- イオンカードの特徴・メリット
- 年会費無料・ゴールド年会費も無料
- イオングループでお得
- ネットモール利用でガッツリ貯まる
- イオンカードの作り方の基礎知識
- 申し込み方法は3通り
- 申し込み資格
- 申し込みに必要なもの
- 家族カードは作れる?
- インターネット申し込みがおすすめ
- 申し込み方法
- 審査・発行にかかる時間
- 審査状況の確認はできる?
- 即時発行には2パターンある
- カード店頭受け取りサービスを利用
- イオンウォレット即時発行を利用
- 本カードと即時発行カードはココが違う
- イオンゴールドカードの作り方と特徴
- 持てるのはインビテーションを受けた人だけ
- 年会費無料で高特典
- 使わなくても降格しない
- おすすめのイオンカード5選
- イオンメインで買い物するなら イオンカードセレクト
- イオン銀行以外を引き落とし口座にするなら イオンカード
- 電車やバスでも便利に使うなら イオンSuicaカード
- コスモユーザーには コスモ・ザ・カード・オーパス
- マイルを貯めるなら イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
- まとめ
イオンカードの特徴・メリット
イオンカードは「株式会社イオン銀行」が発行するクレジットカードの総称です。カード会員はイオングループで割引やポイントサービスが受けられるのが特徴で、「買い物がお得になるカード」として主婦(夫)層に根強い人気があります。
年会費無料・ゴールド年会費も無料
通常、クレジットカードは数千円から数万円の「年会費」がかかりますが、一部を除くほとんどのイオンカードは年会費が永年無料です。
ベーシックな「イオンカード(WAON一体型)」はもちろん、Suica一体型の「イオンSuicaカード」やコスモ石油と提携した「コスモ・ザ・カード・オーパス」も無料で持てるため、「カード維持費をできるだけかけたくない」という人に向いています。
イオンカード会員で一定の基準を満たした人は、「イオンゴールドカード」への切り替えが可能です。最高補償額5000万円の旅行傷害保険や空港ラウンジサービスが付帯していますが、年会費はかかりません。
イオングループでお得
イオンカード会員は「イオングループ」でお得な割引や優待が受けられるのがメリットです。毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では、イオンカードの利用で食料品・衣料品・暮らしの品が5%引きになります。
通常、イオンカードで決済をすると「200円(税込)につき1ポイント(=1円相当)」の「WAON POINT」が貯まる仕組みです。
イオングループの特定店舗での支払いや毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」は、カード利用で「基本の2倍」のポイントが付与されます。
さらに、毎月10・20・30日は、イオンモール専門店でのカードまたは電子マネーWAON利用で「基本の5倍」が付与されるため、まとめ買いをする人に有利でしょう。
また、「イオンシネマ」では、一般通常料金の映画チケットが常に300円引きになります。お客さま感謝デーには、700円引きの1100円で購入できるため、映画好きにはたまりません。
ネットモール利用でガッツリ貯まる
「イオンカードはイオングループでの買い物がお得なカード」というイメージがありますが、オンラインショッピングでもお得さが実感できます。
カード会員専用のポイントサイト「イオンカードポイントモール」を経由して買い物をするだけで、WAON POINTが最大10%還元されるのです。
モールには「イオンの通信販売」のほかに、「楽天」「Yahoo!ショッピング」「じゃらん」「PayPayモール」などの大手サイトも出店しています。
モールで獲得したポイントは、イオンのネット会員サイト「イオンスクエアメンバー」に登録したカードに還元されます。イオンカードが手元に届いた後、サイトで会員登録を行いましょう。
イオンカードポイントモール | ときめきポイントがおトクにたまるポイントサイト
イオンカードの作り方の基礎知識
イオンカードは「通常発行」と「即時発行」の両方に対応しています。入会条件のハードルはそれほど高くなく、本人確認書類や口座情報に不備がなければ比較的スムーズに審査が進むでしょう。
申し込み方法は3通り
申し込み方法は「店頭」「郵送」「オンライン」の3パターンです。「店頭申し込み」は、スタッフに不明点を確認しながら記入ができるのがメリットです。
さらに、「店舗限定の入会キャンペーン」の開催期間に申し込みをすれば、1000円程度の「お買い物券」などが進呈されます。
「郵送申し込み」は、「入会申込書の入手」→「申込書の記入」→「郵送」の流れです。申込書は店頭で手に入りますが、近くにイオンがない場合は公式サイトや電話で請求を行います。
スピードを重視する人は、24時間申し込みが可能な「オンライン」を利用しましょう。「Webサイト限定の入会キャンペーン」では数千円相当のポイントが進呈されるため、ほかの申し込み方法よりもお得です。
申し込み資格
イオンカードに申し込めるのは、「満18歳以上の人(高校生を除く)」及び「電話連絡が可能な人」です。職業や収入などの制約がないため、アルバイトの人や専業主婦(夫)も対象となります。
また、卒業年の1月1日~3月31日に満18歳を迎えていれば、高校生も申し込みが可能です。
イオンカードとひと口にいっても、種類はさまざまです。その他条件は、各カードの詳細ページを確認しましょう。
クレジットカード・デビットカード一覧 | イオンカード 暮らしのマネーサイト
申し込みに必要なもの
イオンカードの申し込み時は、以下の3点を準備しておきましょう。
・本人名義の銀行口座情報
・銀行の届け印(オンライン申し込み時は不要)
・本人確認書類
オンライン申し込みでは、金融機関の「オンライン口座振替サービス」を利用して「引き落とし口座」の設定を行います。金融機関によっては、暗証番号・お客さま番号・ログインパスワードが必要なため、手元に用意しておきましょう。
登録できるのは、「カード申し込み者名義の口座」に限ります。未成年でも、家族名義の口座を登録することはできません。本人確認書類は「パスポート」「マイナンバーカード」「運転免許証」などの公的書類を指します。
家族カードは作れる?
