楽天Edyとは
楽天Edyは、電子マネーの一種です。事前にチャージすることで、現金の代わりにさまざまな店で使用できます。
カードやアプリを設定したスマホをかざすだけで支払いができるため、荷物が多く手がふさがっているときや、接触をできるだけ減らしたいときに便利です。
始め方いろいろ
Edyの利用開始方法は、下記の4種類です。
・専用のEdyカードを購入する
・Edy機能付き楽天カードへの新規入会・切り替え
・おサイフケータイに楽天Edyアプリをダウンロード
・iPhoneとEdyカードを併用
Edyカードを使用する場合、購入後、手元に届いてから、専用サイトで楽天ポイントを貯めるための設定をします。おサイフケータイで使用する場合にも、アプリから設定が必要です。
一方、Edy機能付き楽天カードを使用する場合、設定をせずそのまま使えます。
iPhoneの場合、Edyカードがなければ使用できないことに注意しましょう。Edyカード用楽天Edyアプリをダウンロードすることで、iPhone上で残高や履歴を確認可能です。買い物では、Edyカードを提示します。
楽天Edyが使えるお店は?
必要に応じて設定をし、使えるようになった楽天Edyは、どこで使用できるのでしょうか?楽天Edyが使える店を紹介します。
使える店舗は全国90万カ所以上
楽天Edyが使える店は、全国に「90万カ所」以上あります。コンビニ・ドラッグストア・スーパー・家電量販店・ショッピングモールなど、さまざまな店舗で使用できる電子マネーです。
代表的な店を下記に挙げます。
・セブン-イレブン
・ローソン
・ファミリーマート
・サミット
・イトーヨーカドー
・マツモトキヨシ
・ツルハドラッグ
・ビックカメラ
・ららぽーと
・マクドナルド
身近な店で使えるため、日常の買い物で便利に使用できるでしょう。
楽天Edyは、楽天グループのプリペイド型電子マネーです 楽天Edyが使えるお店を探す:楽天Edy
ネットショッピングで使うには?
実店舗はもちろん、ネットショッピングでも楽天Edyを使用できます。おサイフケータイで使用している場合、楽天Edyを使用できるショップで、支払い方法に楽天Edyを選択すればOKです。
パソコンでネットショッピングをする場合には、「楽天Edyリーダー」「FeliCaポート」「パソリ」のいずれかがあれば、楽天Edyを使用できます。
使用する際はEdyカードを、楽天Edyリーダー・FeliCaポート・パソリのどれかにセットします。支払い手続きをEdy Viewerで行うと、支払い完了です。
楽天市場はもちろん、Amazon・Ameba・GREE・LINE STOREなどでも使用できます。
利用する魅力は?
現金と同じように買い物ができる楽天Edyですが、具体的にどのようなメリットがあるのかを紹介します。
楽天ポイント以外も貯まる
いつもの買い物の支払い方法を楽天Edyにするだけで、200円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まります。加えて、他のポイントも貯められるのが特徴です。
例えば、楽天カード・MUFGカード・DCカードなど、対象となるクレジットカードを使用して楽天Edyのチャージをすると、クレジットカードのポイントも貯められます。
おサイフケータイの楽天Edyであれば、ANAのマイル・ヨドバシゴールドポイント・エポスポイント・ビックポイントなどから、どれか1つポイントを貯められるのが魅力です。
通常の楽天ポイントにプラスしてポイントを貯められるため、さらにお得に使用できるでしょう。
キャンペーンが多い
さまざまな「キャンペーン」が開催されているのも、楽天Edyの魅力です。買い物だけでなく、全国の加盟店や、インターネット上で開催されるキャンペーンでも、ポイントを効率的に貯められます。
キャンペーンには、ポイント50%還元・ポイント2倍・ポイント山分けなど、さまざまなものがあるため、条件に合うものや普段よく使うお店のものを探して参加しましょう。
デメリットもある
買い物やキャンペーンでポイントを貯められる楽天Edyは、お得感のある電子マネーです。しかし、デメリットがあることも知っておきましょう。
税金や公共料金は支払えない
