- ポイントが貯めやすいマイラー必須カード
- 1%のポイントが貯まる
- 旅行関連のサービスが充実
- 航空券や旅行商品の購入は3%還元
- 対象の航空会社が豊富
- 日本旅行をお得に利用してポイントGET
- 知らないと損する貯め方のコツ
- 提携店の利用で最大10%
- お得に旅をしながら貯めよう
- 高還元のカードゆえに注意点も
- ほかのアメックスのカードと合算できない
- ANAのマイル交換には別途費用が必要
- ポイントが貯まったらマイルに交換しよう
- レートは1000ポイント=1000マイル
- 提携航空パートナーの登録が必要
- 2回目からはスムーズに移行できる
- どの航空会社のマイルがおすすめ?
- アジアに旅しやすいキャセイパシフィック
- 幅広くマイルを活用できるチャイナ エアライン
- まとめ
ポイントが貯めやすいマイラー必須カード
アメックスの「スカイ・トラベラー・カード」は、ポイントが貯めやすいカードとして、多くのマイラーに支持されています。上手に活用すれば、目標のマイル数に到達するのも夢ではないでしょう。
1%のポイントが貯まる
スカイ・トラベラー・カードでは、カード利用「100円につき1ポイント」が付与されます。他社のクレジットカードの中には月間のカード利用合計金額ごとにポイントが付与されるものがありますが、本カードは「利用1件ごとの金額」での積算です。
通常、アメックスのポイントには、3年間の有効期限が設定されています。3300円(税込)の年間参加費を支払い「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するか、ポイントを期限内にほかのアイテムに交換すると有効期限が「無期限」になるルールです。
一方、スカイ・トラベラー・カードのポイントには、最初から有効期限がありません。じっくり貯めて大きく交換できるのがメリットでしょう。
旅行関連のサービスが充実
アメックスは、旅行関連のサービスが手厚いことで知られていますが、スカイ・トラベラー・カードでもその恩恵を受けられます。
「空港ラウンジサービス」「航空便遅延費用補償」「旅行傷害保険」「手荷物無料宅配サービス」などがしっかりと付帯しており、旅行の際には何かと役立つでしょう。
国内外を問わずカードで購入した商品について破損・盗難などの損害を補償する「ショッピング・プロテクション」や、渡航先でも24時間日本語で対応してくれる「グローバル・ホットライン」など、旅行時のトラブルにも備えています。
航空券や旅行商品の購入は3%還元
スカイ・トラベラー・カードという名前の通り、航空券や旅行商品がお得に購入できるのが本カードの魅力です。「スカイ・トラベラー3倍ボーナス」と「ファースト・トラベル・ボーナス」でポイントをがっつり貯めましょう。
対象の航空会社が豊富
「提携航空会社の航空券」を航空会社のWebサイトや対象店舗で予約し、スカイ・トラベラー・カードで決済した場合、ポイントが通常の3倍(100円で3ポイント)になる「スカイ・トラベラー3倍ボーナス」が適用されます。
ボーナス付与の上限は、通常ポイントと合わせて「年間6万ポイント(カード利用額200万円相当)」です。
対象の航空会社は全26社で、ANAやJALはもちろん、アシアナ航空、デルタ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空など、大手航空会社が名を連ねます。
なお、3倍ボーナスの対象になるのは、「円建て」で決済した場合のみです。外貨で購入した場合は、特典が受けられない点に注意しましょう。
日本旅行をお得に利用してポイントGET
スカイ・トラベラー3倍ボーナスは、「対象旅行代理店」の「指定旅行商品」をWebサイトや指定店舗から購入した場合にも適用されます。対象旅行代理店は、「日本旅行」と「アップルワールド」です。日本旅行の場合、指定旅行商品には以下が含まれます。
対象航空会社(26社)の航空券
パッケージツアー
ホテルの宿泊代金(前払いで手配した場合のみ)
JR・バスのチケット
また、カード入会後1年以内に、航空券または指定旅行商品を購入すると、スカイ・トラベラー3倍ボーナスのほかに5000ポイントの「ファースト・トラベル・ボーナス」が進呈されます。
知らないと損する貯め方のコツ
アメックスのカードはポイントの還元率が高く、空でも陸でもポイントがザクザク貯まります。さらに、ポイントが上乗せされる「ボーナスポイント・パートナーズ」があるのをご存じでしょうか?旅行は、ポイントを大きく稼ぐ絶好の機会です。
提携店の利用で最大10%
「ボーナスポイント・パートナーズ」の提携店でカードを利用すると、メンバーシップ・リワードのポイントが通常より多く獲得できます。ポイントを貯めるための事前登録は不要です。
