いつもの買い物をdポイントでお得に
日常の買い物をよりお得にしたいなら、dポイントの利用がぴったりです。まずは、dポイントとはどのようなものなのか、特徴を紹介します。
dポイントとは
dポイントとは「NTTドコモ」が運営する「dポイントクラブ」に入会することで貯められるポイントです。ドコモ運営ではありますが、どの携帯会社を利用していても無料で入会できます。
ドコモキャリアユーザー以外の人は、登録時に「dアカウントの発行」を行いましょう。dポイントカードをはじめ、支払いを携帯料金と合算できる「d払い」や、ドコモユーザー向けクレジットカードである「dカード」の利用時に、dアカウントへdポイントが貯まります。
ポイントの使い道は、店頭やネットでの支払い時に充当する以外にも豊富です。ドコモの携帯料金や携帯電話本体の購入費用への充てられるほか、d払いや商品への交換などにも利用できます。
ポイントを使った商品の抽選への参加や、映画館の優待チケットとの交換も可能です。他にも、dマーケットでのショッピングやデータ量の追加、寄付やApp Store&iTunesのギフトカード購入などに使えます。
dポイントクラブ[dPOINT CLUB/dポイントカード]| NTTドコモ
dポイントカードの入手方法
毎日の買い物でdポイントを貯めるには、まず「dポイントカード」を手に入れましょう。dカードと名称が似ていますが、ポイントカード機能のみでクレジット機能が付いていません。
dポイントカードを入手する方法は、大きく分けて2種類です。よく利用する店がdポイント加盟店」なら、店舗で受け取れます。スタッフにdポイントカードの発行について聞いてみましょう。
インターネットで「郵送申し込み」をする方法もあります。ただし、この方法はドコモ回線を持っており、dポイントクラブに会員住所を登録してある場合にのみ可能な方法です。ソフトバンクやauユーザーの方は利用できないため、店頭でカードを手に入れましょう。
dアカウントに紐づけしよう
dポイントカードを手に入れたら、dアカウントに紐づけることでポイントカードが利用できるようになります。ドコモ回線を持っていない場合でも、無料で発行できるアカウントです。
ポイントカードは3枚まで登録可能
一つのdアカウントには、ポイントカードを「最大3枚」まで紐づけできます。複数枚のポイントカードを持っている場合でも、登録しておけば一つのアカウントで管理できるのです。
また、ドコモ回線・dカード・ドコモ光のいずれかを契約している人が家族内にいる場合には、その人を代表会員として家族で「ポイント共有グループ」を組むこともできます。子会員は、dアカウントを持っていればOKです。
1人ではなかなかポイントが貯まりにくい場合でも、家族のポイントを共有できれば貯まりやすくなるでしょう。ポイント共有グループは最大20会員まで登録できます。
ポイント共有グループに登録する場合には「ドコモインフォメーション」へ電話するかドコモショップで手続きしましょう。ドコモ端末から電話する場合は「151」をダイヤルすればつながります。
ポイントカード番号登録の手順を解説
dアカウントへdポイントカードを登録するには、まず「登録画面」へアクセスしましょう。メールアドレスを入力し、必要な情報を画面の指示に従い入力します。
次に、登録するdポイントカードのタイプを選びましょう。手元にあるのがカードタイプのポイントカードなら「dポイントカード」を選択すればOKです。
カードの選択後は「カード番号」を入力しましょう。カード番号とは、ポイントカードのバーコード下に記載されている15桁の番号です。
同じくカード裏面などに記載されている「セキュリティコード」7桁を入れ、利用者情報を登録すれば完了します。
なお、dカードや「dカードプリペイドカード」、アプリで発行した「オンラインdポイントカード番号」の利用者情報登録も、同画面から行えます。dカードの場合、セキュリティコードの入力は不要です。
貯めたポイントで欲しいものをGET
貯めたポイントを使うとお得に買い物ができます。効率よく貯める方法や、ポイントを使える加盟店をチェックしましょう。
dポイント効率よく貯める方法
dポイントを効率よく貯める方法としてあげられるのは「二重取り」です。dポイントカードを提示してから、スマホ決済のd払いもしくはdカードによるクレカ決済によって、二重取りができます。
