ANAカードマイルプラスならお得に貯まる
ANAカードを使ってANAカードマイルプラス加盟店で支払いをすると、クレジットカード会社のポイントとは別にマイルが加算されます。航空券の購入はもちろん、陸マイラーがマイルを増やすためにも有効な方法です。
まずはANAカードマイルプラスのマイル積算や注意点、iDやQUICPayでの決済について見ていきましょう。
マイル積算と注意ポイント
ANAカードマイルプラスでは、100円または200円(税込)につき1マイルを積算するため、マイル積算率は1%または0.5%です。
マイル1%還元のクレジットカードで1万円の支払いをするなら、クレジットカード分の100マイルに100マイルまたは50マイルをプラスして、合計200マイルか150マイルが貯まります。
家族カード利用分も本会員分に集約でき、家族でお得に貯められるのも魅力です。しかし、マイルの自動積算までは1〜2カ月を要することに注意しましょう。
また、クレジットカード会社のポイントをマイルに移行する際には、所定の手続きが必要です。基本的には年度ごとに移行手数料がかかります。
iDなどが使えるマイルプラス対象の特約店も
一部の特約店では、iDやQUICPayでの決済も、ANAカードマイルプラスの対象です。iDやQUICPayを利用する場合、Apple PayやGoogle Payでの決済も対象となります。
ただし、決済カードとしてANA VISA/マスターカードやANA JCBカードを指定しておく必要があります。
対象の特約店はENEOS・セブン-イレブン・紳士服コナカ・SUIT SELECTなどです。QUICPay決済よりもiD決済のほうが対象特約店は多くなっています(2022年2月現在)。
なお、ANAアメリカン・エキスプレス・カードによるQUICPay、ANAアメリカン・エキスプレス・カードやANAダイナースカードによるApple Payでの支払いは対象外です。
ANAグループ利用でザクザク貯まる
特約店の中でも、ANAグループは特にマイル積算率が高くお得です。ANAウェブサイトなどでの航空券の購入や、総合お土産店ANA FESTAでの買い物について見ていきましょう。
ANAウェブサイトや案内センターでの航空券購入
ANAのウェブサイトや、ANAの国内線および国際線予約・案内センター、日本国内のANAカウンター(市内・空港)において、ANAカード決済で航空券を購入すると、100円(税込)につき1マイルが貯まります。クレジットカード会社のポイントも貯まるため、二重取りが可能です。
さらに、ANAプレミアムカードでの支払いなら100円(税込)につき2マイルと、還元率が2倍にアップします。なお、ANAプレミアムカードの中でも、CTBC JCB Eternity カードは対象外です。
旅行会社や海外のANA支店・空港カウンターで航空券を購入した場合は対象外となるため、注意しましょう。
お土産の購入はANA FESTAで
「ANA FESTA」は全国32のANA就航空港でギフトショップやフードショップを展開する、「旅からつながるしあわせ」 にフォーカスした総合お土産店です。
ANA FESTAでの買い物時にANAカードでクレジット決済すれば、カード会社のポイントに加え、200円(税込)につき1マイルが加算されます。
また、ANA FESTAは「ANA Payマイルプラス」の特約店でもあります。通常のANA Pay決済や、ANAカードからANA Payへのチャージで貯まるマイルとは別に、ANA Payでの支払い200円(税込)につき1マイルが獲得可能です。
さらに、「ANAマイレージクラブお客様番号(10桁)」を提示すると、利用金額100円(税抜)につき1マイルが加算されるため、非常にお得です。
乗らずに貯めるマイルプラスおすすめ特約店
特約店は幅広いジャンルを網羅していますが、ここではコンビニや百貨店など4ジャンルに厳選して紹介します。陸マイラーが利用したい特約店を見ていきましょう。
身近なコンビニやドラッグストア
セブン-イレブンやマツモトキヨシでの日常的な買い物でも、ANAカードで決済すればマイルの獲得が可能です。
クレジットカード会社のポイントに加え、セブン-イレブンでは200円(税込)につき1マイル、マツモトキヨシの実店舗では100円(税込)につき1マイルが貯まります。
マツキヨポイントとdポイントも組み合わせればポイントの4重取りも可能です。
高島屋などの百貨店でも貯まる
大丸・松坂屋・大丸福岡天神店・高島屋・阪急百貨店・阪神百貨店でも、ANAカードで決済すればANAカードマイルプラスによりマイルの獲得が可能です。
クレジットカード会社のポイント以外に200円(税込)につき1マイル、大丸福岡天神店は楽天Edy決済で200円(税込)につき2マイルが貯まります。
ANAマイレージモール経由の買い物でも、商品によってはANAカードマイルプラスの対象です。
家電購入はヤマダデンキ LABIで賢く貯める
ヤマダデンキ LABI・Dyson Demo 表参道でも、ANAカードで決済すればANAマイルの獲得が可能です。
クレジットカード会社のポイントだけでなく、ヤマダデンキ LABIでは200円(税込)につき1マイル、Dyson Demo 表参道では100円(税込)につき1マイルが貯まります。
なお、Dyson Demo 表参道は2022年3月15日で提携終了となり、マイル積算対象外になります。
家電は金額が大きいため一気にマイルが貯まりやすく、ヤマダデンキ LABIではヤマダポイントも獲得できてお得です。
家族や友人に贈る花束でもマイルが貯まる
インターネット花キューピット・日比谷花壇(hibiyakadan.com)でも、ANAカードで決済すればマイルの獲得が可能です。いずれもクレジットカード会社のポイントとは別に、100円(税込)につき1マイルが貯まります。
ANAマイレージモール経由で購入する場合は、インターネット花キューピットは200円(税抜)につき1マイル、日比谷花壇(hibiyakadan.com)では100円(税抜)につき1マイルが追加で獲得可能です。
まとめ
ANAカードマイルプラスを活用すれば、特約店での買い物でお得にマイルが貯まります。コンビニやドラッグストアから航空券の購入まで、さまざまな買い物で賢くマイルを貯めましょう。