nanacoチャージで目にするサーバーエラー。どんな意味がある？

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nanacoチャージでサーバーエラー？

サーバーエラーによってnanacoへのチャージがうまくできないことがあります。サーバーエラーの個別メッセージについて解説する前に、まずはnanacoのチャージ方法とエラーコードについてチェックしましょう。

nanacoへのチャージ方法

全国のさまざまな店舗で使えるnanacoは、事前にチャージして使う電子マネーです。主なチャージ方法は2種類あります。

まずは「現金」によるチャージです。セブン-イレブンやイトーヨーカドーのレジ、セブン銀行ATM、nanacoチャージ機などを利用してチャージできます。

「クレジットカード」によるチャージも可能です。セブンカード・プラス、セブンカード・プラス（ゴールド）、セブンカード、セブンカード（ゴールド）という4種類のクレジットカードが使えます。

都度チャージする方法のほかに、設定金額以下になったら自動的にチャージされるオートチャージも設定可能です。また、一部クレジットカードでは、クレジットチャージを利用することでポイントを貯められます。

エラーコードとは？

チャージをするときにエラーコードが表示され、うまく処理されないことがあります。英数字で表示されるエラーコードは、オペレーティングシステム（OS）やアプリケーションソフトで発生したエラーの内容を表す値です。

エラーコードの値はシステムやソフトによって異なりますが、エラーログやエラーメッセージを確認することで、原因の特定と対処に役立てられます。nanacoのエラーコードも、調べるとそれぞれの原因が分かるのです。

見たことのない英数字の組み合わせが表示されると驚くこともあるかもしれません。しかし、紹介するエラーコードの原因と対策を参考にすれば、迷わず対処できるでしょう。

よく見るPGSEで始まるエラーコード

nanacoへのクレジットチャージでよく見るエラーコードは「PGSE」で始まるものです。代表的なエラーコードの意味や原因・対策を解説します。

PGSE05

新規入会や再発行の直後に、クレジットチャージや登録クレジットカード情報の設定変更、クレジットチャージのパスワード変更をしようとすると表示されるのが「PGSE05」というエラーコードです。

登録直後は、nanaco運営側での情報登録がまだ完了していません。登録されていないため、チャージや情報の変更をしようとしてもできないのです。

正常に処理されるためには、情報登録に必要な期間をあけなければなりません。nanacoカードなら新規入会や再発行から10日後、nanacoモバイルは4日後の午前6時以降に、再度クレジットチャージや情報設定変更などをしましょう。

PGSE08

クレジットチャージをするためには、パスワードを設定します。このパスワードを忘れ、規定回数を超えて間違えたときに表示されるエラーコードが「PGSE08」です。パスワードが合致しないためロックされたことを意味します。

ロックを解除するには、パスワードの再設定をしましょう。nanaco会員メニューにログイン後、「nanacoクレジットチャージ」を選び「クレジットチャージパスワードをお忘れの方はこちら」へ進み、パスワードを再設定します。

nanacoモバイルを使用している場合には、アプリからパスワードの再設定が可能です。「クレジットチャージ」から「クレジットチャージパスワードをお忘れの方はこちら」へと進み、再設定しましょう。

PGSE15

nanacoのクレジットチャージは、1日の上限回数が1回までと決まっています。上限回数に達するとチャージできないため、エラーコードが表示されるのです。

「PGSE15」が表示された場合、その日はもうチャージできません。翌日以降に改めてチャージを申し込みましょう。

PGSE22

「PGSE22」はクレジットカード決済の承認がおりないときに表示されるエラーコードです。何らかの理由により、登録しているクレジットカードが使えない状態になっている可能性があります。

例えば、クレジットカードの利用が上限額に達していると、決済ができずエラーが出ます。ほかにも、カード会社でnanacoへチャージできる上限金額を設定しているケースもあるようです。

nanacoのチャージ上限額は1回につき2万9000円と設定されています。この上限に達していない場合でも、クレジットカードに設定されている上限を超えると利用できないことに注意しましょう。

PGSE35

カードの事前登録完了後やクレジットカード情報変更後、すぐにクレジットチャージの申し込みをすると「PGSE35」というエラーコードが表示されます。登録や変更後24時間以内にチャージをすると起こるエラーです。

