- Suicaには2タイプある
- カードタイプ
- モバイルSuica
- 基本の残高確認方法
- 駅の券売機でチェック
- 改札通過時に自動改札機で
- コンビニなどの加盟店のレシートで
- Suicaが使える自販機で
- スマホでも気軽に確認できる
- Android向けアプリ Suica check
- iPhone向けアプリ Japan NFC Reader
- 双方に対応した 電子マネーICカード残高確認
- 電子マネービューアーでの確認方法
- 万歩計としても使える シチズン 電子マネービューアー付き歩数計
- キーホルダータイプも ノコリー キーホルダー
- 残高不足を避けるならオートチャージ
- オートチャージできるのはビューカードだけ
- オートチャージの利用方法
- クレカのポイントがお得に貯まる
- オートチャージにおすすめのクレカ
- 四つの機能が1枚に ビュー・スイカ カード
- 年1回の利用で年会費無料 ビックカメラSuicaカード
- 旅行好きなら ANA VISA Suicaカード
- まとめ
Suicaには2タイプある
JR東日本が取り扱う交通系電子マネーがSuicaです。電車やバスの運賃に利用できるほか、加盟店での買い物にも使えます。全国で利用できるため、1枚あるとどこへ行っても便利に使える電子マネーです。
また、2種類のタイプから自分に合ったSuicaを選べるという特徴があります。2種類の特徴を紹介するので、利用の仕方や使い勝手に合わせて選びましょう。
カードタイプ
カードタイプは、多機能券売機やみどりの窓口でカードを発行し、利用できるSuicaです。切符と同じように購入してすぐに使える無記名式の「Suicaカード」と、氏名や生年月日を登録する記名式の「My Suica」があります。
また、記名式のSuicaに定期券が一体となっている「Suica定期券」は、通勤や通学にSuicaを利用している人に便利です。チャージして電子マネーとして利用できる基本機能は3種類とも同じように使えます。
加えて、対象路線のグリーン車で便利に使える「グリーン車Suicaシステム」や、対象路線の新幹線自由席を在来線と同様に利用できる「タッチでGo!新幹線」といったサービスも使用可能です。
モバイルSuica
スマートフォンで使える「モバイルSuica」も便利です。スマートフォンのみでカード型Suicaと同様に利用できます。
残高や利用履歴をスマートフォンの画面上で確認できるのもポイントです。いつでも手元でSuicaを管理できます。加えて、チャージもスマートフォンで完結です。
クレジットカードを登録することで、自宅や職場にいるときでも、必要に応じてすぐにチャージできます。コンビニでレジに並びながらチャージすることも可能です。
モバイルSuicaには4種類あります。Android端末で利用できるのは、おサイフケータイ対応の「モバイルSuica」、Google Payにひも付ける「Google Pay Suica」、楽天Payと連携させる「楽天ペイSuica」です。Apple社製端末では「Apple Pay Suica」を利用できます。
基本の残高確認方法
スマートフォンで使えるモバイルSuicaは画面上で残高確認ができます。では、カードタイプのSuicaはどのように確認するのでしょうか?基本の確認方法を見ていきましょう。
駅の券売機でチェック
まず紹介するのは、駅の券売機でチェックする方法です。「自動券売機」「多機能券売機」「チャージ専用機」で確認できます。Suicaエリア内はもちろん、PASMOエリアや全国の利用可能エリアで使える方法です。
同時に、履歴も確認できます。印字もできるため、必要に応じて利用しましょう。
改札通過時に自動改札機で
より手軽に残高確認をするには、「自動改札機のディスプレイ」をチェックします。Suicaを改札機にタッチすると、ディスプレイにチャージ残高が表示される仕組みです。ただし、表示される時間が短い点に注意しましょう。
特に、通勤ラッシュの時間帯で利用者が多いと、ディスプレイを確認しても自分の前や後に通過した人の残高になっていることがあります。そのため、正しく自分のSuicaの残高確認ができないケースもあることを知っておきましょう。
コンビニなどの加盟店のレシートで
コンビニやスーパーなどの加盟店でSuicaによる支払いをすると、「レシート」にチャージ残高が印字されます。残高確認をしたいときに加盟店で支払いをしたら、レシートを受け取ってチェックしましょう。
また、セブン-イレブンやローソンなどレジでチャージできる店舗なら、必要に応じてその場で確認できます。通勤途中のコンビニで朝食を購入ついでに、残高確認とチャージをするといった使い方も可能です。
Suicaが使える自販機で
「マルチマネー対応自販機」というさまざまな電子マネーを利用できる自販機でも、残高確認ができます。商品を選択する前にSuicaを読み取り部分にかざすと、チャージ残高が表示されるのです。
