ドットマガジン by ドットマネー

Tポイントは電子マネー利用でも貯まる。Tポイントの使い道は?

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2021.12.13
by ドットマネー編集部

電子マネー利用でも貯まるTポイント

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「Tポイント」は、全国のTポイント提携先やオンラインショップで幅広く利用できる「共通ポイント」です。

提携先でプラスチックタイプのTカードを提示すると、利用金額に応じたTポイントが還元されます。現金だけでなく、電子マネーも積算対象です。

Tマネーは500円につき1ポイント

「Tマネー」は、Tカードに現金をチャージして使える電子マネーです。利用できる加盟店は全国に約2万3000店あり、代表的な店舗には「ファミリーマート」「ウエルシア」「吉野家」などがあげられます。 対応カードはTポイントカードをはじめ、クレジット機能付きカードでも使えます。

ただし、裏面にTマネーについて記載のあるもののみで、Visaは記載があったとしても全カード共通で使えません。 Tカードを提示し、Tマネーで決済した場合「提携先利用のTポイント」のほか「Tマネー支払いによるTポイント」が貯まります。

・提携先利用によるTポイント:提携先によって付与率が異なる
・Tマネーでの支払いによるTポイント:月間累計利用金額500円につき1ポイントを付与

Tマネー支払いの付与率は「0.2%」と、ほかの電子マネーやポイントの還元率に比べてやや低いのがデメリットです。

Tサイト[Tポイント/Tカード]

貯まったTポイントは電子マネー化できる

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貯まったTポイントは「1ポイント=Tマネー1円分」として、Tマネーにチャージが可能です。TポイントをTマネーにチャージするには、「Yahoo!JAPAN ID」の取得及び登録とTサイトでのチャージの手続きが必要です。

1ポイントからTマネーにチャージ可能

貯まったTポイントは、1ポイント以上・1ポイント単位でチャージできます。
TマネーからTポイントへの交換は行っておらず、チャージ後は返金ができません。チャージを行うには、Yahoo! JAPAN IDが必要です。

Tマネーにチャージできるのは通常ポイントとTマネーチャージ限定Tポイントです。チャージ上限は3万円分で、チャージ後の有効期限はTマネーの最終利用日から10年間となっています。

IDがない場合は、「Yahoo! JAPAN」のWebサイトでIDを取得しておきましょう。トップページにある「ID新規取得」をクリックし、画面の案内に従って手続きを行います。

 「Yahoo! JAPAN ID登録フォーム」から進めることも可能です。なお、申請には携帯番号の登録と、同番号のSMS認証が必須となっています。

Yahoo! JAPAN ID登録 - Yahoo! JAPAN

Tサイトにログインして手続き

まずは、Yahoo! JAPAN IDに「Tカード番号」を登録しましょう。Yahoo! JAPAN IDで、「Tサイト」にログインします。Tポイント利用手続きの画面でTカード番号(6桁または9桁)と個人情報を入力し、「同意して登録する」を押します。

登録後は「Yahoo! JAPAN IDに登録されているTカードのTポイント」→「Tマネー」へのチャージが可能になる仕組みです。

「Tサイトのマイページトップ画面で、「Tマネー」の項目にある「+チャージ設定」を押しましょう。「Tマネーチャージ」→「Tポイントからチャージ」と進むと、現在のTマネー残高とTマネーへチャージできるTポイント数が出てきます。

内訳として、通常ポイントとTマネーチャージ限定ポイントそれぞれの有効期限を見ることも可能です。「チャージするTポイント」に希望数を入力し、「チャージする」ボタンをタップします。

ログイン|Tサイト[Tポイント/Tカード]

他社電子マネーやポイントへの交換

Tポイントは、「他社の電子マネー」や「他社ポイント」「航空会社のマイル」などに交換できます。直接的に交換できない場合は、裏技を使いましょう。

Suicaチャージのサービスは終了

以前、Tポイントには「Suica特典」がありました。「Yahoo! JAPAN カードSuica」を利用する場合に限り、貯まったTポイントをSuicaにチャージ(入金)し、Suicaの電子マネーとして使えるサービスです。 

しかし、Yahoo! JAPANカードSuicaの新規発行が2015年3月末に終了したことに伴い、19年6月13日をもってTポイントチャージのサービスも終了しています。

 Tポイント→Suicaへのチャージは難しいのが現状ですが、ソフトバンクユーザーでiPhone利用者のみ「ソフトバンクカード」を利用して、間接的にTポイントを使うことが可能です。

・Tポイント→ソフトバンクカード:100ポイント→85円相当プリペイドバリュー(電子マネー)
・ソフトバンクカード→Apple Pay My Suica(記名式):1000円以上の選択肢から、ソフトバンクカード残高内でチャージ

なお、ソフトバンクカードの状態でTポイントを使う場合は、100ポイント単位でプリペイドバリュー(電子マネー)へチャージすればVisa加盟店で使えます。

Tポイントから交換できるのはANAマイル

Tポイントは電子マネーだけでなく、「ANAのマイル」にも交換が可能です。「ANAマイレージクラブ会員」であることが条件で、交換手続きの際は10桁の「お客さま番号」の入力が求められます。

