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メルペイとLINE Payを比較。メリットや使い方、支払い方法も

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2021.12.23
by ドットマネー編集部

メルペイとLINE Payを比較

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メルペイとLINE Payは、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?二つの決済サービスを比較します。

メルペイとは

株式会社メルペイが提供する「メルペイ」は、フリマアプリのメルカリを利用して買い物の支払いをする仕組みです。そのため、現在メルカリを使用している人は、比較的手軽に導入しやすいでしょう。

メルカリの売上金をチャージに使用できるほか、「メルペイスマート払い」という後払いサービスがあるのが特徴です。

また、コードの表示や読み込みの必要がないiDに対応したスマートフォンの場合、レジでかざすだけで使用でき、よりスムーズな支払いが叶います。

LINE Payとは

「LINE Pay」は、コミュニケーションツールとして広く使われているLINEが提供している決済サービスです。無料通話やメッセージのやり取りのために、LINEを利用している人も多いでしょう。

LINEアプリで友だち同士になっていれば、LINE Payを使用することで、送金や割り勘を簡単にできる仕組みがあります。飲み会やランチ会など、複数人で集まるときに活用することで、会計をスムーズに済ませられるはずです。

日頃からLINEを使っているようであれば、アプリからすぐに登録して使い始められます。

メルペイを利用するメリット

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2種類の決済サービスを簡単に比較することで、それぞれ特徴あるサービスや機能があることが分かりました。では、2種類のうち、メルペイにはどのようなメリットがあるのでしょうか?代表的な三つのメリットを紹介します。

メルカリの売上金で買い物できる

メルペイのメリットとしてまず挙げられるのは、メルカリの売上金を支払いに使えるという点です。メルカリの売上を現金化することなく、「直接メルペイにチャージ」できるのです。

売上金を現金化する場合、金額に関係なく200円の手数料がかかります。一方、メルペイへのチャージの場合、手数料不要で現金と同じように使えるようになるのです。

現金化の手間も費用もかからないため、メルカリユーザーにぴったりの方法といえます。

スマホがあれば決済可能

スマートフォンさえあれば買い物ができるという点もメリットです。無料でダウンロードできるメルカリアプリを事前に設定しておけば、アプリから1円単位で支払いができます。

そのため、現金を持ち歩く必要がなくなります。よく行くコンビニやスーパーがメルペイ対応であれば、スマートフォンとマイバッグだけを持って買い物に出かけることもできます。

メルペイスマート払いで一括清算

決済サービスは、事前にチャージして使用する方式と、クレジットカードとひも付けて後払いにする方式の2種類があります。

メルペイには、クレジットカード不要の後払い方式である「メルペイスマート払い」があるのも大きな特徴です。

1カ月分の使用明細が翌月1日に通知され、月末までの好きなタイミングに支払います。給料日後といった現金を用意しやすいタイミングで、無理なく支払えるのがメリットです。

1カ月分の決済をまとめられるため、使う度にチャージする手間が省けるというのも便利な点でしょう。買い物をするときに、残高を気にする必要がありません。

クレジットカードを持っていない人でも、カード払いのように翌月支払えるというのも見逃せない点です。

LINE Payを利用するメリット

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メルペイには、ほかにはないチャージや支払い方式があることが分かりました。では、次にLINE Payのメリットを紹介します。

ユーザー間なら手数料無料で送金できる

「送金」はLINE Payの特徴的な機能です。友だち登録している人同士であれば、手数料無料で送金できます。

友だちに送金をするとき、これまでは銀行口座を利用するのが一般的でした。指定された口座へ現金を振り込む方法です。この方法では、振込手数料がかかりますし、場合によってはわざわざ銀行へ行かなくてはいけません。

LINE Payを使って送金する方法なら、友だちと1対1の「トークルーム」で、どこにいても簡単に送金できます。銀行に行ったり、ATMで口座番号を入力したりする手間を、カットできるのです。

「この前はありがとう」といったメッセージも同時に送れるため、事務的な印象にならないのもうれしい点ではないでしょうか。

独自のポイント制度がある

LINE Payでは、一部の支払い方法に限り「利用特典」としてポイントが還元されます。

2021年4月末までは「マイランク制度」により、過去のポイント獲得数に応じてポイント還元率が変動する仕組みでした。2021年5月1日より、一律0.5%のポイント還元に変更されています。

ポイントは、「チャージ&ペイ」利用時に還元されます。チャージ&ペイは、「Visa LINE Payクレジットカード」を、LINE Payアカウントへ登録することで使える機能です。ポイント活用のためには登録が欠かせません。

なお、LINE Payのチャージ&ペイには、対応の「三井住友発行のVisaカード」も登録できます。Visa LINE PayクレジットカードはLINEポイントの還元ですが、それ以外の対象カードは「Vポイント」での還元です。

高いセキュリティと安心の補償制度

高いセキュリティを備えているのもLINE Payのメリットです。例えば、銀行口座情報やクレジットカード情報など、重要な情報は、すべて「暗号化」して管理しています。

