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楽天Edyと楽天Payはどう違う?楽天Payアプリでさらに便利に

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2022.02.21
by ドットマネー編集部

なにが違うの?楽天Edyと楽天Pay

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楽天のキャッシュレス決済手段として使われているのが、「楽天Edy」と「楽天Pay」です。両者は支払い方法・使える店舗・ポイント還元率において、いくつかの相違点があります。

支払い方法が違う

楽天Edyは、事前にチャージしておいた残高の範囲内で支払いを行う「前払い式」の電子マネーです。事前チャージが前提で、残高がなければ決済はできません。チャージ方法は、「現金」または「クレジットカード」のいずれかから選択が可能です。

楽天Payは、スマホで使える「スマホ決済手段」の一つです。事前に専用アプリをインストールしておき、決済時は「QRコード」や「バーコード」の画面をレジ前で提示します。

支払い方法については事前にチャージしておく「前払い式」と、クレジットカードを「支払い元」として登録しておく「後払い式(クレジット払い)」、登録した楽天銀行口座からの「即時引き落とし」の3パターンから選べるのが特徴です。

前払い式は、アプリ内でオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」か、楽天Edyに入金します。楽天キャッシュは「楽天カード」か「楽天銀行」のほか、楽天のフリマアプリ「ラクマ」の売上金を充てることも可能です。

期間限定ポイントが使えるかどうかも

楽天では、楽天グループのサービスを利用したり、加盟店で買い物をしたりすると「楽天ポイント」が貯まります。普段の買い物では「通常ポイント」が付与されますが、キャンペーンでは個々に有効期限が設定された「期間限定ポイント」が付与される仕組みです。

楽天Edyの場合、通常ポイントは「1ポイント=1円」として電子マネーにチャージできますが、期間限定ポイントは利用できません。

楽天Payでは、通常ポイント及び期間限定ポイントが「1ポイント=1円」として支払いに使えます。有効期限の異なるポイントは、期間が短いものから消費されるルールです。

オンラインショップでの「100円未満の決済」には楽天Pay自体が使用できず、期間限定ポイントでの支払いもできません。また、一部のショップでは「ポイント全額支払い」を認めていないところもあります。

店舗でポイントを使用する際は、アプリ内での利用設定が必要です。共通ポイントのように、店員に使用数を伝えてレジで操作してもらうわけではない点に注意しましょう。

ポイントの還元率が違う

楽天Edyでは、1回の支払いとチャージで「合計1%」の楽天ポイントが還元されます。

・楽天Edyでの支払い:200円で1ポイント(0.5%)
・楽天カードからのチャージ:200円で1ポイント(0.5%)

楽天Payでは「楽天カード」から楽天キャッシュにチャージして「キャッシュ払い」をした場合、「合計1.5%」のポイントが還元されます。

楽天Payのキャッシュ払い:100円で1ポイント(1%)
楽天カードからのチャージ:200円で1ポイント(0.5%)

なお、楽天カードを支払い元に紐づけた「クレジット払い」、楽天銀行またはラクマの売上金からチャージして行う「キャッシュ払い」では「合計1%」が還元されます。

使える店舗数が違う

使える店舗数は正式に公開されていないため、正確にな比較はできません。楽天Edyが使える店舗は全国に82万カ所以上(2021年1月1日時点)あり、楽天Payよりも多いようです。

ただ、近年はスマホのQRコードやバーコード決済が普及しており、利便性の高い楽天Payを導入する店舗が拡大しています。

加盟店の詳細はWebサイト上で確認しましょう。コンビニやドラッグストア、飲食系のフランチャイズチェーン店では、楽天Edyと楽天Payの両方が使えるケースが多い傾向です。

利用するメリット

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楽天Edyは「前払い式」のみですが、楽天Payは「後払い式」が選択できます。使いすぎが不安な人は楽天Edy、利便性を追求する人は楽天Payを使うのがよいでしょう。

楽天Edyは前払いで使い過ぎを防げる

楽天Edyはクレジットカードからのチャージが可能ですが、あくまでも前払いの「プリペイド式」です。残高を使い切ってしまえば、チャージをしない限り支払いは行えません。「今月は3万円まで」と限度額を決めておけば、無駄遣いが効果的に防げるでしょう。

前払い式は、クレジットカードが持てない学生のキャッシュレス手段としてもぴったりです。クレジット機能が付いていない「Edy-楽天ポイントカード」なら、楽天Edyオフィシャルショップで330円(税込)で購入できます。

商品名:Edy-楽天ポイントカード
価格:無料
楽天:商品ページ

楽天Payは後払いで手間いらず

楽天Payは、楽天銀行や楽天カードから「楽天キャッシュ」に事前チャージをするほかに、登録したクレジットカードから直接支払いをする「クレジット払い」が選択可能です。

クレジット払いは、翌月以降にカード利用代金と一緒に請求されます。チャージの手間が省けるうえ、手元にお金がなくても決済ができるのがメリットです。

残高の範囲内で支払うプリペイド式と比べると、使いすぎてしまう心配があるかもしれません。しかし、アプリの「楽天ペイお支払い履歴」ではすぐに履歴が確認できるため、家計のコントロールはそう難しくはないでしょう。