さまざまなキャンペーンを活用するのも、よい方法です。曜日によってポイントが倍になるものや対象商品の購入でポイントが当たるもの、スタンプラリーに参加することでポイントが受け取れるものなどがあります。
キャンペーンの中には、毎月「エントリー」が必要なものもあるため、dポイントを効率よく貯めるには忘れずエントリーしましょう。エントリーするだけで、ポイント還元率がアップすることもあります。
貯めたら街のお店で支払いに使える
貯めたポイントは、加盟店での会計時に使えます。「ローソン」や「ファミリーマート」といったコンビニやドラッグストアの「マツモトキヨシ」などで使えるため、毎日の買い物に役立つでしょう。
「マクドナルド」や「モスバーガー」でも、利用可能です。dポイントで支払うときには、レジでスタッフにdポイントカードを提示しましょう。
ただし、dポイントカードを持っていたとしても、ポイントを使えないことがあります。たとえば、dアカウントがない場合や、dポイントの利用者登録をしていない場合です。
また、ポイント共有グループの代表会員が利用拒否設定をしている場合や、利用上限を設定している場合にも使えないため注意しましょう。
残高確認はdポイントクラブアプリが便利
貯まったdポイントを手軽に確認するには「dポイントクラブアプリ」の利用が向いています。アプリのホーム画面を表示すると、上部にポイント残高が記載されているため、すぐに確認できるでしょう。
また、アプリのインストール後、アプリ下部の「カード」アイコンからdアカウントでログインすることで「モバイルdポイントカード」が利用できるようになります。
2回目以降カードアイコンをタップすると、バーコードが表示されるはずです。レジで読み取ってもらえば、dポイントカードとして使えるためプラスチックカードがないときにも重宝します。
・アプリ名:dポイントクラブ
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
dポイントカード提示を忘れないように
これまで、dポイントカードを使っていなかった場合、会計時にカードを出し忘れることやカードそのものを忘れていってしまうこともあるでしょう。お得なチャンスを逃さないためのコツを解説します。
基本的に後付けはできない
dポイントカードは、支払後の後付けができません。たとえば、マクドナルドやスーパーの「ライフ」の公式サイトで支払い方法を確認すると、「dポイントカードの提示を忘れた場合は後付け不可」という点が明記されています。いずれの店舗でも、会計前にカードを提示するのが基本です。
ポイントカードを自宅に忘れたり、持っているのに提示し忘れたりすれば、せっかくのポイントを受け取れません。
dポイントは共通ポイントの一つで、加盟店の数も豊富です。財布に常時携帯しておいても邪魔にはならないでしょう。
スマホに登録しておこう
忘れずにdポイントカードを提示するには、スマホに登録するとよいでしょう。スマホさえあれば、忘れることなくポイントを貯められます。dポイントクラブのモバイルdポイントカードを提示するのも有効ですが、ペイ系決済の活用もおすすめです。
iPhoneユーザーは「Apple Wallet」にdポイントカードを設定しましょう。支払い時は、レジスタッフに「Apple Payで」と伝えればOKです。
ポイントの付与とApple Payによる決済を1度のタッチで完了できます。注意したいのは「iD」「Suica」「QUICPay」など、Apple Pay以外の支払い方法を伝えた場合は、dポイントカードの読み取りは行われない点です。
Apple Payに設定したメインカードでの支払いとdポイントカードの提示が同時にできると考えましょう。dカードはApple Payに登録でき、二重取りが狙えます。iD機能を搭載していますが「Apple Payで」と伝えるのが正解です。
Android端末を使っているなら「Google Pay」へ登録すると使いやすいでしょう。Google Payで、モバイルdポイントカードのバーコードを表示できます。
おサイフケータイの機能を使えば、アプリを起動しないままかざすだけでdポイントカードを提示したことになるため手間がかかりません。
ポイントカードの提示と決済は別に行いますが、ポイントカードの画面またはアプリを起動していない状態で「iDで」などと非接触型の支払い方法を伝えれば、決済もほぼワンアクションで完了します。
2種類のポイントカード併用はできる?
