ドットマガジン by ドットマネー

PiTaPaはApple Payで使える?両者の特徴や使い分け方

PR
2021.12.20
by ドットマネー編集部

PiTaPaとは

image

PiTaPaは、関西圏のポストペイエリア内で生活する人にとっては、必須といえるほどお得な交通系ICカードです。

交通系ICカードとしては珍しくポストペイ型の支払いを基本とした、PiTaPaの特徴とエリア外での利用について見ていきましょう。

関西エリアのポストペイ型ICカード

株式会社スルッとKANSAIが運営する「PiTaPa」は、決済用の銀行口座を登録して、関西圏でポストペイ(後払い)の利用ができる交通系ICカードです。

「PiTaPaポストペイエリア」と「JR西日本ポストペイエリア」の電車・バスにチャージすることなく乗車でき、「PiTaPaショッピング加盟店」でのPiTaPa電子マネー払いで「ショップdeポイント」も貯まります。

PiTaPaポストペイエリア内の鉄道会社・バス事業者はそれぞれ独自の割引サービスを提供しており、提携クレジットカードの特典も組み合わせられるため、関西圏での日常生活においてお得に利用が可能です。

エリア外では事前チャージが必要

PiTaPaは交通系ICカードの全国相互利用に対応しており、Kitaca・nimoca・Suica・PASMO・manaca・toica・ICOCA・はやかけん・SUGOCAの9エリアでも利用できます。

ただし、JR西日本ポストペイエリアを除くICOCAエリアとその他8エリアの電車・バスで利用する場合、事前チャージをしてプリペイド型交通系ICカードとしての利用が必要です。

チャージは各交通系ICカードエリア内の「IC」マークのついた券売機などで行えます。PiTaPaポストペイエリアとJR西日本ポストペイエリアでは、改札の入出場時にオートチャージも可能です。

ただし、チャージをしてもポストペイエリア内ではポストペイ型の支払いを行うため、ポストペイエリア内だけでPiTaPaを利用する場合にはチャージ残高は消費できません。

また、PiTaPaを電子マネーとして利用できるのはPiTaPaショッピング加盟店に限ります。ほかの交通系ICカードと違い、電子マネーの全国相互利用に対応していないことにも注意しましょう。

Apple Payは非接触型決済サービス

image

「Apple Pay」は、iPhone・iPad・Apple WatchなどのApple製デバイスで利用できる、非接触型決済サービスです。

国や地域によって若干仕様が異なり、日本国内では主にソニー株式会社が開発した非接触ICカード技術「FeliCa」を利用します。Apple Payに登録できる交通系ICカードの種類や、カードの設定方法・使い方を見ていきましょう。

対応する交通系ICカードはSuicaとPASMOだけ

Apple Payは「Wallet」アプリで複数の電子マネー・カードを一元管理でき、クレジットカード・プリペイドカード・デビットカードや非接触型ポイントカードに加え、交通系ICカードも登録できます。

国によっては複数種類の交通系ICカードを登録できますが、日本で登録できるのはJR東日本が運営する「Suica」と「PASMO」のみです。PiTaPaを含むSuica以外の交通系ICカードは登録できません。

なお、PASMOが対応したのは、2020年10月6日からです。今後、順次交通系ICカードがApple payへ登録して使えるようになるかもしれません。

SuicaやPASMOを登録して全国で使うのもあり

Apple PayにはPiTaPaの登録は不可能ですが、SuicaやPASMOは登録できます。どちらも前述の交通系ICカード全国相互利用に対応しているため、Walletアプリに登録すれば北海道から九州までの電車・バスにiPhoneのみで乗車可能です。

さらに、SuicaやPASMOはPiTaPaとは異なり、電子マネーの全国相互利用にも対応しているため、PiTaPaショッピング加盟店以外の交通系ICカード加盟店で電子マネー払いができます。PASMOの対応エリアは、首都圏・仙台・新潟・札幌のSuicaエリアです。

PiTaPaポストペイエリア・JR西日本ポストペイエリアの利用頻度が高くないのであれば、SuicaやPASMOをApple Payで利用するのも有効な選択肢といえるでしょう。

すでに持っているカードタイプのSuicaやPASMOは、Apple Payへカード情報の取り込みも可能です。ただし。いったん取り込みを行ったカードは使えなくなります

