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マイル交換率がよいルート。JAL派やANA派が貯めたいポイントの種類

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2022.03.21
by ドットマネー編集部

ポイ活で目指せ陸マイラー

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飛行機をあまり利用しない場合でも、マイルは貯められます。ポイントサイトやクレジットカードを駆使して、日常生活でマイルを増やしていきましょう。

陸マイラーとして活動するには、まず「マイレージクラブ」への登録と、到達しやすい目標設定が欠かせません。

どのマイルを貯めるのか選ぶ

ポイ活を始める前に、まずはどのマイルを貯めるのか決めましょうマイルは各航空会社の「マイレージクラブ」に入会することで貯められます。マイレージクラブへの入会は無料で、発行される会員番号に対してマイルが貯まっていく仕組みです。

別々の航空会社で貯めてしまうと合算はできないため、一つに絞って効率的にマイルを貯めるのが基本といえます。同じマイレージクラブのマイルなら合算・譲渡などができるケースもありますが、航空会社ごとのルールを見ておきましょう。

また、航空会社の多くは、「アライアンス(航空連合)」に加盟しています。同じチーム内ではマイレージの共有ができるため、入会中のマイレージのマイルで提携航空会社の特典航空券の予約も可能です。

日本国内発着の便を利用するのであれば、JAL・ANAの路線が充実しています。マイレージクラブと連携しているクレジットカードを作ると、ショッピングなどでもマイルが貯まるでしょう。

目標を決めてポイントを貯める

「マイルを貯めてどこへ行きたいか」など、目標を決めるとポイ活のモチベーションになります。フライト利用であれば、JALなら国内線「片道6000マイル」、ANAなら「片道5000マイル」から特典航空券との交換が可能です。

東京から大阪や名古屋行きの便が片道5000〜6000マイルでの交換対象となります。旅行の行きかえりに利用するとして、「往復1万〜1万2000マイル」を貯めることが目標になるでしょう。どのくらいの期間で目標に到達するかも試算しておくと、より具体的な予定も立てられます。

注意したいのは、ポイントとマイルは必ずしも等価で交換できるわけではない点です。「1ポイント=0.5マイル」になることもあります。

1年間で1万マイルを目指す場合、75%のレートなら月に1150ポイント程度・50%のレートなら月に1700ポイント程度を貯める計算です。

JAL派が貯めるならこのポイント

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ポイントによって、どのマイルに交換しやすいかは異なります。JALマイルへ簡単に交換できるポイントを探しているなら、「Ponta」や「JRE POINT」がぴったりです。利用している店舗や鉄道によって、メインのポイントを決めましょう。

Pontaポイントは50%でJALのマイルへ

Pontaは「ローソン」や「ケンタッキー」などの店舗のほか、リクルート系の通販サイト「ポンパレモール」などでも貯まるポイントです。JALマイルには「2ポイント=1マイル」で交換でき、交換までに1週間ほどかかります。

PontaポイントをJALマイルに交換するには、「JMB×Ponta会員登録」が必要です。JALのマイレージバンクとPontaを紐付けるためのもので、無料で行えます。登録後は、Pontaを管理する「Ponta Web」から交換申請をしましょう。

なお、「JMBローソンPontaカードVisa」などカード発行時点で紐づけが完了しているタイプもあります。こちらの交換窓口は「ローソンのWebサイト」です。

JALには、フライトマイルの代わりにPontaポイントが貯められる「Pontaコース」もあります。ただし、加算されるポイントはフライトマイルの半数です。

PontaポイントからJALマイレージバンクへ交換する | PontaWeb

JRE POINTは30~60%以上でJALのマイルへ

JR東日本では、「Suica」の利用やJRE POINT加盟店での提示で貯まるJRE POINTを運用しています。「アトレ」などの駅ナカショッピングビルも、JRE POINTの加盟店です。

JRE POINTは通常JALマイルに交換できませんが、「JALカードSuica」を持っている場合のみ交換ができます。通常時の交換レートは、「1500ポイント=500マイル」で約33%です。

年会費に3300円をプラスして加入する「ショッピングマイル・プレミアム」に登録すると、「1500ポイント=1000マイル」となり、交換レートは約66%となります。

