ソフトバンクカードのコンビニチャージ方法。ATMかアプリで簡単

ソフトバンクカードの特徴

ソフトバンクカードは、ソフトバンクまたはワイモバイル契約者が申し込みできる「プリペイドカード」です。一度申し込めば、通信会社を乗り換えた際も一部機能制限はつくものの、継続して利用できます。申込資格がある人は、発行を検討してみましょう。

ネットも街での買い物も使えるプリペイドカード

ソフトバンクカードは、オンラインショッピングや街の店舗での買い物に使えるカードです。アプリ上で発行できる「バーチャルカード」と、プラスチックカード型の「リアルカード」があります。

年会費・入会金は無料で、「iD」支払いやVISA加盟店での利用が可能です。iD支払いを利用するには、アプリ内からiD支払いのカードとして追加しましょう。

ソフトバンクまたはワイモバイル契約中の場合は電話料金合算支払い（ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い）によるオートチャージの設定もできます。

前払い式のカードのためガソリンスタンド（一部店舗利用可）や定期支払いなど利用できないものもありますが、コンビニや飲食店、ネットショップなどで気軽に使えるのが魅力です。


アプリ名：ソフトバンクカード-カード利用額・家計簿管理アプリ
価格：無料
Apple Store：ダウンロード
Google Play：ダウンロード

残高はプリペイドバリューか現金バリューに

ソフトバンクカードの残高は、プリペイドバリューと現金バリューに分かれています。本人確認をしていない場合は、どのチャージ方法を選んでも「プリペイドバリュー」としての入金です。

本人確認済のカード会員は、ATMや銀行口座からの振込でチャージすると「現金バリュー」に入金されます。電話料金合算支払いやTポイントからの入金は、「プリペイドバリュー」扱いです。

本人確認を完了して現金バリューを使えるようにするには、コールセンターへの問い合わせや書類の提出を行いましょう。注意点として「本人確認前にチャージしたも」のは、本人確認後もプリペイドチャージ残高のままです。

現金バリューは買い物のほか、金融機関への送金やスマホ証券の「One Tap BUY」で株購入に使えるなど、「現金」としての機能を持っています。プリペイドバリューは買い物に利用できますが、現金に戻すことはできません。

有効期限も異なり、プリペイドバリューは「最終利用日から2年間」、現金バリューはソフトバンクカード退会から「10年間」です。

コンビニでの利用方法

ソフトバンクカードは、コンビニでも使いやすいカードです。スマホでの支払いや、プラスチックカードの使い方を解説します。コンビニでどんなチャージ方法に対応しているのかも知っておきましょう。

リアルカードやApple Payで支払い

コンビニでソフトバンクカードを利用するには、「リアルカード」または「モバイル決済サービスへの登録」が必要です。

リアルカードを持っている場合は、カードで支払うことを伝えましょう。Tポイント機能もついており、ポイントも貯められます。支払い回数は「1回」のみです。

iPhoneでは「Apple Pay」・Androidでは「iD支払い」に登録することで、モバイル決済もできます。なお、Androidの場合はおサイフケータイ対応機種、iPhoneの場合はiPhone7以降のFelica対応機種で使えます。

支払いに利用する前には、ソフトバンクカードアプリ内から設定しましょう。Apple Payは、メニューから「Payを設定」の画面に移動し、カード番号の下4桁を入力後、利用規約の同意を行うと使えるようになります。

Androidはアプリのご利用状況（ホーム）画面左上の「カード番号」から「スマホでかざして支払う」の「設定する」を選択し、利用規約に同意する流れです。

レジチャージには非対応

ソフトバンクカードは、ゆうちょ銀行ATM・セブン銀行ATMからのチャージに対応しています。Tポイントや銀行口座からの入金にも対応していますが、コンビニレジでのチャージはできません。

ドコモの「dカードプリペイド」やauが発行する「au PAY プリペイドカード」はレジチャージができることもあり、間違えないように注意しましょう。

レジでのチャージに対応しているプリペイドカードの場合は、レジでチャージがしたいことを申し出るだけで入金が可能です。現金は必要となりますが、1000円以上・1円単位でチャージ金額が設定できます。

