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ANAマイレージクラブで憧れのランクへ。ステイタス一覧とメリット

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2021.08.03
by ドットマネー編集部

ANAのステイタス獲得方法

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ANAのマイレージクラブには、一般会員のほかに「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の三つのステイタスがあります。 年間の搭乗実績によって翌年のステイタスが決まる「プレミアムメンバー」で、それぞれに応じた優待や特典が受けられるのが特徴です。

AMCへの入会が必要

ANAでステイタスを得るには、ANAのマイレージサービス「ANAマイレージクラブ(AMC)」に入会し、規定の「プレミアムポイント」を貯めるのが最初のステップです。 

AMCへの入会は無料で、登録時にカードタイプかデジタルカードタイプの「ANAマイレージクラブカード」を発行します。 10桁の「お客様番号」がカード面に記載されており、この番号を航空便の予約時などに入力することでマイルが積算される仕組みです。ANAマイレージクラブカードは会員証のようなもので、支払い機能はありません。 

フライトやショッピングでお得にマイルを貯めたい場合は、マイレージ機能付きのクレジットカードである「ANAカード」を申請するのがよいでしょう。プレミアムメンバーならではのボーナスマイルが付くカードもあります。

旅と日常をもっと豊かに | ANAマイレージクラブ

プレミアムポイント数で決まる

フライトを利用すると、「マイル」と「プレミアムポイント」が積算されます。マイルはお店で付与されるポイントのようなもので、特典航空券や旅行商品などに交換が可能です。 

一方、プレミアムポイントは「プレミアムメンバーの認定」を目的に付与され、マイルのように消費することはできません。 毎年1~12月に獲得したポイント数で翌年度の「ステイタス」が決まり、ステイタスごとのサービスが利用できる仕組みです。 プレミアムポイントは、搭乗で貯まる「フライトマイル」の計算式とは異なります。

・プレミアムポイント=「フライトマイル」×「路線倍率」+「搭乗ポイント」

フライトマイルは「区間基本マイル×運賃種別(予約クラス)の積算率」で算出されます。「路線倍率」は国内線が2倍、国際線が1~1.5倍です。「搭乗ポイント」は搭乗クラスや運賃によって進呈され、最大で400ポイントが積算されます。

ログイン後の画面で確認できる

積算されたプレミアムポイント数は、Webサイトの「会員専用ページ」で確認できます。通常のプレミアムポイントの積算日は、「フライトマイル積算日と同日」です。 

フライト利用後は、ポイントが間違いなく積算されているかをチェックしましょう。期間限定で積算される「特別倍率のプレミアムポイント」などは、ポイントの積算期間が通常と異なる場合があります。 

スマホ専用アプリ「ANAマイレージクラブ」を活用すると、ポイント数の確認や最新情報の収集がスムーズにできるでしょう。

・アプリ名:ANAマイレージクラブ
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

ランクアップのタイミングは?

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プレミアムステイタスは、ランクアップのタイミングが決まっています。ポイント数は1年ごとにリセットされるため、ランクアップの時期を把握しながらポイントを貯めましょう。 早めに基準を達成すれば事前サービスが受けられるため、早いに越したことはありません。

特典は翌年度4月から1年間

毎年1月~12月までに獲得したプレミアムポイントの数によって、翌年度のステイタスが決まります。新たなステイタスが適用されるのは「翌年度の4月~1年間」です。 注意したいのが、プレミアムポイントはマイルのように「翌年に繰り越せない」点です。1月1日にはリセットされてしまうため、計画性をもってフライトを利用する必要があります。 

2020年前半は、新型コロナの影響で航空会社の運休・減便が続き「ポイントが無駄になってしまう…」と不安になった人も多いでしょう。 

ANAではブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドの会員に限り、21年度も同じステイタスを適用する特例を発表しています。一部対象外のサービスもあるため、詳細はANAのWebサイトで確認しましょう。

2020年度プレミアムメンバーステイタス延長ならびにプレミアムメンバーサービスの一部有効期限延長について

条件達成時期により事前サービスあり

「12月末日」よりも前に、現在よりも高いステイタスのポイント数に達成した人は、翌年の4月になる前までの間次のステイタスが先取りできます。達成時のフライトの約2日後の「獲得したフライトマイルがWebやアプリの会員ページに反映された時点」が基準です。 

この「プレミアムメンバー事前サービス」は毎年4月中旬からスタートするため、1月~3月に条件を達成した人はサービス開始まで待たなければなりません。4月以降に達成した場合は、達成の2~3日後にサービスが開始されます。 

