Pontaポイントとは
Pontaポイントは、三菱商事の関連会社である「株式会社ロイヤリティマーケティング」が発行するポイントです。 PontaはPoint terminal(ポイントターミナル)の略称で、「ポイントがポンポン貯まる」の語源から、たぬきの「ポンタ」がイメージキャラクターになっています。
ポイントの有効期限は1年間
「Pontaポイント」は、全国の提携店やオンラインサービスで使用できる「共通ポイント」です。共通ポイントとは特定の店舗だけではなく、さまざまな提携店で広く使えるポイントを指します。
実店舗では「Pontaカード」などを提示すると、利用金額に応じたPontaポイントが付与されます。貯まったポイントは提携店舗での支払いに充当できるほか、商品や他社ポイントなどに交換が可能です。
ポイントの有効期限は1年間で、最終のポイント加算日から「1年後の同日まで」使用できます。「通常のPontaポイント」と「期間限定のポイント」があり、有効期限の近いものから自動的に減算されるのが特徴です。
ポイント残高はどこで確認できる?
ポイント残高を確認する方法は複数あります。Pontaカードを提示して買い物をした場合、レシートにポイント残高が印字されます。買い物のついでに確認しておきましょう。
ただし、店によっては累計ポイントが印字されないため、詳細をきちんと確認したい場合はPonta Webのポイント通帳を利用するのがおすすめです。ネット環境さえあれば、PCやスマホでいつでも・どこでもチェックでき、ポイントが計画的に利用できます。
ローソンのLoppiでも分かる
ローソンを利用する機会があれば、店内に設置してある「Loppi(ロッピー)」でPontaポイントの残高を確認しましょう。Loppiは商品の購入やチケット予約、各種料金の支払いなどが行えるマルチメディア端末です。利用時は手元にPontaカードを用意しておきましょう。
画面の右下にある「ポイント会員メニュー」をタッチし、Pontaカードをバーコードリーダーに通すと、ポイント会員メニューと残高が表示されます。
なお、Loppiでは保有ポイント数のみの表示で、「累計ポイント数」は確認ができません。
Pontaポイントを賢く使うには
獲得したPontaポイントは実際にどんな場面で使えるのでしょうか?使い方の例と、ポイントをお得に使う裏技を紹介します。
Loppiやアプリのお試し引換券がとってもお得
「ローソン」はPontaポイントが使える加盟店の一つです。買い物をする際はLoppiやアプリの「お試し引換券」を活用しましょう。Pontaポイントまたはdポイントと対象商品が交換できるサービスで、通常よりも安く商品が手に入ります。
Loppiで発券する際は、カードリーダーにポイントカードを通し、ポイント会員メニューから「クーポンを発券する」→「一覧から発券する」と進みます。対象商品の会計時に引換券をレジで提示しましょう。
アプリでは、画面上で「レジ直お試し引換券」を発行します。24時間以内に発券ボタンをタップし、会計時に一次元バーコードを提示しましょう。使用せずに有効期限を過ぎた場合、ポイントは返還されます。
引換券は「持ち帰り限定」で、軽減税率対象商品(10%)をイートインする場合は、税率8%販売価格相当額の値引券として利用する形になります。2%の差額分を支払わなければならない点に注意しましょう。
・アプリ名:ローソン
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
提携店やサービスで1ポイント1円で使う
貯まったポイントの使い道として王道なのが「提携店での利用」です。特定のお店や企業でしか利用できない「自社ポイントカード」とは違い、Pontaはいろいろな場所で貯めて、使えるのがメリットです。
身近な提携店には、ローソンやすき家、はま寿司などの有名なフランチャイズチェーン店があり、ほとんどの店舗では「1ポイント=1円」で支払いに充当できます。
ドラッグストアやデパート、ガソリンスタンドなどの生活に密着した店舗で使えば、毎月の家計がグッと楽になるはずです。ポイントの使い方のルールは、各提携店のページを確認しましょう。
おいしいグルメや家電などに交換
Pontaポイントは「Ponta特典交換」のWebページで、商品やグルメ、ギフト券などに交換ができます。
商品ページには交換に必要なポイント数が記載されていますが、送料無料のアイテムを除き、送料相当分として627ポイントが別途必要です。
国産の高級牛肉やうなぎ、辛子明太子など「地域の特産品」も数多く、「貯まったポイントで豪華な夕食を楽しむ」という使い方もできます。 欲しい家電や雑貨に目星を付けておき、目標ポイント数のためにポイ活をするのもよいでしょう。
「数量限定」や「Pontaオリジナルアイテム」も要チェックです。
Ponta特典交換|ポイントターミナル Ponta [ポンタ]
ポイントを使ってさらにお得で便利に
Pontaポイントはほかにもさまざまなシーンで活用できます。リクルートのIDを取得すれば、リクルートが運営する予約サイト「ホットペッパー」での利用も可能になり、使える店舗がさらに広がります。
旅行やレジャーの予約でも
Pontaポイントは旅行時のホテルやレンタカーの予約にも利用が可能です。
「じゃらんnet」は、宿・ホテル・レンタカー・レジャーなどの予約ができるリクルートグループのWebサイトです。予約時は、貯まったポイントを「100ポイント=100円」として支払いに充当できます。
