楽天EdyをAmazonでお得に使おう
「楽天Edy」は、非接触型ICを搭載したプリペイド型の電子マネーです。レジの端末にスマホやカードをかざすだけで簡単に決済できるところが魅力ですが、Amazonなどのオンラインショッピングでも使えるのをご存じでしょうか?
楽天Edyなら楽天のポイントが使える
楽天Edyのチャージ方法には「現金チャージ」や「クレカチャージ」のほかに、「楽天ポイント」をチャージする「ポイントチャージ」があります。
オンラインで楽天ポイントが使える店舗は一部に限られますが、楽天Edyを介せば、電子マネーとしてさまざまなオンラインショップで利用ができるようになります。楽天Edy支払い「200円につき1ポイント」が獲得できるのもメリットでしょう。
楽天ポイントを楽天Edyで使うには、「楽天ポイントが貯まる設定」が必要です。設定方法の詳細は、公式サイトを確認しましょう。
Webサイト上で「ポイントチャージ申請」を行った後は、「Edyギフトサービス」で申請分のEdyを受け取る操作を行います。Edyの種類によってEdyの受け取り方法が異なる点に注意しましょう。
ポイントの重ね取りができる
Amazonでは、対象商品の購入で「Amazonポイント」が付与されます。楽天Edyで支払いをすれば、楽天ポイントとAmazonポイントの2重取りが叶うでしょう。
さらに「楽天カード」からのチャージでは、0.5%の楽天ポイントが貯まります。
・楽天Edy支払い:200円につき1ポイント(0.5%)
・楽天カードから楽天Edyにチャージ:200円につき1ポイント(0.5%)
・Amazonでのショッピングポイント:商品によって異なる
「楽天カード以外のクレジットカード」からチャージをした場合は、カード会社のポイントが貯まります。
還元率1.2%の「リクルートカード(VISA・MasterCardブランドのみ)」では、1万円のチャージで120ポイントの「リクルートポイント」が獲得できる計算です。
ただし、楽天Edyへのチャージが「ポイント付与対象外」のカードもあります。月間のチャージ上限額が設定されているカードも多いため、利用条件を確認しましょう。
Amazonの支払いに楽天Edyは使える?
楽天Edyが使えるのは、街中の店舗だけではありません。Amazonでは楽天Edyをはじめとする各種電子マネーが使えます。一方で、「電子マネー払い」ができない商品やサービスも少なくありません。
対応スマホや専用機器があれば可能
「楽天Edyカード」をネットショップで使うには、「楽天Edyリーダー」「FeliCaポート搭載パソコン」「パソリ(RC-S380)」のいずれかが必要です。
パソリに対応する「パソリ対応 楽天Edyアプリ」が2021年8月17日に終了したため、これから購入するなら楽天Edyリーダーがよいでしょう。楽天市場の「楽天Edy Official Shop」で購入できます。
Androidの「おサイフケータイ」で楽天Edyを使う場合は、専用機器を準備する必要はありません。「楽天Edyアプリ」ですべての操作が行えます。
iPhoneの場合、Edyの残高確認やEdy受け取りは可能ですが、支払い自体は行えません。「おサイフケータイジャケット」などのおサイフケータイ対応機器を併用するのも一つです。
コンビニ払いには使えない
Amazonでは、コンビニで代金を支払う「コンビニ払い」が選択できます。ただし、支払い手段は「現金」が原則で電子マネーは使えません。
レジで「オンライン決済番号(払込票番号)」を伝えるか、払込票番号や店内のマルチメディア端末で発券した「バーコード」をレジに持参して支払いを行います。
また、Amazonの商品やサービスの中には、電子マネー払い(前払い)が選択できないものもあります。以下は一例です。
・Amazonマーケットプレイス出品者が販売・発送する一部の商品
・お急ぎ便やお届け日時指定便利用の注文
・Amazon定期おトク便
・Amazonフレッシュ
・Amazonギフト券(チャージタイプを除く)
・Amazonコイン
・Amazonデバイス
・デジタルコンテンツ
また、楽天Edyの残高上限は5万円のため、5万円以下の商品が支払い対象です。
パソコンで支払う方法
Edyカードで支払う場合は、「パソコン」と「リーダーライター(楽天Edyリーダー・パソリなど)」を準備しましょう。「Edy Viewer」をインストールすると、楽天EdyチャージやEdy受け取りなどが自宅のパソコンでできるようになります。
対応ブラウザはInternet Explorerのみ
最初にEdy Viewerが利用できるパソコン環境を整えましょう。対応しているのは、2021年年末時点でWindowsの「Internet Explorer」のみです。
近年では、Windowsであっても、Windows10以降は「Microsoft Edge」ブラウザへと移行されつつあります。Edy Viewerが使えるようにするためには、まず「Internet Explorer モード(IEモード)の有効化」が必要です。
インターネットのページ右上にある「…(メニュー)」の設定を選びます。設定画面の左側にある「既定のブラウザ」をクリックし、「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」の項目を「許可」に変更しましょう。
すぐ下に「この設定の変更を有効にするには、ブラウザーを再起動してください」と表示が出てきます。「再起動」マークを押して設定ページを閉じましょう。
