Tポイントをまとめるための準備
分散したTポイントを一つにまとめるためには「Tサイト」での操作が必要です。事前に準備しておくことや、PCでの操作方法を解説します。
移行のためのチェック事項
まずは、ポイントを移行させる2枚のTカードを手元に準備する必要があります。2枚とも、自分の情報を登録済みかどうか確認しておきましょう。
次に、ポイント移行先のカードを「Yahoo! JAPAN ID」に登録します。IDは、Tサイト[Tポイント/Tカード]へのログインの際に必要です。IDを持っていない場合の登録方法は、後述します。 移行元カードに登録済みの電話番号から、電話発信できる状態であるかも要確認です。本人確認のため、移行手続き中に電話をかけるステップがあります。
移行手続きの利用回数には制限があることや、入力などの操作を一定回数以上間違えるとログイン停止になる場合があることも覚えておきましょう。
Tカードの情報登録方法
Yahoo! JAPANサイトで「お客さま情報登録」を行うことで、貯めたTポイントが使えるようになります。ポイントを移行したい場合も同様に、Tカードへの情報登録が前提です。
情報登録を行うTサイトへログインするには、Yahoo! JAPAN IDが必要になります。すでに IDを持っている場合は、Tサイトのログイン画面でIDとパスワードを入力しましょう。 Tカードの登録画面で手持ちのTカード番号を入力すると、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの情報を登録することが可能です。
以前にYahoo! JAPANサイトでカードの情報登録をしたことがある場合は、TサイトにログインすることでTカード番号の一部確認や追加ができます。
Yahoo! JAPAN IDの登録方法
Yahoo! JAPAN IDを持っていない場合は、新規に作成しましょう。Tサイトのログイン画面の「新規取得」からメールアドレスや性別とともに「Tカードの有無」を選択します。
すでに持っているのなら、Tカード番号を入れればOKです。持っていないときは、画面に従って利用規約に同意し「モバイルTカード専用Tカード番号」を発行します。
Tカード1枚につき、一つのYahoo! JAPAN IDと紐付けられます。カード情報の変更は可能ですが、追加はできません。
Tポイントを移行しよう
1枚のカードにTポイントをまとめる手順を理解しましょう。始める前に、前述した「移行のためのチェック事項」の確認が必要です。
移行が可能な三つのパターン
Tポイントの移行方法は、主に三つです。いずれの方法でも、最終的にはYahoo! JAPAN IDに紐づけたほうのTカードへポイントがまとまります。
Aパターンは、IDに登録中のTカードを別のカードへ変更し、変更前のカードから変更後のカードへポイントを移行する方法です。
Bパターンは、IDに登録しているTカードへ別のカードからポイントを移行します。こちらはIDとの連携を変更する必要はありません。
Cパターンは、IDに登録していないカード同士を移動します。この場合、IDへ移動先のTカードの登録が必要です。自分がどのパターンに当てはまるのか、公式サイトの図を参考にしましょう。
Tカードポイント移動手続き|Tサイト[Tポイント/Tカード]
手続きの流れ
Aパターンでは、Aパターン専用の移行手続きページにアクセス後、移行元のTカードが登録されているYahoo! JAPAN IDを入力してログインします。
1、「ログイン中のID(移動元)に登録されているTカード番号」と「新たに登録したい(移動先)Tカード番号」を入力→「変更する」ボタンをクリック
2、「続けてポイント移動を実施する」の項目から「移動元Tカードの番号」と「文字認証」を入力
3、「移動先Tカードの番号」と「文字認証」を入力
4、移行元Tカードに登録されている電話番号から「Tカード認証ダイヤル」に電話発信
5、音声ガイダンスに従って認証した後「ポイント移動する」をクリックして完了
B・Cパターンでは、B・Cパターン専用の移行手続きページにアクセス後、移行元のTカードが登録してあるYahoo! JAPAN IDを入力します。その後の手順は、Aパターンの「移動元Tカードの番号を入力」以降の手順と同じです。
移行の際の注意点
Tポイントをまとめることに関しては、いくつか注意しておきたいポイントがあります。わからずに迷うことがないように、以下にあげる点をチェックしておきましょう。
複数のYahoo! JAPAN IDはまとめられない
