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メルペイとPayPayの違いを比較。メリットデメリットや使い方も

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2024.02.22
by ドットマネー編集部

メルペイとPayPayの違いとは?

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メルペイは「株式会社メルカリ」の子会社、PayPayは「ソフトバンク株式会社」と「ヤフー株式会社」の合弁会社が運営するスマホ決済サービスです。まずはメルペイ・PayPayの概要を見ていきましょう。

メルペイとは

「株式会社メルペイ」が運営するメルペイは、「メルカリアプリ」の機能として利用できるスマホ決済サービスです。

「メルペイコード決済」と「iD決済」の2種類の支払い方法があり、それぞれ対応する「メルペイ加盟店」や「iD加盟店」といった実店舗で使用できます。

なかには、セブン-イレブンやローソンなど両方の支払い方法に対応している店もあり便利です。

また、メルカリ内はもちろん、メルペイに対応しているネットショップならネット決済も可能です。「Apple Pay」や「iD」と紐づけて、オンライン決済する方法もあります。

支払い用口座の登録か「アプリでかんたん本人確認」が完了すると、メルカリの売上金が自動的に「メルペイ残高」にチャージされる仕様です。売上金の実質的な現金化がスムーズに行えるほか、キャンペーンなどで獲得した「メルカリポイント」もメルペイでの支払いに使えます。

PayPayとは

PayPay株式会社が運営する「PayPay(ペイペイ)」は、「PayPayアプリ」で利用できるスマホ決済・個人間送金サービスです。銀行口座やセブン銀行ATMなどから「PayPay残高」にチャージしたり、連携済みのクレジットカードから後払い決済ができたりします。

PayPay加盟店では、コード払いやQRコードスキャンによるアプリ内決済が可能です。一部ネットショップでも「PayPay残高払い」が利用できるほか、公共料金・税金の「PayPay請求書払い」もできます。

PayPay残高には4種類あり、チャージした残高は「PayPayマネー」か「PayPayマネーライト」、キャンペーンなどで獲得した残高は「PayPayポイント」という名称です。

原則として、本人確認後のチャージは「出金可能」なPayPayマネーですが、本人確認前のチャージや「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」などでのチャージは出金できないPayPayマネーライトとなります。

獲得できるポイントはキャンペーンなどによって異なります。

メルペイのメリットとデメリット

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メルペイはメルカリユーザーがお得に利用できるシステムです。メルカリの売上金をスムーズに支払いに利用できるほか、クレジットカード不要で後払いもできます。メルペイのメリット・デメリットと、メルペイが向いている人のタイプを見ていきましょう。

利用するメリットは?

メルペイを利用する最大のメリットは、「メルカリの売上金」をスムーズに買い物に利用できることです。

各種キャンペーンなどで取得したメルカリポイントや、メルカリアプリ内で取得できる「メルペイクーポン」も支払いに使えます。メルカリユーザーにとっては非常に使い勝手のよいスマホ決済サービスといえるでしょう。

また、メルペイは事前チャージによるプリペイド型の決済に加え、「メルペイスマート払い」によるポストペイ(後払い)に対応していることも特徴です。

メルカリや全国各地のメルペイ加盟店・iD加盟店、iPhoneならApple Payに対応したネットショップ・アプリでもクレジットカードのように一括払い・定額払いができます。

さらに、一括払い・定額払いの後日変更にも対応する上、部分的に一括払いして残りを定額払いにするという支払い方も可能です。

こんなデメリットも

メルペイは、メルカリの売上金がなくても銀行口座やセブン銀行ATMからチャージできますが、支払い元にクレジットカードの登録はできません

キャンペーン・メルペイクーポンを利用しない通常の買い物では原則ポイント還元がなくクレジットカード会社のポイントプログラムも利用できないことはデメリットでしょう。

一方で、各種キャンペーンやメルペイクーポンは割引率・還元率が高いものもあるため、お得な情報をチェックすることが重要です。

こんな人におすすめ

メルペイはメルカリの売上金を自動的かつ手数料無料でメルペイ残高にチャージできるため、「メルカリの売上金は出金の手続きや手数料がネック」と考えていた人にとってはうれしいサービスです。