このエラーへの対処方法は、24時間が経過するのを待つことしかありません。時間が経過すると通常通りクレジットチャージができます。

PGSE37

クレジットチャージするためには、クレジットカードの事前登録が必要です。このとき、登録するクレジットカードに何らかの不具合があるとエラーコード「PGSE37」が表示されます。

このエラーが発生する原因として代表的なのは、カード番号や有効期限の誤りです。入力するときに番号を間違えたり、有効期限の年と月を反対に入力したりしているかもしれません。

よく見直して正しい情報を入力しましょう。ただし、クレジットカードの有効期限が切れている場合は利用できません。ほかのカードや新しく届いたカードを用意します。

本人認証サービスに未登録か対応していない可能性もあります。クレジットカード会社へ問い合わせ、未登録であれば登録しましょう。

PGSE45

nanacoのクレジットチャージにはパスワードが必要です。このパスワードを再設定するときには、クレジットカード番号や有効期限といった情報を入力します。ここで入力する情報に誤りがあると出るのが「PGSE45」です。

「PGSE45」が表示されたら、まずは入力欄を確認し、カード番号と有効期限が合っているか確認しましょう。誤っていれば訂正します。

特に間違えている点がないのにエラーコードが表示される場合、クレジットカードが本人認証サービスに登録されていないことが考えられるでしょう。クレジットカード会社へ連絡し、登録してから再設定すればOKです。

ほかにもあるこんなエラーコード

エラーコードにはさまざまなものがあります。PGSEが付くもののほか、SSYEから始まるものを見かけることもあるでしょう。原因と対処法を押さえておくことで、落ち着いて対処できるはずです。

SSYE41

登録しているクレジットカードの有効期限が切れると、クレジットチャージの申し込み時に「SSYE41」というエラーコードが表示されます。有効期限切れのクレジットカードはそのままでは使えません。

nanacoモバイルであれば、アプリの「クレジットチャージ」から「サポートメニュー」へ進みます。「登録クレジットカード変更・更新」からクレジットカードを変更しましょう。

有効期限切れで新しいクレジットカードが届いたら、その時点で変更しておくとスムーズです。

AMBE41

おサイフケータイ機能のロックが有効になっていると、nanacoモバイル起動時にアプリがうまく動作しません。その結果エラーコード「AMBE41」が表示されます。

ロックがかかっていることが原因のため、おサイフケータイのロックを解除すれば正常に起動し使えるはずです。設定したパスワードの入力でロックは解除されます。

パスワードが分からない場合には、販売元のキャリアや携帯電話メーカーの取扱説明書といった書類に記載の初期パスワードを入力しましょう。

ロックをかけた覚えがない場合には、アプリやスマートフォンのバージョンが古い可能性があります。最新の状態にアップデートし、やり直しましょう。

AMBE43

おサイフケータイを開いたままnanacoモバイルを起動すると「AMBE43」と表示され、利用できないことがあります。一度全てのアプリを終了してから、nanacoモバイルアプリのみ起動しましょう。

アプリを起動し直してもエラーが表示される場合には、スマートフォンの不具合の可能性があります。再起動を試し、それでも表示される場合には販売元への問い合わせが必要です。

S630やS670

提携先で貯まったポイントの交換や、キャンペーンへの参加で受け取れるnanacoギフトに関するエラーもあります。nanacoギフトはIDを登録しチャージすることで電子マネーとして利用可能です。

その際、nanacoギフトのIDを規定回数以上誤って入力したときに出るのが「S630」というエラーです。しばらく登録できなくなるため、2～3時間おいてから改めて登録し直しましょう。

「S670」はnanacoギフトの登録金額が20万円を超えると表示されます。複数のnanacoギフトIDがあり合計金額が20万円を超える場合には、複数回に分け、日にちを変えて登録しましょう。

まとめ

nanacoへチャージするとき、さまざまな原因によりサーバーやアプリケーションのエラーが発生することがあります。そのときに表示されるのがエラーコードです。

英数字で表されるエラーコードの意味を調べるとエラーの原因が分かります。紹介している原因と対処法を参考に、エラーコードに合わせた対策を実施しましょう。

見慣れない英数字に驚くこともあるかもしれませんが、対策自体はそこまで難しいものではありません。事前に、どのようなエラーがあるのか・どのような対策をすればよいのかが分かれば、慌てることなく対処できます。

スムーズにnanacoを利用するためにも、エラーコードについて知っておくとよいでしょう。

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