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マイルでラウンジ利用は可能?JALやANAのラウンジ利用条件

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2022.02.10
by ドットマネー編集部

空港のラウンジの違い

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空港には、利用条件が異なるラウンジが3タイプあります。利用する空港や、保有しているカード・会員資格などによって利用できるラウンジは変わってくるでしょう。それぞれのタイプの特徴や違いを紹介します。

3タイプあり設備や利用条件が異なる

ラウンジは主に3種類に分けられ、利用するには条件を満たしている必要があります。

・カードラウンジ:対象クレジットカード保有者
・航空会社ラウンジ:マイレージの上級ステイタス会員向け
・プライオリティ・パスラウンジ:プライオリティ・パスサービス利用者

カードラウンジは、クレジットカードのうち主にゴールド・プラチナなどの上位カード保有者が対象です。航空ラウンジは、マイルをたくさん貯めている「サービスステイタス保持者」が特典として利用できます。

プライオリティ・パスは、有料空港ラウンジサービスです。世界中に1300カ所以上ある専用ラウンジを利用できます。

どのラウンジも飛行機の出発や乗り継ぎを待っている間、ゆっくり過ごせる空間です。利用条件が厳しいラウンジほど、設備が整っています。くつろげる空間や充電設備、ドリンクやフードが用意されているラウンジが一般的です。

サクララウンジ

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「サクララウンジ」は、「JAL」の航空ラウンジです。国内線と国際線の2種類があり、それぞれ設備や利用条件が異なります。国内線のサクララウンジは一般の利用者でも予約後に3000円の利用料金を支払えば利用が可能です。

食事、アルコールなどが充実

サクララウンジには2種類あり、国内線のラウンジはドリンク・アルコール・おつまみなどのサービスがあります。国内線のラウンジに限っていえば、本格的な食事の提供はありません。

国内線サクララウンジの上位版である「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」では、有名ブーランジェリーや期間限定のご当地パン・おにぎり・JAL特製焼きカレーパンなどの軽食が無料で提供されています。

国際線のサクララウンジは、国内では羽田・成田・関西・中部空港併設です。それぞれダイニングエリアが設けられており、食事のメニューも異なります。もちろん、ドリンクやアルコールも豊富です。

サクララウンジが利用できるカード

サクララウンジは、国内線と国際線で利用可能者が異なります。国内線は、ファーストクラス搭乗者が対象です。国際線では、ビジネス・プレミアムエコノミー・一部のエコノミー搭乗者も利用できます。

JALには上級会員をステイタスで分け、対応するサービスを提供する「FLY ON プログラム」があります。ステイタスは、下からクリスタル・サファイア・プレミア・ダイヤモンドです。

国内線・国際線ともに、JALのサービスステイタスでサファイア以上であれば利用できます。同プログラムで一定条件をクリアした上級会員は、任意の「JGC(JALグローバルクラブ)」に入会することが可能です。

JGC利用者は、保有している「JGCカード」を提示すれば現時点でステイタスを所持していなくてもサクララウンジの利用ができます。

また、クレジットカードの特典としてラウンジ利用が付いている場合もあるでしょう。20〜30歳未満のみ入会資格がある「JAL CLUB EST」を提示した場合も、「国内線サクララウンジ」が年間5回まで利用できます。カード提示では本人だけでなく同行者1名も利用の対象です。

JALのラウンジクーポンとは

JALサービスステイタスが「クリスタル」の場合は、ラウンジ利用に「ラウンジクーポン」が必要です。クリスタル以上のサービスステイタス保持者も、同行者が2名の場合は1名分のラウンジクーポンを準備しましょう。

なお、JMBクリスタルの場合、国内線サクララウンジのみ利用できます。それ以上のステイタス保持者は国際線も利用が可能です。「ダイヤモンド・プレミア ラウンジ」や「JALファーストクラスラウンジ」などの上級ラウンジやパリ・上海などの一部空港のラウンジでは、ラウンジクーポン自体が利用できません。

クーポンはマイルとの交換で、「空港での引き換え」または「JAL Webサイトでの事前申し込み」ができます。空港での引き換えは、JMBクリスタルに限り1枚「1000マイル」・それ以上のステイタスでは1枚「2000マイル」です。

