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新幹線の利用でJALやANAのマイルを貯める。高還元のクレカは?

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2022.02.24
by ドットマネー編集部

マイルに交換できるポイントを貯めよう

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マイルが大きく貯まるのは「フライト利用」ですが、フライトだけでマイルを貯めるのは至難の業です。日常で「マイルに交換できるポイント」をどれだけ多く貯められるかが、鍵になるでしょう。

JRE POINTってどんなポイント?

マイルに交換できるポイントの代表格といえば、「JR東日本」の「JRE POINT」です。交通機関の利用や加盟店での買い物で貯まり、「1ポイント=1円」としてショッピングの支払いやSuicaへのチャージに使えます。

≪JRE POINTが貯まる主な場所≫

交通ICカード「Suica」の利用
JR東日本のクレジットカード「ビューカード」での決済
JRE POINT加盟店でのショッピング(JRE POINTカード提示)
ショッピングサイト「JRE MALL」の利用

加盟店でポイントを貯めるには「JRE POINTカード」や「JRE POINTが貯まるViewカード」の発行が必要です。Suicaの場合「JRE POINT WEBサイト」に手持ちのSuicaを登録すると、ポイントが貯まるようになります。

JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

JALカードSuicaが欠かせない

「JALカードSuica」は、4種の機能が一つになったカードです。

Suica(電子マネー)
JRE POINTカード
ビューカード
JALマイレージバンク

SuicaやJRE POINT加盟店での利用で貯まったJRE POINTをJALマイルに直接交換できるのが特徴で、交換レートは「1500ポイント→500マイル」です。公式からの交換先では、JRE POINTからJALマイルへ交換できる唯一のカードとなっています。

カードのラインナップは「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」の3種類がありますが、マイルを効率よく貯めたい人は「CLUB-Aゴールドカード」を検討しましょう。

年会費3300円(税込)の「ショッピングマイル・プレミアム」に無料入会となり、ポイントの付与率が通常の「200円につき1マイル」から「100円につき1マイル」へアップします。JRE POINTからマイルへのレートも「1500ポイント→1000マイル」に上がるのもメリットです。

JALカードSuica:ビューカード

Suicaの利用で付与率アップ

JALカードSuicaは、通常のカード決済では「JALマイル」が貯まり、切符・定期券購入やSuicaへのチャージでは「JRE POINT」が貯まります。

JR東日本のみどりの窓口や券売機で切符や定期券を購入した場合、1000円(税込)につきJRE POINTが5ポイント貯まり、還元率は0.5%です。

SuicaへのチャージやモバイルSuicaを活用すると、ビューカードの「VIEWプラス」特典により還元率がグンとアップします。

・Suicaへのオートチャージ=1.5%
・モバイルSuicaへのオートチャージ・チャージ=1.5%
・モバイルSuicaで定期券・グリーン券を購入=3%

JRE POINTは、マイルへの移行はもちろんSuicaへのチャージにも利用できます。

自由席ならタッチでGo!新幹線で貯まる

新幹線の利用時には、在来線と併用する人も多いでしょう。自由席を利用する際、本来は在来線と新幹線の区間の「乗車券」と新幹線の「自由席特急券」の購入が必要です。

しかし、自由席対象サービス「タッチでGo!新幹線」は、対象区間に限りSuicaなどの交通系IC1枚で2役をまかなえます。

≪対象区間≫

東北新幹線(東京~盛岡、盛岡~新青森)
秋田新幹線(盛岡~秋田)
山形新幹線(東京~新庄)
上越新幹線(東京~新潟、東京~ガーラ湯沢)
北陸新幹線(東京~上越妙高)

なお、途中駅で対象区間外の新幹線に乗り換える場合は、適用区間内でいったん改札を出場し再度入場する必要があります。

初回利用時前には、JR東日本の駅の自動券売機・チャージ専用機・多機能券売機でICカードの「利用開始登録」を行いましょう。モバイルSuicaの場合は、モバイルSuicaアプリまたはチャージ専用機から登録できます。

JRE POINTの還元対象のため、カードタイプのSuicaが「200円につき1ポイント」モバイルSuicaでは「50円につき1ポイント」が貯まります。

新幹線はえきねっとで予約してIC乗車

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「えきねっと」は、JR東日本の新幹線の予約やツアーの申し込みができるWebサイトです。予約(支払い)に対してJRE POINTが付与され、JALカードSuicaを利用すればさらに還元率がアップします。