さらに、予約金額に応じて「Pontaポイント1%+じゃらん限定ポイント1%」が貯まるため、次の旅でもお得に予約ができるでしょう。限定ポイントの有効期限は「加算月の1年後の月末まで」です。
また、インドネシアにある一部のホテル・スーパー・百貨店・レストランでもPontaポイントが使えます。大きな金額が動く海外旅行はポイント獲得のチャンスです。ホテル利用などでポイントをがっつり貯め、帰国後に日本で消費するのもありでしょう。
美容もグルメもポイント利用でお得
「Pontaが使えるお店」の中でも、提携店が充実しているのが「グルメ・飲食」です。ココスやケンタッキーフライドチキンなど、全国展開している有名店舗が名を連ねます。 ほとんどの飲食店では、200円(税込)の利用ごとに1ポイントが貯まり、1ポイント=1円として利用ができます。
また、リクルートが運営する予約サイト「ホットペッパーグルメ」や「ホットペッパービューティー」でも、ポイントが使えます。
サイトで利用する場合は「リクルートID」の入力が必要なため、先に取得しておきましょう。リクルートID は、会員サイト「Ponta Web」にログインする際にも使用します。
人気食材宅配サービスOisixでも使える
リクルートID を取得している場合、食材宅配サービスの「Oisix(オイシックス)」でもPontaポイントが利用できます。
有名シェフや料理研究家とコラボした「レシピ+食材」の定期コースが好評で、「毎日の献立を考えずに済む」「買い物の手間が省ける」と、幅広い世代に人気があります。
アプリでサクッと注文ができるため、1人暮らしの社会人にもぴったりでしょう。 Oisixでは、100ポイント=100円としてPontaポイントが利用できますが、送料や各種手数料は利用対象に含まれません。
マイルへの交換やポイントチャージもあり
使い道が既に決まっている人や身近にPontaポイントの提携店が少ない場合は、航空会社のマイルに交換する手もあります。
auユーザーは「au PAY」にポイントをチャージして、店舗での支払いに使うのもよいでしょう。
旅行好きなら JALマイル交換がおすすめ
Pontaポイントは、「2ポイント→1マイル」の比率で「JALマイル」に交換が可能です。マイルは特典航空券の購入や座席のグレードアップ、ツアー代金の支払いなどに利用できるため、旅行が好きな人にはぴったりでしょう。
近年は、フライト利用をせずに買い物やオンラインショッピングなどでマイルを貯める「陸マイラー」が増えています。
普段のショッピングでPontaポイントをコツコツ貯め、JALマイルに交換して無料で空の旅を楽しむという方法もよいでしょう。
Pontaポイントの有効期限は1年間ですが、JALマイルに交換すれば期限が実質3年間にまで延長されます。なお、マイル交換をするには「JMB×Ponta会員」への登録が必要です。
JMB×Ponta会員について|共通ポイント Ponta [ポンタ]
auユーザーはau PAYへのチャージでさらにポイントがたまる
auが提供するスマホ決済アプリ「au PAY」の利用者は、貯まったPontaポイントを「1ポイント=1円」としてチャージができます。
さらに、アプリを使って支払いをした場合、200円(税込)につき1ポイントのPontaポイントが還元されるため、利用頻度が多ければ多いほどお得です。
ポイントチャージは無料で、「au PAY アプリ」または「au PAY サイト(au回線利用者のみ)」から簡単に操作が行えます。
auのサービス以外でポイントを使う場合は、事前に「au ID」と「Ponta会員ID」の連携を済ませましょう。連携後は、Ponta提携社でもポイントを貯めたり使ったりすることができるようになります。
・アプリ名:au PAY(旧 au WALLET)
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
電気料金の支払いに充てられるポイントも
Pontaポイントは、一部の電力会社が提供するポイントへの交換が可能です。ポイント交換後は、各社の電気料金の支払いに充てられるため、生活費の節約につながるでしょう。交換は100ポイント単位で、申込みから最大翌々月後に交換が完了します。
・中部電力ミライズの「カテエネポイント」:1Pontaポイント=1ポイント(=1円)
・CDエナジーダイレクトの「カテエネポイント」:1Pontaポイント=1ポイント(=1円)
ポイント交換をする前に、Ponta会員IDを取得した上で、中部電力ミライズ及びCDエナジーダイレクトが運営する家庭向けWeb会員サイト「カエテネ」の利用登録・契約情報登録を済ませましょう。
カテエネ | 中部電力ミライズが運営する家庭向けWEB会員サービス
まとめ
Pontaポイントは特定の店舗以外でも使える「共通ポイント」で、飲食店はもちろん、旅行の予約やオンラインショッピングなど、生活のあらゆる場面で使えるのが特徴です。
ローソンでは、お試し引換券とPontaポイントを併用すると、ほぼ現金を使わずに商品が手に入ります。他社ポイントに交換し、使える店舗の幅を広げるのもよいでしょう。Pontaポイントを賢く活用すれば、家計の節約にもつながります。
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