ただし、中にはSuicaが使えない自販機もあるため注意しましょう。利用できる電子マネーは、自販機にステッカーなどで表示されています。そこにSuicaのマークがあることを確認し、利用しましょう。
スマホでも気軽に確認できる
カードタイプのSuicaにチャージ残高がどのくらいあるかは、カードを読み取れる機械を用いて確認するため、券売機や加盟店での確認が一般的です。加えて、スマートフォンでも残高確認できるアプリがあります。
スマートフォンを利用すれば自宅でも確認できるので、出先で残高不足になり慌てることがなくなるでしょう。
Android向けアプリ Suica check
Android端末を利用してICカードの情報を読み取るのが「Suica check」です。スマートフォンのNFC設定を有効にしたうえで、Suicaをスマートフォン背面のICタグにかざすと残高が表示されます。
アプリが起動していない状態でも、NFC設定を有効にしてSuicaをかざすと、自動的にアプリが起動し残高を表示します。手間なくスムーズに使いやすいアプリです。
Suicaのほか、ICOCAやPASMOといったICカードも読み取れます。複数の交通系ICカードを持っている場合にも使いやすいでしょう。
・アプリ名:Suica check
・価格:無料
・Google Play:ダウンロード
iPhone向けアプリ Japan NFC Reader
「Japan NFC Reader」はiPhone7以降の機種で利用できる残高読み取りアプリです。チャージ残高はもちろん使用履歴もチェックできるため、支出を記録したいという場合にも向いています。
Suicaをはじめとする交通系ICカードのほか、楽天Edyやnanacoといった電子マネーの残高確認にも利用可能です。また、アプリ内でカードごとにテーマカラーやイメージ画像を設定し、見分けやすくできるという特徴があります。
・アプリ名:Japan NFC Reader
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
双方に対応した 電子マネーICカード残高確認
Android端末でもiPhoneでも利用できるのは「電子マネーICカード残高確認」です。SuicaやPASMOといった主要な交通系ICカードはもちろん、地域限定のICカードにも対応しています。
また、ICカード以外の電子マネーカードにも対応しているため、手持ちのカードの多くで利用できるでしょう。読み取った全てのカード残高や履歴を、時系列順に表示する機能により、家計簿としても使えます。
・アプリ名:電子マネーICカード残高確認
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
電子マネービューアーでの確認方法
スマートフォンやパソコンを使用せずにSuicaの残高確認をする方法もあります。電子マネービューアーを利用するのです。Suicaをかざし電子マネービューアーのボタンを押すだけで、簡単に残高が分かります。
万歩計としても使える シチズン 電子マネービューアー付き歩数計
「シチズン 電子マネービューアー付き歩数計」は、歩数計としても使える電子マネービューアーです。常にポケットに入れて携帯すれば、Suicaの残高をすぐに確認できるうえ、歩いた歩数のチェックもできます。
また、残高は前回読み取り時の金額も表示できるため、現在の残高と同時に、前回からいくら使ったかも明らかです。シンプルなデザインも魅力といえます。
・商品名:シチズン 電子マネービューアー付き歩数計 TWTC501
・Amazon:商品ページ
キーホルダータイプも ノコリー キーホルダー
忘れずに持ち歩くなら、キーホルダータイプの「ノコリー キーホルダー」がぴったりです。バッグに付けたりキーケースに入れたりしておけば忘れません。
自宅では、フックなどに引っかけて省スペースに収納できるため、かさばらずに保管できます。使い方は簡単で、Suicaの中央に置いてボタンを押すだけです。1日に5回使った場合、電池交換なしで約1年間使えます。
・商品名:ノコリー キーホルダー
・楽天:商品ページ
残高不足を避けるならオートチャージ
残高確認を小まめに行っていても、チャージをし忘れることがあります。そのようなときに便利なのがオートチャージです。
残高が設定金額以下になると、改札通過時に自動的にチャージされます。残高不足により改札で止められてしまうという心配が不要です。
オートチャージできるのはビューカードだけ
オートチャージの利用には、JR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」とSuicaの連携が必要です。連携することで、オートチャージの利用金額が、クレジットカードの引落口座から引き落とされます。
オートチャージの設定ができるのはビューカードのみです。楽天カードやJCBカードといったほかのクレジットカードでは、オートチャージの設定ができない点に注意しましょう。