また、事前サービスでは、すべて特典がすぐに利用できるわけではありません。「国内線の先行予約」はサービス開始後から利用できますが、「優先チェックインカウンター」は「ステイタスカード」が手元に届くのを待つ必要があります。 「座席のアップグレード」は事前サービスの対象外です。

ブロンズステイタス

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年間のポイント数が3万ポイント(うちANAグループ運航便1万5000ポイント)に達すると、一般会員は「ブロンズステイタス」にランクアップします。

国内線特典航空券が取りやすくなる

ブロンズには、「国内線の先行予約」のサービスがあります。運航ダイヤごとに一斉に発売される「ANA VALUE PREMIUM 3」や「ANA SUPER VALUE PREMIUM 28」などの航空券が、一般会員よりも取りやすくなるのが特徴です。 

「国内線の特典航空券」やAMC会員向けの割引運賃「いっしょにマイル割」は人気が高いですが、こちらも一般会員よりも先に予約が開始されます。混み合う時期でも、お目当ての便が比較的スムーズに予約できるでしょう。 

予約はプレミアムメンバー専用サービスデスクの「ブロンドサービスデスク」のコミュニケーターが行うため、サービスや優待についての質問がしやすいのもメリットです。「国内線座席指定の優先」も享受でき、今までよりも快適な空の旅が実感できるでしょう。

ANA SKY コインへの交換がお得に

「ANA SKY コイン」は、航空券や旅行商品の購入に使える電子クーポンです。マイルをコインに交換する際、通常は「1マイル→1コイン」の等価交換ですが、ブロンズ以上にランクアップすると、1万マイル以上の交換倍率がアップします。 

たとえば、5万マイルは1.7倍の8万5000コインになり、マイルで使用するよりもずっとお得です。特典航空券にはマイルやプレミアムポイントは積算されませんが、ANA SKY コインで購入した航空券にはどちらも問題なく積算されます。 

ランクアップを目指すブロンズ会員は、マイルとの交換でANA SKY コインを大きく稼ぎ、さらにコインで航空券を購入してプレミアムポイントを獲得する裏技が使えるでしょう。

プラチナステイタス

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ブロンズ会員がプラチナステイタスになるには、年間ポイント数が5万ポイント(うちANAグループ運航便2万5000ポイント)必要です。プラチナ会員はブロンズのサービスに加え、さらに多くの特典が享受できます。

カード提示で各ラウンジを利用できる

プレミアムメンバーは、ランクアップ時に送付される「ステイタスカード」またはスマホの「デジタルカード」の提示で、「ANAの国内各空港のラウンジ」が利用できます。 主要空港にある「ANA LOUNGE」や成田空港の国内線「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋の「セントレア エアライン ラウンジ」などがあり、1人目の同行者も無料で入室が可能です。 

また、「プラチナ会員」は、ANAが所属する航空連合「スターアライアンス」の「ゴールドのステイタス」と同等の待遇が享受できます。 全世界に1000カ所以上ある「スターアライアンス加盟航空会社の空港ラウンジ」も利用でき、搭乗前後も快適に過ごせるでしょう。

優先チェックインで旅がスムーズに

搭乗の際は、プレミアム専用の優先チェックインカウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」が利用できます。プラチナ会員以上と「スーパーフライヤーズカード会員(SFC会員)」が利用できる専用カウンターです。 年末年始や大型連休などの混み合う時期でも、スムーズに手続きが完了するでしょう。

手荷物には「優先タグ」が付けられ、到着後は優先的に手荷物が受け取れるのもポイントです。 また、ANAグループ運航便やスター アライアンス加盟航空会社の搭乗時は、「無料手荷物許容量」がサイズアップするサービスもあります。国内線は+20kg、国際線は無料手荷物許容量+1個(~32kg)までの預かりが無料です。

国際線特典航空券が取りやすくなる

ブロンズ会員は国内線の予約をするのに有利ですが、プラチナ会員は国内線に加え「国際線特典航空券」が予約しやすくなるのが特徴です。 

具体的には、ANAグループ(ANA・エアージャパン)運航便の「国際線特典航空券」「国際線アップグレード特典」「空席待ち」の予約が、一般会員よりも優先されます。 なお、ANA国際線特典航空券の予約時は、搭乗クラスにかかわらず利用制限期間はありません。

ただし「国内便+外国便」と乗り継ぐ場合は、国内便の範囲は利用制限が適用される点に注意しましょう。 

プラチナ会員は、国際線航空券及び国際線特典航空券を電話予約した場合、通常1名・1件につきかかる手数料が免除されるのもメリットです。 航空券は「新規発券手数料(5500円)」または「交換発行手数料(2200円)」、特典航空券は新規発券手数料がかからずに済みます。

