知っておきたい!楽天ポイントの基礎知識
楽天ポイントは「楽天」が運営する独自のポイントサービスで、以前は「楽天スーパーポイント」と呼ばれていました。「Rポイント」と表記されることもあります。
有効期限や利用上限など、ポイントの基本的なルールを確認しましょう。
楽天ポイントに有効期限はある?
「楽天ポイント」とは、楽天会員が、各種楽天サービスや提携店を利用した際に付与されるポイントで、「1ポイント=1円」に換算されます。
ポイントの有効期限は「最後にポイントを獲得した日から1年間」です。 ただし、有効期限内に新しくポイントを獲得すると、その月を含めたポイントが自動的に1年間延長されます。
楽天カードや楽天市場を頻繁に利用する人は、ポイントが失効しにくいといえるでしょう。
期間限定ポイントは別ルール
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類が存在します。
通常ポイントの有効期間は1年間で、新規ポイントを獲得するたびに期間が延長されていきますが、期間限定ポイントは例外です。
「期間限定ポイント」とは、楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンなどの「特定のキャンペーン」で獲得できるポイントを指します。 それぞれに固有の有効期限があり、それを過ぎると自動的にポイントが失効します。
有効期限の多くは月末ですが、中には15日に失効するものもあるため、こまめにチェックしておく必要があるでしょう。 なお、複数の期間限定ポイントがある場合は、有効期限が近いものから優先して消費されます。
1回で使えるポイントの上限に注意
ポイントを目標金額になるまで貯めて、大きな買い物に使いたいという人もいますが、1回で使えるポイントには上限があります。
楽天会員は、レギュラー・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの5段階のランクに分かれています。 ダイヤモンド会員は50万ポイント、それ以外の会員は3万ポイントが上限です。
ポイントの有効期限や上限を考慮しながら、上手にポイントを活用しましょう。
楽天ポイントを賢く貯めるコツ
同じブランドの商品でも「どこで購入するか」や「どんな支払い方法をするか」によって、もらえるポイント数が変わります。コツを押さえて、賢く楽天ポイントを貯めましょう。
お買い物は還元率の高い楽天市場で
楽天ポイントは「どこで買い物をするか」によって還元率が変わります。還元率がダントツで高いのが、楽天のショッピングサイト「楽天市場」です。
現金で買い物をした場合、楽天市場アプリでは1.5%、楽天ポイント加盟店では0.5〜1.0%のポイントが還元されます。
楽天市場では、ポイントが倍増する「ポイントアップキャンペーン」が頻繁に行われており、タイミングよく利用すれば一度に多くのポイントを獲得できるでしょう。
雑貨・日用品・書籍・化粧品・食べ物・ファッションなど、あらゆるアイテムを取り扱っているため、送料が安いものや日用品は楽天でまとめ買いするのがおすすめです。
支払いは楽天カードがお得
「どんな支払い方法をするか」によっても、ポイントの還元率は異なります。
主な支払い方法には、現金・楽天Edy・楽天カードがありますが、最も還元率が高いのはクレジットカードの「楽天カード」です。
楽天市場で買い物をしたときの還元率は、楽天カードは最大15%にもアップします。 最大倍率にするにはいくつもの条件をクリアしなければなりませんが、少なくとも3%以上の還元率が適用になるため使わない手はないでしょう。
楽天ポイント加盟店以外で買い物をしたときの還元率は、楽天Edyは0.5%、楽天カードは1%です。
実店舗でも楽天ポイントをゲット
楽天ポイントは「街中の買い物」でもザクザク貯まるのが特徴です。
全国には楽天の加盟店が無数にあり、会計時に「楽天ポイントカード」や「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、利用金額に応じてポイントが加算される仕組みです。
加盟店は、飲食店・コンビニ・書店・百貨店・スーパー・ドラッグストアなど多岐にわたります。ファミリーマートやマクドナルド、ほっかほっか亭など、生活に密着した店舗が多いため、ポイントが貯まるスピードも早いでしょう。
なお「楽天ポイントカード」は、全国の楽天加盟店で入手できます。「楽天ポイントカードアプリ」はネットストアから無料ダウンロードが可能です。
他社ポイントを楽天ポイントに交換
各クレジット会社には独自のポイントプログラムがあります。貯まったポイントは支払いに充当したり、商品券に交換したりできますが、中には楽天ポイントに交換できるものも少なくありません。
たとえば、ポイント交換サイト「.money(ドットマネー)」を経由すれば、300マネーを230楽天ポイントに交換できます。
.moneyなら、セゾンカードの永久不滅ポイントやAmerican Expressで獲得したポイントを楽天ポイントに交換して、楽天でまとめて消費するという使い方も可能になります。
ポイントプラットフォーム「ドットマネー by Ameba」、あらたなポイントの 交換先として、「楽天スーパーポイント」が利用可能に
ポイント交換サイト│ドットマネーは手数料無料・業界No1交換レート!
