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クレジットカードは何歳から持てる?学生が持つ方法とおすすめカード

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2022.03.29
by ドットマネー編集部

クレジットカードは何歳から持てる?

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高校を卒業すると、旅行に行ったり、海外に留学したりと親元を離れて過ごす機会が多くなります。「子どもにクレジットカードを持たせるべきか」で悩む親も少なくありません。クレジットカードは何歳から持てるのでしょうか?

満18歳以上から可能

クレジットカードには申し込みができる「年齢制限」があります。日本では、高校生を除く満18歳以上で、未成年の場合は「親権者の同意」が必要です。親に内緒でこっそりカードを作ることはできません。

クレジットカードは「消費者の信用に基づいた取引」です。消費者が利用した代金をカード会社が一時的に立て替える仕組みのため、「支払い能力がある」と認められた場合にしか発行ができないのです。

高校生を含む18歳未満は、たとえアルバイトで収入を得ていたとしても、支払い能力があるとは見なされません。社会的な責任を負うことができる年齢が「高校生を除く18歳以上」なのです。

申し込み年齢の上限はある?

申し込みができる最低年齢は設定されていますが、上限は定められていないのが一般的です。ただし、カード会社によっては独自の条件を設けているところもあります。

入会審査では年齢以上に「支払い能力の有無」が重要視されます。安定収入がある人は何歳になってもカードを作れますが、収入がない人は年齢にかかわらず審査に落ちる可能性が高いでしょう。

シニア世代の場合、年金も収入の一部として見なされるため、年金を含む一定の収入があればカードの発行は十分可能です。そのほか、資産状況や家族構成なども審査の対象となります。

学生がクレジットカードを持つメリット

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学生のうちに正しくクレジットカードを使い続けると、良好なクレヒスが積み上がっていきます。お金の使い方や管理の方法も身につき一石二鳥といえるでしょう。

学生はポイント還元やサービス面でも優遇されているため「学生の特権」を利用しない手はありません。

買い物でポイントやマイルを貯められる

各カード会社には「ポイントプログラム」があり、カード利用金額に応じてポイントやマイルが貯まります。

ポイントには金銭的価値があり、一定数が貯まると商品や他社ポイント、ギフト券などに交換が可能です。毎月のカード請求額にポイントを充当できる場合もあり、実質的な節約につながるのは大きなメリットといえるでしょう。

さらに、学生向けのカードは一般向けカードよりもポイント還元率が高く設定される傾向があります。生活にかかるすべての支払いをカードにまとめれば、1年でもかなりのポイントが稼げるはずです。

1人暮らしの学生は金欠になることが多いですが、クレジットカードをうまく活用すれば、家計が少しラクになるかもしれません。

学生向けカードはお得な特典が多い

18歳以上が申し込める「一般カード」と、学生のみが申し込める「学生向けカード」があった場合、後者の方がお得度は高くなります。

ポイント還元率の高さもそうですが、海外旅行傷害保険が自動付帯していたり、学生限定のボーナスポイントが獲得できたりと、年会費無料のカードとは思えない特典やサービスが享受できるのがメリットです。

通常、ゴールドカードを持つには、厳しい審査をクリアしなければなりません。学生専用カードの場合、使い続けることで社会人になった後にゴールドカードに自動的に切り替わるものもあります。

将来的にステイタスの高いカードを持ちたいという人にはメリットが大きいでしょう。

お金に関する知識を身につけられる

クレジットカードを保有すると、お金に関する知識や金融リテラシーが自然と身についていきます。

「子どもにカードを持たせるのはリスクが大きい」と思うかもしれませんが、学生のうちに「後払いの仕組み」を理解することは、将来的にプラスとなるでしょう。分割払いやリボ払いを利用すれば「金利の重み」がわかります。

カードの場合、利用明細を確認すれば、いつ・何にお金を使ったかが簡単に把握できます。家計簿をつけたことがない人も、お金を管理する習慣が身につくでしょう。

クレヒスを積み上げられる

支払い遅延なく、カードを継続的に利用すると信用情報に良好なクレヒスが積み上がっていきます。

「クレヒス(クレジットカードヒストリー)」とは、カードの信用履歴のことです。個人の取引履歴や支払状況はカード会社を通して「信用情報機関」に登録され、多くの信販会社に共有されます。

学生時代からクレヒスが良好である場合、「社会的信用が高い」と見なされます。将来、住宅ローンなどの高額なローンを組むときにも有利に働くでしょう。

デメリット

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クレジットカードは便利ですが、「使いすぎてしまう」「年会費がかかる」などのデメリットもあります。初めてカードを持つ学生は「締め日」や「引き落とし日」など、カード用語や支払いの仕組みをしっかり理解する必要があるでしょう。