ダイヤモンドステイタス

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ダイヤモンドは、ステイタスの中の最高位です。プラチナ会員がダイヤモンド会員になるには、年間ポイント数が10万ポイント(うちANAグループ運航便5万ポイント)に達する必要があります。

フライトボーナスマイル積算率が120%以上に

プレミアムメンバーは、特定の運転手別・予約クラスの対象便の利用時に、フライトマイルに加えて都度「ボーナスマイル」が積算されます。 

積算率は、ステイタス・ステイタスの継続年数・保有するカードによって差が出るのが特徴です。ダイヤモンド会員は高ステイタスのため、ステイタス1年目から積算率は120%以上が期待できます。 

たとえば、「ANAカード」「スーパーフライヤーズカード(ゴールド・プレミアム)」の保有者でステイタス継続年数が1年目の場合、積算率は120%です。2年目以上になるとさらに10%アップし、積算率は130%にもなります。 

積算率アップの対象カードを持っていない人でも、ダイヤモンドステイタスであればステイタス1年目は115%、ステイタス継続2年以上は125%です。ダイヤモンド会員の期間中は有償航空券の予約でマイルを一気に稼ぎ、ステイタスの維持に努めましょう。

ANA SUITE LOUNGEが利用可能

ダイヤモンド会員はプレミアムメンバーで唯一、空港の「ANA SUITE LOUNGE」が利用できます。羽田空港や新千歳空港などにあるラウンジで、食事や飲み物を楽しみながら、出発前のひとときが過ごせるでしょう。 

デジタルカードまたはステイタスカードの提示で、本人と同行者1名が無料で利用可能です。羽田空港のラウンジはシックなインテリアで統一された空間で、ビジネスサポート設備や授乳室、シャワー室などが完備されています。 

ゆったりとした気分で過ごせるように意匠を凝らした共有スペース「THE PARK」にも注目です。天井や壁に植物で装飾を施し、座席間も広めにとられています。 室内型カウンター「ANA SUITE CHECK-IN」はラウンジに直結しており、スムーズにチェックインできるでしょう。

SFC会員になると魅力的な特典あり

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SFC会員とは、「スーパーフライヤーズカード(SFC)」を所持するAMC会員を指します。SFC会員になると、毎年プレミアムポイントを稼がずともプラチナステイタスと同等のサービス利用が維持できる点が人気です。

入会資格に達すれば申し込み可能

SFCは、ANAが発行する年会費有料のカードです。年会費1万1275円(税込)の「ANAスーパーフライヤーズカード(一般)」1万6500円(税込)の「ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード」など、さまざまな種類があります。 

入会資格は「プラチナ会員以上」または「ANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイルに到達した人」で、ブロンズ会員や一般会員は申し込みができません。 

ライフタイムマイルとは、総フライト距離の実績のことです。入会資格を得るには、少なくともプラチナステイタスの基準となる「年間5万ポイント」のプレミアムポイントが必要になります。 それでもSFCのサービス持続特典は魅力的で、短期間でフライト利用を繰り返す「マイル修行」をする人もいるほどです。

プラチナステイタス同等の特典が続く

多くの人がSFC会員を目指す理由は、「上級サービスをキープするため」でしょう。プレミアムメンバーのステイタスは1年ごとにリセットされるため、ステイタスを維持し続けるのが難しいのが実情です。 

いったんSFCカード会員になれば、カードを保有し続ける限り「プラチナ会員」とほぼ同等の特典が続きます。厳密には、フライトマイルの積算率などはプラチナ会員のほうが上ですが、毎年ポイントを稼ぎ続ける労力を考えると「SFCで十分」と思う人も少なくありません。 年会費1~3万円程度の支払いで、プレミアムなサービスが受け続けられるメリットは大きいでしょう。

SFCは「家族カード」も発行できます。SFCの一般カードの場合、年会費わずか5610円(税込)で、本会員の家族も一部を除きプラチナレベルの特典が享受できるのです。

まとめ

ANAの上級会員になると、一般会員にはないさまざまなサービスが受けられます。航空券の予約やチェックインなどが優先されるほか、上位ランクはフライトボーナスマイルの積算率がぐっと上がるなど空の旅が楽しみになる特典が満載です。 

ただし、ステイタスのキープは難しく、プレミアムポイントを貯め続けなければランク降格も免れません。お金や時間にあまり余裕がない人は、プラチナ会員からSFC会員を目指すのも一つの手でしょう。年会費を支払い続けている間は、上級サービスが受けられます。

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