楽天Edyが残高不足の場合はどうしたらよい?
店舗で買い物をするとき、楽天Edyの残高不足になると支払い処理がストップします。スタッフから「残高が足りない」と言われることになり、何らかの方法で解決しなければなりません。現金の併用やチャージなど、可能な方法を紹介します。
現金を併用して不足分を払う
店舗で楽天Edyを利用する場合、現金との併用を受け付けているところも増えています。現金併用ができる場合は、スタッフに「残りを現金で支払う」と伝えると決済が可能です。
Edyの残高を使い切ってしまいたいときは、併用の方がスムーズです。コンビニなどでは併用できることが多く、ローソン・ファミマ・セブン-イレブンなどで使えます。
一方で、「和食 さと」など、「電子マネーと現金との併用ができない」と明言している店舗もあります。そのほか、ネット決済では、原則電子マネーとほかの支払い方法との併用はできません。
レジでチャージしてもらう
Edyが使えるお店では、チャージに対応していることも多いでしょう。もし「現金併用ができない」と言われても、チャージさえすれば残りの支払いも可能です。
コンビニやドラッグストアをはじめ「ビックカメラ」「コジマ」などの家電量販店でも、楽天Edyが不足した際にレジでEdyチャージができます。Edyチャージのメリットは、残高を現金で支払ったときにはつかない「Edy利用分」の還元があることです。
ただし、レジではクレジットカードやほかの電子マネーを使ってチャージはできないため、使えるのは基本「現金」となります。Edyの残高に不安があるときは、現金をある程度持っておきましょう。
おサイフケータイを利用している場合は、レジからではなく端末上の操作で銀行口座やクレジットカードからのチャージが可能です。あらかじめチャージ用の口座やカードを登録しておきましょう。
別のEdyが併用できる店舗も
Edyのチャージ上限は、「1枚につき5万円」です。5万円以上の利用や残高が足りないときは、複数枚のEdyで支払える店舗もあります。
たとえば、ファミリーマートでは、2枚まで利用が可能です。店舗によって利用可能枚数は異なります。ビックカメラでは、1会計につき5枚まで併用可能です。店舗によっては1枚しか使えないこともあるため、その場合は現金併用やチャージで対応しましょう。
複数枚Edyの決済は、スタッフが方法を知らないこともありえます。いったん1枚目のEdyを読み込んでから続いて2枚目のEdyを読み込むのが基本ですが、店舗側で「できない」と言われたときは別の方法を考えましょう。
なお、楽天Edyで楽天ポイントを貯めている場合、連携している楽天アカウントが同じであればポイントは一つのアカウントにまとめられます。
一方で、Edy-楽天ポイントカードとおサイフケータイ対応の楽天Edyアプリでポイントを貯めている場合、はじめにアプリから「ポイント設定」を行っているはずです。
この際、楽天ポイントではなく、ANAマイルやマツモトキヨシポイントなどを貯める設定にしている人もいるかもしれません。
この場合、ポイントプログラムごとに統合に関するルールが存在する可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
現金を併用する場合の注意点
現金併用には、注意点もあります。Edyをどのように使うのか、イメージを固めたうえで利用しましょう。現金払いではポイントがつきませんが、チャージしてしまうと現金には戻せなくなります。
現金分にはポイントがつかない
Edyを店舗で利用すると「200円につき1ポイント」が貯まりますが、現金を併用した場合ポイント還元の対象はEdyで支払った分だけです。現金で支払うと、Edyのポイント還元によるメリットは少なくなってしまいます。
たとえば、5万円の決済のうち1万円をEdyで払うと貯まるポイントは50ポイントです。しかし、5万円分をすべてEdyで支払うと250ポイントが貯まります。
ポイント還元でお得に利用したいときは、現金併用ではなく現金による追加チャージや複数枚Edyでの決済を検討しましょう。
一度チャージすると現金化できない
現金併用をするメリットは、Edyを使い切れることです。チャージしたEdyは現金に戻すことができません。万が一購入を取りやめた際も、チャージのキャンセルは取り消せない仕組みです。
チャージをする場合、1円単位でできるケースもありますが、大半は「1000円単位」です。3800円のものを購入したいとき、Edyが3500円分あるなら300円足りません。しかし、1000円チャージすると700円余ってしまいます。
次に使う予定があるなら問題ありませんが、予定が定まっていないなら使い切ってしまいたいところです。チャージをするかどうかは、Edyを継続的に利用するかによって決めましょう。
残高不足で困らないために
残高不足を起こさないためにできるのは、アプリの活用や「オートチャージ設定」です。Edyは後払いにはできないため、チャージをしやすい環境を整えるのが大切でしょう。
楽天ペイからEdyを使う
楽天ペイアプリでも、Edyを使えます。楽天カードからのチャージに対応し、アプリ上でチャージが可能です。楽天ペイを利用しているなら、Edyも楽天ペイアプリに統一してみましょう。
なお、Edy連携ができるのは「おサイフケータイ対応のAndroid端末」に限ります。楽天ペイからEdyへチャージできるのは「楽天カード」のみです。
また、Edyには楽天Edy専用のアプリもあります。Androidはおサイフケータイとして決済ができ、楽天カード以外のカードもチャージ登録が可能です。
iPhone版はカード用のアプリですが、アプリからカードにチャージができる「いつでもEdyチャージ」が利用できます。楽天ポイントをEdy残高に移したいときは、活用しましょう。
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一体型カードやおサイフケータイでオートチャージ設定
楽天ペイアプリではオートチャージ設定はできませんが、Edy一体型カードやおサイフケータイの楽天Edyアプリでは「オートチャージ設定」ができます。
オートチャージが発動する店舗は限られますが、コンビニなどを利用する頻度が高いなら自然にチャージされるのがメリットです。
ローソン・ファミマ・ツルハドラッグなど、全国33万以上の店舗でオートチャージに対応しています。
Edy一体型楽天カードでオートチャージを設定すると、チャージ「200円につき1ポイント」が貯まり、さらにお得です。おサイフケータイでは、クレカ・楽天ID・銀行口座からのチャージで、オートチャージの設定ができます。
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ポイントをチャージする
Edy側で「楽天ポイント」が貯まる設定にしている場合、ポイントチャージができます。ポイントチャージとは、楽天ポイント「1ポイント=1円」分に交換できるサービスです。
交換できるポイントは「通常ポイント」に限ります。期間限定ポイントや、他社から交換したポイントなどは対象外です。
おサイフケータイからはアプリ内のポイントチャージボタンをタップし、楽天アカウントに紐づいたパスワードを入力するとチャージできます。
カードへのチャージはWebサイトの「ポイントチャージ申請」画面から申し込み、店舗の端末などから「Edyギフト機能」で受け取りましょう。
ギフトの受取期限は30日ですが、期限が過ぎると楽天アカウントにポイントが戻ります。ポイントチャージは「月10万ポイント」かつ、1回「2万5000ポイント」まで可能です。
まとめ
楽天Edyは、店舗によって現金との併用ができます。しばらくチャージの予定がないときには、現金と合わせて使い切ってしまいましょう。
複数枚のEdyを持っているなら、すべて使える店舗もあります。現金併用不可の店舗では、アプリやレジでチャージすると支払いが可能です。
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