Tマネーの使い方とメリット。Tポイントを上手に貯める方法も紹介

Tマネーとは

Tマネーを使うと加盟店でキャッシュレス決済ができるうえ、月額利用料金に応じたTポイントも獲得できます。

対応カードを持っていればチャージ以外の事前手続きは必要ありません。加盟店での支払いを現金払いからTマネー払いに切り替えるだけで、Tポイントの獲得手段が増えます。Tマネーの仕組みや対応カード・対応店舗を見ていきましょう。

手持ちのTカードにチャージして使う

「Tマネー」はTカードに事前チャージして使えるプリペイド型の電子マネーです。

加盟店でTマネー支払いをすると、カード提示で貯まるショッピングポイントと、月間の利用料金に応じた「Tマネー決済ポイント」がダブルで貯まります。

なお、多くのTカードでTマネーを利用できますが、下記に当てはまる一部のTカードはTマネーに対応していません。

・2014年6月1日以降発行の、裏面にTマネーの記載がないTカード
・VISA付きのクレジット・デビット一体型Tカード（裏面にTマネーの記載があっても非対応）

どこで使えるの？

Tマネーの対応店舗は全国の約2万3000店です。Tポイント加盟店のうち、一部の店舗で利用できます。

ファミリーマート・TSUTAYA・ウエルシアをはじめ、ハックドラッグ・カメラのキタムラ・吉野家などでも対応しており、対応店舗は拡大中です。

ただし、ウエルシア・TSUTAYA・ハックドラッグも一部の店舗は対象外で、商品によってはTマネーで支払えない場合もあります。

Tマネーを使うメリット

Tマネーを使うとTポイントをお得に貯められるうえ、加盟店での決済をスムーズに行えます。

また、Tマネーギフトカードの割引キャンペーンが開催中ならチャージでもお得です。Tマネーを使う三つのメリットを見ていきましょう。

Tポイントがお得に貯まる

加盟店でTマネー支払いをすると、カード提示による通常のショッピングポイントに加え、月間累計利用金額に応じた「Tマネー決済ポイント」が貯まります。

Tマネー決済ポイントは、月の累計利用金額500円（税込）ごとに1ポイントです。

例えば、ショッピングポイントが200円（税抜）につき1ポイントの店舗で2000円の買い物をすれば、カード提示分10ポイントとTマネー決済ポイント4ポイントで、合計14ポイントのTポイントが貯まります。

支払いを現金からTマネーに切り替えるだけで、月間のTポイント獲得量が500円（税込）につき1ポイント増えてお得です。

決済がスムーズ

手持ちの「ファミマTカード」やTカードにチャージするだけで、誰でも無料でTマネーを利用できます。

決済方法は、支払い時に「Tマネー支払いをする」と伝え、Tカードを提示するだけです。現金をやり取りする必要がなく、サッと決済ができるうえ、ポイントも追加で獲得できます。

なお、ファミリーマートでは現金・Tポイント・割引券・商品引換券を併用した支払いも可能です。現金の代わりとして使いやすく、残高を使い切りやすい点も魅力でしょう。

また、Tマネーは「iD」や「Mastercardコンタクトレス」などの非接触型決済にも対応しています。それぞれの対応店で利用でき、ポイントも加算対象です。「かざすだけ」のスムーズな決済が叶います。

利用を始めたいときは、Tポイントアプリから「利用開始手続き」を行いましょう。アプリ内の「（Payマーク）を設定する」から、Tカード認証ダイヤルへ電話をかけます。電話の音声に従いアプリ画面に会員情報を入力すれば完了です。

・アプリ名：Tポイントアプリ
・価格：無料
・App Store：ダウンロード
・Google Play：ダウンロード

Tマネーギフトカードの割引キャンペーン

Tマネーは「Tマネーギフトカード」でのチャージも可能ですが、Tマネーギフトカードの割引キャンペーンが開催されることもあります。

Tマネーギフトカードには金額自由設定型と定額型の2種類があり、設定できる範囲は3000〜3万円、定額型は3000円・5000円・1万円の3種類です。

金額自由設定型はファミリーマートやウエルシア、定額型はTSUTAYAで購入できます。定額型の10％割引キャンペーンであれば、現金2700円で3000円分、現金9000円で1万円分のTマネーが使えてお得です。

Tマネーの使い方

Tマネーは、対応するTカードにチャージするだけで利用開始できます。Tカードの発行やチャージ方法について見ていきましょう。

Tカードをつくる

Tマネーを利用するにはTマネー対応のTカードが必要です。まずはTSUTAYAやウエルシアなどの提携先店舗かインターネットで好みのカードを発行しましょう。Tポイントを利用するためにWEB登録が必要なカードもあります。

なお、Tカードは数百種類にのぼるほどバリエーションが豊富ですが、前述の通り、一部のTカードはTマネーに対応していません。VISA付きのクレジット・デビット一体型カードは避け、カード裏面にTマネーの記載があるかどうかを確認しましょう。

Tカードにチャージ

Tマネーはプリペイド型の電子マネーであるため、利用前にTカードへのチャージが必要です。チャージはファミリーマート・TSUTAYA・ウエルシアなど、多くのTマネー対応店舗の店頭レジで行えます。

店頭レジでTカードを渡し、チャージしたい金額を伝えれば、現金で簡単にチャージ可能です。チャージ金額には3万円の上限があり、1000円単位でチャージできます。

選べるチャージ方法

Tマネーは店頭レジでのチャージのほかに、インターネット経由でのチャージも可能です。WEBチャージでは、Tポイント・クレジットカード・Tマネーギフトカード・後払い式決済「paidy」からのチャージに対応しています。

Tサイトにログインすると、Yahoo! JAPAN IDに登録したTカードから、1ポイント＝1円としてチャージ可能です。

Tサイトでは「クレジットチャージ」に加え、クレジットカードを使ったオートチャージの設定もできます。使用できるカードはクレジット一体型のTカードのみです。

TマネーギフトカードはTSUTAYA・ファミリーマート・ウエルシアで購入でき、チャージはTサイトから行います。

また、「ENEOS太陽光買取サービス」での余剰電力の買取金額や、TSUTAYAでの買取金額をTマネーで受け取れることも覚えておきましょう。

Tマネーを使ってポイントを賢く貯める方法

TマネーはTポイントからチャージできるうえ、Tマネー支払いにより効率的にTポイントを貯められます。Tポイントを賢く貯める方法を見ていきましょう。

Tマネーチャージの日を利用

ウエルシアやTSUTAYAなどのTマネー対応店舗では「Tマネーチャージの日」を実施しています。

Tマネーチャージの日にチャージしてTマネー支払いをすれば、ショッピングポイント・Tマネー決済ポイント・チャージの日のポイントによるTポイントのトリプル獲得が可能です。


例えば、ウエルシアグループの薬局では、毎週土曜日の3000円チャージで30ポイント、毎月20日の3000円チャージで60ポイントが獲得できます。

TSUTAYAでは毎週土曜日がTマネーチャージの日です。こちらは1000円以上のチャージで5ポイントが貯まります。

まとめ

Tマネーを活用するとTポイントの獲得手段が増えるうえ、加盟店で便利なキャッシュレス決済ができます。Tマネーを駆使して、さまざまなシーンでTポイントを貯めて使いましょう。

なお、Yahoo!関連サービスの利用で付与されるTポイントは、22年4月から「PayPayボーナス」に変更されます。Tカード一体型ヤフーカードなどは今後Tマネーのオートチャージなどには使えなくなる可能性もあるため、公式サイトの情報をこまめにチェックしましょう。

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