簡単にプレゼントできるデジタル商品券
QUOカードPayは、「株式会社クオカード」が発行するデジタル商品券です。オンラインですぐに購入でき、相手の住所を知らなくてもメールで手軽に送れる点が評価されています。
ブランドキャラクターはコアラの「クオ」と「ペイ」で、従来の「QUOカード」とは異なるサービス体系を有しています。
ローソンやサンドラッグで使える
クオカード株式会社が発行している商品券にはデジタル版の「QUOカードPay」と「QUOカード」がありますが、それぞれ利用できる店舗が異なります。QUOカードPayが使えるのは、全国にある「QUOカードPay加盟店」です。
コンビニはローソングループで、「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」で利用できます。「サンドラッグ」などのドラッグストアや、「吉野家」「松屋」などのチェーン店でも利用が可能なため、使い道に困ることは少ないでしょう。
QUOカードPayに対応する大型書店も数多く、本が好きな知人へのギフトとしてもぴったりです。なかには、特定店舗のみで使える「加盟店専用QUOカードPay」もありますが、合算手続きを行えばQUOカードPay残高とひとまとめにすることもできます。
ただし、対応店であっても、各種乗車券・各種商品券・切手・ハガキ・公共料金などの一部の商品にはQUOカードPayが使えないことがあります。
オンラインストアで購入可能
初回購入時は、QUOカードPayのWebサイト上で「新規会員登録」を行います。QUOカード購入時に会員登録をしている人もQUOカードPayの手続きが必要です。
購入が可能なのは、日本に拠点を持ち受信可能なメールアドレスを有する人です。未成年は登録ができません。
購入方法は?
会員登録をしたらWebサイトの「注文する」をクリックし、「バリューコードの作成」を行いましょう。券面にオリジナルのデザインを使ったり、プレゼントであれば相手へのメッセージを書き込んだりすることも可能です。
支払い方法は「銀行振込」または「クレジットカード」のいずれかとなります。基本は支払い完了後、最短で当日に「マイページ」より「ギフト用バリューコード(URL)」を確認できるようになる流れです。
プレゼントする場合は、バリューコードをメールやSNSに添付して送りましょう。万が一購入者がURLをタップして開いても、アプリにカード情報を保存しない限りはアプリ内の残高と合算されることはありません。
QUOカードPayを受け取ったらどう使う?
相手から送られてきた「バリューコード(URL)」は、スマホのWebかアプリから利用できます。Webの場合は利用手続きが不要で、URLを開くだけでギフトカードとしてすぐに利用ができます。
複数のQUOカードPayをもらった場合は、「専用アプリ」を使いましょう。アカウント登録が必要ですが「QUOカードPay残高」として一つにまとめられるため、支払いがスムーズです。
受け取ったQUOカード ペイの使い方
メールでQUOカードPayをもらったら、スマホの画面でURLコードを開きWeb上で「QUOカードPayのページ」が表示されます。利用のための会員登録や個人情報の入力は不要です。
店舗で使用する際はページを表示し、店員にバーコード画面を読み取ってもらいます。ページをあらかじめブラウザの「ブックマーク」に登録しておけば、スムーズに支払いができるでしょう。スクリーンショットなどで保存したものは利用できません。
1回の支払いで利用できるバーコードは、「1コード」のみです。複数のQUOカードPayを保有しているときは、アプリで合算して使用できます。アプリを利用する場合は、アカウント登録(無料)が必要です。
アプリに登録してまとめると便利
「QUOカードPayのアプリ」をスマホにダウンロードすると、複数のQUOカードPayが合算される仕組みです。合算後は「加盟店専用→店舗指定なし」の優先順位で有効期限が近いものから自動的に使用されていきます。
期限が近づくと通知が届くため失効させてしまう心配がありません。まずは、アプリをダウンロードし、メールアドレスによる「アカウント登録」を済ませましょう。
