楽天Edyの種類
楽天Edyには、楽天ポイントカードと一体化した「楽天Edyカード」のほかに、さまざまな種類があります。「楽天Edy付きクレジットカード」やおサイフケータイの「Edyアプリ」など多彩です。楽天発行のものではなく、加盟店発行のカードもあります。
楽天Edyポイントカード
楽天Edyには、楽天ポイントカードが一体型になったタイプがあります。Edyを利用するだけでなく、「楽天ポイントカード」としても使えるカードです。
楽天Edyポイント加盟店では「Edyの利用」でポイントが貯まるほか、「ポイントカードとしての提示」でもポイントが加算されます。
シンプルなポイントカードタイプだけでなく、楽天のキャラクター「お買い物パンダ」が描かれたものや人気キャラクターとコラボしたものなど、キャラクターデザインも豊富です。
カードタイプだけでなくコイン型もあり、専用ケースに入れればストラップとして使えます。楽天ではなく提携会社が発行しているものには「Edy機能だけで楽天ポイント機能が付帯していないタイプ」もあるため、事前に確認しましょう。
Edy-楽天ポイントカードの使い方 | 電子マネー 楽天Edy
楽天Edy付クレジットカード
クレジットカードに楽天Edyが付帯したタイプは、「Edyの発行手数料がかからない」のが魅力です。年会費無料の「楽天カード」の申し込み時にEdy機能を付ける設定をすることで、無料発行が叶います。
「楽天Edy付楽天カード」や「楽天ANAマイレージクラブカード」など、対象カードから選びましょう。
これらのクレジットカードはEdyと一体化しており、1枚のカードで「クレジット支払い」と「Edy支払い」が自由に選択できます。
同一カードからのEdyチャージも簡単で、複数枚のカードを持ち歩きたくない人にもぴったりです。なお、すでに楽天カードを発行していて新たにEdy機能をつけたい人は、楽天カード会員向けサイト「楽天e-NAVI」から切り替えの手続きも行えます。
楽天Edyのアプリを利用
おサイフケータイ対応のAndroid端末であれば、「楽天Edyアプリ」を利用できます。加えて、楽天ペイアプリ内の「Edy機能」を使っての支払いも可能です。
一方で、iPhoneやおサイフケータイ非対応のAndroid端末では、Edyカードの一部チャージや残高確認しかできないため注意しましょう。楽天Edy決済に使える端末の制限はあるものの、スマホをかざすだけで決済ができ便利です。
アプリからの利用では貯めるポイントも選択でき、ビックカメラやマツモトキヨシ、ANAマイルなど多数のポイントから選べます。Edyの利用で楽天ポイント以外を貯めたいときは、アプリの活用が最適です。
発行費用無料で手に入れる方法
費用をかけないでEdyを発行するには、一体型クレジットカードの発行やアプリの利用が一般的です。その他、クロネコヤマトなど、楽天以外でEdy付帯カードを発行している会社を利用すると無料で発行できることがあります。
楽天カードを発行
年会費無料の楽天カードを発行すると、Edyも無料で付帯します。なお、Edy付帯は必須ではありません。Edy機能をセットしたいときは、カード申込の際に選択しましょう。あとから付ける場合は、一部カードを除き「切り替え手続き」が必要です。
楽天カードには、種類がいろいろあります。一般カードだけでなく、女性向けサービスに特化した「楽天PINKカード」やANAマイレージ機能を備えた「楽天ANAマイレージクラブカード」など年会費無料のカードは豊富です。
基本的に、Edyの利用では楽天ポイントが貯まります。しかし、楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天ポイントかANAマイルから選択する仕組みです。
楽天PINKカードは、楽天カードと同じように発行時にEdy機能の有無を選択します。楽天ANAマイレージクラブカードには、楽天カード・楽天Edy・楽天ポイント・ANAマイレージクラブの4機能が付帯しており、別途楽天Edyを付ける手間はありません。
アプリをインストール
おサイフケータイの対応端末を所有している場合は、アプリをダウンロードしましょう。ダウンロード・利用どちらも費用はかかりません。
楽天Edyアプリ、楽天ペイアプリのどちらでも、無料でEdyを使えます。対応のスマホさえあれば、手軽な発行方法です。楽天Edyアプリの場合は、銀行口座振替やオートチャージにも対応しています。
ただし、機種変更の際は引き継ぎが必要になるほか、おサイフケータイ以外の端末に変わる場合は残高を使い切る必要があります。
なお、iPhoneにも「Edyカード用楽天Edyアプリ」がありますが、利用できるのは残高の確認やEdyの受け取り、プラスチックカード(またはキーホルダー)へのチャージのみです。決済や引き継ぎには対応していないため、残高を使い切りましょう。
