楽天トラベルで心に残る素敵な旅をお得に
楽天の旅行予約サイト「楽天トラベル」では、利用によって楽天ポイントが貯まります。また、クレカ支払いも可能です。
2001年楽天によって開設され、02年当初はトラベル事業部が運営していました。04年には競合の「旅の窓口」と統合し、現在は「楽天株式会社」が運営しています。楽天トラベルは楽天の旅行系サービスとして、広く利用されています。
楽天ポイントが貯まる
楽天トラベルでは、ホテル・航空券を含む旅行・ツアー・レンタカーなどの予約ができます。国内宿泊施設の登録件数は4万件以上と、多くの選択肢があるサイトです。
国内・海外を問わず通常「利用金額の1%」に相当する楽天ポイントが貯まり、高額になりやすい旅行をお得に楽しめます。ポイント還元は施設によって変化し、サービス利用では最大19%還元も可能です。
海外ホテル予約の場合は、サービスの予約・利用に対するポイントで、ホテル側の「ポイント2倍」などの特典ポイントが上乗せされることもあります。
楽天ポイントは貯めるだけでなく、利用もできます。たとえば、以前の旅行やショッピングで貯めたポイントを使うのも自由です。「1ポイント=1円」相当で充当できます。
クレカ支払いでポイント重ね取り
楽天トラベルの還元対象サービス予約時にクレカ支払いを選択すると、「楽天ポイント」と「クレカポイント」が重ね取りできます。
マイルを貯めたい場合は、「JALやANAと提携しているクレジットカード」を使うのも一つの方法です。マイルを直接貯めたり、ポイントをマイルに移行したりできます。
直接マイルを貯めるのにこだわらないのであれば、「楽天カード」も検討しましょう。楽天トラベルで貯まる楽天ポイントに加えて、楽天カードでも1%分のポイントが貯まります。
楽天ポイントは、ANAマイルに「2ポイント=1マイル」で交換も可能です。レートはそれほど高くありませんが、楽天を利用するなら還元率が高いサービスも多いためうまく利用できるでしょう。
航空会社提携のホテルでもっと貯める
JALやANAには、独自に提携しているホテルチェーンがあります。JALの場合は「JAL Webサイト」から楽天トラベルを経由して対象ホテルを予約すると、「ホテルマイル」が貯まります。
ホテルマイルという名称ですが、貯まるのはJALマイルです。積算方法が日常の支払い時の「ショッピングマイル」とは異なり、ホテルによって利用金額・1滞在・1泊ごとに付与されます。ホテルニッコーやオークラホテルズ&リゾーツなど、1万5000軒を超えるホテルが対象です。
ANAの場合は対象ホテルを予約し、現地で会員証にあたる「ANAマイレージクラブカード」か「ANAカード」(クレジットカード)を見せるとマイルが貯まる仕組みです。
東急ホテルズやニューオータニなどが該当します。ホテルごとに、1泊・1滞在のいずれかに対して規定数が付与される方法です。同ホテルでも国内と海外で付与数が違うところや、「ANAカード支払い」限定の対象ホテルもあります。
提携ホテルを利用すれば、楽天ポイント・クレカポイントorショッピングマイル・提携ホテルマイルと三重取りも可能です。なお、ANA・JALともに対象プランや施設は状況によって変わるため、楽天トラベルからの予約で対象となるかはホテルへ確認するのが確実です。
JALのマイルを貯める
楽天トラベルで貯まるのは原則楽天ポイントですが、JALマイルを貯める方法もあります。クレカやホテルマイル以外の方法を知っておきましょう。ページを経由するだけでマイルを貯める方法もあります。
JALマイレージパークを経由する
JALには、オンラインサービスの利用でマイルが貯まるモール「JALマイレージパーク」があります。サイトを経由して楽天トラベルを利用すると、マイルが貯まる仕組みです。
楽天トラベルは、JALの「マイルパートナー」に加盟しています。店ごとの付与条件を達成し、JMBお得意様番号の記載されたカードを提示すると積算されます。
楽天トラベルの場合は国内・海外ホテルの予約や宿泊が対象で、「200円につき1マイル」の積算です。キャンペーン中はポイントアップする可能性もあり、楽天トラベルから直接予約するよりもお得でしょう。もちろん、楽天トラベル利用に対する1%のポイント還元は、別途貯まります。
なお、JMBを経由して楽天トラベルを利用する場合は、予約時に「JMBお得意様番号」と氏名を入力しましょう。加算タイミングは「宿泊月の2~3カ月後」です。複数名で宿泊する場合でも、「代表者1名のみ」に加算されます。
事後登録できないため入力は慎重に
フライトマイルなどは事後登録が可能ですが、マイレージモールは予約前に対象のページを経由して手続きを進める必要があります。ページを経由し忘れてしまうと、加算対象にはなりません。
きちんと対象のページから予約を進めた場合でも、「時間が経過しすぎる」などの理由でマイル加算がうまくいかないこともあります。事前に予約するホテルなどを決めておき、JMBから楽天トラベルにアクセスした後は余計なページを開かず作業を進めましょう。
名前や会員番号の入力ミスにも注意が必要です。代表者の会員番号と氏名が異なっているときは、マイル加算の対象になりません。複数の予約を行うときも、いったん一つの予約を完了させてから再度マイレージモールに戻ります。
正しい順序で経由できているはずなのにマイルが加算されないときは、JALのWebサイトや電話の窓口からの「問い合わせ」で解決することもあるでしょう。「予約完了メール」などの情報を残しておくとスムーズです。
ANAのマイルを貯める
