ドットマガジン by ドットマネー

QUICPayがエラーで使えない原因。チェックしたいポイント

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2022.01.25
by ドットマネー編集部

QUICPayの正しい支払い方

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QUICPayにはカードやコインタイプの「QUICPay」と、モバイル端末で利用する「QUICPay+」があります。どちらの場合もエラーを起こさないための方法は基本的に変わりませんが、モバイル端末で使う場合は登録や設定を見直しておきましょう。

カードをスマホに登録する

モバイル端末でQUICPay+を使う場合は、カードをスマホに登録します。iPhoneでは「Apple Pay」、Androidでは「Google Pay」が対応です。

モバイル端末にカードを登録するには、QUICPayに対応するクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを用意します。QUICPay専用カードではなく、登録できるのは「QUICPay機能が付帯しているカード」です。

iPhoneの場合は標準搭載されている「Walletアプリ」から「追加」ボタンをタップして、カードの情報を入力します。AndroidではGoogle Payアプリをインストールし、「お支払い方法」からカードを登録する仕組みです。

完了音が鳴るまで端末から離さない

QUICPayの店頭決済は、スマホやカードをかざすだけで完了します。iPhoneの場合は顔認証や指紋認証を行った後、端末にスマホをかざしましょう。

QUICPayの読み取りには、数秒〜最大で1分程度の時間がかかります。情報が読み取れていないうちに端末から離すと、エラーの原因になりがちです。

読み取りが完了すると、読み取り端末の光が「青の点滅」から「青または緑の点灯」に変わります。「クイックペイ♪」と音が鳴るまで、スマホをかざしておきましょう。

スマホケースや同ケース内に入れているものが、読み取りを妨げている可能性もあります。うまく行かない場合は、ケースから取り出してスマホをかざすとよいでしょう。

基本的に、エラーが起きたときは決済は完了していません。ただし、念のため取引履歴を確認し、二重請求などがないか確認しておきましょう。

お店で支払いができないときの対処法

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QUICPay支払いを選択してスマホをかざしたものの、端末が反応しないなどのトラブルがあったときは、設定や決済金額の確認を行いましょう。設定方法や決済金額の上限によっては、エラーが発生します。

カード情報や設定を確認

読み取りがどうしてもうまくいかないときは、スマホにQUICPay対応のカードが登録されているのか確認します。Apple PayやGoogle Payにクレジットカードを登録していても、必ずQUICPay対応とは限りません。

複数の電子マネーや決済サービスに対応しているカードの中には、「iD」や「VISAのタッチ決済」として認識されるカードもあります。

まずは、登録したカードがQUICPayとして認識されているのかを確認しましょう。QUICPayとして認識されている場合は、「メインカード」として登録されているかをチェックします。

Apple PayやGoogle Payに複数のカードを登録している場合は、決済時に自動で反応するメインカードが1枚設定される仕様です。アプリ内からメインカードの変更が可能なため、QUICPay対応カードに変更しましょう。

支払い方法に関しても、確認が必要です。QUICPayのメインカードが登録されているにもかかわらずエラーが出るときは、支払い方法が未対応の可能性があります。

プリペイドカードやデビットカードは「QUICPay+」対応店舗のみ利用でき、「QUICPay」対応店舗では使えません。クレジットカードであれば、QUICPay・QUICPay+のいずれも対応しています。

スマホをWi-Fiスポットに接続している場合は、通信環境の問題で決済ができないケースも珍しくありません。通信会社の高速通信に切り替えてみましょう。

決済金額を確認

QUICPayは、利用者と店舗の対応状況によって決済金額の上限が変動します。利用者と店舗の両方が「QUICPay+」に対応していて初めて、原則「上限なし」で使えるのです。

たとえば、QUICPay専用カードなど、「QUICPay」対応の決済方法では上限が2万円です。また、利用者側がQUICPay+に対応していても、お店側がQUICPay+未対応の場合は上限が2万円になります。

登録しているカードや店舗の上限設定を超えていないか、確認しておきましょう。QUICPay+側で上限設定がない場合でも、クレジットカードのショッピング枠や店舗独自に上限設定がされていることがあります。状況によっては、会計を複数回に分けることで解決できるはずです。

どうしてもエラーの解決ができない場合

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エラーが続く場合は、スマホ本体やお店側の問題も考えましょう。どこで利用しても決済ができない場合はスマホの問題、特定のお店のみ決済できない場合はお店側の問題の可能性が高くなります。

スマホ側の問題を確認

決済に関して問題があるときは、まずQUICPayの運営元であり問い合わせ窓口でもある「JCBインフォメーションセンター」へ問い合わせましょう。

カード本体やQUICPayの通信トラブルなど、お店や利用者に無関係なエラーも存在します。QUICPay側で問題がない場合は、スマホ本体に不具合が起きていないか確認しましょう。端末のメーカーや通信会社に問い合わせもできます。

スマホの内部には、ICチップが埋め込まれています。チップの故障や破損が原因でエラーが起きている可能性も否定できません。

また、端末の修理を行った場合に、パーツの仕様が変わることもあります。iPhoneなどをApple以外の店舗で修理するときは、純正品以外の取扱もあるため注意しましょう。

その他、スマホの故障以外でQUICPay決済ができない原因として、電池切れなども考えられます。バッテリーがなくなってもしばらく使える機種はありますが、長時間は使用できません。

お問い合わせ|クレジットカードなら、JCBカード

お店側にも問題がないか確認

利用しているお店に問題がある場合、決済が正常に完了しないことがあります。よくあるケースが、操作ミスです。そのほか、店員の聞き間違いや手違いなどでQUICPay以外の電子マネー決済が選択されていると、QUICPayでは決済できません。

お店で利用している決済端末に、不具合が発生していることも考えられます。障害が起きている場合は、利用できません。

お店側の問題が考えられる場合は、その場は別の支払い方法で会計を済ませて別のお店でQUICPay決済を試してみましょう。特に問題なく決済が完了するなら、お店での対応や通信障害が原因の可能性があります。

なお、「エラーコード」が端末に表示されている場合、原因が突き止められるかもしれません。ネットなどで検索してみましょう。

まとめ

QUICPayがエラーで決済できないときは、まずカードの登録状態や設定を見直しましょう。QUICPay+に対応している店舗なのかについての確認も必要です。

設定や決済金額に問題がなく、端末の取り扱いも正しくできている場合はスマホやお店側のトラブルも考えられます。複数の店舗で決済を試すなど、原因を突き止めましょう。

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