Amazonポイントの基礎知識
Amazonポイントは、Amazonでの買い物で貯めて使えるポイントです。Amazonギフト券などと併用して、賢く支払いに使えます。実質無期限で貯めて使えるポイントの基礎知識を見ていきましょう。
商品購入に使える
「Amazonポイント」は、Amazonでの買い物や期間限定キャンペーンなどで貯まります。「1ポイント=1円」として、Amazonでの買い物に使えるポイントです。
獲得できるポイント数は、商品価格の下に表示されます。商品によってポイント還元率は異なりますが、商品価格に対して5%や10%のポイントがつく商品も少なくありません。
なお、代金引換支払い・コンビニ支払い・Amazonギフト券での支払い、さらにポイントで支払った場合でも商品に設定されたポイントが貯まります。
ほかの決済方法とも併用できる
商品購入の際にAmazonポイントを使用する場合、支払い方法の選択画面で「Amazonポイント」にチェックを入れます。
このとき、「今回の注文で利用可能なポイントをすべて利用する」か「一部のポイントを利用する」かの選択が可能です。
一部のポイントを利用する場合は、クレジットカード払い・代金引換支払い・コンビニ支払いをはじめ、Amazonギフトカードやクーポンなどと組み合わせて支払いできます。
たとえば、1430円の商品を購入する場合、1000円分のAmazonギフトカードを利用し、残り430円分だけをポイントで支払うことが可能です。
商品によっては、「ギフト券の利用不可」など支払い方法が限定されるものもあります。「レジに進む」→「注文内容を確認・変更する」のページで、「支払い方法」から併用できる支払い方法を確認しましょう。
有効期限は実質無期限
Amazonポイントの有効期限は、AmazonやAmazonマーケットプレイスでの「最終購入日」または「最終ポイント獲得日」のいずれか遅い方から1年間です。
有効期限が過ぎるとポイントは失効してしまいますが、有効期限内にAmazonで買い物をするかポイントを獲得すると、全ポイントの有効期限が1年間延長されます。
有効期限内に1度でもポイント対象商品を購入すれば、金額のノルマなどはありません。さらに、キャンペーンなどでポイントを獲得しても有効期限が1年延長されます。
Amazonを利用し続ける限りは実質的に無期限です。
ポイント譲渡はできる?使うときの注意点
Amazonポイントは「Amazon内で貯めて使うこと」を前提としたポイントで、使用方法にはいくつかの注意点があります。
どういった商品に使用できるのかはもちろん、譲渡や交換、換金はできるのかも気になるところです。また、Amazonポイントの中で、「獲得予定ポイント」や「確定ポイント」の違いについて見ていきましょう。
譲渡や交換、換金は不可
Amazonポイントは、「ポイント獲得に使用したアカウント」で商品購入をする場合にのみ使えるルールです。ポイントを別のアカウントに移動させることはできないため、ポイントの譲渡はできません。
また、Amazonポイントは、他社ポイントへの交換も不可となっています。Tポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・dポイントといった4大共通ポイントをはじめ、ANAマイルやJALマイルなどの航空系マイルを含むあらゆる他社ポイントへの交換・移行ができません。
さらに、貯めたAmazonポイントの換金も、公式サイトで不可と明記されています。Amazonポイントは、Amazonを利用する個人が貯めて使うためのポイントと考えましょう。
適用できない商品も
Amazonポイントは、商品によっては購入時に使用できない場合があります。「Amazonギフト券」や「Kindle電子書籍以外のデジタルコンテンツ」の購入には使用できません。
また、生鮮食品や日用品などの配送サービス「Amazonフレッシュ」も適用外とされています。
Amazonポイントは「本・コミック・雑誌」や「家電・カメラ・AV機器」などの商品カテゴリーや、Kindle電子書籍の購入に使うポイントと考えましょう。
獲得予定ポイントでの購入はできない
Amazonポイントは「獲得予定ポイント」「ご利用可能ポイント」の2種類があり、ご利用可能ポイントのみ購入時に使用できます。商品の注文手続きの完了直後に獲得できるのは獲得予定ポイントで、この時点では商品購入時に使用できる状態ではありません。
獲得予定ポイントは「注文品の発送日」にご利用可能ポイントに変わり、商品購入時に使用できる状態になります。獲得予定ポイントはあくまで確定予定のポイントが視覚化できているだけで、「ご利用可能ポイントに変わってから実際に使えるようになる」と考えましょう。