また、メルペイスマート払いを利用すれば後払いで一括払い・定額払いが利用できるため、「高額決済をしたいけれどクレジットカードを持っていない」という人も便利に使えます。

iD決済登録をしたiPhoneであれば、「Walletアプリ」経由で「メルペイ電子マネーカード(メルペイ残高)」からSuicaへのチャージも可能です。「メルカリの売上金をSuicaにチャージしたい」というニーズにも対応します。

PayPayのメリットとデメリット

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PayPayは加盟店が多く高還元率のキャンペーンもよく行われるため、Yahoo! JAPANやソフトバンクのユーザーでなくともお得に利用できます。PayPayのメリット・デメリットと、PayPayが向いている人のタイプを見ていきましょう。

利用するメリットは?

PayPayは数あるスマホ決済サービスの中でも特に加盟店が多く、全国各地の実店舗だけでなくネットショップでも幅広く利用できます。PayPay残高によるプリペイド型決済のほか、「PayPayあと払い(一括のみ)」によるポストペイ(後払い)も可能です。

これらの支払い方法では、前月の決済回数・利用金額に応じて0.5〜1%、Yahoo! JAPANの一部サービスでは2%の「PayPayポイント還元」が受けられます。

さらに、頻繁に開催されるキャッシュバックキャンペーンなど、お得に使えるキャンペーン・特典が豊富です。還元率という意味で、優秀なスマホ決済サービスといえるでしょう。

また、PayPayマネー・PayPayマネーライトは個人間送金にも使える上、受け取るのがPayPayマネーなら出金も可能です。

マネーの種類は送る側の指定によりますが、受け取り側が本人確認を済ませていない場合はPayPayマネーライトでの受け取りとなります。

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こんなデメリットも

チャージ上限額は過去24時間で2万円・過去30日間で5万円となっており、クレカポイント還元の恩恵はあまり受けられません。

PayPay利用特典の1%還元は、1回7500円相当、1カ月1万5000円相当という付与上限があることも注意点です。

PayPay残高には4種類あり、PayPayマネー以外には出金不可、個人間送金不可(PayPayポイント・PayPayボーナスライト)、有効期限(PayPayボーナスライトのみ60日間)といったルールがあります。残高の使い方をしっかりと把握しましょう。

こんな人におすすめ

スマホ決済サービスは、加盟店の多さで利便性が大きく変わります。PayPay加盟店は非常に多いため、「使える店舗が多いスマホ決済サービスを利用したい」という人に向いているでしょう。

Yahoo!ショッピング・ヤフオク!・LOHACO by ASKULなどの「Yahoo! JAPANサービス」では特に高還元率を狙える上、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金をPayPay残高にチャージ可能です。

また、チャージ方法で「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」を選択すれば、PayPay残高のチャージ金額・ケータイ料金をまとめて支払えます。

高還元率のスマホ決済サービスを求めている人のほか、Yahoo! JAPANサービスやソフトバンクのユーザーにもおすすめです。

メルペイの始め方

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メルペイはまずメルカリアプリをインストールし、銀行口座の登録などをして利用の準備を整えましょう。「電子マネーiDの設定」も行うと、利用可能な店舗が広がります。

メルカリアプリをインストール

メルペイはメルカリアプリの機能として利用できるため、まずはiPhoneやAndroid端末でメルカリアプリをインストールしましょう。

インストールが完了したら、アプリを起動して会員登録を行います。

Android端末の場合は、Facebookアカウント・Googleアカウント・メールアドレスの3種類、iPhoneの場合は、Apple IDを含めた4種類のいずれかのアカウントを紐づけましょう。画面の指示に従って操作し、SMSによる電話番号の認証を行えば会員登録は完了です。

