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ソラチカカードのポイント交換とANAマイルの貯め方。裏ワザも紹介

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2021.12.20
by ドットマネー編集部

ソラチカカードの基本情報

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ソラチカカードの正式名称は、「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。「PASMO」「ANAマイレージカード」「JCBクレジットカード」の三位一体型で、空(ソラ)でも地下鉄(チカ)でも使えることから「ソラチカ」の愛称で親しまれています。

一般カードとゴールドカードの2種類

ソラチカカードは「一般カード」と「ゴールドカード」の2種類です。

「JCBのOki Dokiポイント」「メトロポイント」「ANAマイル」の三つのポイント(マイル)が貯まる点は共通していますが、入会ボーナス・旅行傷害保険額・ポイント付与率・搭乗ボーナスマイル積算率などが異なります。

一般カードは、年会費2000円(税別のリーズナブルな1枚です。最高1000万円の「海外旅行傷害保険」や「国内航空傷害保険」が付帯しており、2~3泊程度の近場旅にぴったりです。

ゴールドカードの年会費は1万4000円(税別)です。一般カードの6倍以上の金額ですが、メトロポイントやボーナスマイルの付与率が高いうえ、同コースを選択した際のマイルの移行手数料がかかりません。

一般カードにはない「空港ラウンジサービス」もあり、旅先では快適さが実感できるでしょう。ひと回り大きな金額の「旅行傷害保険」も付帯しています。家族カードがわずか2000円(税別)で発行できるのも魅力です。

カードを作る

継続マイル、搭乗ボーナスマイルが魅力

ANAマイレージバンク機能の付帯により、ソラチカカードでは「ANAマイル」が貯まります。一般カードの場合、カード入会・継続時にそれぞれ1000マイルのボーナスマイルが進呈されます。

ANAでは搭乗の有無にかかわらず、カードを継続していれば必ずボーナスがもらえるため「全くフライトを利用しない」という陸マイラーにもメリットがあるでしょう。

フライト利用時は「区間基本マイル×クラス・運賃倍率×10%の「搭乗ボーナスマイル」が上乗せされるのもポイントです。

ゴールドカードでは、カード入会・継続時にそれぞれ2000マイルが進呈されるため、目標のマイル数にいち早く近づきます。

搭乗ボーナスマイルは「区間基本マイル×クラス・運賃倍率×25%」で、空の旅が多ければ多いほどお得です。

Oki Dokiポイントとは

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JCBカードのポイント制度は「Oki Dokiポイントプログラム」と呼ばれ、カード利用やネットショッピングでは「Oki Dokiポイント」が貯まります。カードの種類によって、ポイントの有効期限が異なる点に注意しましょう。

1000円で1ポイントが貯まる

Oki Dokiポイントプログラムでは、利用金額「1000円(税込)につき1ポイント」が付与されます。カード利用1件ごとではなく「毎月の合計利用額」に対してポイントが付くため、数百円の少額の買い物でもカードを積極的に使うとよいでしょう。

JCBカードの締め日は毎月15日(利用期間:前月16日~当月15日)で、翌月10日(土日祝日の場合は翌営業日)が支払い日です。

ポイントの有効期限はカードの種類によって異なります。一般カードは、「獲得日から2年間(24カ月)」なのに対し、ゴールドカードは「3年間(36カ月)」です。

たとえば、一般カードの2022年1月の支払い分で獲得したポイントは、23年1月15日まで有効です。有効期限を迎えると1カ月単位でポイントが失効していくため、早めに使い切るようにしましょう。

ポイントコースの違い

ソラチカカードは、マイルとポイントのいずれかの積算方法が選べます。

マルチポイントコース
マイル自動移行コース(5マイルコース・10マイルコース)

「マルチポイントコース」を選択すると、カード利用で「Oki Dokiポイント」が貯まります。自分の好きなタイミングでマイル移行ができるため「使い道をじっくり考えたい」「計画的にマイルを貯めたい」という人に向いているでしょう。

「マイル自動移行コース」は、毎月のOki Dokiポイントを自動的に「ANAマイル」に移行するコースです。

ソラチカ一般カードは無料か有料のいずれかのコースを選択します。ゴールドカードは1コースのみですが、一般カードの有料コースを無料で利用できる仕組みです。

マイルには「積算日から起算して36カ月」の有効期限があります。移行手続きの手間が省けるのはメリットですが、先に付与されたマイルから順次期限を迎えるため、こまめに明細を確認しておく必要があるでしょう。

メトロポイントとは

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メトロポイントは「東京メトロ」が提供するTo Me CARD会員向けのポイントサービスです。ポイントが貯まるシーンと主な使い道を確認しましょう。