なお、CLUB-Aゴールドカードの場合はショッピングマイル・プレミアムが自動付帯のため、3300円はかかりません。交換にかかる時間は、全カード共通で2〜3週間です。

マイルに交換(普通カード、CLUB-Aカード) JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

JAL派におすすめのポイ活ルート

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交換レートを重視する場合は、直通で交換するよりも「効率のよいルートを探す」方が多くのマイルが貯まります。まずは、「ポイントサイト」経由での交換を検討してみましょう。買い物以外にも、サービス利用でポイントが貯まっていきます。

ポイントサイトでポイントを貯める

ポイントサイトでは、クレジットカード利用を含むオンラインショッピングやサービスの利用でポイントが貯まります。ポイントサイトに広告を掲載するための「広告料」から、利用者に還元される仕組みです。

どのオンラインショップを利用すればよいか悩んだときは、「JALショッピング」のような公式サイトを利用するのもおすすめです。

ポイントサイト経由でJALショッピングを使うと「JALショッピングで貯まるマイル」「ポイントサイトからもらえるマイル」「クレカで貯まるポイント」の三重取りができます。普通に買い物をするより3倍貯まりやすくなり、マイルが貯まるスピードも上がるはずです。

.moneyに交換し50%でJALのマイルへ

各ポイントサイトで貯めたポイントは「.money」のようなポイント交換サイトに集約してからマイルへ移行することも可能です。ポイントサイトから直接マイルに交換できないときや、交換レートが低いときは活用してみましょう。

.moneyからは、JALマイルへ直接交換できます。「500マネー=250マイル」で交換でき、交換にかかる時間は申請時期によって異なり2週間〜1カ月程度です。

.moneyでは、複数のポイントサイトのポイントを合算できます。一つのポイントサイトではマイル交換できるほどのポイントが貯まらないときにも活用できるでしょう。

ポイント交換サイト│ドットマネーは手数料無料・業界No1交換レート!

ANA派が貯めるならこのポイント

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ANAマイルに交換するなら、「楽天ポイント」や「TOKYU POINT」を検討しましょう。楽天ポイントは共通ポイントで、加盟店が多いのが特徴です。TOKYU POINTは一部のカードからの交換レートが75%と高くなっています。

楽天ポイントは50%でANAのマイルへ

楽天ポイントは、オンラインショップ「楽天市場」や提携のコンビニなど、さまざまな店舗の利用で貯まります。めたポイントは、ANAマイルに「2ポイント=1マイル」のレートで交換が可能です。交換には1週間ほどかかります。

楽天ポイントは、店舗での提示の際に貯まる「通常ポイント」のほか、キャンペーンでの付与や「一部の提携ポイントからの交換」による「期間限定ポイント」があります。ANAマイルに交換できるのは、あくまでも通常ポイントです。

また、提携サービスから交換した楽天ポイントの中には、ANAマイルに交換できないものもあります。例えばJCBカード・DCカード・Oricoカードなどの提携企業や、楽天証券などの楽天グループから交換したポイントは、マイルに移行できません。楽天ポイントに集約してANAマイルに交換することはできないため、注意しましょう。

楽天ポイントを効率よく貯めたいときは、「楽天カード」の発行を検討しましょう。楽天市場でのポイント還元率は3倍です。ANAと提携した「楽天ANAマイレージクラブカード」は、直接マイルが貯まるコースも選べます。

【楽天PointClub】:楽天ポイントをANAに交換!

TOKYU POINTから75%でANAのマイルへ

TOKYU POINTからは、直接ANAマイルに交換可能です。このとき、保有しているクレジットカードによって、レートが変わります。

通常のTOKYU CARDの交換レートは、「1000ポイント=500マイル」です。TOKYU CARDであっても、ANAマイルへの交換に対応していないカードもあります。

保有しているカードをチェックしておくことが大切です。また、ANAマイルへの交換を意識しているなら、高還元が可能なカードが欠かせません。

TOKYU POINTが貯まるカードからは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」のみ「1000ポイント=750マイル」で交換できます。同じように5万ポイント貯めた場合でも、50%なら2万5000マイルです。しかし、75%なら3万7500マイルになります。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