使いすぎる可能性

多くの親は「子どもがお金を使いすぎること」を危惧しています。後払いのクレジットカードは手元にお金がなくても支払いができるためです。

「お金には限りがある」という認識が薄れ、人によっては湯水のように使ってしまうことも考えられるでしょう。浪費癖のある学生にはカードは不向きです。

また、財布からお金を出して支払うというアクションがなくなるため、お金を使っている感覚が薄れがちになるのもデメリットです。お金の価値が低くなり、無駄遣いにつながります。

年会費がかかる場合も

多くのカードは年会費がかかります。年間あたり数千円~ですが、利用が少ない人にとっては無駄な出費といえるかもしれません。

ただ、学生向けカードは在学中に限り年会費が無料であるケースも多いものです。「年1回の利用で翌年は無料」「明細を郵送からWeb明細に切り替えると割引」など、年会費がお得になるものを探してみるのもよいでしょう。

年会費がかかるカードは「特典やサービスで年会費の元が取れるか」をチェックするのがポイントです。

学生がクレジットカードを持つ方法

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学生が持てるクレジットカードには「本カード」と「家族カード」の2種類があります。

家族カードは親のカードに付随して発行されるため、自分で本カードを申し込むよりも、ランクの高いサービスが受けられる場合があります。それぞれの申し込み方法と注意点を確認しましょう。

学生向け本カードを申し込む

入会条件に合致していれば、学生でも「本カード」が申し込めます。一般人を対象とした「一般カード」と学生限定の「学生向けカード」の2種類がありますが、年会費や特典の優待度を考えれば、学生向けカードの方がお得でしょう。

一般向けカードよりも「カード利用可能枠」が低めに設定されており、際限なく使ってしまう心配がないのもメリットです。

申し込みの方法は「Webサイト」「郵送」「店頭窓口」の3種類から選べます。未成年の場合は「親権者の同意」が必要なため、1人で手続きを進めることはできません。

同意確認は「電話」または「書面」にて行います。詳しくはカード会社のWebサイトを確認しましょう。入会手続きにあたり、パスポートやマイナンバーカードなどの「本人確認書類」と「預金口座の情報」を手元に用意しておく必要があります。

家族カードを申し込む

学生がカードを持つもう一つの方法が「家族カード」です。主契約者のカードに紐づけて発行できる「子カード」のことで、本カードよりも年会費が安く済むのがメリットです。

たとえば、主契約者が「ゴールドカード」を持っていた場合、家族カードのランクもゴールドになります。家族カードを利用する本人ではなく本会員の信用情報に基づいて発行されるため、家族は審査が要りません。

基本的に、家族カードの利用代金は本カードの預金口座から一括で引き落とされます。カード会社のWebサイトで申し込みを行いましょう。

留学などに限り高校生でも申請可能

家族カードが持てるのは「高校生を除く満18歳以上」ですが、「海外留学」が目的の場合に限り、高校生やそれに相当する専門学校生でも申請が可能です。

たとえば、「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・カード」は、条件を満たしていれば、15歳以上の高校生も対象となります。

「ネットショッピング」や「国内での利用」が目的の場合は発行ができない点に注意しましょう。

学生向けカードの選び方

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未成年の学生が申し込めるカードの種類には限りがあります。ステイタス性の高いカードは発行できませんが、特典やサービスは一般向けカードよりも優遇されています。

ライフスタイルや目的に合ったものを選べば、「カードを申し込んでよかった」と感じるでしょう。

年会費やポイントプログラムで選ぶ

カードを選ぶ際に必ず確認したいのが「カードの維持費」です。年会費は、特典やサービスの多さに比例するため、あれもこれもと欲張ると料金がどんどん上がっていきます。

実際のところ、学生はそれほど多くの特典を必要としないため、基本的なサービスが付帯していれば十分でしょう。

学生向けカードは在学中は無料ですが、切り替えのタイミングで年会費がかかるものがほとんどです。カード維持にどのくらいのコストがかかるかを計算しておきましょう。

また、せっかくカードを使うのであれば「ポイント還元率」の高さも重視したいところです。平均的な還元率は0.5%~ですが、「入会後〇カ月はポイント2倍」「優待店でポイント3倍」など、一定の条件下でポイントが倍になるカードも存在します。

付帯する特典や保険で選ぶ

カードに付帯する特典やサービスの充実度も要チェックです。これらをうまく活用できれば、年会費の元はすぐに取れるといってもよいでしょう。

学生向けカードには、旅行中のケガや病気を補償する「旅行傷害保険」や、カード払いをした買い物の盗難や破損を補償する「ショッピング保険」などが付帯しているものが多く見られます。

