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ポストペイ型電子マネーとクレジットカードの違い。相性抜群カードは

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2021.08.06
by ドットマネー編集部

クレジットカード系電子マネーとは?

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電子マネーには、後払い式の「ポストペイ型」と、事前チャージが必要な「プリペイド型」があります。ポストペイ型はクレジットカードを支払い元にするため「クレジットカード系電子マネー」とも呼ばれます。

後払い式ながらサインレス

クレジットカード系電子マネー(ポストペイ型)は、登録したクレジットカードを支払い元とする「後払い式」です。請求は1カ月ごとにまとめて行われ、クレジットカード会社の指定した日に銀行口座から引き落とされます。

清算方法はクレジットカードと同じですが、店舗での「決済方法」に違いがあります。スマホやカードを端末にかざすか、バーコードを読み取って支払いを行うのが特徴で、基本的に暗証番号の入力やサインは必要がありません。

カードとスマホの選べる2タイプ

ホストペイ型の電子マネーは、「カードタイプ」と「スマホタイプ」の2種類があります。カードタイプは「接触型」と「非接触型」に分類されますが、電子マネーは非接触型です。

非接触型は、カード内部に「ICチップ」やコイルの「アンテナ」が内蔵されています。磁気が発生するカード端末機のリーダーにかざすと、無線通信でデータのやりとりができる仕組みです。

スマホタイプは、スマホにダウンロードしたアプリの「バーコード」をカードリーダーで読み取って決済を行います。

おサイフケータイ対応のAndroidや「Apple Pay(アップルペイ)」を搭載したiPhoneの場合は、カードリーダーにスマホをかざして決済ができる場合もあります。

ポストペイタイプを使うメリット

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ポストペイはクレジットカードと支払いの仕組みが似ていますが、決済時のスピーディーさやポイント付与の面では大きな違いがあります。

チャージの手間がかからない

プリペイド型の場合、コンビニやATM、会員サイトなどで現金を電子マネーにチャージする作業が発生します。

しかし、「クレジットカード払い」であるポストペイは、「事前のチャージ」が不要です。利用した金額は、翌月や翌々月のカード会社が指定した日に登録した銀行口座からまとめて引き落とされます。

プリペイド型は残高が0になればチャージをするまで支払いができませんが、ポストペイ型は手元や銀行口座にお金がない状態でも買い物が楽しめます。

スピーディな決済

後払いができる点だけを見れば「クレジットカードと機能は変わらない」と思う人もいるでしょう。電子マネーの強みは、決済がスピーディーにできることです。暗証番号もサインも基本不要で、端末へのタッチやバーコードの読み取りで決済が完了します。

クレジットカード決済の場合、暗証番号を入力したり、サインを記入したりする手間がかかります。混み合う朝のコンビニでは、現金払い以上に時間がかかる可能性があるでしょう。

ポイントの二重取りができる

電子マネーの中には、利用のたびに「独自のポイント」が還元されるものがあります。支払い元にクレジットカードを設定しておけば、ポイントの二重取りも叶うでしょう。

ポイントが貯まるポストペイ型の電子マネーといえば、ドコモユーザー限定の「d払い」が代表的です。街のお店では、d払い決済による「dポイント」が200円で1ポイント貯まります。

さらに、ⅾ払いの支払い元をクレジットカードにすれば、「カード会社のポイント」も還元対象です。dカードの場合、100円につき1ポイントのdポイントが貯まります。

なお、ホストペイ型の「iD(アイディ)」や「QUICPay(クイックペイ)」には独自のポイント還元システムがありません。紐付けておいたクレジットカードのポイントのみが貯まります。

万が一紛失しても補償を受けられる

ポストペイ型の電子マネーは、登録したカード会社の「クレジットカードの紛失・盗難補償」が受けられるのがメリットです。

たとえば、「三井住友カードiD」では不正利用があった場合、紛失・盗難の届け日から60日前までさかのぼって不正利用された損害を補償してもらえる「三井住友カード会員保障制度」が適用になります。

プリペイド型は「補償があるもの」と「ないもの」が存在します。記名式のものは補償が受けられる場合がありますが、無記名式の電子マネーは紛失したら補償がありません。

デメリットもある?

