- 楽天Edyの仕組みを知ろう
- 種類はEdyカード、おサイフケータイ
- 支払いで0.5%の楽天ポイントが貯まる
- 楽天カードからのチャージが便利でお得
- 楽天e-NAVIで自動設定が可能
- オートチャージで残高不足に焦らない
- 楽天ペイアプリからチャージも可能
- 楽天カード以外のクレジットカードチャージ
- ポイント対象外のクレジットカードが多い
- 専用機器とソフトのインストールが必要
- Android端末はアプリで簡単チャージ
- 楽天Edyアプリからチャージ
- おサイフケータイへチャージ
- ポイント対象となるクレジットカード
- リクルートカード
- エディオンカード
- NTTグループカード
- Edyのポイントサ―ビス対象でお得
- エポスカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
- まとめ
楽天Edyの仕組みを知ろう
楽天が提供する決済サービスの一つに、「楽天Edy(エディ)」があります。事前に入金が必要なプリペイド式で、支払いのたびに「楽天ポイント」が貯まるのが特徴です。楽天Edyを始めるための手順や仕組みを学びましょう。
種類はEdyカード、おサイフケータイ
楽天Edyを支払いに利用する際は、「Edyカード」または「おサイフケータイ」が必要です。Edyカードには「Edy-楽天ポイントカード」と「Edy機能付き楽天カード」の2種類があります。
Edy-楽天ポイントカードは楽天市場内の「楽天Edyオフィシャルショップ」にて購入しましょう。基本デザインはセール時期を除き1枚330円(税込)で、6種類のカラーから選べます。
Edy機能付き楽天カードは、楽天が発行する年会費無料のクレジットカードです。新規申し込み時に「Edy機能付き」を選択すれば、実質無料でEdyカードが手に入ります。ポイントが進呈される入会キャンペーンもあり、Edy-楽天ポイントカードよりもお得です。
楽天Edyは、アプリを使った決済もできます。Android版とiPhone版がありますが、支払いに対応しているスマホは「おサイフケータイ対応のAndroid」のみです。「楽天Edyアプリ」をインストール後、ポイントを貯めるための「ポイント設定」を行いましょう。
楽天Edyは、楽天グループのプリペイド型電子マネーです:楽天Edy
支払いで0.5%の楽天ポイントが貯まる
楽天Edyは、全国の「楽天Edy対応店舗」にて利用が可能です。レジスタッフに楽天Edyで支払う旨を伝え、カードまたはスマホをレジの決済端末に近づけましょう。
ネットショップでの支払いには、「楽天Edyリーダー」や「FeliCaポート」といった専用機器が必要です。
Edy支払いでは、「200円につき1ポイント」の楽天ポイントが付与されます。1ポイントは1円に相当するため、ポイント還元率は0.5%です。貯まった楽天ポイントは「楽天グループ」や「楽天ポイント加盟店」での支払いに充当できるほか、楽天Edyへのチャージも可能です。
楽天カードからのチャージが便利でお得
楽天Edyのチャージ方法は、「現金チャージ」と「クレカチャージ」の2種類です。「楽天カード」からチャージを行えば、200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
楽天e-NAVIで自動設定が可能
楽天カードからチャージをするには、楽天カード会員専用サイト「e-NAVI」での設定が必要です。初めて利用する人は、楽天会員登録(無料)を済ませたうえ、「楽天e-NAVI開始手続き(初回のみ)」を行いましょう。
e-NAVIにログイン後「楽天Edy」の「Edyチャージ」をクリックします。設定するEdy番号を選択し、「チャージ金額」を1000~2万5000円までの範囲で入力します。「セキュリティコード」を入れた後、確認画面で「申し込む」を押せば完了です。
普段から楽天Edyをよく使う人やe-NAVIでのチャージ手続きを省きたい人は、「いつでもEdyチャージ」を設定しましょう。一度設定しておくと、次からは「famiポート」などで決まった額のEdyがすぐに受け取れます。
楽天e-NAVIにログイン後「Edyチャージ」→「いつでもEdyチャージ(自動設定)の登録・解除」へと進みましょう。
オートチャージで残高不足に焦らない
クレジットカードとEdyカードが一体化したEdy機能付き楽天カードは、「オートチャージ」が設定できます。買い物の際、Edy残高が一定額を下回ると、楽天カードから自動的にチャージされるサービスです。
Edyオートチャージ対象店舗は全国に約33万店もあり(2021年8月時点)、「ローソン」「ファミリーマート」「モスバーガー」「ツルハドラッグ」などの生活に密着した店舗も含まれています。楽天e-NAVIにログイン後、「Edyチャージ」の「Edyオートチャージ」をクリックしましょう。
なお、おサイフケータイも、オートチャージに対応しています。チャージ手段は、クレジットカード・楽天ID・銀行口座振替の3種類です。
楽天IDによるチャージでは、楽天市場など楽天サービスの利用の際に支払い用カードとして登録済のカードを使用します。複数カードを登録している場合は、一覧画面から選択も可能です。
楽天ペイアプリからチャージも可能
「楽天ペイ」は、楽天が提供するキャッシュレスサービスです。「QRコード・バーコード支払い」「楽天Edy支払い」「楽天ポイント支払い」などが搭載されており、「楽天ペイアプリ」をスマホにインストールして使用します。