楽天トラベルは、ANAマイルを貯めやすいサービスです。マイレージモールを経由すれば、楽天ポイントだけでなくANAマイルも貯まります。また、貯めた楽天ポイントは、ANAマイルに交換も可能です。
ANAマイレージモールを経由する
楽天トラベルは「ANAマイレージモール」の宿泊予約を経由すると、「200円につき1マイルト」が貯まります。利用の際は、マイレージモール内の「ショップ一覧」から楽天トラベルを選んでショップサイトに遷移し、宿泊予約をしましょう。
ログインにはカードに記載された10桁の「ANAマイレージクラブお客様番号」と、設定したWebパスワードが必要です。宿泊後3〜4カ月でマイルが付与されます。
なお、モールからの利用は、「国内・海外ホテルの宿泊」が対象です。ツアーや航空券、レンタカーなどは対象とならないため注意しましょう。また、日本語以外の楽天トラベルサイト(多言語サイト)からの予約の場合は「日本国内のみ」が積算対象です。
マイルアップキャンペーンを狙おう
ANAマイレージモールでは、不定期に「ダブルマイルキャンペーン」などが行われています。200円につき1マイル貯まるところ、「200円で2マイル」貯まるキャンペーンです。
通常と同じように経由するだけで、キャンペーン期間中はダブルでマイルが貯まります。時期によっては「初めての利用者」を対象に1000マイルをプレゼントするキャンペーンなどもあり、見逃せません。
1万円分の利用が必要など条件はありますが、キャンペーンで還元が大きいときに利用すれば一気にマイルが加算されるでしょう。
楽天トラベルの場合も基本的には、対象期間に予約するだけで積算対象となります。予約日や宿泊日も、対象期間内であれば自由です。ただし、一部キャンペーンでは日付が決まっていることもあるため、キャンペーンページの詳細を毎回チェックすることが大切です。
レンタカー予約は別ページを経由
楽天トラベル内のサービスの一つ「楽天レンタカー」は、ANAマイレージモール内で楽天トラベルとは別の経由ページが用意されています。
楽天トラベルのページから経由しても対象外です。「楽天トラベル 国内楽天レンタカー」のページから経由すれば、宿泊と同じように「200円につき1マイル」が貯まります。
なお、海外レンタカーサービスは対象外です。国内レンタカー以外のサービスを利用する場合は、ANAマイレージモールからの還元は諦めましょう。
マイルの積算時期は利用から2〜3カ月です。宿泊だけでなく、楽天レンタカーでもマイルアップキャンペーンは行われています。
貯めた楽天ポイントもANAのマイルへ
楽天トラベルなどの利用で貯めた楽天ポイントは、ANAマイルと相互交換できます。交換レートは「2ポイント=1マイル」です。1回の交換で1000ポイントまでマイルに移行できます。
たとえば、ANAマイレージモール経由で楽天トラベルを使い、5万円支払った場合の計算を見てみましょう。
楽天トラベル利用に対して楽天ポイント1%還元のため500ポイント、ANAマイレージモール経由では0.5%還元で250マイルが貯まります。楽天ポイントをマイルに交換すると、500ポイント→250マイルとなり、5万円の利用で500マイルが貯まる計算です。
月のポイント交換上限は「2万ポイントまで」となっており、1回の旅行で貯めたマイルを移行するには十分でしょう。
【楽天PointClub】:楽天ポイントをANAのマイルに換える
JAL楽パック、ANA楽パックで貯める
航空券と宿泊予約がセットになった「楽パック」の利用でも、一部のサービスで楽天ポイントやマイルが貯まります。航空券予約でも楽天ポイントを貯めたいなら、活用しましょう。国内・海外どちらもポイントやマイルが貯まります。
フライトマイルのみが積算対象
JAL・ANA楽パックを利用すると「航空券の利用で貯まるフライトマイル」と「パック料金に対して貯まる楽天ポイント」が付与されます。
楽天ポイントは「パック料金の1%」が貯まり、積算タイミングは旅行終了日の翌日より12日以内です。航空券のフライトマイルのレートは、「50%」になります。
なお、楽パックや航空券に関しては、「マイレージモール」経由でのマイル付与は対象外です。また、注意したいのは、国内のANA・JALの楽パックについては、予約時に「楽天ID」を利用した場合のみが積算対象です。会員IDを入力せずに予約することもできますが、マイルの積算対象になりません。
自由な組み合わせで旅の幅が広がる
楽パックでは、さまざまなパターンの予約が可能です。「3カ所以上の空港を巡る周遊型」や「日帰り」は不可など一部に制限はありますが、「出発空港と帰還空港が同じ」であれば、到着地から陸路で移動して別の空港から搭乗して帰還することもできます。
宿泊予約も1泊目と2泊目で違うホテルを利用するなど、比較的自由です。パック内にレンタカーを組み込むこともできます。
また、楽天トラベルで宿泊予約と航空券購入がセットになった楽パックを利用する場合は、支払いに「楽天ポイント」が使えるのも特徴です。ポイントが余っているなら、格安で宿泊や航空券予約ができるでしょう。
ダイヤモンド会員以外は、予約1件につき3万ポイントまで利用可能です。楽天が提供するクーポンと併用もできます。
まとめ
楽天トラベルには、国内だけでなく海外ホテルや航空券とセットの楽パックなど多くの旅行商品があります。サービスの利用で楽天ポイントが貯まりますが、使い方によってはマイルを貯めることも可能です。
航空会社の提携ホテル利用など、マイルが貯めやすい宿泊施設を利用するのもよいでしょう。ANAマイルを貯めているなら、楽天ポイントをANAマイルに交換もできます。