ID一つに登録できるTカードは1枚です。すでに登録しようとしているカードが別のIDに紐づいているときは「別のIDに登録されているため、登録できません」と表示されます。1枚のカードを、複数のIDに紐づけることはできない仕様です。
2枚のカードを二つのIDにそれぞれ紐づけている場合、IDを一つにまとめることはできません。ただし、どちらかIDのカード連携を解除すれば、ポイントを移行して一つのIDにまとめることが可能です。 連携解除をしても、ポイントはカードの中に残ります。この先もポイントを貯め続ける方のカードのみIDに紐づけたままの状態で、解除したカードからポイントを移行すれば完了です。
Yahoo! JAPAN ID連携解除|Tサイト[Tポイント/Tカード]
紛失・停止後は3カ月以内に手続きを
Tカードを紛失した場合、前もってTサイトに情報登録していれば、Tサイトなどで所定の手続きを踏むことでTカードの利用を停止できます。
Tカードを停止すると、Tポイントをはじめ同カードで使っていた「ツタヤ(TSUTAYA)」のレンタル機能や「Tマネー」なども使えなくなる仕組みです。万が一、紛失したカードが発見できたとしても再開はできません。新しくカードを作る必要があります。
ただし「Tカードを停止してから3カ月以内」であれば、停止したカードから新しいカードへのポイント移行が可能です。停止した翌日中に、Tサイトの登録情報ページに「停止したカードのTポイント・Tマネー引き継ぎはこちら」と記載されたバナーが表示されます。
新しいTカード番号に変更後、バナーをクリックし手続きを進めていけば、紛失したポイントを新しいTカードに引き継ぐことが可能です。
レンタル機能は移行不可
TSUTAYAで発行し「レンタル機能」が付いたTカードも、ほかのTカードにポイントを移行できます。しかし、移行できるのはポイントのみであり、レンタル機能は移行できません。
レンタル機能付きのTカードを紛失した場合、近くにあるTSUTAYAのレンタル取扱店でその旨を伝えれば、その場でポイントの引き継ぎとTカードの再発行をしてもらえます。運転免許証や学生証などの、本人確認書類の現物を持っていきましょう。
ポイント移行先のTカードにレンタル機能を付けたい場合は、TSUTAYAのレンタル取扱店で手続きをすることでレンタルを利用できるようになります。
その他の移行先も知っておこう
Tポイントは「マイル」や「楽天スーパーポイント」へも移行できます。それぞれの交換方法を覚えておきましょう。
マイルへの移行
Tポイントは「ANA(全日本空輸)」のマイルに移行できます。Tサイトより申請すれば「Tポイント500P=ANAマイル250マイル」で交換可能です。500P以上から500P単位で交換でき、年間で2万マイルまで対応しています。
いくつかの移行を繰り返せば、Tポイントを「JAL(日本航空)」のマイルに移行することも可能です。
1、Tポイント500Pを「JR九州」が発行する「JRキューポ」500Pに交換
2、JRキューポ500Pを「Pontaポイント」500Pに交換
3、Pontaポイント500PをJALマイル250マイルと交換
結果的に、交換レート50%でTポイントをJALのマイルに移行できることになります。JRキューポやPontaポイントは、500ポイントから1ポイント単位での交換が可能です。Pontaポイント2PはJALマイル1マイル分にあたり、2P単位で交換できます。
楽天スーパーポイントへ移行
「Yahoo!ショッピング」で販売されている「楽天ポイントギフトカード」をTポイントで購入すれば、Tポイントを楽天スーパーポイントへ移行できます。Yahoo!ショッピングは、買い物にTポイントが使えるサイトです。
Yahoo!ショッピングで販売されている楽天ポイントギフトカードには、5000円分や1万円分など商品券と同じように価格別で数タイプがあります。 それぞれどのくらいTポイントを必要とするかは、商品によりさまざまです。多くの商品は「○○円分(ギフト券価格)」に消費税を足した程度のポイントで購入できます。
● 商品名:楽天ポイントギフトカード 2000円分
● Yahoo!ショッピング:商品ページ
まとめ
Tカード2枚のTポイントを一つにまとめるためには、2枚ともTサイトで情報登録を行う必要があります。ポイントをまとめたいTカードはYahoo! JAPAN IDへの登録が必須ですが、ID一つにつき登録できるカードは一つです。
2枚をそれぞれ別のIDに登録してしまうと、ポイントをまとめられなくなるため注意しましょう。カードを紛失した際の手続き方法や、マイルや楽天スーパーポイントへの移行方法も知っておくと役立ちます。
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