また、オートチャージに対応しているSuicaは、Suica付きビューカード・Suica定期券・My Suica・モバイルSuicaです。券面に氏名の記載されていない無記名式のSuicaには、オートチャージが設定できません。
オートチャージの利用方法
Suicaもビューカードも持っておらず、これからSuica付きビューカードを作る場合には、申込時にオートチャージを設定できます。「オートチャージを利用する」という項目にチェックを入れるだけです。
これで、手元に届くクレジットカードは、残高が1000円以下になると自動的に3000円がチャージされる設定になっています。Suica付きビューカード発行後であれば、駅のATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」で金額の設定が可能です。
既にSuica定期券やMy Suicaを利用しており、ビューカードも持っている場合には、2枚を連携させてオートチャージに利用できます。こちらも金額の設定はVIEW ALTTEで行いましょう。
モバイルSuicaなら、オートチャージの設定がスマートフォン上で完結します。
クレカのポイントがお得に貯まる
ビューカードを連携させて利用するオートチャージは、単に自動的にチャージされて便利というだけではありません。ポイントが貯まりやすいというメリットもあります。
通常のチャージをビューカードで行った場合、1000円につき5ポイント貯まります。一方、オートチャージを設定すると、1000円につき15ポイントと「3倍」になります。
オートチャージにおすすめのクレカ
オートチャージに使えるビューカードにはいくつか種類があります。特におすすめのクレジットカードを紹介するので、作成するカードの参考にしましょう。
四つの機能が1枚に ビュー・スイカ カード
どのビューカードにするか迷ったら、定番の「ビュー・スイカ カード」がよいでしょう。Suica・定期券・JRE POINTカード・クレジットカードの機能を1枚で利用できます。
4種類のカードが1枚にまとまるため、財布をすっきりさせられる点もメリットです。また、万が一紛失した場合でも、定期券やチャージ部分への補償があるので、安心して毎日持ち歩けるでしょう。
524円の年会費がかかりますが、年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえる特典があります。例えば年間70万円の利用なら1250ポイントもらえるので、年会費の元を取れます。
年1回の利用で年会費無料 ビックカメラSuicaカード
年会費にこだわってクレジットカードを選ぶなら「ビックカメラSuicaカード」がぴったりです。初年度年会費無料に加え、1年に1回使うだけで524円の年会費が無料になります。
ポイントの貯まりやすさもメリットです。例えば、ビックカメラでの買い物を、ビックカメラSuicaカードでSuica部分にチャージして支払うと、チャージ分のJRE POINT1.5%と10%のビックポイントが貯まります。
通常の買い物でも、1000円につきJRE POINT5ポイントと、ビックポイント5ポイントが付与される仕組みです。実質1%の高還元率クレジットカードといえます。
旅行好きなら ANA VISA Suicaカード
「ANA VISA Suicaカード」は、Suica・ANAカード・クレジットカードが1枚に集約されたクレジットカードです。ANAマイルがどんどん貯められるため、旅行好きに向いています。
入会時や継続時にボーナス1000マイルがプレゼントされるほか、ANAグループ便に搭乗するたびに割り増しボーナスマイルが貯まります。また、オートチャージや買い物で貯まったVポイントも、マイルへの移行が可能です。
Vポイントのマイルへの移行は手数料無料です(有料の2倍コースも選択可能)。2200円の年会費(初年度無料)がかかりますが、ANAスカイホリデーやANAハローツアーなど、旅行好きにうれしい優待サービスも豊富に用意されています。
ANA VISA Suicaカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
まとめ
残高確認は、Suicaをスムーズに利用するために欠かせません。カードタイプのSuicaなら、券売機・自動改札機・加盟店・自販機で確認する方法が一般的です。
ほかにも、スマートフォンのアプリで確認する方法や、電子マネービューアーを利用する方法もあります。ライフスタイルに合わせて、便利な方法でチェックしましょう。
残高を確認してもチャージを忘れてしまうことがあります。そのようなミスをなくすには、ビューカードを利用したオートチャージが便利です。残高が設定金額以下になると、改札通過時に自動的にチャージされます。
残高確認とオートチャージを活用すれば、改札やレジで残高不足になることを避けられるでしょう。
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