空港では、ラウンジの受付で対応してくれます。Webサイトでの事前申し込みは、JMBクリスタルが「5枚」・それ以上のステイタス保持者は「2枚」単位で可能です。

ANAラウンジ

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「ANA」のラウンジは、ANA便利用時またはANAの上級会員などが利用できるラウンジです。なお、国内線・国際線のANAラウンジは、利用料金を支払うと条件を満たしていない場合でも利用できます。

喧騒を忘れくつろげる

ANAラウンジは3種類あります。国内線のほか、日本以外にも各国にラウンジが設けられているのも特徴です。どのラウンジも広いスペースで、くつろぎながら出発前や到着後の時間を過ごせます。

・ANA LOUNGE
・ANA SUITE LOUNGE
・ANA ARRIVAL LOUNG

国内線の「ANA LOUNGE」では、アルコールやソフトドリンクの提供のほか、コピー・FAXなどの設備も利用可能です。国際線には、主にシャワー設備や飲食サービスなどがあります。空港により、サービス内容はさまざまです。

「ANA SUITE LOUNGE」は、限られた上級会員のみが利用できます。一部ラウンジでは、「ANA SUITE LOUNGEご利用券」の利用も可能です。

「ANA ARRIVAL LOUNG」は、ファースト・ビジネスクラス搭乗者やダイヤモンド会員が到着時に利用できます。入国審査や税関審査後に落ち着く場所として、重宝するでしょう。

ANAラウンジが利用できるカード

国内線ANAラウンジはプレミアムクラス搭乗時または、対象カードを提示した場合に利用できます。ANAのサービスステイタスごとに保有できる「プレミアムメンバーカード」や、総飛行距離の実績によって与えられる「Lounge Access Card」の提示で利用可能です。

クレジットカードでは、ゴールドカードのさらに上位にあたる「ANAカードプレミアム」各種や、ダイヤモンド・プラチナサービスのみに入会資格が与えられる「ANAスーパーフライヤーズカード」保有者が対象となります。

なお、プレミアムメンバーにはランクがあり、プラチナ・ダイヤモンドランクでは、カード提示で「本人と同行者1名」の利用が可能です。

プラチナでは一部上級ラウンジの利用ができませんが、ダイヤモンドランクの会員は、原則ANAの契約ラウンジすべてが利用できます。ANAカードプレミアム・Lounge Access card・ANAスーパーフライヤーズカードはプラチナランク相当です。

ANAのラウンジご利用券とは

ANAラウンジは、利用券の提示でも利用できます。「ANA LOUNGEご利用券」は対象の飛行機に搭乗する場合、出発時にANAラウンジが利用できる券です。

国内線・国際線ともに利用できますが、対象外のラウンジや空港も存在します。対象のANA SUITE LOUNGEやANA ARRIVAL LOUNGに使うことも可能です。

ANAプレミアムメンバーのダイヤモンド会員に送られる「ANA SUITE LOUNGEご利用券」は、「国内」の対象ANA SUITE LOUNGEやANA LOUNGE、ANA ARRIVAL LOUNGE(国内線発のみ)で利用できます。「出発時のみ」が対象で、混雑状況によっては入室を断られることもある点は把握しておきましょう。

利用券は本人でなくても使用できますが、譲渡などを想定したものです。正規の方法以外で購入したものの利用は避けましょう。ラウンジ利用券で入室できるのは1人のみですが、国内線の場合3歳未満・国際線の場合2歳未満の幼児は同行者の数には含まれません。

一度は利用したい上級ラウンジ

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JALやANAには、ファーストクラスや一部のサービスステイタス保有者のみが利用できる上級ラウンジがあります。本人と同行者1名のみの利用に限られ、マイルや料金の追加で入室者は増やせません。

JALファーストクラスラウンジ

「JALファーストクラスラウンジ」は、「国際線」のみで利用できるラウンジです。国内線の上級ラウンジは「ダイヤモンドプレミアラウンジ」となります。

JALファーストクラスラウンジは、「ファーストクラス搭乗者」と「JMBダイヤモンド」「JGCプレミア」のステイタス保持者が利用できるラウンジです。同行者も1名まで利用できます。