JRE POINTが貯まる

新幹線を予約する際はえきねっとを活用し、ポイントを稼ぎましょう。

指定席券をネット予約し「指定席券売機」で受け取ると、発売額または特急料金などに対して0.5%のJRE POINTが付与されます。

紙の切符を受け取らない「チケットレス乗車」なら、商品によって発売額の2~5%のポイント還元が受けられます。

また、JALカードSuicaで決済するとVIEWプラスの対象となり、さらに3%のJRE POINTが付与されるため、大きくポイントを貯められるでしょう。

えきねっとでJRE POINTを貯めるには、事前にJRE POINT会員番号の連携手続きが必要です。えきねっとにログインし、マイページから手続きしましょう。

えきねっと(JR東日本)|トップ:新幹線・JR特急列車の予約 東日本のツアー 駅レンタカー申込

新幹線eチケットサービスを利用しよう

JR東日本では、2020年3月より「新幹線eチケットサービス(IC乗車)」を開始しています。手持ちのSuicaや交通系ICカードを自動改札機にタッチするだけで新幹線に乗車できるサービスです。現在のところ北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸の6路線が対象となっています。

新幹線の乗車券+指定席特急券が最大50%オフとなる「えきねっとトクだ値」や、JRE POINTを特定区間の新幹線チケットに交換できる「JRE POINT特典チケット」など、新幹線eチケットサービス限定のお得な商品も豊富です。

さらに2022年は「新幹線YEAR2022」と題し、JRE POINT特典チケットが通常の半分以下のポイント数で利用できるキャンペーンも開催しています。実施期間は年内に3回あるので、チャンスを逃さないようにしましょう。

サービスの申し込みは、えきねっとのトップページから行います。希望の列車を検索したら、「きっぷ・座席の種類選択」ページで「新幹線eチケット」を選択しましょう。

ANA派はどのように貯める?

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JALマイルと異なり、JRE POINTからANAマイルへの直接交換はできません。
「ANAマイルに移行できるポイント」かつ「高還元」を兼ね備えたクレジットカードでカード会社のポイントを稼ぎ、一気にANAマイルに交換する方法が有用です。

マイルが貯まりやすいカードで支払う

新幹線は1回の利用でも、数万円単位の出費になります。支払い時はクレジットカードを利用し、「カード会社のポイント還元」を狙うのが賢い方法でしょう。

旅行の際に交通費・宿泊費・食事代の支払いを1枚のカードで行えば、まとまったポイントが獲得できます。クレジットカードは「貯まったポイントをANAマイルに交換できるもの」を選びましょう。

なお、JALの「JALカード」は決済で直接JALマイルが付与されますが、「ANAカード」はカード会社のポイントが貯まります。ANAの場合、マイルへの交換レートや手数料の有無もしっかり確認することが大切です。

ANA VISA Suicaカードを活用

ANA VISA Suicaカードは、「ANAマイレージ機能付きのクレジットカード」に「Suica」の機能が付帯した1枚です。

カード利用やSuicaへのオートチャージでは三井住友の「Vポイント」が付与されます。標準還元率は0.5%で「200円(税込)につき1ポイント」が基本です。

貯まったVポイントは「1ポイント→1マイル」の等価交換が可能ですが、年会費6600円(税込)の「2倍コース」に登録すると「1ポイント→2マイル」にレートがアップします。都度交換申請する「応募式」と「自動移行」からの選択式です。マイルを貯めるのが目的なら、後者にすると交換の手間が省けるでしょう。

さらに、「ANAカードマイルプラス提携店」で対象商品を購入した場合、Vポイントとは別に「100円=1マイル」または「200円=1マイル」が貯まります。

ANA VISA Suicaカード|クレジットカードの三井住友VISAカード

アメックス・スカイ・トラベラー・カードを利用して予約

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「アメックス・スカイ・トラベラー・カード」は、旅行やフライトの利用でポイントが大きく貯まるカードです。

アメックスのポイントプログラムを活用し、ポイントをANAマイルに移行しましょう。

メンバーシップ・リワードが貯まる

アメックスカードのポイントプログラムは、「メンバーシップ・リワード」と呼ばれます。年会費5500円(税込)の「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録すれば、貯まったポイントをANAマイルに移行できます。

移行レートは、「1000ポイント→1000マイル」です。2年目からは自動更新となりますが、年会費を節約したい人はマイルが必要になりそうな年だけコースに加入してもよいでしょう。

「スカイ・トラベラー・カード」は、ポイントに有効期限がありません。自分のペースでじっくりと必要なマイル数までポイントを貯め、まとめて交換するのが賢い方法です。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのサービス|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)