ドットマネーは口座開設数2,000万突破の国内最大級のポイント交換メディアです。クレジットカードやポイントメディアのポイントを一つにまとめて現金化できます。
現在楽天ポイントへの交換手数料も無料です。
2020年6月25日以降レートが変更になるため、6月中の早い段階で交換することをお勧めします。
楽天市場でお得にポイントを貯めるには
「楽天市場」はポイントが多く貯まりやすい場所の一つです。楽天カードを使うだけで3%が還元されますが、キャンペーン時を狙えば、より多くのポイントが獲得できます。
セールやキャンペーンなどを利用
楽天市場では期間限定でさまざまなキャンペーンやセールを行っています。代表的なものが「楽天スーパーDEAL」と「お買物マラソン」です。
「楽天スーパーDEAL」は楽天会員に購入代金の一部を還元するサービスで、10~50%ポイントバックされます。対象商品は毎日更新されるため、お目当てのものがないかをくまなくチェックしてみましょう。
「お買い物マラソン」は、2ショップの購入でポイント2倍、10ショップ以上でポイント10倍というように、買い回りをするごとにポイントが増えるキャンペーンです。日用品のまとめ買いをすると、獲得ポイントが一気に増えるでしょう。
無料ゲームやアンケート回答で貯める方法も
楽天会員は、お金をかけずにポイントを貯めることもできます。
商品検索でポイントが貯まる「Rakutenウェブ検索」やアンケート回答でポイントが貯まる「Rakuten Insightアンケートモニター」、ページを見るだけで毎回1ポイントが貯まる「Rakutenスーパーポイントスクリーン」は着実にポイントを増やしたい人にぴったりのサービスです。
楽天会員限定の毎日くじ「楽天ラッキーくじアプリ」は、運がよければ最大1000ポイントが獲得できるため、運試しをしてみるのもよいでしょう。
楽天の関連サービスでもポイントが貯まる
楽天モバイル・楽天証券など、楽天にはさまざまな関連サービスがあります。
関連サービスを利用するとポイント倍率が上がる「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」もあり、楽天市場であまり買い物をしない人も、関連サービスで効率よくポイントが貯められます。
楽天銀行や楽天証券で大きく貯める
楽天ポイントは利用額に応じてポイントが付与されるため、大きな金額が動く「楽天銀行」や「楽天証券」はポイントを貯めるのに最適です。
楽天銀行には楽天会員限定の「ハッピープログラム」があり、取引をするたびに会員のステージランクに応じたポイントが貯まります。
過去には、口座を新規開設した場合、給与振込先の設定や金融機関の登録などの複数の条件クリアで、最大2000ポイントが獲得できるキャンペーンを実施していました。現在は、口座開設と入金でもれなく1000ポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
楽天証券では投資信託、株などのオンライン取引でポイントが貯まります。貯まったポイントで投資をする「ポイント投資(投資信託)」を利用すると、楽天市場でもらえるポイントが「+1倍」になります(一部商品は対象外)。
旅行好きなら楽天トラベルを利用
「楽天トラベル」は、国内外のホテル・ツアー・レンタカー・航空券などが予約できるサイトです。
獲得ポイントはほかの楽天サービスと同じ「100円=1ポイント」ですが、旅行では大きな金額を消費するため、たくさんのポイントが獲得できるチャンスといえるでしょう。
ポイント付与率は対象商品によって異なります。
JAL国内航空券・ANA楽パックの予約は1%ですが、国内宿泊は1~20%、レンタカーの予約では1~10%のポイントが付与されます。
直前予約でポイントが10倍になる「旅得キャンペーン」を利用すると、一気にポイントを獲得できるでしょう。
さらにポイントをガッツリ貯めたい場合は
ポイントをガッツリ貯めたい人は、ワンランク上の「楽天プレミアムカード」に切り替える方法が有効です。楽天プレミアムカードの魅力を解説します。
楽天プレミアムカードがおすすめ
効率的にポイントを貯めたい人や楽天市場での利用額が多い人は、年会費1万1000円(税込)の「楽天プレミアムカード」に切り替えましょう。
通常のポイント還元率は楽天カードと同じ1%ですが、「楽天市場」ではポイントが最大5倍にアップします。 以前は「楽天ゴールドカード」でも楽天市場でのポイントアップ特典がありましたが、2021年4月に適用対象外になりました。
年会費は楽天ゴールドカードに比べると高めですが、プライオリティ・パスが無料で付帯するなど、上手にカードを活用すれば、年会費以上の価値を実感できるかもしれません。
まとめ
楽天ポイントは楽天市場だけでなく、町での買い物や関連サービスの利用でも加算されます。支払い手段によってポイントの還元率が大きく変わるため、ポイントを貯めたい人は楽天カードを検討しましょう。
楽天には買い物以外でも、ポイントが貯まる仕組みがあります。アンケートやゲームなどで地道にポイントを貯めれば、家計の節約にもなります。