楽天Edyとは
楽天Edyは、「楽天Edy株式会社」が発行する電子マネーです。カードやスマホをかざすだけで決済ができます。ネット決済と店舗での決済の両方に対応しているのが特徴です。
2021年11月時点で、全国90万カ所以上の店舗やサービスで利用できるようになっています。
ポイントを貯めて使える
楽天サービスで貯めた楽天ポイントは、1ポイント=1円分の電子マネーに交換できます。また、楽天Edyの利用でもポイントの獲得が可能です。
楽天Edyでは入会後に「ポイント設定」を済ませることで、対象のポイント・マイルから好きなものを選んで貯められます。
楽天ポイントはもちろんですが、マツモトキヨシポイントやANAマイルなど貯められるポイントはさまざまです。ただし、楽天Edy付帯の楽天カードの場合は、自動的に楽天ポイントが貯まります。
ポイント還元は「200円につき1ポイント」です。対応の加盟店で使うと、ポイントカードの提示などで二重取りもできます。
楽天ポイントを貯めると、対応の楽天アカウントにポイントが貯まっていきます。Edyにポイントチャージして、ネットショップや加盟店で使いましょう。楽天ポイントのままでも使い道はありますが、楽天サービスでの利用に限られます。
楽天Edyは、楽天グループのプリペイド型電子マネーです:楽天Edy
サービスの形態は四つ
楽天Edyの種類は、Edyカード(Edy付きクレジットカード含む)・おサイフケータイ・iPhone向けアプリ・楽天Edyオンラインの四つです。
Edyカードとおサイフケータイは、主に決済で使います。保有している端末や、利用目的に合わせてカードタイプかおサイフケータイを選びましょう。
EdyカードにはICチップが入っており、店舗の端末にかざして決済を行います。おサイフケータイは、Android端末で利用できるウォレットアプリです。おサイフケータイのEdyは、スマホに搭載されたICチップ「FeliCa」をかざして決済を行います。
一方で、楽天Edyオンラインは、チャージや残高移動など管理のために利用するものです。iPhone向けのEdyアプリも現在支払い機能は搭載されておらず、カードへのチャージや残高・履歴の確認、Edyギフトの受け取り用として使えます。
Edyはあらかじめ利用したい金額を入金しておくプリペイドタイプで、上限5万円まで入金できます。残高が足りない場合、店舗によっては現金との併用が可能です。
楽天Edyオンラインとはどんなサービス?
楽天Edyオンラインは、サーバー上にある楽天Edyの一時預かり所のようなものです。
銀行口座からおサイフケータイにチャージするときも、楽天Edyオンラインを経由します。カードタイプのEdyとは連携ができず、おサイフケータイのみ利用が可能です。
機種変更時の残高移動に使える
おサイフケータイの楽天Edyの場合、機種変更の際には旧端末から新端末への残高移行が必要です。
スムーズに引き継ぎ処理を行うには、残っている残高を楽天Edyオンラインへ預けます。おサイフケータイ側で楽天Edyオンラインとの連携処理を行うと、残高の移動が可能です。
預けた残高は、新しいスマホで受け取れます。機種変更手続きを行う場合、期限は「30日間」です。Edyの残高を使い切ってから機種変更する必要がなく、手軽に使えるでしょう。
残高が移行できるのは新端末が現在と同じくおサイフケータイ対応であったときのみで、おサイフケータイ非対応の端末やiPhoneへは移行できません。残高を使い切るか、Edyカードへ残高を移行しましょう。
スマホが故障してしまった場合などは預け入れの処理ができなくなるため、Edyの窓口へEdy番号とともに問い合わせを行います。
銀行口座からのチャージ
おサイフケータイと楽天Edyオンラインを連携すると、銀行口座からのチャージも可能です。おサイフケータイのEdyアプリで、「チャージ設定」を行いましょう。
対応銀行は多数あり、楽天銀行以外に三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行など主要な都市銀行からも選べます。地方銀行も利用が可能です。
銀行口座と紐付けておくことにより、店舗でチャージする手間が省けます。楽天Edyアプリで残高を確認し、適当な時期にチャージしておきましょう。
おサイフケータイとの連携方法と使い方
楽天EdyオンラインとおサイフケータイのEdyは、「楽天ID」を通じて連携します。アプリ内に連携ボタンがあるため、確認しておきましょう。一度連携すると、残高の移行や銀行口座のチャージが簡単にできます。