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チャージの手間がかからず、スピーディーな支払いが魅力のポストペイ型ですが、人によってはメリットがデメリットに転じる場合もあります。

クレジットカードが必要

ポストペイ型は、支払い元となる「クレジットカード」がなければ利用ができません。カードの審査に通りにくい「専業主婦(夫)」や「収入が安定していない人」は、ポストペイ型が利用できない可能性があります。

一方で、「プリペイド型」の電子マネーは、事前に現金をチャージして残高の範囲内で支払う流れです。審査不要で利用できるうえ、返済不能に陥ることがありません。

ホストペイ型では、商品代金が口座から引き落とされるのはカードの請求日である「翌月」や「翌々月」です。「購入済みの商品を返品し、返金してもらいたい」という場合、返金処理に時間がかかるおそれがある点にも注意しましょう。

購入時の処理が済んでいない場合は「商品の取り消し→返送」で済むこともありますが、店舗によっては「引き落とし完了→返品・返金処理」の形をとることもあります。引き落としを待つ場合、処理完了までには1~2カ月かかるケースも念頭におきましょう。

使いすぎてしまう可能性も

後払い式は、支払いの段階で銀行口座にお金がなくても買い物ができるのが特徴です。欲しいものがすぐに買え、支払いに手間がかからないのはメリットですが、人によっては「無駄遣い」や「返済不能」につながるリスクをはらんでいます。

月々の支払い額を決めておくとともに、利用履歴のこまめなチェックを心がけましょう。使いすぎが心配な人は、支払い元である「クレジットカードの利用可能枠」を引き下げておくことをおすすめします。

引き下げの可否や方法はカード会社によって異なりますが、一般的に会員向けWebサイトからの申し込みや電話窓口の「カードデスク」などで対応されています。再度金額を引き上げる際には、再審査が必要な点も覚えておきましょう。

電子マネーに組み合わせるおすすめクレカ

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電子マネーと紐づけるクレジットカードは、還元率が高く、かつコストがあまりかからないものが理想です。カードの平均的な還元率は0.5%前後といわれていますが、効率よくポイントを貯めるためにも1%以上の「高還元率カード」を選びましょう。

年会費無料で高還元率 Orico Card THE POINT

標準還元率は1%で、カード利用では100円につき1ポイントの「オリコポイント」が付与されます。オリコが運営する「オリコモール」を経由してショッピングをすると「オリコモール特別加算0.5%」と「各ショップの加算ポイント0.5%~」が上乗せされ、ポイント還元率は2%~に倍増するのは見逃せません。

さらに、入会後6カ月間は標準還元率が2%にアッ
プするため、大きな買い物やまとめ買いをするチャンスでしょう。端末にかざすだけで支払いができるiDやQUICPayなどの電子マネー機能も搭載されています。

ポイント高還元率のクレジットカード Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)|クレジットカ

唯一PayPayにチャージ可能 Yahoo!カード

ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)は、スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」へ直接チャージができる唯一のクレジットカードです。年会費無料ながら標準還元率は1%と高く、100円につき1ポイントの「Tポイント」が貯まります。

さらに「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」では、合計3%(Tポイント2%とPayPayボーナスライト1%)のポイントが獲得できるため、まとめ買いでポイントを稼ぎましょう。

ヤフーカードで購入した新品・中古の商品を購入日から90日間補償する「ショッピングガード補償」が自動付帯しているため、安心して買い物が楽しめます。

Yahoo! JAPANのサービスをよりおトクに使えるクレジットカード!- Yahoo!カード

旅行好きなら JALカードSuicaビューカード

JALマイレージバンクカードに「Suica」「ビューカード」「JRE POINTポイントカード」の機能が付帯した利便性の高い1枚です。

通常のカード決済では「JALマイル」が200円につき1マイル貯まりますが、きっぷの購入やSuicaのチャージではJR東日本の「JRE POINT」が付与されます。

付与率は1.5%(1000円につき15ポイント)と高還元のため、普段からSuicaを利用する人にとっては非常にお得でしょう。

JALカードの特典として、フライトのたびに「ボーナスマイル」が加算されるのも魅力です。普通カードは、通常のフライトマイルに「運賃倍率×10%」が上乗せされます。

JALカードSuica:ビューカード

まとめ

ポストペイ型の電子マネーは、クレジットカードを紐づけて使うのが特徴です。銀行口座に残高がなくても決済ができるため「今、欲しいものが買える」という点では利便性が高いですが、使いすぎには注意が必要です。

電子マネーによっては、「クレジットカードのポイント」と「電子マネー独自のポイント」の二重取りが叶うものもあります。還元率のカードを登録し、ポイントをどんどん貯めましょう。

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