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夢のマイルで海外旅行。一度は訪れたいあの場所は何マイル必要?

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2022.02.27
by ドットマネー編集部

マイルで海外旅行へ行くには?

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マイルを使って海外旅行向けの特典航空券に交換するには、マイレージプログラムで必要マイルを貯めることが条件です。

マイルは主にフライトで貯まります。マイルが貯まるクレジットカードでのショッピングなどをあわせて行い、どんどんマイルを貯めていきましょう。

旅行や出張でマイルを貯める

マイルを貯めるには、利用したい航空会社のマイレージクラブに入会します。入会後、カードが届くまでに数週間かかることがありますが、JALやANAでは入会手続き完了画面で「お客様番号」などが発行されます。

カードが届くまでの間は、番号を申し出るとマイル付与の対象です。搭乗する飛行機の「予約クラス」「移動距離」「運賃」などをもとに、規定のマイルが付与されます。

一般的には移動距離が長く、上級クラスを予約するとマイル数は多くなる傾向です。

提携航空会社のフライトでもOK

航空会社は一般的に、「アライアンス」と呼ばれるグループに加盟しています。同じアライアンスに加盟している航空会社は提携を結んでおり、貯めたいマイレージを選ぶことが可能です。アライアンス外でも、独自に提携を結んでいることがあります。

たとえばワンワールドに加盟するJALであれば、アメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズなどの同じワンワールドに加盟する航空会社もマイル積算の対象です。独自提携している大韓航空やハワイアン航空とも、一部の相互マイル積算ができます。

人気観光スポットの必要マイル

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日本からの利用が多い人気スポットにも、マイルを使って海外旅行できます。ハワイやグアム、バンコクに行くにはどのくらいのマイルが必要なのでしょうか?「エコノミークラス」搭乗時のマイル数の目安を見ていきましょう。

JALの場合は一部利用できない日程がありますが、ANAの国際線はマイルが利用不可となる日程はありません。利用しやすい航空会社を選びましょう。

温暖なハワイやバンコクなど

常夏のハワイやバンコクでは、海でのレジャーや大型ショッピングモールの観光が主流です。バンコクから飛行機を乗り継いで1時間ほどのエリアには、リゾートやスパ施設が充実する「サムイ島」もあります。

マイルを使って特典航空券に交換する場合、JALとANAで必要マイル数は変化します。JALはシーズンによる変化がなく一律で、「PLUS」と呼ばれる追加マイルサービスで予約を取りやすくするシステムです。ANAは、シーズンごとに必要マイル数が変わります。

JALを利用してハワイのコナ・ホノルルに行くには往復4万マイルが必要です。ANAの場合はホノルルのみで、往復3万5000マイルから交換できます。JALはすべての特典航空券で片道予約が可能ですが、ANAは往復のみとなっているのも特徴です。

バンコクは、JALの場合発着空港や便によって変化しますが、往復2万7000マイルから特典航空券が予約できます。ANAは往復3万マイルからです。

近くてお手軽なグアムにも

グアムは、日本とオーストラリアの真ん中あたりに位置する、マリアナ諸島の一つです。日本からは約4時間のフライトで、ダイビングなどのレジャーや観光が楽しめる人気の海外旅行先です。

グアムはアメリカの領土であり、同国のユナイテッド航空によるフライトが充実しています。同アライアンスのANAは、ユナイテッド航空とのコードシェア便を展開中です。

ANAマイルで特典航空券を交換する場合、ユナイテッド航空を経由して往復2万マイルで交換できます。JALではグアムへの直行便が利用でき、往復2万マイルです。


なお、アメリカには飛行機の乗り継ぎに関して「米国間の運送は米国の航空会社が行う」取り決めがされており、日本など他国を経由してアメリカ2地点を移動するには「米国籍の飛行機での移動」が必須です。アメリカ~日本~グアムの旅程は認められていません。

マイル初心者におすすめの場所と貯め方

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日本からの距離が近い「韓国」や「台湾」の場合は、特典航空券に交換するマイル数も少なくなっています。

国内線でもANAの東京~沖縄間の特典航空券はローシーズンで往復1万4000マイルです。距離によっては、海外の方が少ないマイル数で交換できることがあります。

ソウル、台北など

韓国コスメやショッピングに興味があるなら「ソウル」、昭和の日本のような雰囲気や台湾グルメを楽しみたいなら「台北」も検討してみましょう。日本から近いこともあり、必要マイルは少なめです。

JALの場合ソウルへは往復1万5000マイル、台北には羽田・成田発着の場合は往復2万マイルで特典航空券に交換できます。ANAはソウル往復1万2000マイルから、台北往復1万7000マイルから交換が可能です。

ANAは「エバー航空(台湾)」・JALは「大韓航空(韓国)」と提携しているため、それぞれの航空会社の便も利用できます。

たとえば、東京〜沖縄の往復でJAL便を利用した場合、割引運賃(積算率75%)を利用しても1400マイルほどが貯まる計算です。

11回程度の往復旅行で、ソウル往復のマイルが貯まるでしょう。正規運賃の場合は、もう少し貯まりやすくなります。

クレジットカードを駆使して貯めよう

フライトマイルだけでは、すぐにマイルが貯まるとはいえません。ライトマイルは、国内線が「運賃ごとに決められた積算率」・国際線が「予約クラス」に国際基準の「区間マイル」を掛け合わせたもので決まる仕組みです。

