リクルートカードとは
リクルートカードは、年会費無料で持てるクレジットカードの中でも人気の1枚です。具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
年会費無料で1.2%の高還元
まず挙げられるのは「1.2%」の高還元率カードであるという点です。年会費無料のクレジットカードは、還元率0.5~1%ほどで設定されているケースが一般的といえます。
一方、リクルートカードは、年会費無料でありながら、通常よりも高い還元率に設定されており、しっかりポイントを貯められるのが魅力です。ショッピング利用はもちろん、光熱費や携帯電話料金でもポイント還元を受けられます。
そのため、日常的な利用でどんどんポイントを貯められるクレジットカードといえるのです。
リクルートカードはポイントインカム経由でお申し込みすることで、さらにお得になります。ポイントインカムで貯まったポイントはドットマネー経由で様々なポイントに交換できます。ポイントインカムでは新規会員登録キャンペーンを実施中です。
系列のサービスでポイントUP
通常のショッピング利用を高還元率で利用できるリクルートカードは、リクルート系列のサービスを利用することで付与される「ポイントがUP」します。
例えば、「ポンパレモール」を利用すると、3.0%以上も還元率がプラスされるのです。中には20%の還元を受けられるアイテムもあります。基本還元率1.2%と合計すると、4.2%以上もポイントが貯まるカードはなかなかありません。
このほかに、「じゃらん」は還元率2.0%がプラスされ3.2%のポイントが付与されます。また、「HOT PEPPER Beauty」と「HOT PEPPER グルメ」でも、ネット予約で1名につき50ポイントがプラスされます。
電子マネーにチャージできる
リクルートカードを使うと、電子マネーへの「チャージ」ができます。チャージできる電子マネーは国際ブランドにより違うため、普段から利用している電子マネーにチャージできるブランドを選ぶとよいでしょう。
JCBブランドでは、nanacoとモバイルSuicaへのチャージができます。MastercardとVISAでは、nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへチャージ可能です。
単にチャージできるだけでなく、ポイント還元の対象にもなります。通常のショッピングと同じように、1.2%の還元を受けられる仕組みです。買い物でポイントが貯まる電子マネーへのチャージなら、ポイントの二重取りができます。
ポイント加算対象の上限は月3万円
チャージでもポイントが貯まるリクルートカードですが、ポイント還元の対象となる金額は「3万円」の上限が定められています。それ以上はチャージしても、ポイントは貯まりません。
この上限は、電子マネー全てのチャージ金額の合計です。例えば1カ月の間に、nanacoへ3万円、モバイルSuicaへ1万円チャージした場合、電子マネーへのチャージの合計金額は4万円です。
このうち3万円分はポイント還元の対象になりますが、1万円分は対象にならずポイントが付きません。3万円を超えてチャージする場合には、ほかのクレジットカードを使うとポイントを無駄なく貯められるでしょう。
nanacoにはチャージできる?
電子マネーへのチャージでもポイントを貯められるリクルートカードは、nanacoへもチャージできます。ただし、誰でもできるわけではありません。
改悪により新規登録は不可
nanacoへもチャージできるリクルートカードですが、2020年3月12日からクレジットチャージサービスへの「新規登録は不可能」になりました。現在、新規登録ができるのは、セブンカードシリーズのみです。
手元にリクルートカードがある場合でも、新規の登録はできないため注意が必要です。また、セブンカードシリーズも「セブンカード・プラス」以外は新規入会の募集を停止しています。
これから新たにnanacoへクレジットチャージを登録する場合には、セブンカード・プラスを利用しましょう。
登録済カードでのチャージは可能
リクルートカードでnanacoへチャージできるのは、2020年3月11日以前にクレジットチャージサービスへ登録している場合です。既に登録しているリクルートカードに関しては、引き続きチャージに使えます。
これまでも利用していたという人は、今まで通りの使い方ができるのです。もちろんポイントもこれまで同様に、リクルートカードの1.2%と、nanaco利用時の0.5%の合計1.7%が付与されます。
更新カードでも引き続きチャージできる
登録済のリクルートカードは、更新した場合にも引き続きnanacoのチャージに使用可能です。更新時期が近くなると、有効期限とセキュリティコードが変更された新しいカードが届きます。
新しく届いたカードの内容で、クレジットチャージサービスに登録し直せばOKです。
クレカチャージ新規登録はセブンカード・プラスだけ
2020年3月11日以前に登録しているリクルートカードであれば、nanacoのチャージに使えます。ただし、新たに登録はできません。これからnanacoへクレジットチャージを設定するなら、セブンカード・プラスを使いましょう。