次にもう一度「…」を開き「Internet Explorer モードで再読み込みする」を選択します。表示された注記の横にあるつまみをオンにして、「完了」ボタンを押せばOKです。
Edy Viewerのインストール方法
続いて、ソニーのサイトより、「NFCポートソフトウェア」をインストールします。インストール完了後にInternet Explorerの「アドオン管理」を開き、「すべてのアドオン」から「CFeliCaAccessor Object」を開きます。画面下部にある「すべてのサイトに対して許可」をクリックしましょう。
現在、Edy Viewerの最新バージョンは「Edy Viewer3.0」です。以前、インストールしたバージョンが古い場合は、新バージョンへの移行を行いましょう。
専用機器にカードを置いて決済
Amazonの支払い画面では「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」にチェックを入れ、「次に進む」をクリックしましょう。
注文を確定すると、Amazonからメールが届きます。最初のURLをクリックすると支払い方法の画面が表示されるため、「Edy(パソリ利用)でのお支払い」を選択しましょう。
「手続き開始」をクリックすると、Edy Viewerが起動します。楽天Edyカードをリーダーライターにセットし、支払い金額を確認したら「OK」をクリックします。「Edyに書き込み中」の表示が「Edyご利用明細」に変わったら、支払い完了です。
おサイフケータイで支払う方法
楽天Edyカードでの支払いに比べ、おサイフケータイでの支払いは簡単です。専用機器もパソコン設定も必要ありません。アプリをインストールした後、初期設定と残高のチャージを行いましょう。
初めて使う場合は初期設定が必要
おサイフケータイを起動して「マイサービス」より「楽天Edy」アプリをダウンロードします。おサイフケータイ内で、の楽天Edyのページで初期設定を済ませましょう。
次に、楽天Edyアプリの「ポイント設定」から、貯めたいポイントを選択します。楽天ポイントだけでなく、ANAマイルやマツモトキヨシポイント、ドットマネーなど数種類のポイントから設定しておくことで、楽天Edyを使うごとに「自分が選んだポイント」が貯まるようになるサービスです。
ショッピングの前に、楽天Edyへの残高チャージを行いましょう。クレジットカードによるチャージはアプリ上で簡単に操作が行えます。
ただ、カード情報を新規登録または変更した場合、チャージが可能になるのは「翌日の正午以降」です。急ぎの場合は、コンビニでのレジチャージを利用しましょう。チャージ後の買い物にすぐ使えます。
メールで届くリンクから決済
Amazonの支払い画面では「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」にチェックを入れます。注文を確定後、Amazonからメールが届くため、URLを開き「Mobile Edy(おサイフケータイ利用)でのお支払い」を選択します。
画面の案内に従い「おサイフケータイのメールアドレスを入力」すると、決済開始メールが届きます。「お支払はこちら」のリンクをタップすれば完了です。
EdyでAmazonギフト券も購入できる
Amazon.co.jpでは「チャージタイプのAmazonギフト券」に限り、Edy支払いが可能です。事前にギフト券を購入しておけば、Edy支払いに対応していないiPhoneでも間接的に買い物ができるようになります。
間接的にiPhoneで買い物可能に
通常、iPhoneでは楽天Edy支払いが利用できません。Amazonでの買い物では、Edyカードとリーダーライターを使って、Edy支払いをする必要があります。
Amazonで頻繁に買い物をする人は、「楽天Edyカードの読み込みが面倒…」と感じるかもしれません。
そんなときは、楽天EdyカードでAmazonギフト券を購入し「ギフト券残高」に登録しておきましょう。パソコン画面を立ち上げることなく、iPhone上でいつでも好きなときに買い物ができるようになります。
Amazonギフト券は「Eメールタイプ」「印刷タイプ」「チャージタイプ」など10種類近くありますが、電子マネーに対応しているのは「チャージタイプ」のみです。電子マネー払いでは、「チャージによるAmazonポイント」は付きません。
コンビニのギフトカード購入は不可
コンビニでは、カードタイプのAmazonギフト券を取り扱っています。3000円・5000円・1万円・2万円・バリアブル(1500~5万円で1円単位で金額指定)があり、購入したギフト券番号をAmazonアカウントに登録して使用します。
店頭販売のギフトカードの支払い方法は「現金のみ」で、楽天Edyは使えません。また、Amazon.co.jpでギフト券をネットで注文し、支払い方法を「コンビニ払い」にした場合も同様です。
まとめ
「Amazonで楽天Edyが使えるの?」と驚いた人も多いでしょう。Amazonでの楽天Edy支払いでは、Amazonポイントと楽天ポイントの2重取りができます。クレジットカードからの「チャージポイント」も付くため、ポイ活にはぴったりの方法でしょう。
Amazonギフト券は、「チャージタイプ」のみに対応しています。チャージによるAmazonポイントは付かないため、ポイントを稼ぎたい人はほかの支払い方法を検討しましょう。
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