楽天ペイアプリを使えば、楽天Edyへのチャージが簡単に行えます。楽天ペイの初期設定を済ませた後、楽天ペイアプリを起動し「楽天Edyをはじめる」をタップしましょう。
「楽天カードからのチャージ」または「ポイントチャージ」のいずれかが選択できます。なお、楽天ペイアプリでは、Edyのオートチャージ設定はできません。楽天Edyアプリから設定しましょう。
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楽天カード以外のクレジットカードチャージ
楽天カード以外のクレジットカードからEdyへチャージをする場合は、専用機器やOSの設定が必要です。楽天カードを使うよりも手順が煩雑ですが、自宅のパソコンを使ってチャージができるようになります。
ポイント対象外のクレジットカードが多い
楽天カードからチャージし、楽天Edyで支払いをすると「楽天カード利用によるポイント」と「楽天Edy支払いでのポイント」の2重取りができます。
楽天カード以外のクレジットカードからチャージした場合は「カード会社のポイント」が貯まりますが、多くのカード会社では電子マネーへのチャージは「ポイント付与の対象外」とされています。
たとえば「dカード」「アメックスカード」「セゾンカード」でEdyにチャージをしてもポイントは付与されません。確実にポイントの2重取りをするなら、楽天カードがベストでしょう。
専用機器とソフトのインストールが必要
他社クレジットカードからのチャージには、「Edy Viewer3.0」を利用しましょう。パソコンで楽天Edyを使うためのサービスで、設定後は「クレカチャージ」や「Edyの受け取り(一部対象外)」などができるようになります。
Edy Viewerには、「楽天EdyリーダーUSB型」や「FeliCaポート(2.0以降)」が必要です。「パソリ(RC-S380)」でも可能ですが、2021年8月17日に「パソリ対応 楽天Edyアプリ」が終了したため、これから購入するなら、楽天Edyリーダーがよいでしょう。「楽天Edyオフィシャルショップ」にて2000円前後で購入できます。
Edy Viewerに対応するOSは、WindowsのInternet ExplorerInternet Explorerのみです。Webページの右上にある「設定」から「Internet Explorerモード(IE)での再読み込み」を許可します。ソニーのサイトより「NFCポートソフトウェア」をインストールし、「アドオン」を有効にしましょう。
Edy Viewerで「ユーザー情報登録」を行った後、Edyカードを「楽天Edyリーダー」にセットしてチャージを行います。
Android端末はアプリで簡単チャージ
Android端末は、「楽天Edyアプリ」で簡単にチャージが行えます。iPhoneは「Edyカード用楽天Edyアプリ」をインストールすれば、残高や利用履歴の確認、Edyの受け取りができるようになりますが、チャージには対応していません。
楽天Edyアプリからチャージ
楽天Edyアプリでのチャージに対応しているのは、「おサイフケータイ全機種」と「NFC機能を搭載した非おサイフケータイ」です。
楽天Edyアプリを起動後、画面の案内に従い、Edyカードをスマホへかざします。情報の読み取りが完了したら「登録する」をタップしましょう。
金額やパスワードを入力し「チャージ」をタップすると、「楽天会員情報」に登録済みのカードからチャージが行われます。
楽天会員登録にカードを登録していない場合は、「楽天会員情報管理」の「クレジットカード情報の確認・変更・追加・削除」で登録を行いましょう。
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おサイフケータイへチャージ
おサイフケータイへのチャージも、アプリ上で行えます。最初に、クレジットカードの情報登録とチャージ設定を済ませましょう。「おサイフケータイ」のタブから「詳細を見る」→「チャージ設定」→「チャージ方法」と進みます。
「チャージ方法の設定」の画面で「クレジット」をタップし、クレジットカード情報などを入力しましょう。「登録をする」をタップすると、情報を入力したクレジットカードがチャージ方法として設定されます。
チャージを行う場合は、おサイフケータイのタブから「チャージ」をタップし、チャージ金額とパスワードを入力するだけです。
ポイント対象となるクレジットカード
楽天Edyにチャージできるクレジットカードは複数ありますが、「チャージがポイント付与の対象になるかどうか」はカードによって異なります。「利用規約」や「ポイント加算の条件」を確認しましょう。
リクルートカード
リクルートカードは、ポイント還元率が1.2%の高還元率カードです。支払い1回ごとではなく、月の利用金額の合計に対してポイントが付くため、端数が無駄になりにくいのがメリットです。
カードの国際ブランドはMastercard・ Visa・JCBから選択できます。対象の電子マネーへのチャージも、利用金額の合算で月間3万円までがポイント加算の対象です。
JCBはnanacoとモバイルSuicaのみですが、MastercardまたはVisaは加えて楽天Edy・SMART ICOCA・楽天Edyへのチャージでも還元されます。