ポイントカードは、1種類しか使えないものと考えていませんか?dポイントカードなら、併用して使えるポイントカードがあります。活用することで、ポイントのW取りが叶います。
ファミリーマートではFamiPayを活用
ファミリーマートをよく使うなら「FamiPay(ファミペイ)」の利用でポイントをお得に獲得できます。dポイントカードの提示によるdポイントに加え、FamiPayボーナスも「200円(税込)ごとに1ボーナス」付与されるからです。
さらにお得に利用するなら、FamiPayへのチャージをクレジットカードで行いましょう。クレジットカードのポイントも貯められるため、ポイント三重取りが可能です。
また、FamiPayアプリは、dポイントカードの連携もできます。事前に連携させておけば、アプリ一つでポイントを貯め会計まで完了できる仕様です。
・アプリ名:ファミペイ-クーポン・ポイント・決済でお得にお買い物
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
マツモトキヨシの現金ポイントとW取り
dポイントの提示で「100円(税抜)ごとに1ポイント」貯まるマツモトキヨシでは、同時に店舗のポイントも貯められます。利用方法は、会計時にdポイントカードとマツモトキヨシ現金ポイントカードを提示するだけです。dカードで決済すると、さらに100円(税込)ごとに3ポイントが貯まります。
dポイントカードの提示だけでポイントが3倍になるお得なキャンペーンが実施されることもあるため、上手に活用するとどんどんポイントを貯められるでしょう。
dポイントに加えて、マツキヨの全店舗で利用可能な独自ポイントカードで貯まる「現金ポイント」も付与対象です。「100円(税込)につき1ポイント」貯まります。マツキヨ公式アプリで表示できるバーコードを読み取ってもらうことでも、積算が可能です。
アプリ名:マツモトキヨシ公式
価格:無料
App Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード
ノジマスーパーポイントとW取り
家電量販店「ノジマ」でdポイントが貯まるのは「ノジマモバイル会員」限定です。登録や年会費は無料のため、dポイントを貯めるには登録しましょう。
dポイントはもちろん「ノジマスーパーポイント」を一緒に貯められるため、ポイントのW取りができます。会計時に、dポイントカードとノジマのアプリを提示するだけです。
dポイントは「100円(税込)で1ポイント」の付与で、ノジマスーパーポイントは現金やクレジットカードなど支払方法によって還元率が変わります。貯めたポイントを使うときにも、ノジマスーパーポイントや商品券などと併用できるため使いやすいでしょう。
・アプリ名:ノジマアプリ
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
丸善・ジュンク堂書店ではhontoポイントと
「丸善」や「ジュンク堂書店」など、hontoポイントサービス実施店舗では「hontoポイント」とdポイントのW取りができます。実施店舗でhontoカードとdポイントカードを提示するだけです。
「2枚同時に提示するのは最初の1回のみでOK」な点は、魅力でしょう。1度同時に利用するとカードが自動的に連携されるため、2回目以降はどちらか1枚の提示のみで両方のポイントが付与されます。
dポイントとhontoポイントはそれぞれ「200円(税抜)ごとに1ポイント」の付与です。なお、hontoの電子書籍・通販ストアでは「100円(税抜)ごとに1ポイント」が貯まりますが、dポイントカードとの併用はできません。
・アプリ名:書店の在庫を検索:honto with
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
W重取りできない店舗もある
いろいろな店舗でポイントのW取りができるdポイントですが、すべての店舗でできるわけではありません。dポイントは貯められるものの、店舗ごとの独自ポイントを同時に貯められない店舗もあります。
たとえば「ビックカメラ」では、複数のポイントから貯めるポイントを選べる仕組みです。同時には貯められないため、いずれかを選ばなければなりません。還元率はポイントごとに異なり、ビックポイント(10%還元商品)の場合、dポイントでは5%と半分です。
「クスリのアオキ」でも、ポイントは併用できません。日ごろよく使う方を選び、ポイントを貯めましょう。
まとめ
dポイントはdポイントクラブに入会し、ポイント利用設定を済ませることで貯めたり使ったりできるようになります。利用には、dアカウントの発行も必要です。
ファミリーマートやローソンといった大手コンビニや、マツモトキヨシ・ライフなどでも利用できます。日常的に使っている店舗があるなら、ポイントを貯めやすいでしょう。決済にd払いやdカードを利用したり、キャンペーンを活用したりすると、さらにポイントが貯まりやすくなります。
また、店舗によっては、dポイントと独自ポイントのW取りが可能です。貯まりやすい仕組みを活用することでポイントが貯まったら、加盟店での買い物がお得にできます。