・アプリ名:メルカリ(メルペイ)
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

二つのチャージ方法と設定の仕方

メルペイでは、メルカリの売上金がなくても「銀行口座」か「セブン銀行ATM」のいずれかからチャージできます。

まずは、「アプリでかんたん本人確認」を済ませましょう。以前は銀行口座の登録による本人確認だけもチャージできましたが、2020年9月以降、メルカリの本人確認が厳格化されています。本人確認をすると売上金の有効期限(180日)を無期限にでき、メルカリ・メルペイをより便利に使えます。

銀行口座からチャージする場合は、「アプリでかんたん本人確認」を済ませた後に「メルペイ」タブ→「銀行チャージ」→「銀行口座を登録する」の順に選択し、銀行口座の登録を行いましょう。銀行口座からのチャージはアプリ上で行えます。

セブン銀行ATMからのチャージは、全国のセブン-イレブンに設置されているセブン銀行ATMで手続きします。ATMの画面に表示される「QRコード」をスマートフォンで読み取ってから現金を投入するという流れです。

iDの設定をしよう

iPhone 7以降か、Android 5.0以降をインストールしたおサイフケータイ対応端末であれば、メルペイで「iD決済」も利用できます。

iDの設定は、「メルペイ」タブ→「iD」アイコン→「設定を始める」の順にタップし、画面の指示に従って「電子マネーカード」を発行しましょう。

Android端末の場合は、発行の時点で完了です。iPhoneの場合は「Walletアプリ」に「メルペイ」を追加することで、Apple Payに対応したネットショップ・アプリでもiD決済が行えるようになります。

PayPayの始め方

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PayPayでは、まずPayPayアプリをインストールし、複数のチャージ方法から自身に合ったものを選択しましょう。

PayPayアプリをインストール

PayPayは「PayPayアプリ」で利用するスマホ決済サービスのため、まずはPayPayアプリをインストールしましょう。アプリを起動すると、まず「携帯電話番号」か「Yahoo! JAPAN ID」「ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの携帯電話回線」での新規登録が必要です。

どの登録方法でも、SMSで4桁の認証番号が送られてきます。アプリで認証番号を入力すれば登録完了です。

・アプリ名: PayPay-ペイペイ
・価格:無料
・Apple Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

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三つの主なチャージ方法と設定の仕方

PayPayのチャージ方法は大別すると5種類あります。

・銀行口座
・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM
・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
・ヤフオク!・PayPayフリマの売上金

このうち、主な方法は銀行口座、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMによるチャージです。銀行口座の場合は、ホーム画面の「…」→「銀行口座登録」から口座情報を入力して設定しましょう。登録は最短2分ほどで完了し、アプリ上で簡単にチャージ可能です。

セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでチャージをする場合は、「現金」によるチャージとなります。特に各銀行口座開設の必要はありません。

ATMの「スマートフォンでの取引」を選択して、PayPayアプリの「チャージ」→「ATMチャージ」の順にタップしましょう。ATMに表示されたQRコードをアプリで読み取り、アプリ上に表示された4桁の企業番号をATMに入力して、現金を入金するとチャージ完了です。

メルペイが使えるお店と決済方法

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メルペイは、iD設定を行っていればメルペイ加盟店・iD加盟店の両方で利用できます。クレジットカードのように支払える「メルペイスマート払い」は便利ですが、審査や手数料などに注意しましょう。

全国170万カ所のお店で使える

メルペイは、iD加盟店とメルペイ加盟店を合わせて全国170万カ所以上の店舗で利用できます。iD加盟店はセブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンなどのコンビニをはじめ、イオン・イトーヨーカドーなどのスーパー、ドラッグストアはマツモトキヨシ・ウエルシア薬局などです。

ビックカメラ・コジマ・LOFT・TSUTAYA・ブックオフ、マクドナルドや吉野家などでもiD決済を利用できます。

メルペイ加盟店も、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・家電量販店・ファストフード店・カラオケなど、日常的に利用頻度の高い店舗が中心です。