加えて、不正な動きをしているアカウントがないか、「モニタリングシステム」において監視しています。不正行為を予防することで、被害を未然に防ぎやすくしています。

また、万が一、不正行為により被害が発生した場合には、LINE Payが損害額を「補償」する制度があるため安心です。30日以内に申し立てすることで、送金・支払い・出金といったすべての取引内容を対象に補償します。

この補償は、スマートフォンの紛失や、ログイン情報の漏洩により起こった不正利用でも、カバーされるのが特徴です。

メルペイの使い方

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メルカリのアプリを使用しているなら、メルペイの登録はすぐにできるでしょう。店舗でメルペイを使い買い物をするまでに、必要な手順を解説します。

メルカリアプリ内から登録

メルペイの登録は、「メルカリアプリ内」から行います。アプリを既に使用している人は、ホーム画面から登録しましょう。メルカリのアプリを使用したことがない場合には、アプリのダウンロードとメルカリへの会員登録から行います。

アプリが用意できたら、「ホーム画面」を開きましょう。画面に「メルペイ」の表示があるため、そこを選択し、「お支払い用銀行口座の登録」へと進みます。

利用したい銀行を選び、氏名や口座番号など必要な情報を入力して、登録します。最後に、4桁のパスコードを設定して、登録完了です。

事前に登録用の銀行口座を決め、通帳やキャッシュカードを用意しておくとスムーズに登録しやすくなります。

メルカリ利用者は支払い銀行口座登録しよう

「支払い銀行口座」は、メルカリの売上金を受け取る「振込申請用銀行口座」とは別のものです。登録することで、売上金をより活用しやすくなります。

メルカリの売上金は、180日間で有効期限が切れる仕組みです。しかし、支払い銀行口座を登録すると、有効期限がなくなります。また、銀行口座への出金が、ゆうちょ銀行を除き1営業日で完了します。

加えて、売上金をメルペイ残高へチャージして、そのまま使えるようにもなります。メルカリを便利に使うためにもぜひ登録しておきたいところです。

チャージ方法は三つ

チャージする方法は、すべて合わせると下記の3種類あります。

メルカリの売上金をチャージ
支払い用銀行口座からチャージ
セブン銀行ATMでチャージ

売上金をチャージする方法は、メルカリ利用者だけが使えます。メルカリで出品して貯まった売上金を利用する方法です。現金化の必要がなく手軽に利用できます。

登録した支払い用銀行口座からのチャージは、誰でも使える方法です。アプリ内で金額を指定してチャージするボタンをタップするだけで、簡単にチャージができます。

セブン銀行ATMを使い、現金でチャージする方法も、誰でも使用可能です。アプリとセブン銀行ATMを手順通りに操作して、入金しましょう。

LINE Payの使い方

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買い物でLINE Payを使う場合には、事前の準備が必要です。具体的に使い始めるための手順を紹介します。

LINE Payに登録

まず実施するのは、LINE Payへの登録です。登録にはLINEアプリが必要なため、ない場合にはインストールとLINEへの登録から始めます。

LINE Payへの登録は、LINEのホーム画面にある「ウォレット」をタップして行います。「LINE Payをはじめる」を選択し、「新規登録」をタップします。すると、LINE Payのメインメニュー画面に移動します。

登録の最後に実施するのは、LINE Pay専用のパスワードを設定することです。このパスワードは、決済や機種変更の際に使用します。不正ログイン防止のために大切なパスワードのため、注意して扱いましょう。

本人確認で便利な機能が利用可能に

より便利にLINE Payを使うなら、「本人確認」を実施します。LINE Payのメインメニュー画面の設定から、本人確認へ進むことで設定可能です。

本人確認の方法は、「銀行口座の登録」と、「かんたん本人確認」の2種類があります。銀行口座の登録では、口座の登録が完了すると同時に、本人確認も完了する仕組みです。

一方、かんたん本人確認では、「運転免許証」や「マイナンバーカード」といった本人確認書類や顔の撮影をします。加えて、本人情報を入力することで、確認を行います。

いずれかの方法で本人確認が完了すると、送金機能やオートチャージといった便利な機能が使えるようになります。また、チャージ金額や出金サービスの上限金額を変更することも可能です。

いろいろ選べるチャージ方法

残高をチャージする方法がバリエーション豊かに用意されているのが、LINE Payの特徴です。使い勝手のよい方法を選び、チャージできます。

本人確認で銀行口座を登録していれば、その口座からチャージが可能です。アプリから口座を選択し金額を指定すると完了します。

店舗でチャージする方法は下記の5種類です。いつも行くお店や駅で利用できるため、出かけるついでにチャージできます。

セブン銀行ATM
LINE Payカード(ローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100限定)
Famiポート(ファミリーマート)
二次元コード/バーコード(AINZ&TULPE・アインズ限定)

このほかに、本人確認後に使えるようになるオートチャージがあります。

メルペイの支払い方法と使える店舗

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買い物をするときに、メルペイはどのような方法で支払うのでしょうか?自分にとって便利な支払い方法があるかチェックしましょう。

