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ANAマイルで国際線に乗ろう。特典航空券のメリットや詳細を紹介

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2022.01.12
by ドットマネー編集部

ANAマイルで国際線に乗ろう

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有償ではなく、貯めたマイルで交換する航空券を「特典航空券」と呼びます。国際線の特典航空券は1マイルあたりの価値が10円以上になることもあり、マイルのお得な使い方の一つといえます。ANAでは「提携航空会社」のフライトの予約も可能です。

ANAの国際線特典航空券

ANAマイルで予約ができるのは「ANAグループ便」です。具体的には「ANA」「エアージャパン」の二つで、「エアージャパン運航便とANA運航便の混在」や「ANA便名でエアージャパンが運航するコードシェア便」も利用ができます。 

国内線はANA便名で他社が運航するコードシェア便も特典航空券の対象ですが、国際線の場合は対象外です。 

国際線から国内線の乗り継ぎに関しては「ANA便のみ」が利用できます。ANAとコードシェア便で運航することが多い「IBEXエアラインズ」は使えない点に注意しましょう。

提携航空会社の特典航空券

ANAの提携航空会社とは、「スターアライアンスに加盟する航空会社」と「2社間で提携をしている航空会社」の二つを指します。

「スターアライアンス」は26の航空会社が加盟する世界最大の航空連合で、「エアカナダ」「中国国際航空」「ユナイテッド航空」「ニュージーランド航空」などがメンバーです。

スターアライアンス加盟航空会社の運航便であれば、各航空会社の便の組み合わせも可能
です。ANAのマイルで、ANAがカバーしていないエリアにも行けるのが強みでしょう。

「2社間での提携航空会社」は「エアドロミティ」「マカオ航空」「フィリピン航空」など計12社です。ANAマイルは、単一の提携航空会社運航便でのみ利用ができます。

特典航空券への交換マイル数は?

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国際線特典航空券は、往復のみ予約が可能です。行先が決まったら「シーズン・必要マイルチャート」で必要なマイル数を確認しましょう。マイル数から行先を決めることもできます。

必要マイル数はシーズンや行先などで変わる

航空券の交換に必要なマイル数は「シーズン」「Zone区分」「搭乗クラス」によって左右されるのが特徴です。

シーズンは「ローシーズン(L)」・「レギュラーシーズン(R)」、「ハイシーズン(H)」の三つで、繁忙期のハイシーズンになるほど必要マイル数は上昇します。 

Zone区分とは「出発地と目的地」を指します。Zone1~10に区分され、韓国やロシア1はZone2、アジアはZone3〜4、北米がZone6、欧州がZone7といったように、おおむね数字が大きくなるほど距離が長くなる傾向があります(一部対象外あり)。

搭乗クラスとは、エコノミー・ビジネス・ファーストなどの「予約クラス」のことです。

ANAの必要最低マイル数

ANA国際線特典航空券の必要最低マイル数は往復1万2000マイル~で、片道での予約はできません

幼児・小児が座席を利用する際は、「幼児運賃航空券」の購入か「大人の航空券購入に必要なマイルの10%」が必要です。

1万2000マイルに相当するのは、Lシーズン・エコノミークラスの「ソウル」や「ウラジオストク」です。2万マイルあれば、Zone3の「北京」「台北」「マニラ」などにもRシーズンで行けるようになります。

搭乗のクラスが往路と復路で異なる「クラス混在」のケースでは、「各クラスの必要マイル数の2分の1」を往復それぞれに適用する形となります。

提携航空会社の必要最低マイル数

提携航空会社の場合は、発着地の「ゾーン区分」及び「搭乗クラス」の二つによって必要マイル数が決まり、シーズンによる必要マイル数の変動はありません。 

必要マイル数は往復1万5000マイル~で、片道のみの利用ができない点に注意しましょう。

1万5000マイルで行けるのは、エコノミークラスの「韓国」や「ロシア沿海地方」です。2万マイルあれば「グアム」「台湾」「中国大陸」「フィリピン」などにも行けます。 

なお、旅程にANA便の利用を含んでも、提携航空会社の利用が1便でもある場合は「提携航空会社特典航空券の必要マイルチャート」が適用されます。

特典航空券の取り方は?

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国際線の人気路線は予約が可能になるとすぐに埋まってしまうことがあります。スムーズに予約ができるように手続きの手順を確認しておきましょう。変更やキャンセルも可能ですが、いくつかの条件があります。

予約はいつから可能?