まずは登録しよう
楽天Edyオンラインは、おサイフケータイに登録し連携すると使えるようになります。まずはおサイフケータイ対応の端末で、Edyを登録しましょう。
楽天Edyアプリ内の「詳細を見る」から、おサイフケータイと楽天Edyオンラインの連携ができます。連携には、楽天会員IDとパスワードが必要です。
なお、おサイフケータイは「一つの楽天ID」とのみ連携できます。楽天IDを使い分けている場合に二つのIDと連携することや、家族の楽天IDとも連携するなどはできないため、注意しましょう。
チャージ残高を無料で移動
おサイフケータイから楽天Edyオンラインには、相互に残高を移動できます。楽天Edyアプリで楽天Edyオンラインと連携し、手続きを行いましょう。移行は無料です。
アプリ内の「詳細を見る」から連携を行い、楽天IDとパスワードでログインします。残高移動したい金額を入力し、手続きしましょう。
楽天Edyオンラインに残高があるときは「おサイフケータイ残高」に移動の矢印を選択し、楽天Edyオンラインに移動したい場合は逆側の矢印で「オンライン残高」を選びます。残高移動完了の画面が表示されると、移動の手続きは完了です。
銀行口座からのチャージ方法
銀行口座からおサイフケータイにチャージするには、楽天Edyオンラインを経由します。アプリで楽天Edyオンラインと連携を行っておき、利用したい銀行口座を登録しましょう。
「詳細を見る」の「チャージ設定」から「銀行口座」→「新しく口座を登録する」を選び、楽天会員IDとパスワードでログインすると登録したい銀行の追加ページに遷移します。金融機関のサイトから登録手続きを行い、Edyアプリに設定しましょう。
金融機関ごとに口座設定のプログラムは変わりますが、書類提出ではなくオンライン上で引き落とし口座としての設定が可能です。
オンライン決済方法
楽天Edyは、オンライン決済にも利用できます。パソコンの場合は「カードリーダーの購入」と「EdyViewerのダウンロード」が必要です。おサイフケータイの場合は、道具を使わず決済ができます。
パソコンで決済する場合
パソコンを利用して楽天Edyのオンライン決済をする場合は、「楽天Edyリーダー」か「FeliCaポート/パソリ」が必要です。
また、情報読み取りをするにはEdy専用のソフトウェアである「EdyViewer」をインストールしておきましょう。
まずは、対応のネットショップで支払い方法に「楽天Edy」を選択します。Edyでの支払い画面が表示されるまでの処理はショップによって異なりますが、支払い画面でカードの読み取りを行うのが基本的な流れです。
カード読み取りのためのソフトウェア「EdyViewer」が立ち上がります。パソリを使ってパソコンにEdyカードの情報を読み込みましょう。カードリーダーにカードをかざすと、情報が読み込まれて決済ができます。
スマホで決済する場合
スマホでは、おサイフケータイを利用してオンライン決済を行います。「楽天Edyオンライン」に、残高を移行する必要はありません。直接おサイフケータイの残高がネット決済に使われます。
ネットショップで楽天Edyでの支払いを選択すると、専用の支払い画面に進む仕組みです。
パソコン・スマホを問わず、楽天Edy払いを選択するとネットショップからメールが届く場合もあります。メールが来る場合は、メールに記載されたURLから支払い手続きを進めましょう。
最近では、Android端末向けの「Google Play」のコンテンツを購入・利用する際も支払い方法として楽天Edyが使えるようになっています。あらかじめ、Google Playのメニューにある「お支払方法」から、楽天Edyを電子マネーカードとして登録しておきましょう。
なお、おサイフケータイを経由するため、iPhoneやおサイフケータイ対象外のスマホでは決済ができません。
アプリ名:楽天Edyでキャッシュレス!:ポイントがドンドン貯まる便利でお得な電子マネー
価格:無料
Google Play:ダウンロード
まとめ
楽天Edyには、おサイフケータイの残高移行と銀行口座からのチャージに使う「楽天Edyオンラインサービス」が用意されています。機種変更やチャージの際に活用しましょう。
ネット決済ができるサイトも多く、パソコン・スマホを問わずEdyを使って商品購入ができるのも魅力です。まずはカードリーダーとEdyカードか、おサイフケータイを準備しましょう。
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