アプリ名:Edyカード用楽天Edyアプリ
価格:無料
Google Play:ダウンロード
クロネコメンバーズカードを発行
クロネコメンバーズカードは複数の種類がありますが、「楽天Edy付帯タイプ」も選択できます。発行手数料は無料です。
一般のEdyカードと同様に、年会費などもかかりません。Edyだけでなく、ヤマト運輸の利用が最大15%OFFになる「クロネコメンバー割」対応の電子マネーも付帯しています。
注意点として、Edyの利用で楽天ポイントを貯めたい場合は、クロネコメンバーズカードと楽天口座の紐付けが必要です。楽天Edyの公式サイトからの手続きを忘れないようにしましょう。
有料で入手する方法
楽天Edyカードは、発行費用がかかります。有料の場合、楽天市場や加盟店での発行が可能です。すでにチャージ済のカードなどもあり、使いやすいでしょう。
楽天市場で買う
楽天Edyカードやストラップは、楽天市場で販売されています。シンプルデザインの定価は330円(税込)、デザインカードは440〜550円(税込)程度です。
ストラップやキーホルダーの値段は高めで、1000〜1500円程度に設定されています。どのカードも送料は無料です。
なお、楽天市場のセールにより、カードタイプはシンプルデザインが数十円に値下げされることもあります。楽天会員のランクによっては、無料プレゼントなどの特典が得られることもあるでしょう。
楽天市場で購入できるEdyカードの残高は、原則0円です。ついている値段は実質発行手数料になります。
商品名:Edy-楽天ポイントカード
楽天:商品ページ
街の加盟店で買う
コンビニ・ドラッグストアなど、一部の店舗で楽天Edyカードを販売していることがあります。コンビニならファミマ、ドラッグストアならマツモトキヨシやココカラファインなどで購入可能です。
加盟店で販売されているEdyカードは、発行手数料がかかるタイプではありません。「Edyギフトカード」として販売されており、3000円で購入すると3000円分のEdyギフトがついてくる仕組みです。もともと3000円以上チャージするつもりなら、手数料をかけずに発行できます。
なお、Edyギフトは、カード内にチャージされているわけではありません。別途「ギフトの受け取り」が必要です。加盟店では「Edyチャージ機」にカードを置き、ギフトの受取操作で処理ができます。Edyアプリや「Edy Viewer」ソフトを使ったパソコンからの受け取りも可能です。
楽天Edyを利用する前にしておくこと
楽天Edyを使う前に、ポイント設定やチャージを忘れずにしておきましょう。利用分のポイントを効率的に貯めるためにも、設定は欠かせません。使いやすいチャージ方法も考えておきましょう。
ポイントを貯める設定をしよう
一体型のクレジットカードは、カード発行時に会員情報の登録を同時に行えるため最初から会員IDと紐付いていることが一般的です。一方で、Edy付きのポイントカードはIDと紐付いていません。また、おサイフケータイなどでは貯めるポイントを選択できます。
未設定のカードやおサイフケータイは、あらかじめ「ポイント設定」を行いましょう。ポイントを貯める設定をせずにEdyを使ってしまうと、連携ができずポイントが貯まりません。
Edyカードやクロネコヤマトメンバーズカードは、「楽天会員サイト」にログインしてポイントの設定を行います。
おサイフケータイは、アプリ内でポイントを貯める設定が可能です。アプリの「詳細を見る」ボタンからポイント設定に移動し、貯めたいポイントを選びましょう。
チャージしよう
Edyは種類によってチャージ方法が異なります。Edyカードはクレジットカードやレジ・ATMなどで現金チャージが可能です。iPhoneは「楽天Edyアプリを使ってスマホにカードをかざし、チャージもできます。
おサイフケータイではクレジットカードや現金チャージ、銀行口座からの入金も可能です。オートチャージ設定もできます。
iPhoneからのチャージの場合は、iPhone向けの楽天Edyアプリを使います。現状できるのは楽天カードからの「いつでもチャージ」のみです。
Edy付きポイントカード、Edy付帯のクレジットカードなどをかざすと、事前に設定した金額がアプリ上で受け取れます。チャージ分を後日楽天カードから引き落とす仕組みです。
まとめ
楽天Edyカードの発行には、通常330円(税込)の手数料がかかります。しかし、楽天カードや特定の加盟店が発行するカードの場合は費用は無料です。
対応端末の場合は、アプリでも無料で利用できます。Edyの種類を知って、お得にカードやアプリを手に入れましょう。