また、身近で立ち寄りやすい場所にメルペイを使える店舗があるかという点も、重要なポイントです。日頃使っている店舗で利用できるかも確認しましょう。

コード決済

メルペイマークが掲示されている店舗では「コード決済」が使えます。QRコードやバーコードを利用する決済方法です。

お店が読み取る方法でコード決済をする場合には、読み取り用のQRコード・バーコードをスマートフォンの画面に表示させましょう。画面を提示し、スタッフに読み取ってもらうことで支払いが完了します。

自分が読み取る方法は、お店に設置してあるQRコードを読み取り、支払い金額をスマートフォンに入力して支払う方法です。入力した金額に間違いがないことをスタッフに確認してもらってから、支払いボタンをタップすれば支払いできます。

iD決済

事前に設定をしておくと、「iD決済」を利用した支払いが可能です。iD決済を使用すると、スマートフォンの画面をスタッフに提示する必要がなくなります。専用端末にかざすだけのため、より手軽です。

支払い方法は、AndroidとiPhoneで異なります。Androidの場合には、スタッフに「iDで払います」と伝え、スマートフォンをかざすだけです。iPhoneの場合には、Walletアプリを起動してからスマートフォンをかざします。

どちらの場合にも、決済音が鳴れば支払い完了です。

どこで使えるの?

メルペイが使えるのは、メルペイマークかiDマークがある店舗です。iD決済が使用できる店舗だけで、全国に150万カ所以上あります。

また、メルペイのコード決済ができる店舗は、セブン-イレブン・ローソン・サミット・ケーズデンキ・ビックカメラ・マツモトキヨシ・吉野家などが代表的です。

主要なコンビニやスーパーなどで利用できるため、日常の買い物をメルペイのみで支払える可能性があります。AZUL BY MOUSSY・ANAP・エアトリ・サンプル百貨店・DMM.com・ふるさとチョイスなどのネットショップでも、メルペイを使用可能です。

使えるお店をさがす/ 「iD」が使えるお店検索|電子マネー「iD」

使えるお店

LINE Payの支払い方法と使える店舗

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支払いにLINE Payを使用するときには、どのような方法でできるのでしょうか?使える店舗と合わせて紹介します。

コード決済

LINE Payでも、メルペイと同じように「コード決済」が使えます。

種類も、店舗スタッフにQRコード・バーコードを読み取ってもらうストアスキャン方式と、店舗に設置されたQRコード・バーコードをスマートフォンで読み取るユーザースキャン方式の2種類で、操作方法はほぼ同じです。

ストアスキャンでは、「LINE Payで払います」と伝え、スタッフに読み取ってもらうためのQRコード・バーコードを、スマートフォンで提示します。コードを読み取ってもらうことで支払い完了です。

ユーザースキャンは、店舗にあるQRコード・バーコードを読み取り、支払い金額を入力して支払います。スタッフに金額を確認してもらい、支払いボタンをタップしパスワード入力で認証すれば、支払いが完了です。

Android限定でQUICPay+も

Androidを使っている場合には、「QUICPay+」による支払いが可能です。QUICPay+なら、スマートフォンを操作することなく、かざすだけで支払いができます。

LINE PayでQUICPay+を使うためには、無料で発行できるプリペイドカード・LINE Payカードが必要です。LINE PayカードをAndroidのモバイル決済サービスGoogle Payに登録すると、使用できます。

なお、JCBブランドのLINE Payカードの新規発行および、QUICPay+への新規登録はサービス終了のためできません。すでに登録済のカードは、引き続き利用できます。

iPhoneを利用している場合はQUICPay+には非対応ですが、「LINE Pay」に「Apple Pay」を登録すると、スマホをかざして決済が可能です。ApplePayにカードを登録するために、Visa LINE Payプリペイドカードを準備しましょう。Visaブランドのプリペイドカードは、バーチャル専用のカードです。

どこで使えるの?

支払いにLINE Payを使えるのは、LINE Payのコード決済に対応している店舗です。例えば、下記の店舗ではコード決済ができます。

ファミリーマート
ローソン
セブン-イレブン
くら寿司
スターバックス
ビックカメラ
サンドラッグ
マツモトキヨシ

加えて、QUICPay+を使用している場合には、QUICPayマークがある店舗でも支払い可能です。全国に133万カ所以上あるため、さまざまな場所で使えます。

LINE Pay

QUICPayの使えるお店

まとめ

フリマアプリのメルペイを利用するメルペイは、メルカリの売上金でチャージできる点や、クレジットカード不要で後払いにできるスマート払いが特徴です。

そのためメルペイは、メルカリ利用者や、クレジットカードは使いたくないけれど後払い方式でまとめて支払いたい人に向いているサービスといえます。

一方、LINE Payは、トークルームを利用した送金機能やQUICPay+が利用できるという魅力があります。友だちに送金することがある人や、Androidのスマートフォンを利用している人は、LINE Payが便利でしょう。

紹介したメルペイとLINE Payの特徴を参考にしつつ、自分に向いている決済サービスを選ぶことが大切です。

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