登録後は、相手からもらったQUOカードPayのURLを開くと、ギフトカードのデザインと贈られた金額が表示されます。「アプリに保存」ボタンをタップすると、すでに所持している残高と合算可能です。使用時は「お支払い」をタップし、レジでコードを提示しましょう。
「保存済みカード」をタップすると、これまでに使用したQUOカードPayの一覧が表示されます。さまざまなカードデザインをコレクションできるのもアプリならではの魅力です。
・アプリ名:QUOカードPay(公式) - 気持ちが伝わるギフトアプリ
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
現金との併用もOK
「PayPay」や「楽天Pay」などのスマホ決済は現金との併用ができませんが、QUOカードPayは券売機や無人レジを除いて「現金との併用」が可能です。額面を下回る買い物では残高が0になるまで何度も使え、額面を超える買い物では現金で不足分が補えます。
QUOカードPayアプリで保有できる残高上限は「10万円」です。QUOカードPayアプリを開くと、「お支払い」ボタンの下に「ご利用可能額」が表示されます。
QUOカードとの違いと注意点
QUOカードとQUOカードPayは、利用できる店舗が異なります。有効期限や購入できる上限金額などにも違いがあるため、相手に贈るときはどちらのほうが使いやすいかを考えましょう。
クレカでの購入は1カ月税込5万円まで
QUOカードPayの支払い方法は、「銀行振込」または「クレジットカード」です。カード決済は1カ月あたり合計5万円が上限のため、5万円以上のカードを贈りたい場合は銀行振込を選択しましょう。
基本額面は数種類ありますが、「カスタマイズ額面」を選べば50円~10万円の間で自由に決められます。
QUOカードは、「オンライン」「FAX」「全国の販売店」「コンビニの店頭端末」などで購入ができます。店頭購入は「現金払い」が基本ですが、例外もあります。
ファミリーマートではクレジットカード機能付きの「ファミマTカード」が使えるほか、セブンイレブンでは電子マネー「nanaco」での購入が可能です。
オンラインの支払い方法は、「銀行振込」「代引き」「カード決済」となります。カード決済はオーダータイプの「レディメイドカード」と「ハッピーメイドカード」に限られる点を注意しましょう。
カードタイプの残高変換はできない
QUOカードPayはQUOカードPayアプリを活用すると、複数のQUOカードPayの残高が合算されます。しかし、QUOカードとQUOカードPayの残高を相互に移行することはできません。両者はそれぞれ独立したサービスで、利用できる店舗が異なるためです。
QUOカードの左下には0・5・10などの数字が印字されています。5は500円、10は1000円で、利用するごとにパンチの穴が0に近づいていきます。プリペイド式といっても「チャージ不可の使い切りタイプ」のため、0になればカードは使えません。
QUOカードPayもアプリによる複数枚合算はできるものの、1枚に銀行口座やクレカを紐づけてチャージして使い続けることはできないと覚えておきましょう。
有効期限は発行日から3年
QUOカードPayの有効期限は、「バリューコードの発行日から3年」が原則です。複数のバリューコードを合算した場合もバリューコードごとに有効期限が設定されます。
合算するたびに、期限が延長されていくことはありません。失効が心配な人は、有効期限が近づくと通知が届く「QUOカードPayアプリ」を利用しましょう。
一方、現在発行されているQUOカードには、有効期限が設定されていません。残高があるのにもかかわらず、何らかの不具合でカードが使えない場合は「再発行」も可能です。
まとめ
QUOカードPayはQUOカードのデジタル版という位置づけですが、実際はそれぞれが独立したサービスで互換性がないのが特徴です。利用できる店舗が異なるため、支払い前はカードとPayのどちらに対応しているかを確認する必要があります。
QUOカードは有効期限がないのに対し、QUOカードPayの期限は3年間とやや短めです。期限切れが心配な人や複数のQUOカードPayを持っている人は「QUOカードPayアプリ」を活用しましょう。
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