ドットマガジン by ドットマネー

LINE Payの使い方をイチから紹介。便利な機能を使いこなそう

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2021.08.02
by ドットマネー編集部

LINE Payとは

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その名のとおり、大手無料通話・トークアプリ会社の「LINE」が提供するキャッシュレスサービスがLINE Payです。

他社サービスに負けないくらいのさまざまな特典が用意されており、多くのメリットを得られるでしょう。

ポイントを気軽に使えて特典も豊富

LINE Payは、LINEサービスで貯まるLINEポイントを気軽に使える決済サービスです。これまで「LINEショッピング」や「LINEデリマ」などで貯めたポイントは、LINEサービス内のコンテンツ購入に充てることが主流でした。

 LINE Payができたことにより、ポイントを「電子マネー」として支払いにも利用できるようになっています。加盟店であれば、コンビニエンスストアや飲食店などのさまざまなジャンルのお店で使用可能です。 

さらに、2020年5月には、ポイント制度が「LINEポイントクラブ」に一新されています。新たに設定された「マイランク制度」をもとに、特典が配布される仕組みです。

カード発行でJCB加盟店でも利用できる

LINE Payではスマホで決済するオンライン専用の「バーチャルカード」タイプに加え、プラスチック製の「LINE Pay カード」発行できます。 カードを発行すると、国内外で約3000万店ある「JCB加盟店」で利用できるようになるのが特徴です。

バーチャルカードはオンライン上、プラスチックカードは実店舗の加盟店で使用できます。ただし、本人確認前の「LINE Cash アカウント」は、海外店舗では使用できません。 

発行は、LINE Payの「設定」から「LINE Pay カード」のアンコンを選択するだけです。申請後1~2週間ほどで、カードが届きます。 カード番号を「LINE Pay カード」の「プラスチックカード」へ入力すれば、利用開始手続きが完了です。プリペイド式のため、チャージして使いましょう。街中のお店だけでなく、ネットショップでも利用できます。

使うための準備

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LINE Payを使用するためには、LINEアプリをインストールして「LINE Payアカウント」を作成するだけです。LINEが使える状態になっていることを前提として、LINE Payを利用する際の事前準備を説明します。

アカウントの登録

LINE Payには「LINE Payアカウント」が必要です。アカウントの登録は、LINEアプリから実施しましょう。

まず、LINEアプリの「ウォレット」タブから「LINE Pay」を選択します。ガイダンスを読んで「はじめる」をタップしましょう。 最後に利用規約等を確認し、問題がなければ「同意」にチェックします。

電話番号を入力して「新規登録」を押せば、登録完了です。 なお、LINEに電話番号を登録していないアカウントでLINE Payアカウントは作成できない点に気をつけましょう。ちなみに、LINEアプリには「Android版」と「iOS版」がありますが、登録手順は変わりません。

・アプリ名:LINE
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

パスワード設定と本人確認

続いて、LINE Payアカウントのパスワード設定をします。決済やチャージ、出勤や送金を実施するうえで、必ず入力する必要のあるものです。 

アカウント登録が完了したら、LINE Pay画面上部に「Payパスワードを設定せずに機種変更するとご利用中のPayアカウントが利用できなくなります」とアナウンスが表示されます。 文章をタップすると設定画面が開くため、任意の6桁の数字を設定すればパスワードの登録が完了です。

パスワード設定はセキュリティ上欠かせないものですが、あわせて「本人確認」をすることをおすすめします。 任意の設定ですが、済ませることで登録時の「LINE Cash」から「LINE Money」へアカウントが変更される仕組みです。銀行チャージや送金・出金も可能になるなど、利便性がアップします。

チャージ手段は現金や口座で手軽に

LINE Payのチャージ方法には「現金をそのままチャージする方法」や「銀行口座から入金する方法」などがあり、いつでも簡単にできます。 

現金による入金は、セブン銀行ATMやコンビニ設置の端末から自分で行えます。また、対応店のレジでは、QRコード・バーコードを提示したりプラスチックカードをリーダーにスライドさせて読み込ませたりしてから、希望金額を手渡す方法も可能です。

 事前に銀行口座を登録しておくと、口座からもチャージができるようになります。口座を登録すれば、同時に本人確認も完了するため一石二鳥です。「オートチャージ設定」をすることもできます。

決済の方法

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LINE Payでの決済にはいくつか方法がありますが、どれも手軽にできるものばかりです。利用シーンに合わせて、うまく使いこなしましょう。

コンビニなど店頭での使い方

コンビニエンスストアなどのレジで利用する方法は簡単です。コードを提示して読み取ってもらうか、店頭にあるコードをスマホで読み取れば決済できます。 

コードの表示はLINEアプリの「ウォレット」上部にあるQRコードのアイコンをタップしましょう。設定した6桁のパスワードを入力すると、QRコードとバーコードが表示されます。 スマホがAndroid端末で「おサイフケータイ機能」が付いていれば、読み取り機にスマホをかざすだけでサッと会計を済むでしょう。