まず挙げられるデメリットは、「税金や公共料金の支払いに使えない」という点です。水道・ガス・電気はもちろん、携帯電話を含む電話代、通信販売のコンビニ支払いなどもできません。
税金や公共料金の支払いは、金額が大きくポイントをまとめて貯められるチャンスです。楽天Edyでは支払いができないため、税金や公共料金の支払いは、他の電子マネーの使用を検討したほうがよいかもしれません。
チャージ残高への補償がない
チャージ残高の補償が一部のケースを除き、ないことにも注意しましょう。
補償されるのは、おサイフケータイで紛失・盗難・故障などのトラブルが起きる前に、楽天EdyマイページへのEdy番号登録を事前にしている場合です。
チャージ直後であっても、登録を怠っていると補償されない可能性があります。Edyカードの紛失・盗難には補償がないため、注意しましょう。
特に注意したいのは、クレジットカードによるオートチャージを設定しているケースです。残高が少なくなると自動的にチャージされる仕組みのため、紛失後に放置していると、無断で使用される恐れがあります。
紛失に気が付いたら、オートチャージの解除や利用停止設定を行いましょう。おサイフケータイは、楽天Edyマイページより利用停止手続きができます。カード類は紐付いているクレジットカードの公式サイトなどから、Edyのユーザー情報を削除しましょう。
早速チャージして使ってみよう
電子マネーを使うときには、事前にチャージします。楽天Edyのチャージは、どのような方法でできるのでしょうか?自分に合うチャージ方法を選び、楽天Edyを実際に使ってみましょう。
現金でチャージ
現金でチャージするには、コンビニなど一部の楽天Edy加盟店で、「楽天Edyにチャージお願いします」と伝えればOKです。すると、レジにて対応してもらえます。
また、Edyチャージャーという機械が設置してあり、現金によるチャージができる加盟店もあります。
セブン-イレブンに設置してあるセブン銀行ATMも、現金によるチャージに対応済みです。ATMで電子マネーチャージを選び、Edyカードを置きます。チャージする金額を選択し、現金を入れたらチャージ完了です。レジに並ぶことなく利用でき、手数料もかかりません。
クレジットカードでチャージ
クレジットカードによるチャージは、カードを使用しているかアプリを使用しているかで、設定の仕方が違います。
Edyカードを使用している場合には、「楽天Edyアプリ」からチャージができます。Android・iOSどちらも対応アプリがあるため、利用している機種に合わせてダウンロードしましょう。
どちらも、アプリ内からチャージ手続きを行いEdyカードを端末にかざします。
Androidのおサイフケータイの場合は、楽天IDに紐付いたクレジットカードからチャージができます。まずはアプリ内からクレジットカード情報を登録し、チャージしましょう。
Edy搭載クレカの場合は、クレジットカード会社の公式サイトからチャージ設定ができます。
電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」 | チャージ・残高照会など(Edy Viewer)
楽天ポイントをチャージ
貯めたポイントを使ったチャージもできます。ポイントチャージ申請をすると、指定の楽天Edyでポイントを受け取れる仕組みです。
ただし、申請から受け取りまでは最大で2日間かかることもあります。使いたい日が決まっているなら、早めに申請をしておくとスムーズです。
また、ポイントでチャージする場合には、楽天Edyの使用で楽天ポイントが貯まる設定をしておかなければいけません。他のポイントが貯まる設定では、ポイントによるチャージが使用できない点は要注意です。
加えて、チャージできないポイントがあることも押さえておきましょう。期間限定ポイントや、提携サービス会社から交換したポイントはチャージ不可です。
まとめ
楽天Edyは、全国90万カ所以上の店で使える電子マネーです。実店舗だけでなく、ネットショッピングにも利用できます。事前に現金やクレジットカードでチャージしておけば、支払いがスムーズにできるでしょう。
また、楽天ポイントや、その他のポイントを貯めやすいのは、メリットといえます。ただし、公共料金の支払いに使えないことや、Edyカードの紛失補償がない点はデメリットです。
特徴を知って使うことで、よりお得に楽天Edyを使用できるでしょう。