SuicaやPASMOの設定方法

SuicaやPASMOはWalletアプリ上でいつでもどこでも新規発行できます。この場合、プラスチックカードの発行はなく、Apple Payで利用する「バーチャルカード」を発行・登録する形です。

Suicaを登録する場合、まずは国内購入のiPhone 7以降でWalletアプリを開きましょう。右上の「+」アイコンをタップして「続ける」→「Suica」の順にタップします。

チャージ金額を入力し、画面の指示に従って操作すれば発行・登録完了です。手持ちのSuicaを登録する場合は、金額入力画面で「お手持ちの交通系ICカードを追加」をタップし、SuicaID番号(下4桁)や生年月日を入力しましょう。

PASMOはiPhone8以降(iOS14)の端末で、手順は同じです。必要事項の入力後には、端末の下へICカードの表面が来るように置いて読み取りを行います。残高の転送が終わるまで、数分程度かかることがあるようです。

PiTaPaとApple Payの使い分け方

image

PiTaPaとApple Payは機能の違いがあるため、使い分けの考え方はシンプルです。ポストペイエリア内ではPiTaPaをお得に使い、エリア外では必要な分だけSuicaやPASMOにチャージすれば無駄がありません。

エリア外での利用にはApple Pay

PiTaPaは、PiTaPaポストペイエリア・JR西日本ポストペイエリアでは電車・バスのポストペイ利用や電子マネー払いもできますが、それ以外の交通系ICカードエリアではプリペイド型交通系ICカードとして使う必要があります。

ポストペイエリアでは無意味なチャージを行う必要があり、電子マネー払いも利用できないため、利便性が高いとはいえません。

ポストペイエリア外では、Walletアプリ上で必要なだけSuicaやPASMOにチャージして、Apple Payで電車・バス利用や電子マネー払いを利用するのがよいでしょう。

各種割引利用ならPiTaPa

PiTaPaを利用する利点は、ポストペイエリア内の鉄道会社・バス事業者が提供する割引サービスや、提携クレジットカードの利用で受けられるさまざまな特典です。

ポストペイエリア内であれば、各種割引やポイント還元など、ほかの交通系ICカードでは考えられないほどお得に利用できます。

割引サービスや提携クレジットカードの種類は多すぎるほどですが、利用頻度の高い路線にフォーカスして割引・特典を狙えば、Apple Payよりはるかにお得に利用可能です。

まとめ

PiTaPaはポストペイエリア内で利用する限りは非常にお得な交通系ICカードです。関西圏で生活する人はさまざまな恩恵を受けられますが、エリア外に出た途端に利便性が落ちます。

ポストペイエリア内はPiTaPa、エリア外ではApple Pay(Suica・PASMO)を利用し、無駄なくお得に交通系ICカードを使い分けましょう。

ポイントサイトで貯まったポイントはドットマネー経由で様々な電子マネーに交換できます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。

ドットマネーに登録すると、キャッシュレスをもっとお得に利用できます
登録する
この記事をシェア
ドットマネーでポイント一括管理から交換までをスマートに
ドットマネー
  • 業界No.1の会員2,500万! みんなが使っているポイント交換サービス
  • ポイントのお得な利用を応援! 交換できるラインナップは60以上
  • 業界で唯一のポイント交換手数料無料!
詳しくはこちら
「ドットマガジン」とは?
ドットマネーが運営している
あしたのくらしに「変化」を与える
ポイント情報メディアです。
ドットマガジンとは
お金やポイントの「ため方」「つかい方」「管理の仕方」をカンタン解説!
「難しそう」を「やってみよう」に変える情報を発信します
※当サイト内に掲載されている[PR][Sponsored]の表記がある商品はアフィリエイトプログラムを利用し、アコム社など複数社により広告収益を得て運用しております。
※当サイトはクレジットカードやカードローンなどのお金に関する情報を提供しており、クレジットカードの申し込みを斡旋するのではありません。
※クレジットカードやカードローン、キャッシュレスに関する個人の相談や質問にはお答えできません。
※当サイトはGoogleのコンテンツポリシーのガイドラインに沿ってコンテンツを製作していますが、情報の正確性や信頼性、安全性を担保するものではありません。
※金融商品への申し込みは各公式ホームページに記載されている内容をご確認の上、自己判断で申し込みをしていただきますようお願いいたします。
※当サイトはドットマガジンと提携している企業のPR情報が含まれています。