一つのカードで「ANAマイル」「TOKYU POINT」「Vポイント」が貯まり、使うこともできます。入会・継続時には1000マイルずつのボーナスがつき、航空券購入などでもマイルが貯まるカードです。

また、TOKYU POINTの加盟店で使うと、TOKYU POINTが貯まります。TOKYU POINTとANAマイルは相互交換に対応し、どちらがメインでもマイルがザクザク貯まっていくでしょう。

通常のショッピングやPASMO定期券の購入で貯まるのは、三井住友のポイントサービス「Vポイント」です。年会費は初年度無料、2年目からは2200円(税込)かかります。

しかし、WEB明細の発行や「マイ・ペイすリボ」で毎月一定額が引き落としされる「リボ払い」の利用設定を行うと、年会費の割引が受けられます。

【東急カード】ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのお申込み|クレジットカードの三井住

ANA派におすすめのポイ活ルート

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ポイ活で貯めたポイントをANAマイルへ交換するなら、「Tポイント」「JRキューポ」「永久不滅ポイント」の3種類のポイントを経由してレートアップを計りましょう。交換ルートを確保するには、対象クレジットカードの発行が必要です。

Tポイントは最大70%でANAのマイルへ

Tポイントは多くの加盟店で貯められる共通ポイントです。ポイ活で貯めた複数のポイントを.money経由でTポイントにまとめることもできます。

TポイントはANAマイルに直接50%のレートで交換できます。
ただ、ほかのポイントを経由すると、最大「70%」のレートで交換することも可能です。

ポイントを経由する際にクレジットカードが必要になりますが、マイルが貯まりやすいルートを確保したいときは利用してみましょう。

レートが高くなるのは、Tポイントを「JR九州」のポイントである「JRキューポ」に交換し、セゾン系列の「永久不滅ポイント」に移行するルートです。

ルートを利用するには、JRキューポから永久不滅ポイントに交換するための「JQ CARD セゾン」と、永久不滅ポイントからANAマイルに交換するための「みずほマイレージクラブカード/ANA」が必要です。

Tサイト[Tポイント/Tカード]

JQ CARD セゾン

JRキューポは、対象のカード保有者以外では永久不滅ポイントへの交換ができません。JQ CARDセゾンは「JRキューポと永久不滅ポイント」の交換を可能にするカードです。

Tポイントから交換するだけでなく、JQカードのショッピング利用などでJRキューポを貯めることもできます。「JQ CARDエポス」や「JQ SUGOCA」など、JRキューポが貯まる複数カードを保有している場合、JR九州のWebサイトで「おまとめ登録」することで合算し、まとめて永久不滅ポイントに交換することも可能です。

「1000ポイント(JRキューポ)=200ポイント(永久不滅ポイント)」で交換できます。永久不滅ポイントは「1000円につき1ポイント」が貯まるタイプで、価値は5円相当です。1000円分が200円相当に減ってしまうわけではありません。

【公式】JQ CARDセゾンの入会・お申込み

みずほマイレージクラブカード/ANA

永久不滅ポイントをANAマイルへ交換するには、交換手続きを扱う「セゾンNetアンサー」に登録している「セゾン系列カード」が必要になります。みずほマイレージクラブカードもその一つです。

なかでも「みずほマイレージクラブカード/ANA」は年会費無料で発行でき、ほかのセゾン系カードにはない高レートでのマイル移行が特典として付いています。

通常のセゾンカードでは「200ポイント(永久不滅ポイント)=600マイル(ANA)」のところ、「100ポイント=350マイル」とお得になるカードです。

さらに、みずほマイレージクラブに入会していることで、取引状況に応じてATM手数料無料の特典があります。みずほ銀行を利用している人も使いやすいでしょう。永久不滅ポイントからANAマイルに交換するには、1〜2カ月ほどかかります。

みずほマイレージクラブカード/ANA | ANAマイレージクラブ

まとめ

フライトを利用せずにマイルを貯めるなら、各種ポイントを活用しましょう。ショッピングでの提示やクレジットカード利用で、ポイントが貯まります。

ポイントをマイルに交換する場合は、70%以上のレートで交換できるルートを利用するとさらにマイルが早く貯まるはずです。

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