なかには「100円で10ポイント」が付与される店舗も存在するため、数倍の速さでポイントが貯まるでしょう。
たとえば、食材宅配の「Oisix (オイシックス)」や「高島屋オンラインストア」では、カード利用「100円につき2ポイント(通常1ポイント+ボーナス1ポイント)」が貯まります。
「au PAY ふるさと納税」は「200円で9ポイント」が付与されるため、2万円を納税すると合計900ポイント(通常100ポイント+ボーナス800ポイント)が獲得できる計算です。
アメリカン・エキスプレス 個人のお客さま:ボーナスポイント・パートナーズ
お得に旅をしながら貯めよう
ポイントが貯まるのは、ショッピングだけではありません。レンタカーショップや宿泊施設、ホテルの予約サイトともパートナーシップを結んでいます。大きな金額が動きやすい旅行や出張は、ポイント獲得の大きなチャンスといえるでしょう。
たとえば、ボーナスポイント・パートナーズの特典を使い、日本最大級のホテル予約サイト「じゃらん」で宿泊予約をすると、カード利用「100円につき2ポイント」が付与されます。
海外用Wi-Fiルーターレンタルサービス「イモトのWiFi」は、カード利用「100円につき5ポイント」が貯まります。ホテル「ロワジール スパタワー 那覇」の場合は、カード利用「100円につき10ポイント」の大盤振る舞いです。
なお、獲得可能なポイントには上限があります。ポイント付与の対象期間が決まっているため、利用前にパートナーの各ページを確認しましょう。
高還元のカードゆえに注意点も
スカイ・トラベラー・カードは、ほかのアメックスにはないメリットが満載です。ただ、高還元・多特典のカードゆえのデメリットも存在します。
ポイントをANAマイルに交換する際は「有料コース」への申し込みが必要なため、コストがどれだけかかるかも計算しておきましょう。
ほかのアメックスのカードと合算できない
アメックスが独自で発行するカードは、「プロパーカード」と呼ばれます。プロパーカードをはじめとするいくつかのアメックスカードは、同一名義で複数枚のカードを所有可能です。
「マイルが貯めやすい」「旅行関連のサービス・補償が手厚い」「ホテルの割引がある」など、カードごとに違った個性があります。賢く使い分ければ、カードの恩恵がより多く受けられるでしょう。
注意したいのが、スカイ・トラベラー・カードのポイントは、ほかのアメックスカードのポイントと原則合算できない点です。ポイントを合算して使いたい場合は、ほかのカードの発行を検討しましょう。
ANAのマイル交換には別途費用が必要
スカイ・トラベラー・カードで貯めたポイントは、提携航空パートナーのマイルに交換が可能です。ただ、ANAマイルに限っては、年会費5500円(税込)を別途支払い「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録する必要があります。
2年目以降は自動更新されるため、節約を考えるならマイル交換をしたい年だけANAコースに加入するように手続きを進めましょう。マイルへの移行レートは、「1000ポイント→1000マイル」です。
ポイントの使い道が「ANAマイルのみ」であれば、年会費7700円(税込)の「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」も検討しましょう。
移行には年会費6600円の「ポイント移行コース」への加入が必須ですが、年間の総コストは1万4300円となり、アメックスカードのなかでは比較的リーズナブルです。
ANAのマイルに移行する | アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・カードの ポイント・プログラム
ポイントが貯まったらマイルに交換しよう
スカイ・トラベラー・カードは、1社だけでなく複数の航空会社のマイルに交換したい人に有利です。ANAを含む計15の航空会社が「提携パートナー」となっています。ANAを除いては、マイルの移行に手数料や年会費がかかりません。
レートは1000ポイント=1000マイル
貯めたポイントは、15の提携航空会社のマイルに交換し、特典航空券や座席のアップグレードなどに使えます。移行レートは「1000ポイント→1000マイル」で、手数料はかかりません(ANAを除く)。
アメックスのポイントプログラムは、「メンバーシップ・リワード」と呼ばれます。プロパーカードの場合、ポイントからマイルへの交換率は「2000ポイント→1000マイル」です。
年間3300円(税込)を支払って「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、「1250ポイント→1000マイル」に交換レートがアップします。