ANA及び提携航空会社の国際線特典航空券は、「ANAウェブサイト」または「ANAマイレージクラブ・サービスセンター(電話)」で予約をする必要があります。 

予約期間は、旅程の復路搭乗日の355日前(出発日含まず)の午前9時(日本時間)から、第一区間出発の96時間前までが原則です。往復の同時予約が条件のため、往路のみを先に予約することはできません。

「シンセン航空」に限っては、サマーダイヤは1月最終日曜日、ウィンターダイヤは8月最終日曜日から「ダイヤごと」の予約となります。 

ANAウェブサイト以外の予約(日本から)では、1名・一連の航空券1件につき「発券手数料」が2200円かかります。国別の発券手数料額の詳細は、ANAのウェブサイトを確認しましょう。

予約が完了すると、メールアドレスに「eチケットお客さま控」が届きます。

特典航空券にも有効期限がある

特典航空券の有効期限は、旅行開始日から1年間です。また、発券した日から1年以内に旅行(往路・第一区間)を開始する必要があります。復路便・最終区間の利用は旅行開始から1年以内です。

旅行開始日から1年間というと十分な時間がありますが、世界中を飛び回る予定の人は期限を視野に入れ綿密な旅の計画を立てましょう。

例えば、2022年6月1日を旅行開始日とすると、復路(旅程内での最終区間)の出発日は23年6月1日までの間に設定することになります。

なお、有効期間内に「利用できない期間」が含まれているとしても、延長はできません

予約の変更やキャンセルはできる?

発券済みの特典航空券は「変更」や「キャンセル」も可能です。

ANA・提携航空会社のいずれも「航空券の有効期限内」であることが条件で、変更ができるのは「搭乗日」と「便」のみです。航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスは変更できません。 

受付期限はANAは「搭乗希望便出発の24時間前」、提携航空会社は「搭乗希望便出発の96時間前」です。「ANAウェブサイト」での手続きが原則ですが、サイトから変更ができない場合は電話で問い合わせましょう。

また、第一区間の予約便が出発する前であれば、すべての区間で未使用の場合に限り「払い戻し」も可能です。

悪天候など特別な理由以外の払い戻しは、「ANAマイレージクラブ・サービスセンター」に電話で申し込みましょう。1名につき3000マイルの「払戻手数料」を差し引いたマイルが戻ってきます。

特典航空券にはこんなメリットも

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海外旅行をする際、国内の空港移動にもチケット代を払っていませんか?国内の移動区間が無料になるなど、特典航空券には有償航空券にはないメリットがあります。

国内の移動区間は無料

例えば、成田空港からの国際線に搭乗する際、地方空港から成田空港まで飛行機で移動をせざるを得ないこともあるでしょう。ANAの国際特典航空券には「乗り換え」の国内の移動区間が含まれており、往路・復路とも各2回まで利用ができます。 

例えば、「札幌」から「成田」を経由して「上海」に行く場合、札幌から成田までの国内移動には、有償チケットを購入する必要がありません。

提携航空会社では、日本国内で往路・復路各2回、日本以外で往路・復路各2回まで乗り換えが可能です。

オープンジョー発券も可能

「オープンジョー」とは、同じ空港間の移動ではなく、往路と復路の発着地の片方または両方が異なる航空券を指します。 

例えば、往路が「東京→ソウル」で、復路が「ソウル→福岡」といったパターンです。往路が「東京→パリ」で、復路が「ロンドン→大阪」というケースもあるでしょう。 

ANAおよび提携航空会社では、オープンジョーでの予約が可能です。ただし、「出発空港」と「最終目的地空港」が「同一国内」である場合に限ります。一部、ANAの基準で同国・別国の扱いになる地域もあるため、公式サイトを確認しましょう。

まとめ

ANAのマイルは、ANAと提携航空会社の特典航空券に交換が可能です。スターアライアンスに加盟する航空会社は20以上あるため、ANAのマイルで世界中のあらゆる場所に旅ができるでしょう。 

必要マイル数はシーズンや行先ごとに変わりますが、最低1万2000マイルあれば海外旅行に出発できます。

大きな目標を定めるのもよし、必要マイル数から行先を決めるのもよし、特典航空券を有効に使いましょう。

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