カード提示で、レストランや宿泊施設の料金が「優待価格」になる場合もあるため、カードを持っているだけでもお得でしょう。

航空会社の提携カードは「ボーナスマイルの付与」「特典航空券の割引」「機内・空港売店での割引」などがあり、旅行に行く機会が多い人に有利です。

ライフスタイルで選ぶ

現金払いや電子マネーなど複数の支払い方法がある中で、「なぜカードが必要なのか?」「どんな場面でカードを使うか」を明確にしましょう。用途や目的をはっきりさせると、ライフスタイルに合ったカードが見つかりやすくなります。

「1人暮らし」の学生であれば、公共料金を引き落とすためにカードが必要です。公共料金や税金の支払いでもポイントが貯まり、かつ還元率が高いカードを選ぶのが賢明でしょう。

「ネットショッピングの支払い」が目的であれば、オンラインプロテクションなどの不正利用を補償するサービスが付いているものがおすすめです。

「海外旅行」が目的の場合は、トラベルサービスの充実度や海外利用時のポイント還元率をチェックしましょう。

学生におすすめのクレジットカード

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子どもに初めてクレジットカードを持たせるときは、いつ・どんな用途でカードを使うのかを明確にする必要があります。付帯保険やサポート体制、カード利用のポイント還元率も忘れずにチェックしましょう。在学中の年会費が免除されるコスパの高いカードを紹介します。

年会費無料で持てる楽天カード アカデミー

楽天カードアカデミーは、高校生を除く18~28歳が発行できる学生専用カードです。ECサイト運営で有名な楽天が発行する学生向けのカードで、年会費は無料となっています。

カードを発行すると18~25歳までの学生に「楽天学割」が自動付帯となり、楽天市場で使えるクーポンやポイントアップなど限定特典の利用が可能です。その他、楽天ブックス・楽天トラベルの利用でポイントがアップする、楽天カードアカデミー限定特典も付帯しています。

一般の楽天カードと同様に海外旅行傷害保険が無料で付帯しており、旅行保険付きのカードを探している学生も使いやすいでしょう。

卒業後には楽天カードに自動で切り替わるため、楽天サービスを継続して利用していきたいと考える人にぴったりです。

楽天カード アカデミー | 楽天カード

付帯保険や特典が充実 学生専用ライフカード

消費者金融会社「アイフル」のグループ会社である「ライフカード」が発行する学生向けの無料カードです。満18歳以上満25歳以下の学生が対象で、最短3営業日で発行ができます。

最高補償額2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯しているため、「近々、子どもが海外旅行に行く」というときに便利でしょう。海外でのカード利用総額の3%がキャッシュバックされるサービスも付帯しています。

カード利用では1000円につき1ポイントが付与されますが、年間利用額に応じて、ポイント付与率が段階的に上がる「ステージプログラム」が採用されています。入会後1年間はポイントが1.5倍貯まるため、この機会に大きな買い物をするのもよいでしょう。

学生専用ライフカード|クレジットカードはライフカード

多彩な特典・ボーナスマイルでお得 JALカード navi

「JALカード navi」は「クレジットカード」と「JALマイレージバンクカード」の一体型です。対象は18歳以上30歳未満の学生で、在学中のみ年会費が免除されます。

区間マイルが100%積算される「ツアープレミアムマイル」や「入会搭乗ボーナス」など、各種ボーナスマイルが充実しており、旅行が多い人に有利でしょう。

カードの入会特典として2000マイルが進呈されるため、目標のマイル数にすぐに手が届きそうです。特典航空券が最大6割引で交換ができるのも見逃せません。

ショッピングではカード決済で「JALマイル」が貯まります。マイル付与率は有料の「ショッピングマイル・プレミアム」と同等の「100円で1マイル」です。在学中はマイルの有効期限が「無期限」となるため、じっくり貯めて大きく使いましょう。

JALカード navi(学生専用)(カードの種類) - JALカード

まとめ

子どもが大学生や専門学生になると、何かと出費が多くなります。これまで現金でお金を管理させていた親も「そろそろカードを持たせた方がいいのでは」と思うようになるでしょう。

カードには使いすぎるデメリットがありますが、金融リテラシーが早いうちから身につくというメリットもあります。正しく使えば、良好なクレヒスが築けるため、将来的にはプラスになるでしょう。

現在のところ、未成年は親の同意がなければカードは発行できません。カードの必要性について子どもとじっくり話し合ってみるのもよいでしょう。

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