ドットマガジン by ドットマネー

LINE Payアプリって何?アプリでできることと設定方法を紹介

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2021.12.18
by ドットマネー編集部

LINE PayとLINE Payアプリ

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LINEでは「LINE Pay(LINEアプリ)」と「LINE Payアプリ」の2種類の決済サービスを提供しています。アプリから決済ができる点では同じですが、仕様や使い方などに違いあるため確認しましょう。

LINEの決済サービスがLINE Pay

「LINE Pay」は、コミュニケーションアプリ「LINE」の中に搭載された決済サービスです。LINEアカウントを持っている人であれば基本的に誰でも登録できます。

 登録費・年会費も一切かからないため、気軽に始められるでしょう。LINEアカウントをすでに使っている人は、ほかのアプリをダウンロードする必要もありません。

LINEを起動し「ウォレット」の上部にある「LINE Pay」のロゴをタップするだけで、メニュー画面に飛べるようになっています。

店舗でコード支払いをする際は、メニューから「ウォレット」→「コード払い」または「コード(コードリーダー)」をタップすればOKです。

 アプリ内で「本人確認」を行うと、LINE Pay残高による「決済」やLINE友だちへの「送金」、残高の「出金」など全機能ができるようになる点も押さえておきましょう。

 LINE Pay残高を出金する場合は手数料が220円かかりますが、LINE Payでの決済・チャージ・送金はすべて無料です。

・アプリ名:LINE
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

決済機能に特化したLINE Payアプリ

キャッシュレス化でLINE Payの利用者が増加する中「コード支払いをもっとラクにしたい」というユーザーの声も増加していました。

ニーズに応えようと2019年4月に誕生したのが、実店舗での決済機能に特化した「LINE Payアプリ」です。LINEから「LINE Pay」の機能を独立させ、決済のしやすさを追求した「決済専用アプリ」といってもよいでしょう。

LINE Payアプリでは、主にコード支払い・支払い履歴の確認・クーポンの利用・店舗の検索などが行えるほか、チャージや出金、送金も可です。

コード支払いの金額が30万円未満であれば、決済時の「パスワード認証」が省略もできるため、会計がよりスピーディになります。

・アプリ名:LINE Pay - 割引クーポンがお得なスマホ決済アプリ
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専用アプリはよりスムーズに

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LINE Payアプリ(専用アプリ)には、決済がよりスムーズにできるような工夫がちりばめられています。支払い履歴が簡素化され、シンプルで見やすくなっている点にも注目です。

わかりやすいコード支払い画面

お店での「コード支払い」には「顧客が提示したコードを店舗が読み取る方法」と「店舗が提示したコードを顧客が読み取る方法」があります。

LINE Payで「コード支払い」をする場合、従来のLINEアプリの場合は「ウォレット」を開き、さらに店舗での決済方法に合わせて「バーコード」または「QRコードリーダー」を選択する必要がありました。

専用アプリは、アプリを立ち上げると「バーコード」「QRコード」「コードリーダー」が一つの画面に表示されます。画面を切り替える必要がなく、支払いが瞬時にできるのがメリットです。

同画面では「LINE Pay残高」「ポイント数」「クーポン数」が並んで表示され、自分のおサイフの中がひと目でわかります。

履歴の表示が簡単に

LINE Payで履歴を確認する場合、LINEを起動し「ウォレットタブ」→LINE Payメニュー→右上の「設定」にある「支払履歴」と進みますが、専用アプリは「右下のメニューボタン」から「お支払い履歴」をタップするだけで決済履歴が表示されます。

これまでのLINE Payと同じく「期間を絞っての検索」も可能なため、お金の流れがしっかりと把握できるでしょう。専用アプリでは、決済時に「LINE Pay!」という音が鳴ります。

LINEマイカードの登録が可能

「LINEマイカード」とは、さまざまな店舗のポイントカードや会員証を1カ所にまとめて管理できる機能です。

店舗で該当カードを選択して提示すると、通常のポイントカードと同じように各店舗のポイントが貯まります。LINEアプリからのLINE Payメニューと同様に、専用アプリでもLINEマイカードの登録が可能です。

「ウォレット」の「MY CARD」から「カードをさがす」に進み、登録したいポイントカードの横の「+」をタップして登録しましょう。

代表的なカードには「Tカード」「Pontaカード」などの共通ポイントカードのほか、「ケンタッキーフライドチキン」「無印良品」「スターバックスカード」「ロフト」などのポイントカードがあります。

専用アプリの機能はほかにも

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専用アプリは決済機能がメインですが、検索や送金などの便利な機能が搭載されています。主要な機能と使い方の手順を確認しましょう。

クーポンの確認や利用

LINE Payでは、LINEサービス全般で使える「LINEクーポン」と、LINE Payアカウントを持っている人限定の「LINE Pay特典クーポン」の2種類が利用できます。

LINE Pay特典クーポンは、LINE Pay決済時に提示(選択・利用)して使えるものです。コード支払い画面にある「クーポンを使う」を選択すると、専用画面に移動します。

期限内であれば気に入ったクーポンをあらかじめダウンロードしておき、自分の好きなタイミングで使うこともできます。ダウンロード済みのものは「マイクーポン」の項目に一覧表示されるため、使い損ねる心配は少ないでしょう。