 入力時は、くれぐれも番号を間違えないようにしましょう。番号の入力を間違えた場合、マイルが正しく付与されないばかりか、Tポイントも消失してしまいます。 

交換は500ポイント以上、500ポイント単位で「500ポイント→ 250マイル」の換算です。一度交換したマイルに関しては、再度ポイントに交換することはできません。TサイトにYahoo! JAPAN IDを入力し、手続きを進めましょう。

Tサイト[Tポイント/Tカード]

楽天ポイントにする裏ワザ

Tポイント→楽天ポイントへの直接的な交換はできませんが、「Yahoo!ショッピング」でギフト券を購入して間接的に交換する方法もあります。

「楽天ポイントギフトカード」を購入し、決済方法に「Tポイント全額払い」を選択しましょう。楽天ポイントギフトカードには、PIN番号が記載されています。

楽天のWebサイトで「受け取り手続き(PIN番号入力)」を行うと、「券面に記載された分の楽天ポイント」が受け取れる仕組みです。手続き前に「楽天会員のID」を取得しておきましょう。

なお、ショップ内で販売されている楽天ポイントギフトカードは、3000・5000・1万円の「金額固定タイプ」と1500~5万円まで希望する金額で購入できる「金額指定タイプ」があります。

Tポイントは電子マネーと併用できる?

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Tポイントと電子マネーが併用できれば、現金を持ち歩く必要がなくなるうえ、支払いがスムーズになります。実際のところ、併用ができるかどうかは店舗によって対応が異なるため、出かける前にチェックしておきましょう。

ファミリーマートは一部のみ、ヤマトは併用不可

「ファミリーマート」や「クロネコヤマト」はTポイントの加盟店ですが、ポイントとその他決済方法の併用には条件があります。

クロネコヤマトでは、Tポイントと併用できるのは「現金のみ」です。電子マネー及び「ヤマト運輸」のプリペイド型電子マネー「クロネコメンバー割」は、併用できない点に注意しましょう。

ファミリーマートの場合、「ファミマTカード(クレカ機能あり)」や「Tカード(クレカ機能なし)」と併用できるのは、現金・クレジットカード・プリペイドカード(一部例外あり)・電子マネー各種・ユニーファミリーマートグループ商品券・スマホ決済各種です。

電子マネーはTマネー・楽天Edy・WAON・交通系電子マネーで、スマホ決済はiD・QUICPay・PiTaPa・バーコード決済などが該当します。

なお、クレジット機能の有無にかかわらず、Tポイント機能のついたカード同士の併用はできません。

ウエルシアは1ポイント単位で利用可能

大手ドラッグストアチェーン「ウエルシア」では、TマネーとTポイントの併用が可能です。Tポイントが先に利用され、残り分をTマネーで支払う形になります。 

Tポイントを使う際は、支払い前に店員に伝えましょう。「1ポイント=1円」の換算で、1ポイント単位で利用できます。

 Tポイントでの支払い分については、Tポイントが付与されません。現金や電子マネーで支払った分には、100円(税抜)につき1ポインが貯まります。 

毎月20日は200ポイント以上の会計利用で、1.5倍の買い物ができる「お客様感謝デー」です。「200ポイント→300円分」「500ポイント→⇒750円分」になるため、提携店で地道にTポイントを貯めておき、ウエルシアでまとめ買いをするのもよいでしょう。

Yahoo!ショッピングはPayPay残高と併用できる店舗も

Yahoo!ショッピングの支払いでは、電子マネーの「PayPay残高」と「Tポイント払い」が併用できることもあります。「ストアポイント倍率」が設定されている場合は、さらなるポイントアップが見込めるでしょう。

支払い方法としてPayPay残高を使うと「支払い金額に対して0.5%のPayPayボーナス」が支払われ、Tポイントを使うと「商品本体価格(税込)に対して1%のTポイント」が付与されるのが原則です。

ただし、PayPay残高とTポイント払いのいずれか、または両方に対応していない店舗もある点に注意が必要です。

ショッピングカートで「このストアではお支払いにポイントが利用できません」と表示された商品には、Tポイントが使えません。

また、ギフト券・テレカ・切手・プリペイドカードなどの「一部カテゴリの商品」では、PayPay残高による支払いが対象外となっています。

街のお店で使えない期間固定ポイントに注意

Tポイントは、「通常ポイント」と「ストア限定ポイント(期間固定Tポイント)」に大別されます。通常ポイントは、Tマネーにチャージできるうえ、すべてのTポイント加盟店及び提携サービスでの支払いに使えます。

有効期限は、「最終利用日」より1年間です。貯める・使う・交換するなどで、ポイントを利用すると、残高の有効期限が更新されるのが特徴です。

一方、ストア限定Tポイントは、Tマネーへのチャージや他社ポイント(マイル)への交換ができません。ポイント付与の際に指定されている提携先でのみ利用できます。有効期限はポイントごとに異なるため、こまめな確認が必要です。

まとめ

Tポイントは、Tマネーなどの支払いでも貯まります。「提携店利用によるポイント」と「電子マネーでの支払いによるポイント」がWで獲得できるため、使えば使うほどお得です。 

貯まったポイントは他社ポイントやマイル、Tマネーなどさまざまなものに交換できますが、ストア限定Tポイントは利用できる範囲や用途が限定されます。 

通常ポイントはすべての提携店・サービスが対象であるものの、電子マネーとの併用ができないケースもあるため使用前に確認しておきましょう。

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