日産レンタカー」「ニッポンレンタカー」「オリックスレンタカー」「トヨタレンタリース」でも割引があります。
ファミマを利用してポイントを貯めよう
ファミマTカードを使うと、どのくらいポイントが貯まるのでしょうか?ファミマでのポイント還元率を紹介します。ポイント還元率重視なら、クレジットカードを活用したコード決済サービスも検討しましょう。
ファミマでの利用は基本2%還元
ファミマTカードをファミマで使うと、200円につき最大4ポイントが還元されるため、還元率は2%です。カード提示によるショッピングポイントが1ポイント、クレジットポイントが3ポイントという内訳になっています。
入会キャンペーンが適用されると、発行から5カ月はさらに有利です。プラス3%のポイントが加算され、5%還元の高還元カードになります。
ファミマでは、対象商品の購入でポイント還元がある「いずれかひとつにポイントプラス」も開催されています。キャンペーンの活用で、大幅還元を目指しましょう。
キャンペーン中はFamiPayがお得
ファミマで決済するなら、クレジットカードだけでなく「FamiPay」を使うのもおすすめです。コード決済サービス「FamiPay」は、ファミマで利用すると高額還元が期待できます。
特に、キャンペーン中は還元率が高いのが特徴です。FamiPayボーナスが40倍還元のキャンペーンも過去に開催されています。
FamiPayには、対象クレジットカードからチャージが可能です。ファミマTカードを含むJCBカードからチャージできます。FamiPayアプリからカードを登録してチャージしましょう。
なお、ファミマTカードからFamiPayへのチャージで付与されるのはFamiPayボーナスのみで、Tポイントは対象外です。チャージでTポイントを貯めたいときは、他社カードを検討しましょう。
Tポイントの確認方法と使い方
ファミマTカードで貯めたポイントはTポイントの会員サイト、「T-SITE」で確認できます。ログインには「Yahoo!JAPAN ID」が必要です。
Tポイントは、ファミマを含む「Tポイント加盟店」で使えます。ファミマでは1ポイント=1円として利用が可能です。
「ウエルシア薬局」には、毎月20日のお客様感謝デーがあります。200ポイント以上の利用で、1ポイント=1.5円相当の買い物ができるシステムです。Tポイントの価値を上げたいときは、活用しましょう。
Tポイントは、Yahoo!系列の通販ショップでも使えます。「LOHACO」や「Yahoo!ショッピング」など、通販サイトでの利用も検討しましょう。
ファミマ以外でもポイントは貯めやすい?
ファミマTカードのポイント還元率は、ファミマとそれ以外の加盟店で変化します。JCB加盟店での還元率や、ポイントアップの方法を知っておきましょう。
ファミマ以外での利用は0.5%還元
ファミマ以外でファミマTカードを使うと、200円(税込)につき1ポイントが還元されます。還元率は0.5%です。ファミマで使うと2%還元のため、還元率重視ならファミマを積極的に利用しましょう。
なお、入会キャンペーンを活用すると、ファミマ以外の加盟店でも還元率が上がります。カード発行から5カ月後の末日までは3%が加算され、3.5%の還元です。
一般的なクレジットカードは0.5~1%還元のため、キャンペーン期間中は他社と比べても大幅な還元率アップが期待できます。
クレジットカードを利用するときは、「店舗が加盟している国際ブランド」を確認しましょう。国内では多くのショップがJCBに対応していますが、一部非対応の店舗もあります。
ポケットモールでポイントアップ
ファミマTカード会員は、ポケットカードが運営する「ポケットモール」を活用できます。ポケットモールは、経由してネットショッピングをするとポイント還元率が上がる「ポイントモール」です。ログインはポケットカード会員専用サイトから行いましょう。
ポケットモールで貯まるのは、「ポケットポイント」または「Tポイント」です。ファミマTカードを決済に利用すると、Tポイントが対象になります。
ショップによって「1000円につき」「利用につき」など、ポイント還元の条件が異なるため確認しておきましょう。利用だけでポイントが加算される場合、購入金額による変動はありません。
ファミマTカードは支払い方法に注意
ファミマTカードは一般的なクレジットカードとは異なり、初期設定の支払い方法がリボ払いに固定されています。1回払いで利用したい場合には、手続きをしておきましょう。
自動的にリボ払いになる
ファミマTカードは、原則「リボ払い」のカードです。カードを利用すると、支払い回数を指定せずに自動でリボ払いになります。
リボ払いは、月々の支払金額を設定し、設定した金額以上は翌月以降に支払う方式です。月5000円に設定している場合、締め日までに6000円利用すると1000円分の支払いは翌月以降になります。
翌月以降に回った金額には一定の金利が発生しますが、月々の支払金額を固定したい場合には便利です。あらかじめ引き落とし金額が分かっているため、残高不足の心配も少ないでしょう。
「ミニマム・ペイメントコース」の最少支払金額は月3000円となっており、利用金額によって設定できる金額が変わります。最少支払金額以上であれば、自由に月々の支払金額変更が可能です。
支払い方法の変更には設定が必要
ファミマTカードの支払い方法は、「店頭支払い」と「口座引き落とし」があります。
どちらも、リボ払いと1回払いに対応し、支払い方法は自由です。口座引き落としでリボ払いを設定している場合は、増額・減額支払いを利用すると支払金額の変更ができます。
毎回1回払いで引き落としをしたいときは、「ずっと全額払い」に設定を変更しておきましょう。
店頭支払いの場合、Famiポートで支払金額の変更ができます。最小支払金額以上であれば、1円単位で金額が変更できるため、1回払いも可能です。なお、Famiポートでは1回につき30万円まで支払いができます。
ファミマTカードの利用を始めよう
ファミマTカードに興味があるなら、まずは申し込みをしてみましょう。インターネットから手軽に申し込みできます。発行時に気になる、支払日や締め日の設定も解説します。
ファミマTカードの入会方法
ファミマTカードでは、複数の申し込み方法が用意されています。インターネット経由での申し込みは、「ファミペイアプリ」または「カード申し込み公式サイト」を利用しましょう。
インターネット申し込みは、ポケットカード株式会社のサイトから受け付けています。ほかには入会申込書での手続きも可能です。
入会特典として、カード発行・利用で1000ポイントがもらえるキャンペーンも行われています。
ファミマTカードをさらにお得に作りたいなら、「ポイントサイト」からの申し込みもおすすめです。モッピーでは、通常500Pがポイントサイト経由で還元されます。キャンペーン期間中なら、ポイントアップも狙えるでしょう。
ファミマTカードの締め日と引き落とし日
ファミマTカードの支払い方法は、「店頭支払いコース」と「口座引落しコース」の2種類です。ネットからの申し込みは、初期設定で店頭支払いコースが選択されています。
必要があれば、発行後に引き落とし口座を設定して口座引落しコースに変更しておきましょう。
口座引落しコースの支払日は、翌々月1日です。金融機関休業日に当たる場合は、翌営業日が引き落とし日になります。締め日は毎月末日の設定です。
店頭支払いコースは、翌々月1日の支払期日までにFamiポートで利用代金を入金します。ファミマに行く機会があり、早めの支払いを心がけたい人は店頭支払いコースも検討しましょう。
まとめ
ファミマTカードは、ファミマで使うと2%のポイント還元が受けられるカードです。年会費無料で発行できるので、初めてカードを発行する人でも検討しやすいでしょう。
支払い方法の初期設定がリボ払いのため、1回払いで使いたい人は注意が必要です。設定変更することで、1回払いが可能になります。
入会時にポイントを得たい場合には、ポイントサイト経由での発行もおすすめです。