LINEクーポンは、ウォレット画面下の「LINEクーポン」から希望のお店のロゴをタップするだけです。候補の中にない場合は、「もっと見る」を押すと、フリーワード検索ができるページへ移動します。

加盟店の地図検索

「LINE Payが使える店を知りたい」というLINE Payユーザーの要望により、専用アプリには「加盟店の地図検索機能」が加わりました。

位置情報の取得を許可している場合、アプリのマップ上に「現在地周辺にあるLINE Pay加盟店」表示されます。出張や旅行で見知らぬ土地を訪れたときも、地図検索機能があれば容易に加盟店が探せるでしょう。

LINE Payメニューの下方にある「使える店」から、キーワードや店舗名を入力して検索したり、還元や割引のあるお店のみにフィルターをかけたりとさまざまな検索方法が試せます。

ちなみに、位置検索機能の方では、アイコンをタッチすると出てくる店舗詳細のページで「ポイント還元制度対象(対象外店舗あり)」のようにお得な情報がわかります。

チャージや出金

専用アプリでも「残高チャージ」や「出金」が可能です。チャージは、コード支払い画面の「チャージ」をタップします。「チャージ方法」を選択後、画面の案内に従いチャージしましょう。

銀行口座・セブン銀行ATM・QRコード/バーコード・LINE Payカード・Famiポートなど、複数の方法から選択できます。

残高の出金は、コード支払い画面の右下にある「メニューボタン(三点リーダー)」を開き、LINE Payメニュー右上の「設定」ボタン→「出金」の順番でタップしましょう。

 出金方法は、銀行口座・セブン銀行ATMの2種類です。ATMでは「表示したQRコードをスマホで読み取る方法」と「プラスチックのLINE Payカードを挿入する方法」があります。

銀行振り込みや送金

「銀行振り込み」とは、LINE Pay残高を相手の銀行口座に振り込む機能です。本人確認を済ませると利用できます

相手の口座番号がわかる場合は、LINE Payアプリの右下のメニューボタンから「送金」をタップし「口座に振り込み」の画面で「口座番号」や「送金金額」などを入力しましょう。

相手の口座がわからない場合は「口座に振り込み」の画面で「SMS・Eメール」をタップします。「口座名義」と「電話番号orメールアドレス」を入力すると、相手のSMSまたはメールに「振り込みのお知らせ」のリンクが送信される仕組みです。

相手が自分の銀行口座を入力することで、送金された現金が受け取れます。振り込み方法選択時に、口座ではなく「LINEに送金・送付」のボタンをタップすれば「LINE友だち」にリアルタイムで送金が可能です。

銀行振り込みは手数料が176円(税込)かかりますが、LINEでの送金は無料となります。なお、21年年末時点では、不正利用対策のためにLINE Payアプリからの送金は一時停止中です。

LINE Payアプリの使い方

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LINE Payアプリを初めて使う人は、スマホにアプリをインストールするところから始めましょう。LINE Payアカウントがそのまま引き継がれるため、ログインすればすぐに使えるようになります。

インストールとパスワードの登録

最初に、LINE Payアプリをインストールします。インストール後にアプリを立ち上げると操作説明の画面が表示されるため、スワイプで画面を切り替え「LINEログイン」をタップしましょう。

「権限を許可」の画面では「許可」を選択します。初回ログイン時は「パスワードの設定」が必要です。LINE Pay登録時に設定したパスワードを入力しましょう。

6桁で、LINEアプリのパスワードとは別物です。次回以降の認証方法では「Touch ID(指紋認証)」も選択ができます。

1日の支払い額が30万円未満の場合は決済時のパスワード認証も省けますが、セキュリティーを強固にしたい場合はコード決済画面の右上にある「設定」の「パスワード」から「ログイン・お支払い時のパスワード認証」をオンにしておきましょう。

チャージ&ペイ設定やPay残高のチャージ

「チャージ&ペイ」とは、当月分の代金を翌月にまとめて清算する後払い式のサービスです。コード支払い・請求書支払い・オンライン支払いと、広く対応しています。

LINEが発行する「Visa LINE Payクレジットカード」か「三井住友カード(Visaブランド限定)」を LINE Payアカウントに登録すれば、銀行口座やコンビニATMなどから残高に都度チャージする必要がなくなるでしょう。

「設定」の「お支払方法」の画面から、簡単に設定できます。「チャージ&ペイ」の「登録」をタップして、Visa LINE Payクレジットカード情報を登録しましょう。

チャージ&ペイではなく、残高にチャージして支払いをしたい場合は「お支払方法」の画面で「LINE Pay残高」→「チャージ」で切り替えることも可能です。

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まとめ

専用アプリにはLINEの主要機能である「SNS機能」がなく、決済画面がすぐに立ち上がるのが特徴です。30万円未満であればパスコード認証が不要なため、慌ただしい朝のコンビニでもササッと会計が済むでしょう。

加盟店の地図検索が新たに追加され、土地勘のない場所でもLINE Payの加盟店が即座に探せるのも便利です。決済に特化した専用アプリと、LINE友だちとのさまざまなコミュニケーションがとれるLINEアプリを上手に使い分けましょう。

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