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ポイントで損しないためにできること。貯めるリスクや対策とは?

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2022.02.17
by ドットマネー編集部

ポイントには2種類ある

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ポイントは大きく分けて共通ポイントとハウスポイントの2種類があります。まずはそれぞれの特徴を確認しましょう。

共通ポイント

共通ポイントは、企業や業種を限定せずさまざまな店舗で利用できます。よく利用するコンビニやスーパーなどに対応した共通ポイントカードなら、持ち歩くカードが1枚で済むこともあるでしょう。

使える店舗が多く使用頻度が高いため、その分ポイントが貯まりやすいというメリットもあります。店舗独自のオリジナリティの高いサービスは期待できませんが、日常的に使いやすいポイントです。

さまざまな共通ポイントの中でも「Tポイント」「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」は4大共通ポイントと呼ばれています。まずはこの中からよく使う店で利用できるものを選ぶのもよいでしょう。

ハウスポイント

共通ポイントに対しハウスポイントは、特定の店舗やグループでのみ使えるポイントカードです。使える場所は限定されますが、その分特徴あるサービスが提供されていることもあります。

例えば、ほかにはない還元率の高さでポイントがどんどん貯まる店や、定期的にお得なキャンペーンを開催している店もあるのです。

お気に入りの店のハウスポイントを獲得すれば、次回の買い物に役立つポイントを効率的に貯め、よりお得に買い物ができます。

ポイントで損する?貯めるリスクとは

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お得にポイントを使いたいからと、いつも貯めていませんか?ポイントは現金と性質が異なるため、貯めているだけでは損をする可能性があります。

ハウスポイントは店舗の移転や倒産の可能性

貯めているポイントがハウスポイントの場合、使える場所が限られています。ポイントカードを発行している会社や店がなくなれば、当然貯めていたポイントは使えません。

1年貯めれば1万円分のポイントになる見込みがあったとしても、1年後まで今と同じように店があるとは限らないのです。閉店しなかったとしても、規約が変更され価値が目減りすることも考えられます。

また、仕事の都合による引っ越しといった事情で、ハウスポイントの発行店を利用しにくくなることもあるでしょう。ポイントをたくさん貯めたとしても、使えなければ意味がありません。

ポイントに利息は付かない

現金は金融機関に預ければ利息が付きますが、ポイントに利息が付くことはそう多くありません。どれだけ貯めても価値が増えることはないのです。

会計時に現金で支払いポイントをコツコツ貯めるのは、同額の現金を貯金したときに得られたであろう利息分の金額を失っているのと同じとも考えられます。

例えば1万円分の買い物をし10%のポイントを得たとします。この1000円分のポイントをいつまで貯めていても利息は0円です。しかし、1000円分のポイントを買い物で利用し、代わりに現金1000円を貯金した場合はどうでしょうか?

貯金した1000円については、利息が付きます。定率で付与されるポイントなら、どのタイミングでポイントを使ったとしても、受け取れるポイントの割合は変わりません。そのため、ポイントを貯めるほど利息が付かない期間と金額が増え、損につながります。

有効期限がある

有効期限があるのもポイントのデメリットです。期限が短めに設定されているポイントや、利用頻度が低めの店のポイントは、気付くと有効期限が過ぎているということもあるでしょう。

きちんと管理できずにいると、せっかく貯めたポイントをムダにしてしまうこともあります。

ポイント獲得のためにムダな買い物をする

ポイントを貯めることを第一に考えていると「ムダな買い物」をしてしまうこともあるでしょう。確かにポイントは貯まるかもしれませんが、その分出費が増えれば、トータルで計算すると損をしてしまいます。

使う予定のないものを買ったり、ほかより高く買ったりしていると、余計な出費が発生してしまうのです。ポイントだけで判断せず、価格を比べることや、そもそも必要なものなのか考えることも忘れないようにしましょう。

ポイントで損しないためには

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ポイントを損せず活用するためには、使い方のコツがあります。紹介する点を押さえてポイントカードを用いれば、毎日の買い物でお得に使えるでしょう。

ポイントカードは少数先鋭に

まず挙げられるコツは、持つポイントカードを利用頻度の高いものだけに「限定する」ことです。持つ枚数を限定することで、ポイントが分散しにくく、特定のポイントに絞って効率的に貯められます。

さまざまなポイントカードを持ち歩くと、いざ使おうと思っても目当てのカードが見つけられないこともあります。よく使うポイントカード数枚であれば、探す手間がかかりません。

サッと取り出して使いやすいため、ポイントの受け取り忘れもないでしょう。パンパンに膨れた財布がすっきりスマートになり、使いやすさがアップすることも期待できます。

キャンペーンに注意

ポイントカードを導入している店では、ポイントアップキャンペーンを期間限定で開催することがあります。以前から欲しいと思っていたアイテムを、キャンペーン開催中に購入するのはよい方法でしょう。

しかし、特に買う予定のないアイテムを、キャンペーン中だからという理由で購入しているなら、あまりよい買い物の仕方とはいえません。キャンペーンに踊らされてムダな買い物をしている状態といえるでしょう。

キャンペーンを利用して買い物をするときには、購入するアイテムをキャンペーンなしでも買うかどうかで判断すると、ムダな買い物をしなくて済みます。

ポイントはなるべくすぐ使う

お得に感じられるのはポイントをコツコツ貯める方法ですが、実際には都度使い切った方が損をせずに済みます。先にも紹介した通り、ポイントは貯めても利息が付きません。

それどころか貯めていると価値が失われる可能性もあります。少しずつポイントが貯まっていく様子は達成感がありますし、貯まったポイントで大きな買い物をしたいと考えている人もいるでしょう。

しかし実際には、ポイントを使うことで浮いた現金を貯金する方が、利息が付く分お得です。

場合によっては会計を2回に分ける

買い物をする店や買うものによっては、会計を2回に分けた方がよいでしょう。例えば、家電量販店で2万円の掃除機と洗剤といった日用品2000円分を購入する場合には、まず掃除機だけ買います。

家電量販店は現金払いで10%のポイント還元が受けられることがあるため、掃除機の会計時に2000ポイントが貯まります。そして、次に購入する日用品の会計では、貯まった2000ポイントを使って支払うのです。

こうすると、掃除機の代金分の2万円のみで、2万2000円分買い物ができます。一方、ポイントを貯め現金のみで支払う場合には、現金2万2000円が必要です。

差額の2000円分を貯蓄に回せば、コツコツ貯金ができるうえ、利息分も受け取れます。

まとめ

ポイントで損をしないためには、使い方のコツを知ったうえで賢く利用することが重要です。お得そうだからといろいろな店でカードを作るのはやめ、利用頻度の高い店で使える数枚に限定し、持ち歩きましょう。

共通ポイントカードをうまく使うことで、ポイントを貯めやすくなることも期待できます。ただし、ポイントをたくさん貯めていると、損につながることもあるでしょう。

ポイントをどれだけ貯めても利息は付きませんし、発行している会社や店がなくなる可能性もゼロではありません。こうしたリスクを避けるには、都度ポイントを使い切ることが大切です。紹介したコツを参考にしながら、賢くポイントを利用しましょう。

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