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スターアライアンスでマイレージを貯めるなら?ANAと海外系を比較

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2022.02.11
by ドットマネー編集部

スターアライアンス内で貯めるメリット

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スターアライアンスは所属している航空会社が多く、マイルの貯め方や使い方も豊富です。普段利用している航空会社のマイルで、同じグループに属している会社で使える特典航空券に交換することもできます。

複数の航空会社を利用すれば、世界一周旅行も楽しめるでしょう。

多くのエアラインが加盟している

スターアライアンスには、世界の航空会社が26社加盟しています。日本の航空会社では「ANA(全日空)」が加盟中で、日本人にもなじみの深い「アライアンス(航空連合)」です。

北米では「ユナイテッド航空(アメリカ)」や「エア・カナダ(カナダ)」が就航しており、ANAのアメリカ路線を加えると北米と日本間のフライトが充実しています。

同じように航空会社のアライアンスとして運営している「ワンワールド」は14社・「スカイチーム」は19社が加盟していることからも、スターアライアンスの規模の大きさがわかるでしょう。

グループ内の航空会社は提携しており、マイルの相互積算ができることもあります。対象の路線・予約クラスの「予約時または搭乗時」に希望するマイレージの積算を申請しましょう。予約時に電話で積算の旨と「マイレージの会員番号」を伝えておく流れが主流です。

マイルで世界一周も可能

スターアライアンスは、世界の多彩な航空会社が加盟しています。加盟している航空会社を利用して、「世界一周旅行」も可能です。

ANAでは「スターアライアンス世界一周」というマイル特典があり、「特典航空券」としてマイルで予約できます。地球を西周りまたは東周りになるようにフライトを選択し、最大8回まで好きな国でストップしましょう。

必要なマイル数や運賃は、距離やクラスによって変化します。スターアライアンスが対象のため利用できる航空会社が多く、世界一周の旅程も組みやすいでしょう。

アジアでは、「アシアナ航空(韓国)」「エバー航空(台湾)」「エア・チャイナ(中国)」などもスターアライアンス加盟です。ヨーロッパ系では、「エーゲ航空(ギリシャ)」「スイス航空(スイス)」も加盟しています。

やはり日本人にはANAのマイレージがよいか

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国内線を利用する場合や、加盟店での買い物でマイルを貯めたい場合はANAのマイレージプログラムが適しています。各種ポイントからの交換も可能で、日本人が貯めやすいマイルといえるでしょう。

貯め方いろいろ、さらに交換しやすい

ANAは国内路線が充実し、フライトでも貯めやすい航空会社です。さらに、ANA提携のクレジットカードを利用すればショッピングでもマイルが貯まります。日本の共通ポイントやクレジットカードのポイントとも提携し、ポイ活でも貯まりやすいマイルです。

ANAマイルは、特典航空券に交換できます。「往復1万2000マイル」から利用でき、ローシーズンなら韓国には1万2000マイル、台湾には1万7000マイルで旅行に行けます。

旅と日常をもっと豊かに | ANAマイレージクラブ

デメリットは3年間の有効期限

ANAマイルには通常、3年の有効期間があります。マイルの加算や利用で期間が延びるわけではなく、「獲得した月を含めて36カ月後の末日」が失効日です。

例外として、ANAの最上級ステイタスである「ダイヤモンド」になれば、ランク特典として有効期限はなくなります。しかし、通常の貯め方では、目標達成に3年以上かかるマイル数は貯められません。

長期で少しずつマイルを貯めたい場合は、マイル移行前の「ポイントの状態」で特典に必要なマイル数を貯める方法があります。有効期限のないクレカポイントや提携ポイントなどを利用し、マイルに交換しなければ期限は切れません。

貯めやすさと有効期限の扱い方をチェックしたうえでマイレージに登録しましょう。すでにマイルへ交換済みで、どうしても有効期間が切れそうなときは「ANA SKYコイン」に交換するのも手です。