PASMOやANAマイルに使えるポイント

ソラチカカードには、東京メトロのPASMO機能が付帯しています。「To Me CARD会員専用サイト」にて「メトロポイントPlus」の申し込みを済ませると、生活のさまざまな場面でメトロポイントが付与される仕組みです。

クレジットカード利用では、メトロポイントとJCBのOki DokiポイントがWで貯まるため非常にお得なサービスといえます。

東京メトロの乗車
メトロポイントPlus加盟店にて「PASMOの電子マネー」を利用
クレジットカード利用(定期券購入・PASMOへのチャージなど)

貯まったポイントは「PASMOへのチャージ」に使えるほか、「ANAマイル」や「nanacoポイント」にも交換できます。

ANAマイルへの交換レートは「100ポイント→90マイル」で、交換上限は1回あたり2万ポイントです。申請は毎月1回のみのため、計画的に交換しましょう。

PASMOへのチャージは「10ポイント→10円分」、nanacoポイントは「500ポイント→500ポイント」の換算です。nanacoポイントへの移行はANAマイルと同じ条件ですが、PASMOへのチャージには回数やポイント数の制限はありません。

メトロポイントPlusのお申し込み・設定変更

主に東京メトロの利用で貯める

東京メトロポイントは電子マネーでのショッピングでも積算されますが、ポイントがコンスタントに稼げるのは「東京メトロの利用」です。

≪一般カード≫

平日:1乗車ごとに5ポイント
土・休日:1乗車ごとに15ポイント

≪ゴールドカード≫

平日:1乗車ごとに20ポイント
土・休日:1乗車ごとに40ポイント

改札機で入出場した際の運賃に東京メトロ線が含まれる場合、乗車するごとに「乗車ポイント」が貯まります。

通常獲得ポイントをマイルに交換する

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JCBカードのマルチポイントコースを選択すると、カード利用で積算されたOki Dokiポイントを好きなタイミングでANAマイルに移行できるようになります。

ポイントには通常のカード利用で付与される「通常獲得ポイント」と各種条件達成で獲得できる「ボーナスポイント」の2種類があり、それぞれに異なるルールが設定されています。

1ポイント=5マイルから10マイル

通常獲得ポイントの積算ルールは、「利用合計金額1000円で1ポイント」です。マイル移行レートは二つのコースから選択ができます。

マルチポイントコース5マイル:1ポイント→5マイル
マルチポイントコース10マイル:1ポイント→10マイル

「10マイルコース」は年間5500円(税込)の移行手数料が必要ですが、ソラチカゴールドカードは手数料が免除されます。

なお、手数料は「当年4月~翌年3月末までの間にマイル移行が発生した場合のみ」支払う仕組みです。1年間の間にまったくマイル移行がない場合、手数料は請求されません。

ソラチカ一般カードの場合は10マイルコースに登録し、必要マイル数が貯まるまでは有効期限に気をつけながらポイントの状態で貯めておきましょう。移行上限がないため、まとめて交換したほうが手数料の節約につながります。

MyJCBより移行申し込みを行う

申し込みは、JCBの会員専用Webサービス「MyJCB」から可能です。「ポイント・キャンペーン」→「ポイント数・商品コースから選ぶ」→「商品申込/商品を選ぶ」と進みます。「コースを選ぶ」から「ANA JCBカード専用ANAマイレージ移行」を選択しましょう。

画面の案内に従い、希望のポイント数やマイレージ会員番号、連絡先などの必要事項を入力します。受付完了後、口座に反映されるまでに約1週間かかります。

電話による申し込みも可能です。Webサイト上で該当するサービスの「商品番号」を確認し、「商品申込・カタログ請求ダイヤル」に電話をしましょう。

ANAマイルへの移行の場合、以下が商品番号となります。交換できるのは、キャンペーンなどで獲得したポイントを除く「通常獲得ポイント」のみです。

マルチポイントコース 5マイル:00111500
マルチポイントコース 10マイル:00111505

Oki Dokiポイントプログラム申込用紙

複数のANAカードを持っている場合

複数のANAカードを持っている場合は、ANAのWebサイトで「マイル口座の統合手続き」を行いましょう。各カードが統合されると、一つの口座にマイルが合算され、管理がよりラクになります。

複数のカードのマイル口座を一つの口座に統合した場合、メインで利用するカードは「メインカード」と呼ばれます。ANAでは「特典の申し込み」や「国際線予約・確認・変更」などはメインカードからしか行えません。

ANAマイレージクラブ会員がソラチカカードを新規発行する際は、入会申込書に「メインカードのお客様番号」を記入して提出しましょう。元のマイル口座がソラチカカードに引き継がれます。