コンビニでチャージする方法はないの？

ソフトバンクカードをコンビニでチャージしたいときは、アプリや店舗に設置されているATMを活用しましょう。注意点として、ATMからの直接入金には「リアルカードの発行」が必要です。

いつでもどこでもアプリでチャージ可能

ソフトバンクカードアプリを使うと、カードチャージはアプリ内で完結します。電話料金と合算するには、アプリの画面で「チャージ」を選択し、「ケータイ料金と合算」を選択しましょう。

請求先の電話番号を確認し、チャージする金額を選ぶと手続きができます。スマホ側の端末パスコードやiPhoneの認証サービス「Touch ID」で確認を終えると、チャージした金額がコンビニで使える仕組みです。

なお、アプリからのチャージ金額の下限・上限は電話料金の支払い方法によって変わり、例としてクレジットカード決済なら2000円〜1万円です。

銀行口座からの口座振替も、アプリから設定できます。ただし、電話料金の支払い方法を対象の銀行振替に変更するなど事前申込が必要です。

もしアプリで電話料金合算支払いや銀行口座振替ができない場合は、電話料金の未納や利用可能額の設定を会員ページから確認しましょう。

セブン銀行ATMからチャージする

ソフトバンクカードは、コンビニなどのレジチャージはできません。ただし、セブンイレブンに設置されている「セブン銀行ATM」からは、ソフトバンクカードにチャージができます。

ATMにソフトバンクカードを挿入し、1000円単位でチャージしたい金額を入力して現金を入れましょう。1回のチャージ上限は50万円ですが、カード入金額が100万円を超えない範囲で入金できます。

本人確認済のカードなら「現金バリュー」に入金されますが、未確認ではプリペイドバリュー扱いになるため入金後の現金化はできません。送金や株の購入の予定があるなら、本人確認を済ませた後に入金しましょう。

なお、リアルカードがない場合は、セブン銀行ATMを利用して「チャージ専用のPayPay銀行の口座」を利用する方法もあります。

口座番号はアプリ内で確認しましょう。こちらも、チャージ時点での本人確認の有無で現金バリューまたはプリペイドバリューが入金されます。

チャージ専用口座への振込にかかる日数は金融機関によっても変化するため、リアルタイムで使えない可能性は念頭に置きましょう。

ゆうちょATMからチャージする

コンビニからチャージする方法として、ファミリーマートに設置されている「ゆうちょ銀行ATM」を使う方法もあります。リアルカードを挿入してチャージ手続きを行うのは、セブン銀行と同じです。

カードアプリから事前に「カード暗証番号の登録」を行い、ATMで暗証番号を入力するとチャージができます。アプリの「メニュー」→「基本情報」の「カード暗証番号の登録・変更」から設定可能です。

ATMでは、「クレジットカード・プリペイドカード・生命保険・簡易保険」のボタンをタップしましょう。「プリペイドカード」を選択してからカードを挿入し、「チャージ」ボタンを押します。チャージは、1000円単位で、カード残高が100万円を超えない範囲で可能です。

スマホでTポイントをチャージ

リアルカードを保有しているなら、スマホからTポイントをチャージできます。交換レートは「100ポイント=85円相当」です。

Tポイント利用可能店舗では「Tポイントを利用すること」を申し出ると、チャージなしでそのまま使えます。Tポイントチャージなら、ポイントが使えない店舗でも活用できるのが魅力です。

Tポイントのチャージは、「my softbank」「My Y!mobile」などの会員ページから手続きしましょう。ログインには携帯電話番号とパスワードが必要ですが、契約中の回線ならWi-Fiをオフにすると自動ログインもできます。

まとめ

ソフトバンクカードは、主にソフトバンク・ワイモバイル契約者向けのプリペイドカードです。コンビニでチャージをするなら、セブン銀行かゆうちょ銀行のATMからの直接入金に対応しています。

現金による直接入金には、リアルカードが必須です。バーチャルカードのモバイル決済をコンビニで使いたいときは、アプリでの電話料金合算支払いや銀行口座からのチャージを行いましょう。