ネットショップでは、DMM.com・SHOPLIST・DELIS(デリズ)・ECカレントなどが対応しています。

選べる決済方法と支払いのタイミング

「メルペイ」のマークがある店舗ではコード決済、「iD」のマークがある店舗ではiD決済が利用できます。

コード決済はアプリを起動してコードを読み取るか、読み取ってもらう必要がありますが、iD決済ならスマートフォンを決済端末にかざすだけでアプリを立ち上げる必要がありません。

支払い時は、以下のような支払い方ができます。

・メルカリの売上金や購入したメルカリポイントで直接支払う
・セブン銀行ATMや銀行口座から事前チャージする
・「メルペイスマート払い」で後払いする

スマート払いの注意ポイント

メルペイスマート払いはクレジットカードのように一括払い・定額払いで後払いできる上、利用上限額は自分で設定できます

メルペイ残高か自動引き落としで清算するなら手数料無料ですが、コンビニや銀行ATMで清算する場合は、清算金額に応じて220~880円の手数料がかかることに注意しましょう。

定額払いの場合は、本人確認を行った上でアプリの「メルペイ」タブ→「使い方」→「定額払い」から申し込みが必要です。所定の審査があり、20歳未満は利用できません。

また、クレジットカード払いと同じように、実質年率15%の「定額払い手数料」がかかることにも注意しましょう。毎月の清算金額は元金・手数料合計で1000円から設定でき、利用上限額は30万円です。

PayPayが使えるお店と決済方法

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PayPayの加盟店は公式サイトで確認できるだけでも非常に多く、アプリから検索すれば意外な小規模店も発見できます。

通常の買い物と同じようにPayPayポイント還元が受けられる「PayPay請求書払い」も見逃せません。

全国344万カ所以上のお店で使える

PayPayは全国展開する有名店から地域密着型の小規模店まで、全国344万カ所以上のさまざまな店舗で利用できます。PayPay加盟店は「PayPayロゴ」が目印です。

コンビニ大手3社やライフ・マツモトキヨシ・デニーズなどをはじめ、関東なら赤札堂・くすりの福太郎・日高屋などでも利用できます。

全国のスーパー・ディスカウントストア・ドラッグストア・飲食店・家電量販店のほか、BIGECHO・ラウンドワン・アパホテル・H.I.S.・オートバックス・アート引越センターなど、多彩なジャンルの加盟店で利用可能です。

なお、公式サイト上の「PayPayが使えるお店/サービス」はあくまで「主な」利用可能店舗で、実際には個人経営の店舗などにも加盟店は広がっています。

決済方法は二つ

PayPayアプリの決済方法は、店頭レジ横などに表示されている「QRコード」を読み取るか、アプリに表示された「QRコード」「バーコード」を読み取ってもらうかの2種類です。店舗によってどちらの方法かが異なるため、店頭レジで確認しましょう。

QRコードを読み取る場合は、店員にPayPayで支払うことを伝え、ホーム画面左上の「スキャン」をタップしてからQRコードを読み取り、支払う金額を入力して店員に確認してもらいます。

QRコード・バーコードを読み取ってもらう場合は、ホーム画面下の「支払う」をタップし、店員にコードを読み取ってもらいましょう。

PayPay請求書払いなら公共料金も

PayPayアプリは、水道・電気・ガスや各種税金などの請求書払いにも対応しています。決済方法は店頭レジでQRコードを読み取る場合と同様です。

ホーム画面の「スキャン」をタップし、請求書のバーコードを読み取りましょう。支払い金額を入力して、「支払う」をタップすれば納付完了です。

いつでもどこでもスマートフォンだけで請求書払いができる上、PayPayポイントの0.5~1%還元も受けられます。

まとめ

メルペイはメルカリユーザーが売上金を有効活用できるほか、クレジットカードのように後払いもできます。常設のポイント還元はありませんが、メルペイクーポンやキャンペーンを利用すればお得な買い物が可能です。

PayPayは加盟店が非常に多い上、利用特典の還元率が高く、お得なキャンペーンも随時開催しています。Yahoo! JAPANの会員やソフトバンクユーザーは、特に便利に利用できるでしょう。

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