メインカードの設定・確認・変更は、ANAの会員サイトの「マイメニュー」→「メインカードの変更」から可能です。

マイメニュー | ANAマイレージクラブ

ボーナスポイントをマイルに交換する

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「ボーナスポイント」とは、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Doki ランド」や「各種キャンペーン」で付与されるポイントです。

また、年間のカード利用額でメンバーランクを決定する「JCB STAR MEMBERS」でも、ボーナスポイントが付与されます。

直接交換すると1ポイント=3マイル

ボーナスポイントとは、通常のカード利用以外で付与されるポイントを指します。

JCBのポイント優待サイト「Oki Doki ランド」
JCB STAR MEMBERS
各種キャンペーン

Oki Doki ランド経由で買い物をすると、カード利用による通常獲得ポイントのほかに、ショップごとの倍率に基づいた「ボーナスポイント」が付与されます。

JCB STAR MEMBERSは、年間のカード利用額に応じて会員ランクが決まるJCBのメンバーシッププログラムです。利用実績によって決められた割合のボーナスポイントが上乗せされます。

ボーナスポイントもANAマイルへの移行が可能ですが、通常獲得ポイントとは異なるルールが設定されている点に注意しましょう。交換レートは「1ポイント→3マイルで、500ポイント以上・1ポイント単位の交換です。

通常獲得ポイントとボーナスポイントは、合算して交換できません。移行の申し込み時はWebサイト上でそれぞれの「商品番号」を選択します。

マルチポイントコース・マイル自動移行コース:00111508

メトロポイント経由でレートアップ

Oki Dokiポイントのボーナスポイントは、「1ポイント→3マイル」の交換レートです。しかし、メトロポイントを経由すれば、直接交換するよりもレートを高く交換できます。

Oki Dokiポイント→メトロポイント:「1ポイント→5ポイント」
メトロポイント→ANAマイル:「100ポイント→90マイル」

1000ボーナスポイントをメトロポイントに交換すると、「1000ポイント→5000ポイント」になります。さらに、メトロポイントをANAマイルに交換すると「5000ポイント→4500マイル」となり、直接交換するよりも1500マイル分お得になる計算です。

ANAマイルの有効期限を延ばす裏ワザ

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ANAマイルは、獲得日より起算して36カ月後の月末に有効期限を迎えます。マイルとポイントの相互交換が可能なソラチカカードを活用すれば、マイルの有効期限を実質的に延長させることも可能です。

ANAマイルをメトロポイントに移行

ソラチカカードでは、ANAマイルをメトロポイントに交換できます。メトロポイントの有効期限は「最長2年間」で、毎年4月1日~翌年3月末日までの間に付与されたものは、翌々年の3月末日まで有効です。

ANAマイルが切れる直前にメトロポイントに交換すれば、マイルの期限をそこから最長2年間延ばせます。マイルからメトロポイントへの交換レートは、「1万マイル→1万ポイント」です。

ただし、4月~翌年3月までの累計交換マイル数3万マイルを超えると、交換レートが通常の50%に下がり、大きく損をしてしまいます。上限とマイルの有効期限に注意しながら、計画的に移行しましょう。

メトロポイントを90%でANAマイルに

メトロポイントからANAポイントへの交換レートは「100ポイント→90マイル」です。「OkiDokiポイント→メトロポイント→ANAマイル」のルートを使うと、有効期限は延長できるものの、マイルの価値は90%に目減りしてしまいます。

「価値は多少下がっても、目標のマイル数までじっくり貯めたい」という人におすすめの方法といえるでしょう。

JCBのOki Dokiポイントから交換するANAマイルの場合、Oki Dokiポイントの有効期限分だけ、マイルの期限が長くなります。一般カードのポイントは獲得日から2年間、ゴールドカードのポイントは3年間です。

マルチポイントコースで各ポイントの期限ギリギリで交換すれば、「Oki Dokiポイント2~3年+ANAマイル3年+メトロポイント2年」の有効期限となります。ソラチカ一般カードは実質+7年・ゴールドカードは実質+8年間の延長が可能です。

まとめ

マイレージ機能やPASMOが搭載されたソラチカカードは陸でも空でも大活躍してくれる1枚です。Oki Dokiポイント・メトロポイント・ANAマイルの3種類が貯まる強みを活用し、マイルの有効期限を延長させることもできます。

メトロポイント経由でOki Dokiポイントをマイルに交換すれば、レートアップも叶うでしょう。ポイントをマイルに移行する際は、手数料や上限、換算率の確認が必要です。

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