2つの使い方を比較

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楽天Edyも楽天Payも、小銭いらずでスピーディーに支払いができるのが利点です。チャージ方法や店舗での決済方法には、若干の違いがあります。両者の使い方を比較しましょう。

楽天Edyの使い方

楽天Edyの形態は三つに大別されます。

・Edy-楽天ポイントカード
・Edy機能付き楽天カード
・楽天Edyアプリをインストールしたスマホ

利用前は必ず金額のチャージを行いましょう。チャージは現金とクレジットからで、入金方法は使用する楽天Edyのタイプによって異なります。

楽天Edyアプリの場合、残高が設定金額以下になると自動でチャージが行われる「オートチャージ」の設定も可能です。

楽天Edyで決済するときは、レジで「楽天Edyでお願いします」と伝え、端末にカードまたはスマホをかざします。「シャリーン」という音がすれば決済は完了です。

楽天Payの使い方

楽天Payは、実店舗での「スマホ決済」と、一部のオンラインショップの「ネット決済」に対応しています。スマホ決済をする場合、楽天Payアプリの「楽天キャッシュ」へ事前にチャージを行うか、「クレジット払い」のクレジットカード登録を済ませておきます。

店舗では店員に「楽天Payで支払います」と伝え、「コード・QR払い」の画面を提示しましょう。店舗によっては、顧客側がお店のQRコードを読み取る「コード読み取り」や、自分で金額を入力する「セルフ払い」を採用しているところもあります。

一部のオンラインショップでは、楽天IDとパスワードを入力するだけで「ネット決済」も可能です。ネットの購入手続き画面で、「楽天Payの決済」を選択します。個人情報やクレジットカードの入力の必要がないため、便利なうえに安心です。

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GooglePlay:ダウンロード

楽天Payアプリを使えばさらに便利に

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実店舗で楽天Payを使うには、「楽天Payアプリ」のインストールを行うのが最初のステップです。アプリにはさまざまな機能が搭載されており、小銭も楽天ポイントカードも持ち歩く必要がなくなります。

選べる支払い方法

楽天Edyアプリは、対応できるスマホの種類が限られているのがネックです。Androidの場合、Android OS 5.0以上の「おサイフケータイ」「非おサイフケータイ Android NFC機能搭載端末(検証済みのもの)」が対象です。

一方、楽天Payは「複数の決済方法」に対応しており、おサイフケータイに対応していないスマホでも利用ができます。

・QR払い
・コード払い
・セルフ決済
・Suica払い
・楽天Edy払い

「Suica払い」とは、楽天Payアプリ上でSuicaの発行や利用、チャージが可能になる機能です。はじめに、楽天Payと「モバイルSuicaアプリ」と連携します。楽天カードからSuicaにチャージをすると、「200円で1ポイント」が付与されるのもお得です。

「楽天Edy払い」は、Edyと同じようにおサイフケータイ対応Android端末に対応しています。アプリ起動せず、スマホをかざすだけで「シャリーン」と簡単に支払いが完了です。

楽天キャッシュで小銭いらず

「楽天Payのクレジット払いは使いすぎが心配…」という人は、「楽天キャッシュ払い」がおすすめです。楽天カードや楽天銀行からチャージをすると、楽天キャッシュの残高として表示されます。

小銭いらずで会計がスピーディーに済むうえ、楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払いでは最大1.5%が還元されるのがメリットです。楽天Payのクレジット払いの還元率よりも0.5%高いため、上手に活用すればポイントがどんどん貯まるでしょう。

また、楽天IDの連携を済ませると、楽天のフリマアプリ「ラクマ」の売上金が楽天キャッシュで使えるようになります。

ラクマの売上金は現金としても出金できますが、申請1件につき振り込み手手数料210円がかかる仕組みです。日々の支払いに使うのであれば、無料で充当できる楽天Payを活用しましょう。

楽天ポイントを貯めて使える

全国には「楽天ポイントカードの加盟店」があり、ポイントカードを提示すると店舗ごとに付与率に基づいたポイントが貯まります。

楽天Edyは「Edy-楽天ポイントカード」のような一体型カードでない限り、別途ポイントカードの提示が必要です。一方で、楽天Payには「ポイントカード」の機能が搭載されているため、別途カードを持ち歩く必要がありません。

加盟店では、楽天Payの「ポイントカード」のタブをタップします。店頭スタッフに楽天ポイントカード番号を読み取ってもらった後、楽天Payで支払いを行いましょう。

また、ポイントを電子マネーとしてチャージする際にも、楽天Payの方が利便性が高い仕様です。楽天Payはチャージ申請が必要なく、「1ポイント=1円」としてそのまま支払いに充当できます。期間限定ポイントも通常ポイントと同じように使え、無駄がありません。

楽天Edyでは、貯まったポイントを「1ポイント=1円」として楽天Edyにチャージできますが、事前の「ポイントチャージ申請」が必要です。

まとめ

楽天Edyと楽天Payは支払い方法や貯まったポイントの使い方が異なります。利便性の高さを重視するなら、ポイント交換の申請や事前チャージが不要な「楽天Pay」、使いすぎが不安な人や店舗の多さを重視する人は「楽天Edy」を検討しましょう。

楽天Payの場合、楽天カードからチャージした「楽天キャッシュ」で決済をすると最大1.5%が還元されるのにも注目です。

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