※2021年10月以降Apple Payがnanacoに対応して、他のカードでもnanacoチャージできるようになりました。
ただし、セブンカード・プラス以外ではチャージしてもnanacoポイントは貯まりません。
ポイント加算はセブンカード・プラス
nanacoへのチャージは、下記の4種類のクレジットカードで可能です。クレジットチャージでポイントを貯めるなら、200円につき1ポイント付与される「セブンカード・プラス」を登録しましょう。
・セブンカード・プラス
・セブンカード・プラス(ゴールド)
・セブンカード
・セブンカード(ゴールド)
セブンカードとセブンカード(ゴールド)は、チャージがポイント還元の対象になっていません。よりお得に利用するには、セブンカード・プラスが向いています。
クレジットチャージの利用方法
セブンカード・プラスを使いクレジットチャージをするためには、まずクレジットカードの「事前登録」をしましょう。nanacoサイトの「nanaco会員メニュー」から手続きします。
モバイル会員なら「nanacoモバイルアプリ」からの手続きがおすすめです。登録が完了したら、実際にチャージをする手順に移ります。登録から24時間経過すると、チャージの申し込みが可能です。
チャージの申し込みも、nanaco会員メニューかnanacoモバイルアプリから行います。申し込み後は、イトーヨーカドーといった対象店舗のレジや、セブン銀行ATMで「残高確認」をしましょう。これでチャージした金額を受け取り、買い物に使えるようになります。
セブンカード・プラスのメリット・デメリット
セブンカード・プラスは、nanacoへのクレジットチャージでポイントが付与される特徴があることが分かりました。ほかにはどのようなメリットデメリットがあるのか、見ていきましょう。
年会費無料でポイントが貯めやすい
まず挙げられるセブンカード・プラスの魅力は「年会費無料」という点です。持ち続けていても維持費がかかりませんし、家族カードやETCカードも無料で追加できます。
加えて、ポイントを貯めやすい仕組みがあるのもメリットです。例えば、イトーヨーカドー・セブン-イレブン・ビックカメラ・デニーズ・エネオスなどの対象店では、200円ごとに2ポイントと通常の「2倍」付与されます。
また、セブン-イレブンで「公共料金」を支払う際、nanacoへクレジットチャージして支払うと、チャージ分のポイント還元を受けられるのも特徴です。通常、ポイントの対象外になる公共料金でもポイントを貯められます。
締め日までの合計金額で付与されるポイントが計算されるのも、メリットといえるでしょう。
還元率が高くない等デメリットも
一方、デメリットとしては「0.5%」という標準的なポイント還元率が挙げられます。通常のショッピング利用がメインの場合には、それほど魅力的とはいえないでしょう。
「旅行傷害保険」が付帯していないこともデメリットです。特に、旅行へよく行く人の場合、保険がないとけがや病気など万が一の事態に備えられません。旅行傷害保険の充実しているクレジットカードをほかに持っておくと安心です。
セブンカード・プラスはこんな人におすすめ
セブンカード・プラスを持つのに向いているのは、どのような人なのでしょうか?特におすすめの人を紹介します。
nanacoにクレカチャージしたい人
クレジットカードを使いnanacoにチャージをしたいという人は、セブンカード・プラスを選ぶとよいでしょう。先に解説した通り、セブンカード・プラスでのチャージでポイントが付与されます。
リクルートカードでもポイントを受け取りながらクレジットチャージが可能ですが、新規登録はできません。これからクレジットチャージの登録をして使い始めたいという人は、セブンカード・プラスがおすすめです。
セブン&アイグループを日常的に利用する人
セブン&アイグループをよく利用している人にも、セブンカード・プラスが向いています。セブン&アイグループの対象店では、通常の2倍である還元率1%でポイントが付与されるからです。
自宅や職場の近くに、ポイント還元率が高くなる対象店があるなら、セブンカード・プラスのメリットを生かしやすいでしょう。
まとめ
nanacoはリクルートカードでチャージをすると、合計1.7%のポイント還元を受けられます。ただし、リクルートカードでチャージできるのは、2020年3月11日以前に登録したカード限定です。
これから新規にクレジットチャージサービスへ登録する場合には、セブンカードシリーズを利用しましょう。中でも、チャージによってポイントを受け取れるセブンカード・プラスがおすすめです。
通常のポイント還元率が0.5%と標準的であることや、旅行傷害保険が付帯していないことなどはデメリットといえます。しかし、セブン&アイグループをよく使うなら、お得にポイントを貯めながら使えるでしょう。
便利にnanacoを使うには、セブンカード・プラスの利用がぴったりです。
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