同カードは、一部リクルートサービスの利用で、「リクルートポイント」と「Pontaポイント」の両方が付与されるのも魅力です。
たとえば、オンラインモール「ポンパレモール」の利用では、カード利用分のリクルートポイント1.2%のほかに3%分のPontaポイントが付与されます。
リクルートポイントはPontaポイントへ等価交換できるため、高還元が期待できるでしょう。リクルートポイントは、「じゃらん」や「ホットペッパー」などのリクルート参画サービスでも使えます。
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エディオンカード
家電量販店の「エディオン」が発行するクレジットカードです。ショッピングでは、カード利用金額「100円(税抜)につき1ポイント」が加算されますが、エディオンの指定商品であれば、最大5倍のポイントが付きます。
エディオンの各店舗では「現金払い」でもポイントが付くため、普段あまりクレカを使わない人でも「ポイントカード代わり」として持っておくとよいでしょう。
5500円(税込)以上の指定商品を購入すると、「長期修理保証サービス」が受けられるカード会員特典も付帯しています。
楽天Edyへのチャージでも、ポイント還元対象です。チャージ可能額は1回につき1000円~2万5000円で、「100円ごとに1ポイント」が貯まります。
なお、アウトレット店舗及びエディオンネットショップを除く「ネット通販(楽天・Amazonなど)」では、ポイントが付与されない点に注意しましょう。
エディオンカード|カード一覧|エディオンカード|エディオンメンバーズサイト
NTTグループカード
「NTTグループカード」は、NTTグループの金融会社である「NTTファイナンス」が発行しています。カード特典は、カード利用料金と通信料金の合算に応じてキャッシュバックされる「おまとめキャッシュバックコース」と、ポイントが貯まる「ポイント・プレゼントコース」より選択可能です。
ポイント・プレゼントコースの場合、ショッピングでは「1000円につき10ポイント」・NTTの対象サービスでは「200円につき2ポイント」が付与されます。
また、電子マネーへのチャージは楽天Edyをはじめ、「SMART ICOCA」や「モバイルPASMO」もポイント付与の対象です。
NTTグループカードレギュラーのサービス | NTTグループカード
Edyのポイントサ―ビス対象でお得
Edy一体型を除き、EdyカードやおサイフケータイではEdyカードやおサイフケータイではEdyの利用で貯めるポイントの種類を選択できます。
楽天ポイントやANAマイルなど貯めたいポイントを一つ選んで登録すると、Edy支払いのたびに「自分が選んだポイント」の利用で「200円につき1ポイント(マイル)」が貯まります。
楽天ポイント以外の設定をしたときに、ポイントやマイルを効率的に貯められるカードを見ていきましょう。
エポスカード
ポイント設定の対象ポイントの一つが「エポスポイント」です。株式会社エポスカードと株式会社丸井が共同発行する「エポスカード」で付与されるポイントで、貯まったポイントはギフト券やANAマイルなどに交換できます。
年会費・発行手数料無料の「エポスVisaプリペイドカード」別途発行してチャージすれば、1ポイント=1円としてVisa加盟店での支払いに幅広く使えます。
エポスカード利用時の標準還元率は、0.5%(200円で1ポイント)です。おサイフケータイ対応の楽天Edyへのチャージもポイント付与の対象のため、「楽天Edyチャージ(0.5%)+楽天Edyの利用(0.5%)」では、合計1%のエポスポイントが貯まります。
エポスカードの年会費は、永年無料です。楽天Edyにチャージする専用クレジットカードとして申し込んでみてはいかがでしょうか?
エポスカード|エポスカード 年会費永年無料 優待10,000店舗
ANA JCBワイドゴールドカード
ポイント設定で「ANAマイル」を選択すれば、楽天Edy支払い「200円ごとに1マイル」が貯まります。
ANAマイレージクラブ会員は、カード利用やフライト利用でマイルが効率よく貯まる「ANAカード」の発行も検討しましょう。
なかでも「ANA JCBワイドゴールドカード」は、楽天Edyへのチャージでもマイルが貯まるイチオシの1枚です。マイル付与率は0.5%で、「200円につき1マイル」が自動積算されます。
カード年会費は1万5400円(税込)と少し高めですが、ANAのフライトを利用するたびに「区間基本マイレージ×運賃倍率×25%」のフライトマイルが獲得できるため空マイラーには損にはなりません。
ANAカードのお申込み|クレジットカードの三井住友VISAカード
まとめ
楽天Edyは、「街で楽天ポイントをザクザク貯めたい」という人にぴったりの決済手段です。楽天カードや一部のクレジットカードでは、「チャージポイント」も稼げます。高還元率カードを登録し、ポイントを効率的に貯めましょう。
「チャージをするのが面倒」という人は、Edy機能付き楽天カードでオートチャージ設定をしておくのがおすすめです。Android端末の一部の機種に限っては、アプリ上で簡単にチャージが行えます。
楽天Edyはポイントサイトで貯まったポイントをドットマネー経由で交換することでお得に貯めることができます。さらに今ならドットマネーおすすめのポイントサイトで新規会員登録キャンペーンを開催中です。