予約クラスは「座席クラス」と運賃種別で決まる区分ですが、安価なエコノミー利用の場合はもともとの積算率も低めになります。運賃種別も正規運賃であれば設定されたマイルの100%が貯まる一方で、割引運賃では積算率が50〜75%程度に落ちてしまうこともあるでしょう。

海外旅行に行く場合でも、日本〜ハワイの往復でエコノミーを利用し、積算率50%の割引運賃なら4000マイル程度しか貯まりません。

マイルが貯まるクレジットカードを使うと「100〜200円のショッピングにつき1マイル」が貯まることが多く、毎日の買い物がマイルに変わります。

「永久不滅ポイント」などポイントを貯めてマイルに交換するタイプや、JALカード・ANAカードのようにフライトでもマイルが貯まりやすくなるものまで種類はさまざまです。カードを利用する店舗や、使い勝手などで選びましょう。

JALカード 普通カード

「JALカード 普通カード」は、入会後1年間年会費が無料です。2年目からも2200円(税込)と、比較的リーズナブルに使えます。

ボーナスマイルとして初回搭乗の1000マイルや、毎年初めての搭乗で1000マイルが貯まる特典もあり、フライト中心に貯めたい人にも有利です。さらに、搭乗ごとにフライトマイルの10%がプラスされます。

クレジットカードのショッピングで貯まるマイルは、「200円につき1マイル」です。年会費3300円(税込)の「ショッピングマイル・プレミアム」に入会すると、還元率が「100円につき1マイル」にアップします。マイルが直接貯まり、移行手数料などもかかりません。

普通カード(カードの種類) - JALカード

ANA アメリカン・エキスプレス・カード

入会で1000マイル、カード更新時にも1000マイルが貯まるカードです。ANAグループ便の利用で、搭乗ごとにフライトマイルの10%のボーナスもあります。

通常のショッピングでは「100円につき1ポイント」の付与です。ANAの航空券や旅行商品などの購入では、ポイントが1.5倍になります。

なお、ポイントをANAマイルに交換する際は、「ポイント移行コース」への登録が必要です。参加費として、年間6600円(税込)がかかります。年会費も7700円(税込)かかるため、利用額から維持費が許容できるかがポイントとなってくるでしょう。

いったん加入すると、コース特典として貯めたポイントの期限がなくなります。「1000ポイント=1000マイル」単位で交換できるのもメリットです。

ANAアメリカン・エキスプレス|アメリカン・エキスプレス

憧れの街もマイルで叶える

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多くのマイルを集めれば、遠距離の海外旅行もマイルで楽しめます。JALやANAなど、マイルには期限が設けられていることもあるため、失効には注意しましょう。両社ともに、「獲得日から3年後の月末」までが期限です。

ニューヨーク、パリなど

アメリカのニューヨークや、フランスのパリにもマイルでの旅行は可能です。

ニューヨークの場合、JALは往復5万マイル・ANAはローシーズンで4万マイルから交換できます。パリは、JALは往復5万2000マイル・ANAは4万5000マイルからです。

ANAはレギュラーシーズンを選択すると、日本〜ニューヨークが5万マイル、日本〜パリは5万5000マイルです。交換や予約のハードルが高くなることもあり、ローシーズンを検討する方が目標に到達しやすいでしょう。

全額分のマイルを期限内にどうしても貯められない場合は、往復ではなくJALの「片道特典航空券」を利用するのも手です。「航空会社のポイント」に交換して、有償航空券購入時に使うなどの方法もあります。

JALはエールフランス(フランス)・ANAはユナイテッド航空など、就航している提携航空会社も予約が可能です。

海外のマイルも検討する

航空会社によっては、マイルの有効期限が設定されていないところもあります。利用の度に期限が更新されることも多く、「実質無期限」でマイルを貯められるのが魅力です。

たとえばワンワールド加盟の「ブリティッシュ・エアウェイズ」では「Avios」と呼ばれるマイルが貯まります。36カ月に1回マイルの残高が動くだけで失効せず、実質無期限です。

エコノミークラスの最安値運賃でも25%分のマイルが貯まるなど、JALなどワンワールドの加盟航空会社をよく使うなら利用しやすいでしょう。

スカイチーム加盟の「デルタ航空」も、マイルが貯めやすい航空会社です。提携クレジットカード「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」を利用すれば、買い物でも貯まります。

マイルの有効期限は無期限で、ほかのスカイチーム加盟の航空会社を利用する場合もマイルの付与が見込めるでしょう。

まとめ

マイルでの海外旅行は簡単ではありません。しかし、通常のフライトマイルだけでなくボーナスマイルや、ショッピングでマイルが貯まるカードを持っていると格段に貯めやすくなるでしょう。

有効期限までに貯められるマイル数が少ないときは、アジア圏を選択すると必要マイル数が少なくなります。

行先と必要マイル数から貯める目標を設定しましょう。日本のエアラインでの予約が難しい場合は、海外のマイルを貯めやすい航空会社を検討してみるのも一つです。

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