- 電子マネーWAONとは
- ポイントを貯めて使える
- コンビニなど全国84万カ所以上で利用可能
- WAONの使い方
- まずは申し込もう
- 三つの主なチャージ方法
- かざすだけで簡単決済
- ポイントの上手な貯め方
- 会員登録するだけでいつでもポイント2倍
- 賢くチャージしてポイント二重取り
- おトク情報をチェック
- 付与率25%のマイナポイントでさらにお得
- ポイントが貯まりやすいおすすめクレカ3選
- 三つの機能が1枚に イオンカードセレクト
- JALマイラーなら イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
- 55歳以上ならもっとお得 イオンカードセレクト G.Gマーク付
- 使うときに注意すること
- セブン-イレブンでは使えない
- ミニストップではポイントが付かない商品も
- まとめ
電子マネーWAONとは
WAONは、イオンリテール株式会社が運営している電子マネーです。特に、イオングループの買い物がお得にできるため、日頃からイオン・ダイエー・マックスバリュなどをよく使っているという人に向いています。
電子マネーの機能のみを備えたカードのほか、クレジットカード機能やキャッシュカード機能を使えるWAONもあるため、利用方法に合わせて選びましょう。
ポイントを貯めて使える
現金で買い物をすると買い物をした代金分が減るだけです。しかし、WAONで買い物をすると、利用金額に応じて「WAONポイント」が貯まります。「200円(税込)ごとに1WAONポイント」が貯まっていくのです。
貯まったポイントは「1WAONポイント=1円」として、支払いに使えます。ただし、ポイントには有効期限があるという点に注意しましょう。有効期限を過ぎると失効してしまいます。
初回チャージから1年間が「加算期間」、さらに1年間が「有効期限」です。
例えば、2020年10月25日に初めてチャージした場合、2021年10月31日までが加算期間として扱われます。ポイントの有効期限は、2022年10月31日までです。貯めたポイントを無駄なく使いきるために、有効期限をチェックしましょう。
コンビニなど全国84万カ所以上で利用可能
イオングループが展開する電子マネーWAONは、イオングループの店舗でしか使えないと考えている人もいるかもしれません。しかし、実際には全国84万カ所以上で使える電子マネーです。
日常的に買い物をしている店舗の中にも、WAONに対応しているところがきっとあるはずです。例えば下記の店舗で支払いに使えます。
・イオン
・ダイエー
・マックスバリュ
・ハックドラッグ
・ファミリーマート
・ローソン
・マクドナルド
ほかにもたくさんの店舗で使用できますし、年々使える範囲が広がっています。
使えるお店を探す | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
WAONの使い方
WAONを使うためには、事前準備が必要です。どのような手順で進めると、WAONを使えるようになるのでしょうか?順番に解説します。
まずは申し込もう
まずはWAONに申し込みましょう。電子マネーの機能のみを持ったものや、クレジットカード一体型、モバイルアプリなどがあるため、使い勝手のよいものを選び、申し込みます。
店頭で申し込む場合、窓口になっているのはイオンの店舗や加盟店です。イオン・ビブレ・マックスバリュ・ミニストップなどで申し込みできるため、日頃使っている店舗で申し込みましょう。
郵送やインターネットでも申し込み可能です。自宅なら、書類への記入もフォームへの入力も落ち着いてできます。店舗の開いている時間に縛られず申し込みできるという点もメリットです。
また、スマートフォンでWAONを使いたい場合には、アプリで始めることもできます。
三つの主なチャージ方法
申し込み後は、WAON使用前にチャージをしましょう。チャージの方法は下記の3種類です。
・店舗レジ
・クレジットカード
・オートチャージ
店舗レジでチャージする場合、スタッフに「チャージお願いします」と言って、現金を渡します。そしてWAONを端末にかざせばチャージ完了です。イオン・ファミリーマート・ローソンなどで対応しています。
クレジットカードによるチャージは、WAONステーション・イオン銀行ATM・WAONネットステーション・モバイルWAONアプリで利用できます。
オートチャージは、設定した金額を下回ると自動的にチャージされる仕組みです。残高を気にせず使用できるため、日常的にWAONで買い物をする場合は設定しておくのもよいでしょう。
かざすだけで簡単決済
チャージが完了したら、あとは支払いに使うだけです。レジでカードやアプリを設定したスマートフォンをかざすだけで、支払いが完了します。
現金払いのように小銭の取り出しにまごつくことも、クレジットカードのようにサインや暗証番号を求められることもありません。
レジで「WAONで支払います」とスタッフに伝え、端末にかざすだけでOKです。「ワオン!」という音が決済完了の合図です。
また、ICカードリーダライタがあれば、対応しているECサイトでのネットショッピングにも利用できます。モバイルアプリを利用している場合は、ネットショッピングでもスマートフォンだけで決済が完結します。
ポイントの上手な貯め方
コツを押さえてWAONを使うと、ポイントを上手に貯められます。お得なキャンペーンについても紹介するので、活用しましょう。
会員登録するだけでいつでもポイント2倍
電子マネーのみのタイプのWAONやモバイルWAONは、氏名や住所を登録しなくても使えます。しかし、「会員登録」をすぐにしたほうがポイントを貯めやすくなり、お得です。
会員登録をしたWAONをイオングループの対象店で使うと、ポイントがいつでも2倍獲得できます。加えて、紛失や盗難に遭った際の補償もされるため、万が一の事態が起こっても安心です。
ただし、発行したWAONがクレジットカード一体型の場合には、会員登録は必要ありません。クレジットカード一体型は、発行直後からポイント2倍と紛失盗難補償が付いています。
賢くチャージしてポイント二重取り
オートチャージを設定するときには、特定のクレジットカードを使用することで、ポイントの「二重取り」ができます。WAONで支払いをしたときはもちろん、オートチャージの金額にもWAONポイントが貯まるのです。