LINE Pay加盟店だけでなく、QUICPay加盟店で活用できるメリットもあります。 「QUICPay」での支払いは「Google Pay」アプリへ無料発行したLINE Payの「バーチャルカード」を登録するだけです。メインカードとして設定すれば、画面のロックを外してかざすだけでLINE Payが選択されます。

ウェブサイトでの使い方

LINEアプリ内での買い物はもちろんのこと、加盟しているネットショップでもLINE Payは利用できます。購入手続き時に「LINE Payによる決済」を選択するだけです。 

基本は「チャージ残高」からの支払いですが、店舗によってはLINE Payに登録した「クレジットカード」も選べます。残高が不足している場合は、その場で口座など店舗側の設定した方法でチャージすることも可能です。 

パスワードさえ入力すれば、クレジットカード番号などの情報を入力する必要はありません。支払時の決済手数料も無料です。支払い回数は「1回払いのみ」となっています。

店頭でもネットでもクーポンが使える

LINE Payには「マイクーポン」と呼ばれるものがあります。「LINEクーポン」とは別ものであり、あくまでもLINE Pay支払時のみに利用できるクーポンです。

よって、クーポンの差し引いた残高を現金で支払うことはできません。 使用するお店やサービスによって、割引額が異なります。なかには対象商品が50%オフになるなど、現金で支払うよりもかなりお得なケースもあるでしょう。 

クーポンは、各店舗の「公式アカウント」から不定期で送られてきます。よく行く店舗のアカウントと、LINE友だちになっておくとよいでしょう。店舗によっては、店内掲示のQRコードを読み取ることで獲得できる場合もあります。 

なお、クーポンが届いているかどうかは、LINE Payの「マイクーポン」から簡単に確認可能です。クーポンには、支払い方法条件や利用可能期間なども表示されています。

決済以外の機能やポイントについて知ろう

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LINE Payにはお得なサービスや機能が付いているなど、魅力が満載です。特徴やメリットをいくつか紹介します。

送金依頼や割り勘が簡単にできる

飲み会やイベントなどでLINE友だちからお金を集めるとき、とても便利な機能が「送金依頼」です。集金したい相手と金額、メッセージを入力すれば、トーク形式で集金依頼を送信できます。 

LINEキャラクターの載ったポップな画像を添えて送信するため、口頭で言うよりもソフトな頼み方になるでしょう。届いた送金依頼はタップするとそのまま送金でき、支払いも簡単です。 

ほかにも「割り勘機能」は、集金者が合計金額を入力すると選択した参加メンバーのトーク画面に1人あたりの金額を請求できます。複数人の食事会や飲み会で集金する際に役立つでしょう。

LINEポイントクラブの概要と特典

LINEポイントクラブの開始によって、もともとあった「メンバーシッププログラム」のランク制度が大きく変わりました。

新制度では「過去6カ月間に獲得したLINEポイント数」に応じて、ランク付けする仕組みです。 下から、レギュラー(0~99ポイント)・シルバー(100~499ポイント)・ゴールド(500~ポイント)・プラチナ(5000ポイント~)の4種類となっています。ランク分けは、毎月1日の10時に更新される仕様です。 

上位に行くほど、特典の量や内容が豪華になります。LINE Payにおいては、支払い時に使える「特典クーポン」や特定のカードのみが利用できる「チャージ&ペイ」機能の還元率アップが期待できるでしょう。 特典クーポンの内容は毎月変わるため、LINEポイントクラブの公式サイトから詳細をチェックするのがおすすめです。

Visa LINE Payクレジットカードでより便利に

VisaクレジットカードとLINE Payが融合したカードが「Visa LINE Payクレジットカード」です。国内外のVisa加盟店でタッチ決済が利用できます。 

「NTTドコモ」が提供する「iD」のタッチ決済機能も備えており、支払いもスムーズになるでしょう。初年度の年会費は無料で、2年目以降は1375円(税抜)です。ただ、年1回カードを使用すれば支払わなくて済むため、実質年会費は不要といえるでしょう。 このカードの最大の特徴は「チャージ&ペイ」機能が利用できることです。

使用すると事前入金は不要になり、後日クレジットカードで引き落とされます。チャージや支払いの利用額に応じてLINEポイントが還元されるのも、LINE Payでは機能利用時のみです。 LINEポイントクラブの会員ランクに基づいて、1~3%が還元されます。ただし、2021年4月30日までは、どのランクでも支払った金額の3%が還元されるキャンペーン中です。 

Visa LINE Payクレジットカード|クレジットカードの三井住友VISAカード

まとめ

LINE Payは、国内外の広い範囲で利用できるキャッシュレスサービスです。チャージや使用方法も簡単ですが、送金機能や集金依頼機能が付いているなど、ほかのサービスとは変わった特徴があります。 

LINEポイントクラブの仕組みによって、チャージ&ペイ機能利用時の還元率が上がったり、特典として多くのクーポンがもらえたりするなど、さまざまな面で優遇されるでしょう。 LINEアカウントをすでに持っているのであれば、一度活用してみてはいかがでしょうか?

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