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KyashをPayPayに紐付ける方法。還元率や使うメリットは?

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2023.07.07
by ドットマネー編集部

それぞれのポイント制度を確認しよう

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「PayPay(ペイペイ)」と「Kyash(キャッシュ)」は、ポイント還元やポイント多重取り見込めるお得な決済方法として注目されています。

決済方法が多様化するなか、ポイント付与の仕組みやルールが頻繁に変わるケースも珍しくありません。「どんな場合にポイントが獲得できるか」を随時把握しておく必要があります。

PayaPayポイントの仕組み

PayPayで決済をすると、1円単位で支払いに充当できる「PayaPayポイント」が付与されます。付与率は前月(1日~末日)の決済回数や決済金額で変動する「PayPayステップ」に基づきます。

2021年10月に変更があり、現在は以下のような条件になっています。

・PayPay加盟店での決済:0.5%(基本還元率)
・PayPay加盟店で300円以上の決済を30回以上かつ5万円以上利用:+0.5%
・Yahoo!プレミアム会員・アカウント連携・対象サービスを三つ以上利用する条件のすべてを満たす:+0.5%

PayPay加盟店での基本付与率は0.5%ですが、条件をクリアすると最大で1.5%のPayaPayポイントが獲得できます。

・アプリ名:PayPay-ペイペイ(キャッシュレスでスマートにお支払い)
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

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Kyashの利用で還元されるポイント

Kyashは、残高にチャージして使うプリペイド式のVisaカードです。クレジットカードと同じように、対象の店舗やオンラインショップで「カード払い」として支払えます。

手持ちのクレジットカードやデビットカードをKyashアプリに登録すれば、プリペイドの残高がなくなった際でも即座にチャージができます。

Kyashカードは「リアルカード(Kyash Card・Kyash Card Lite)」と、オンライン限定仕様のバーチャルカード(Kyash Card Virtual)」の2タイプ、3種類です。それぞれ利用における還元率及び付与上限が異なります。

≪Kyashポイントの還元率≫
本人確認済アカウント(Kyashマネー)の場合

・Kyash Card Virtual:0.5%
・Kyash Card Lite:0.5%
・Kyash Card:1%

いずれのカードも本人確認を済ませる前のアカウント(kyashバリュー)では、還元率が0.2%となります。

ポイントの月間獲得上限は、本人確認を済ませているのであればKyash Card が1200ポイント、Kyash Card LiteとKyash Card Virtualは600ポイントです。本人確認が済んでいない場合は、すべてのカードでそれぞれ最大100ポイントまでの付与となります。

・アプリ名:Kyash(キャッシュ) - 誰でも作れるVisaカード
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード

PayPayでもKyashは使える

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KyashはVisaのプリペイドカードですが、他社のクレジットカードと同じようにPayPayの「支払い元」として登録できます。なかでも、決済時の3Dセキュアに対応しているKyash Cardがおすすめです。

ホームの「その他」から進み登録する

PayPayの支払い方法は、「チャージしたPayPay残高から支払う方法」と「登録したクレジットカードから直接支払う方法」の2パターンです。

PayPay残高へのクレカチャージはKyashは必然的に後者となります。

Kyashを登録するには、PayPayを起動しホーム画面の「その他」→「カードを追加」を選択しましょう。クレジットカード情報の入力は、「カメラでの読み取り」または「カード番号の直接入力」のいずれかより選択ができます。

カメラでの読み取る場合は「カメラのアクセス許可」が求められるため、「許可する」をタップしましょう。画面の枠内にカードを置けば、自動的にカード情報が入力されます。情報の入力後「追加する」を選択すれば、登録は完了です。

上限額は決済時の3Dセキュア対応の有無で異なる

PayPayでは、ネット上でクレジット決済をより安全に行うために、本人認証サービス「3Dセキュア」を推奨しています。事前に設定した「本人認証パスワード」を入力することで、カード情報の盗用やなりすましの被害を未然に防ぐのが目的です。

3Dセキュアは、各カード会社の「本人認証サービス」から申し込めます。Kyashのうち、3Dセキュアに対応しているのはリアルカードのKyash Cardのみです。Kyash Cardであれば本人認証を済ませることができるため、過去24時間で2万円・過去30日間で5万円までPayPayで利用できます。

一方で、Kyash Card LiteおよびKyash Card Virtualは、現状3Dセキュア非対応です。PayPayの場合、3Dセキュア非対応のクレジットカードも登録できます。ただ、3Dセキュアによる本人認証ができない場合は、利用上限金額が過去30日間で5000円と低いのがデメリットです。

ポイントの重ね取りはできる?

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Kyashは、ポイントの重ね取りができることで有名です。PayPayにKyashを登録した場合、どんな種類のポイントが獲得できるのでしょうか?ポイントの3重取りや4重取りが叶う裏技も要チェックです。

Kyashの強みである2重取りが可能

Kyashの強みは、「登録したクレジットカードからのチャージポイント」Kyash利用によるKyashポイント」の2重取りができる点です。

Kyashにクレジットカードを登録し、Kyash残高へのチャージを行うと「カード会社のポイント」が付与されます。1%以上の高還元率カードと紐づければ、ポイントがよりスピーディーに貯まるでしょう。

クレジットカードチャージをした場合、Kyashバリュー残高になるため、Kyash利用による「Kyashポイント」の基本還元率は、0.2%です。貯まったポイントは、「1ポイント=1円」としてKyash残高にチャージができます。

残念ながらPayaPayポイントは付与なし

PayPayにKyashを紐づけて決済すると、Kyash利用による「Kyashポイント」は付与されます。一方で、PayPay決済による「PayaPayポイント」は獲得できません

PayaPayポイントを獲得するには、いずれかを満たす必要があります。

・PayPay残高払い
・PayPayあと払い(一括払いに限る)
・PayPayアプリからPayPayカードでの支払い

お店によって夢の3重取りや4重取りが叶う

「PayPayの加盟店」かつTポイントや楽天ポイント、dポイントなどの「ポイント制度を導入している店舗」では、ポイントの3重取りが可能です。

・Kyashへのチャージポイント:カード会社の付与率に基づく
・Kyashポイント:0.2%
・店舗独自のポイント:導入するポイント制度によって異なる

「マツモトキヨシ」は「dポイント加盟店」であると同時に、店舗独自の「マツモトキヨシポイント」の付与も行っています。

100円(税込)の会計では、dポイントとマツモトキヨシポイントが各1ポイントずつ獲得できるため、Kyash利用と合わせれば、ポイントの4重取りが叶うでしょう。

なお、Kyashのリアルカードの所持者は、PayPayを使わずとも直接のカード決済でポイントの多重取りが可能です。

バーチャルカードはオンライン決済専用ですが、PayPayを経由することで実店舗でも決済ができるようになります。

まとめ

KyashもPayPayも、ポイントの多重取りができる決済方法として知られています。KyashとPayPayの組み合わせでは「PayaPayポイント」が獲得できませんが、ポイント多重取りの望みが絶たれたわけではありません。

Kyashのバーチャルカードはオンライン決済でしか使えませんが、PayPayに登録することで実店舗でも利用が可能になるのは大きなメリットといえるでしょう。

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