「家族カード」とは、主契約の「本会員カード」に付随して発行できる「子カード」を指します。本カード会員の親・配偶者・パートナー・子どもなどが対象で、基本的に審査は必要ありません。
リーズナブルな年会費で、本会員とほぼ同等のサービスが享受できるのがメリットです。イオンカードの本会員は、「最大3枚まで」の家族カードを無料発行できます。
利用代金は「本人会員の登録口座」にまとめて請求されるため、口座管理がラクに行えるはずです。「暮らしのマネーサイト」または「テレホンアンサー」にて、手続きを行いましょう。
イオンカードには、本会員の紹介によるカード成約で紹介者にポイントが進呈される「ご家族・ご友人ご紹介特典」がありますが、家族カードの申し込みは対象外です。特典を受けたい人は、家族それぞれが単独でカードを契約する必要があります。
インターネット申し込みがおすすめ
「近くにイオンがない」「できるだけ早くカードを受け取りたい」という人には、「オンライン申し込み」がおすすめです。申し込みから発行までの流れを確認しましょう。
申し込み方法
まずは、イオンカードのWebサイトにアクセスし、発行したいカードを選びます。「オンラインで申し込む」をクリックし、「申し込みフォーム」に必要事項を入力しましょう。
フォームを送信すると、登録したメールアドレス宛に「申し込み完了メール」が届きます。入会審査時は自宅や携帯、勤務先に「本人確認」や「在籍確認」の電話が入る場合があるため、必ず出るようにしましょう。
審査がスムーズに進むと、2週間ほどでカードが手元に届きます。佐川急便の「受取人確認サポート」により、セールスドライバーが目視で本人確認を行うため、手元に指定の「本人確認書類」を準備しておきましょう。
審査・発行にかかる時間
カードの審査にかかる期間は「申し込み情報が到着してから1~2週間」です。オンラインまたは店頭でカードを申し込んだ場合、「申し込み日から約2~3週間」でカードが手元に届きます。
郵送の場合は申込書がセンターに到着してから審査が行われるため、カードが届くまでに「3週間~1カ月ほど」かかるのが一般的です。
審査では、電話による「在籍確認」などが行われます。電話に出なかったり、確認が取れなかったりすれば発行が遅れる可能性があるでしょう。なお、1カ月を経過しても審査結果が通知されないときは、コールセンターでの確認をおすすめします。
審査状況の確認はできる?
多くのクレジットカードは、オンライン上で「審査状況の確認」が可能です。「申し込み完了メール」に受付番号が記載されており、オンライン照会画面で番号を入力すると、現在の審査状況が表示されます。
しかし、イオンカードにはオンライン照会画面がなく、審査の過程が確認できません。審査に通過した場合はそのままカードが発行され、審査落ちした場合は通知が郵送またはメールで届きます。
即時発行には2パターンある
通常発行ではカードが届くまでに2~3週間かかりますが、「即時発行」を利用すると、最短で当日のうちにカードが受け取れます。「カード店頭受取りサービス」と「イオンウォレット」のいずれかを利用しましょう。
カード店頭受け取りサービスを利用
「カード店頭受取りサービス」は、オンラインでカードの申し込みをした後、全国にある「カード店頭受取りサービス実施店(イオン店舗)」でカードを受け取る方法です。満20歳以上が対象となります。
申し込み画面の「カード受取り方法について」の項目では、「店舗で受け取ります」を選びましょう。「郵送で受け取ります」を選択すると、手元に届くまでに時間がかかります。
申し込み完了後、30分程度で「審査結果のお知らせメール」が届くため、本人確認書類を持って「指定した店舗」で受け取り手続きを行いましょう。受け取り期限は、「申し込みから1週間以内の午前10時~午後6時」が原則です。
イオンウォレット即時発行を利用
「イオンウォレット即日発行」は、スマホ上で手続きを完了させる方法です。オンラインでカードの申し込みをすると、最短5分でアプリ「イオンウォレット」上に「バーチャルカード」が発行されます。
プラスチックカードと違い、実物カードによる店舗での決済はできませんが、Apple PayやiDと紐づけることで全国のiD加盟店(実店舗・ネットショッピング)などでの「スマホ決済」が可能となります。イオンカードは後日郵送されるため、しばらくはスマホ決済でショッピングを楽しみましょう。
申し込み画面の「カードの受け取り方法について」では、「スマートフォンでのカードお受け取り(イオンウォレット即時発行)」を選択します。
・アプリ名:AEON WALLET
・価格:無料
・App Store:ダウンロード
・Google Play:