なお、購入する商品によっては、ご利用可能ポイントに変わるタイミングが遅い場合もあります。代金引換支払いの場合には通常「2週間以内」にご利用可能ポイントに変わりますが、「支払いから最長2カ月」かかるケースもあることは念頭に置きましょう。
ポイント残高の確認方法
Amazonポイントの残高や利用履歴は、スマートフォンでもPCでも「Amazon公式サイト」上で簡単に確認できます。ポイント残高・利用履歴の確認方法を見ていきましょう。
スマホでチェック
スマートフォンでAmazonポイントの残高をチェックする場合、アプリ版であればAmazonのトップページ左上のメニューアイコンから「アカウントサービス」を選択しましょう。アカウントにログインして「Amazonポイント残高の確認」を選択すれば、獲得日や利用日などの全履歴が確認できます。
スマホ版のブラウザなら、メニューアイコンから「アカウントサービス」を探しましょう。「Amazonポイント」から現在のポイント数や全履歴が確認できます。
PCでチェック
PCでAmazonポイントの残高をチェックする場合は、スマートフォンのPC版表示と操作は同様です。
「アカウントサービス」からも確認できますが、アカウントにログインするとトップページ上部メニューバーにAmazonポイントの残高が表示されます。
詳細な履歴を確認する場合は、メニューバーの「Amazonポイント:○○」の部分をクリックしましょう。
左側のメニューに表示される「マイポイント(残高/獲得・利用履歴)」を選択すると、確定ポイント・獲得予定ポイントの全履歴が確認できます。
ギフト券チャージならお得に貯まる
AmazonポイントはAmazonでの買い物で貯めるのが基本ですが、現在はお得にポイントが貯まるキャンペーンを実施中です。
複数種類のあるAmazonギフト券のうち、「チャージタイプ」を活用してポイント還元率を高める方法を見ていきましょう。
現金チャージで最大2.5%の高還元
「Amazonギフト券チャージタイプ」を対象として、2017年4月25日から終了日未定で「現金でチャージするとポイントが貯まる」キャンペーンが実施中です。
コンビニ・ATM・ネットバンキングから1回5000円以上の現金チャージを行うと、プライム会員なら「最大2.5%」のポイント還元が受けられます。
1回のチャージ金額が5000円以上・2・4・9万円以上という区分けで、0.5%ずつ還元率が上がっていく仕組みです。通常会員は「0.5〜2.0%」、プライム会員なら「1.0〜2.5%」の還元率になります。
Amazonギフト券による支払いでもポイントが貯まるため、日常的にAmazonを利用するのであれば損にはなりません。
はじめに9万円以上現金チャージをしておけば、大幅にポイント獲得数を伸ばせます。なお、チャージした金額の有効期限は、「発行から10年間」です。
nanaco払いならポイント二重取りも
Amazonギフト券チャージタイプはAmazonで購入できますが、「セブン-イレブン」でのコンビニ支払いを選択して「nanacoカード」で支払うとポイント二重取りができます。
Amazonギフト券チャージタイプは、nanaco支払いによるnanacoポイント還元の対象外です。しかし、プリペイドカードであるnanacoカードにクレジットカードでチャージすると、「クレジットカード会社のポイント」が獲得できます。
nanacoチャージはセブンカード・プラス
年会費無料の「セブンカード・プラス」は、電子マネーnanacoへのクレジットチャージ「200円につき1nanacoポイント(還元率0.5%)」が貯まります。現状、nanacoへのチャージでポイントが還元される唯一のカードです。
「nanaco紐付型」と「nanaco一体型」の2種類があり、nanaco一体型であれば申し込み時に「オートチャージ」の設定ができます。通常は300円(税込)かかるnanacoカードの発行手数料もかかりません。
nanacoチャージのポイント還元でお得に使えるうえ、都度チャージする手間が省けて便利に使えます。「セブン&アイグループ」の対象店舗でお得に使える特典もあるため、実店舗での買い物にも活躍するでしょう。
まとめ
Amazonポイントは、Amazonをよく利用する人にとっては非常にお得なポイントです。買い物やキャンペーンで効率的に貯めて、ほかの支払い方法と併用して賢く消費できます。
Amazonギフト券チャージタイプの購入で、最大2.5%のポイント還元を受けられるチャンスも見逃せません。nanacoカードによるクレジットチャージポイントも併用して、お得にAmazonでの買い物を楽しみましょう。