特典航空券にはできませんが、有償航空券の購入などに使えます。「交換日の12カ月後の月末」が期限のため、交換前のマイルの有効期限も延びる裏技です。

こんどの旅に、すぐ使える。ANA SKY コイン | ANAマイレージクラブ

ユナイテッド航空もおすすめ

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北米に行く機会が多いのであれば、日系のANAのほか「ユナイテッド航空」も利用しやすい航空会社です。有効期限がなく、購入や譲渡ができるのも魅力でしょう。「提携カード」が日本で使えることから、ショッピングでマイルを貯めるのも可能です。

クレジットカード利用でどんどん貯まる

ユナイテッド航空は、日本でも提携のクレジットカードが使えます。主な提携カードは「MileagePlusセゾンカード」です。

一般カードは年会費1650円(税込)で、ショッピングの利用「1000円につき5マイル」が貯まります。さらに、年会費に5500円(税込)を追加して「マイルアップメンバーズ」に加入すると、「1000円につき15マイル」のも見逃せません。

なお、マイルアップの上限は年間3万マイルまでで、利用額が超えると通常のマイル加算率に戻るルールです。

クレジットカード利用での還元率が最大1.5%と高いだけでなく、獲得マイルの有効期限も設けられてません。10年かけて地道にマイルを貯めたい人も、3年に1回海外旅行に行く程度の頻度の人でも期限切れの心配なく利用できます。

マイルの使い方自在

日系の航空会社はマイルを購入できる「バイマイルシステム」自体がないなどマイルの使い方にも制限が多く、やや窮屈な思いをするかもしれません。

ユナイテッド航空のマイレージプログラムは利用方法に幅があり、譲渡や購入も自由です。家族や親族以外のアカウントにも移行できます。ただし、売買や見返りを求めて譲渡を行うことは禁止です。

提携会社も豊富で、特典航空券にも交換しやすいのも強みでしょう。「エアリンガス航空(アイルランド)」や「エア・ドロミティ(イタリア)」など、ヨーロッパ圏の航空会社をメインに提携しています。

アメリカの航空会社は、「燃油サーチャージ料」が安いのも特徴です。時期によっては無料で利用できます。特典航空券以外に費用がかからず、マイルだけで旅を楽しめるでしょう。

また、「1000マイル=400ポイント」とレートは低めですが、「楽天ポイント」にも交換できます。移行後のポイントは「期間限定ポイント」の扱いで、有効期限は6カ月です。

通常ポイントよりも失効するのが早く、サービスによっては使えない場合もあります。使用先を明確にしてから交換しましょう。

マイレージプラスへのご入会 | ユナイテッド航空

アジア利用が多いならアシアナ航空

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韓国路線が充実している「アシアナ航空」も、スターアライアンスのマイルを貯めるには利用しやすい航空会社でしょう。家族でマイルを貯めたいときや上級会員を目指すなら、同社のマイレージが向いています。

家族合算で効率的に貯められる

アシアナ航空のマイルは、半年以内に発行された公的書類によって親族であることが証明できる場合は「家族マイレージ」として合算して利用できます。代表の会員のアカウントから優先して使用されますが、足りない分は家族のマイルを使って特典に交換が可能です。

ANAにも家族のマイルが合算できる「ANAカードファミリーマイル」サービスはありますが、範囲は親会員を基準に「同居する配偶者」「同性パートナー」「1等身以内の親族」に限られます。

一方で、アシアナ航空では祖父母や孫、兄弟姉妹などのマイルも合算対象です。幅広い親族のマイルを合算できることもあり、特典航空券への交換も早くなるでしょう。

マイルの有効期限も「10年」と長く、マイレージ内の独自のステイタス制度でダイヤモンド会員以上になると「12年」に延長されます。

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まとめ

ANAが加盟するスターアライアンスには、26社もの航空会社が加盟しています。マイルの相互利用や積算などの提携があり、いくつかの航空会社を使い分けたいときにも最適です。

日本国内のフライトやポイ活中心であればANAが貯めやすいですが、利用する路線によってはユナイテッド航空やアシアナ航空なども検討してみましょう。

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