支払いでもチャージでも、200円につき1ポイント貯まります。実質2倍のポイントです。ポイントではなくマイルで貯めるたい人は「JMB WAONカード」などを選びましょう。
おトク情報をチェック
ポイントがお得に貯まる日や、キャンペーンを利用するのも、ポイントが貯めやすくなるコツです。
イオングループの店舗では、毎月5・15・25日を「お客様わくわくデー」としてポイント2倍に、毎月10日を「ありが10デー」としてポイント5倍に設定しています。また、「ボーナスポイント」が付与される商品もあるため、買い物をするときにチェックしましょう。
期間限定のキャンペーンも行われています。例えば、「1万円分チャージで最大5万ポイントが当たる」「対象商品購入で代金の20%をポイント還元」「イオン銀行の積み立て開始で1000ポイント」などです。
参加できるキャンペーンがあれば、積極的に活用しましょう。
付与率25%のマイナポイントでさらにお得
2022年1月1日より、「マイナポイント第二弾」がスタートしています。マイナンバーカードの申請期限は2022年9月末まで、申込期限は2023年2月末までです。マイナポイント第一弾で、最大5000円分のポイントを受け取っていない人が対象となっています。
2万円分のWAONチャージで、最大5000円相当のWAON還元です。付与率25%と大幅な還元があり、チャージと申請だけでWAONがお得に使えます。
マイナポイントをもらうには、チャージの前に事前の予約申込が必要です。対象のスマホやお店の端末から、WAONでマイナポイントを受け取る手続きをしておきましょう。
イオンやミニストップなど対象店舗にはWAON申込専用のマルチメディアコピー機があり、簡単にマイナポイントの予約申込ができます。
ポイントが貯まりやすいおすすめクレカ3選
ポイントを効果的に貯めて、お得にWAONを使うには、クレジットカード選びが大切です。特におすすめの3種類を紹介するので、クレジットカード選びの参考にしましょう。
三つの機能が1枚に イオンカードセレクト
「イオンカードセレクト」はWAON・クレジットカード・イオン銀行キャッシュカードとして使える、1枚3役の多機能カードです。発行手数料・年会費ともに無料です。
支払い時にポイントが付与されるだけでなく、オートチャージにもポイントが付与されるため、WAONポイントを下記の通り二重取りできるのが特徴です。
・オートチャージ:200円ごとに1WAONポイント
・支払い:イオングループ対象店200円ごとに2WAONポイント(要会員登録)、一般店200円ごとに1WAONポイント
WAONを持ちたいけれど、どのクレジットカードにするか迷っているという場合にぴったりの1枚です。
JALマイラーなら イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
JALマイルを貯めたい人にぴったりなのが「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」です。クレジットカードによる支払いはもちろん、WAONで買い物をした場合にも200円につき1マイルが付与されます。
貯めたマイルをWAONに交換することも可能です。3000マイル=1500WAONですが、1万マイル=1万1000WAON、4万マイル=5万WAONで交換できるため、貯めれば貯めるほど、お得にポイントを使えます。
貯まるのはJALマイルですが、お客様感謝デーといったイオングループ対象店舗の特典も利用可能です。
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) | イオンカード 暮らしのマネーサイト
55歳以上ならもっとお得 イオンカードセレクト G.Gマーク付
G.G WAON・クレジットカード・イオン銀行キャッシュカードが1枚になった「イオンカードセレクト G.Gマーク付」は、55歳以上で発行できるクレジットカードです。
毎月15日の「G.G感謝デー」に、G.G WAONかイオンカードのクレジットカード支払いを使用することで、5%オフが適用されます。もちろん、「お客様わくわくデー」のポイント2倍も対象です。
55歳以上でお得なクレジットカードを探している人にぴったりでしょう。
イオンカードセレクト(G.Gマーク付) | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
使うときに注意すること
イオングループを中心に、さまざまな店舗で使えるWAONですが、使用時には注意点もあります。
セブン-イレブンでは使えない
まず注意したい点は「セブン-イレブンで使えない」ということです。セブン-イレブンは、さまざまな電子マネーに対応していますが、WAONには対応していません。
日常的に使うコンビニがセブン-イレブンという場合には、向いていないでしょう。WAONを使用できるコンビニは、大手であれば、ファミリーマートとローソンがあります。
ミニストップではポイントが付かない商品も
ミニストップではWAONが使用できます。ただし、中には、ポイントが付与されない商品やサービスがある点に注意しましょう。ポイントが付かないものは、下記の通りです。
・たばこ
・切手・印紙・はがき・金券
・収納代行
・ゆうパック
・MINISTOP Loppiのローソンチケットやその他サービス
収納代行はポイントが付かないうえ、支払いもWAONではできないことがほとんどです。
ただし2020年8月10日から、一部の電気・水道・ガス料金は、支払いに対応しています。払込票のバーコード番号(91)に続き、特定の決まった番号が記載されているもののみ、WAONによる支払いが可能です。
まとめ
WAONはイオングループを中心に、普段の買い物でポイントを貯められる電子マネーです。会員登録やオートチャージ・キャンペーンの利用などで、どんどんポイントを貯められます。
全国84万カ所以上で使えますが、セブン-イレブンでは使用できないという点に注意しましょう。コンビニは、ファミリーマートやローソンで使用可能です。
毎日の買い物がより便利でお得になるWAONは、ポイントを貯めやすいクレジットカードと組み合わせると、さらにお得になります。おすすめのクレジットカードを参考に、WAONを活用しましょう。