スカイ・トラベラー・カードは、一般的なアメックスカードとポイントプログラムが若干異なるのが特徴です。メンバーシップ・リワード・プラスに加入せずともお得なレートが適用になるため、マイラーにとっては好都合でしょう。
提携航空パートナーの登録が必要
提携航空パートナーのマイルに移行する際、それぞれの「マイレージクラブ」への加入が必須です。未加入の人は早めに手続きを済ませておきましょう。
ポイント交換時は、アメックスのオンライン・サービスにて「提携航空パートナーの登録」を行います。サイトで新規登録を済ませた後、メンバーシップ・リワードカタログサイトの「ポイントプログラムについて」のメニューから「ポイント移行提携先プログラムのご登録」を選択します。
「提携先プログラム」で移行先の航空会社を選び、必要事項を入力しましょう。「ポイントの移行手続き」の項目で、移行するポイント数を入力すれば完了です。初回のポイント移行は2週間以内にマイル口座に反映されます。
2回目からはスムーズに移行できる
初回のポイント移行では、提携航空パートナーの登録が必要です。2回目からは、入力作業を省いてスムーズに移行手続きが行えます。
メンバーシップ・リワードカタログサイトへログインした後、「ポイント移行提携パートナー」の一覧から希望の航空パートナーを選択しましょう。
画面右側の「移行ポイント数入力ボックス」に移行したいポイント数を入力し、「ポイントを移行する」のボタンをクリックします。
提携先のマイレージプログラムの登録が完了している場合、マイレージ会員番号が表示されるはずです。移行申請後のキャンセルや変更はできないため、マイル交換に必要なポイント数をあらかじめ計算しておきましょう。
どの航空会社のマイルがおすすめ?
世界にはさまざまな航空会社があり、マイレージプログラムの内容も特典の種類も千差万別です。同じアライアンス(航空連合)に加盟する航空会社間では、マイルの相互利用を行っています。
自分が行きたい地域に路線を多く持つアライアンスの中から、利用しやすい1社を選ぶのも一つの手です。
アジアに旅しやすいキャセイパシフィック
「キャセイパシフィック」は、香港を拠点とする航空会社です。アライアンスは、JALと同じ「ワンワールド」に属しています。全世界に航路を有しますが、特に中国・香港・台湾・マカオなどのアジア路線に強いのが特徴です。
マイル積算サービスは「アジア・マイル」と呼ばれ、フライト利用や800を超える提携社のサービス利用でマイルが積算されます。
マイルは特典航空券はもちろん、ホテルやレンタカー予約などの旅行特典や香港の格安航空会社「香港エクスプレス」の航空券予約などに利用が可能です。
2020年1月1日以前に獲得したマイルには、日系航空会社と同じ「3年間」の有効期限があります。それ以降に獲得したマイルの期限は、積算日から18カ月の間にマイルの獲得・利用があれば、期限が自動的に更新される仕組みです。実質無期限で、目標に向かってじっくりと貯められます。
幅広くマイルを活用できるチャイナ エアライン
「チャイナ エアライン」は、台湾を代表する航空会社です。アジアを中心に世界154都市の就航先があります。
「デルタ航空(アメリカ)」「中国東方航空(中国)」「大韓航空(韓国)」などと同じ「スカイチーム」に加盟しているため、チャイナ エアラインのマイルで各社の特典航空券を予約し、世界旅行を楽しむのもよいでしょう。
ダイナスティ・フライヤー・プログラムの会員になるとマイルの獲得・利用ができるだけでなく、台湾国内航空券のディスカウントや、誕生日月に対象航空券の割引・ボーナスマイルがもらえる「バースデーディスカウントキャンペーン」などの、さまざまな特典を享受できます。
貯めたマイルを特典航空券に交換して家族や友人に譲渡できたり、有償航空券購入時に現金と併用できたりと、マイルの使い勝手もよいでしょう。
まとめ
アメックスのカードはプロパーカードや提携カードなど多様なラインナップとなっており、特典やポイントの貯まり方も異なります。
「スカイ・トラベラー・カード」は空の旅が好きで、さまざまな航空会社のマイルを貯めたいという人に適しています。航空券の購入や旅行の予約ではポイントが通常の3倍貯まり、旅をすればするほどお得です。
スカイ・トラベラー・カードおよびスカイ・トラベラー・プレミア・カードの新規申し込みは2021年9月30日で終了しましたが、現在保有している人は引き続き利用できます。特典内容を把握して、大いに活用しましょう。
ANAやJALのマイルはポイントサイトで貯まったポイントをドットマネー経由で交換することでお得に貯めることができます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。