ダイニングやバーでは、食事やアルコールを無料で提供しています。目の前で職人が握る「すし」などのサービスも見逃せません。

羽田空港では「RED SUITE」という大人の隠れ家をコンセプトにしたスペースも設けています。プレイルームやJALの歴史を集めたライブラリールームなどもあり、落ち着いた空間です。

また、羽田空港・成田空港ともに、イギリスの高級靴メーカーとコラボした「シューシャインサービス」を提供しています。

ANA SUITE LOUNGE

ANA LOUNGEの上位版として知られるANA SUITE LOUNGEは厳しい条件を満たした登場者のみが利用できるラウンジです。ANA SUITE LOUNGE利用券を譲り受ける以外の方法で、一般の利用客が入室できることはほぼないでしょう。

ファーストクラス搭乗者とダイヤモンド会員であれば、同行者も1名まで入室できます。Lounge Access Cardの保有者も対象です。

国内線ラウンジ内にはシャワーブースやマッサージ機などがあり、くつろいで過ごせます。パンやお菓子などの軽食や、アルコール類・ソフトドリンクなどの提供もあるラウンジです。

国際線ラウンジにはビュッフェやドリンクが並び、寿司やローストビーフは作りたてを提供してくれます。名物「ヌードルバー」は、麺類を専用窓口から注文すると1杯ずつ麺を茹でてくれるサービスです。

国内線と同じように、シャワーブースやマッサージ機があるほか、窓に対して仕切り付きのブース席が用意されており、デスクのある場所で離陸する飛行機を目の前にパソコン作業ができるでしょう。国内線・国際線問わず、ビジネス利用に適したコピー機やFAXも完備されています。

国内外のラウンジ利用が付帯するカード

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ANAやJAL運営以外にも、空港には多くのラウンジが存在します。クレジットカードの保有で、多くのラウンジが利用できるカードを紹介しましょう。ほとんどのラウンジが対象の「プライオリティ・パス」に登録できるカードもあります。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

デルタ航空は、アライアンスの中でスカイチームに所属する航空会社です。加盟している航空会社のいずれかで条件を満たすと、スカイチーム所属のラウンジを利用できます。

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、入会後1年間デルタ航空の「ゴールドメダリオン」の資格が付与されるカードです。デルタ航空のラウンジはもちろん、同じスカイチームの「エールフランス」や「大韓航空」などのラウンジも利用が可能です。

入会後の航空券購入で最大3万3000マイルが貯まるなどのメリットもあります。加盟店でのショッピング利用で「100円につき1マイル」貯まり、普段の生活でも使いやすいカードです。

デルタスカイマイル・ゴールド|アメリカン・エキスプレス

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

カードの保有で世界1300カ所以上にあるラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録できます。

プライオリティパスには3段階のランクが設定されていますが、セゾンプラチナカードで無料登録できるのは制限なしで利用できる「年会費429ドル」の最上位プランです。

全世界ほとんどの空港ラウンジに対応しており、JALやANAの上級ラウンジを利用できます。同行者は2200円(税込)を追加で支払うことで、ラウンジに入室可能です。年会費は2万2000円(税込)で、プライオリティパスの還元だけを考えてもお得です。

基本的に貯まるポイントはセゾンの「永久不滅ポイント」ですが、別途申し込みを行うとショッピングでJALマイルと永久不滅ポイントが二重に貯まる「SAISON MILE CLUB」に加入できます。通常参加費4400円(税込)がかかるサービスですが、カードの特典で無料です。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード(セゾンプラチナ・アメックス|SAISON PLATINUM AMEX

まとめ

空港ラウンジには、それぞれ利用条件が設けられています。搭乗予定のクラスやステイタスなど条件を満たしている場合は、無料で利用することも可能です。

有料またはマイル引き換えで利用できるラウンジもあり、条件を満たしていない場合は事前申し込みをしておくとスムーズでしょう。ラウンジ利用の資格を得るために、対象のクレジットカードを発行しておくのもおすすめです。

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