日本旅行の利用でポイント3倍

メンバーシップ・リワードでは通常、カード利用「100円につき1ポイント」が付与されますスカイ・トラベラー・カードの場合、対象航空会社のWebサイトなどで航空券を円建て購入すると、ポイントが通常の3倍にあたる「100円につき3ポイント」貯まる「スカイ・トラベラー3倍ボーナス」があるのがメリットです。

対象航空会社には、ANA・JAL・チャイナエアライン(台湾)・アシアナ航空(韓国)など日本在住者が利用しやすい航空会社も含まれます。

航空会社のパッケージツアーは対象外ですが、旅行代理店「日本旅行」で購入した航空券やパッケージツアーなどに関しては3倍ポイントの付与対象です。旅に出れば出るほどお得なカードといえるでしょう。

ポイントサイトを経由してツアーを予約

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「ポイントサイト」とは、サイトを経由して商品購入やサービスの利用を行うと、ユーザーに一定のポイントが還元される「お小遣い稼ぎサイト」のことです。ポイントサイト経由でツアーを予約すれば「ポイントの多重取り」が可能です。

ポイントをANAのマイルに交換する方法

ポイントサイトで貯まったポイントはマイルに直接交換ができますが、希望する航空会社のマイルに対応していない場合もあります。例えば「モッピー(moppy)」はJALマイルへの交換は可能ですが、ANAマイルには対応していません。

このようなケースでは「ポイント交換サイト」を経由しましょう。「.money」は、さまざまなサイトで稼いだポイントを共通通貨の「ドットマネー」に変え、ANAマイルをはじめ電子マネー、商品券などに交換できるサイトです。

交換手数料不要で複数のポイントを集約できるため、マイルのように特典交換までに大きく貯める必要がある場合にも重宝するでしょう。

またキャンペーンを利用した「交換率アップ」も狙えます。.moneyでは2022年3月31日まで「ANA50%レートアップキャンペーン」を行っており、通常よりお得に交換できます。

moppyポイント→ドットマネー:500ポイント→500マネー
ドットマネー→ANAマイル:300ポイント→130マイル(通常85マイル)

JTBのパック料金がお得で便利

ポイントサイトには、JTBやじゃらんなどの「予約サイト」も多く掲載されています。ポイントサイトを経由して予約が完了すれば、利用金額の数%がユーザーに還元される仕組みです。

特に「JTB」は、新幹線と宿が一緒に予約できる「お得なパック」が多いのが魅力です。パックと聞くと旅程があらかじめ決められており、融通が利かないイメージがあるかもしれません。

「JR・航空+宿」の「ダイナミックパッケージ」はツアーによって条件が異なりますが、規約の範囲内で自由にアレンジできます。移動は、新幹線だけでなく目的地までの在来線もセットで予約可能です。

宿泊施設は、連泊の場合日ごとに客室を変えたり、違う施設に泊まったりすることもできます。2泊目以降の宿泊先をツアーのプランから外すこともできるため、帰省目的で利用し2日目からは実家に泊まっても問題ありません。初心者はもちろん、旅慣れた人にもおすすめです。

JTB 国内 JR・新幹線利用パック・ツアー┃ダイナミックパッケージ(JR+宿)

楽天トラベルは3重取りできる

ポイントサイトに掲載された「楽天トラベル」を利用すれば、ポイントの多重取りが叶います。

ポイントサイトを経由→ポイントサイトのポイント
楽天トラベルの予約完了→楽天ポイント
楽天トラベルでのカード決済→カード会社のポイント

貯まった各ポイントは、.moneyなど楽天ポイントに換えられるサイトを経由して集約しましょう。楽天会員であれば、楽天ポイントをANAマイルに「2ポイント=1マイル」で直接交換することも可能です。

新幹線を含むパックとしては、JR・新幹線往復チケットと宿泊がセットになった日本旅行のお得なプランがあります。申し込み時に楽天ポイント口座番号を入力して決済・乗車すると、旅行代金(税込)の1%相当の楽天ポイントが貯まります。

JR・新幹線+ホテルプランご案内 【新幹線パックなら楽天トラベル】

まとめ

クレジットカードを活用すれば、新幹線の利用でもマイルが貯まります。JR東日本のJRE POINTはJALマイルに直接移行ができるため、JMB会員は「JALカードSuica」があると便利でしょう。

JRE POINTからANAマイルへの直接交換はできません。新幹線の切符をカード決済し、カード会社利用分の還元ポイントをマイルに交換するのも一つの手です。ポイントサイトやポイント交換サイトをフルに活用しましょう。

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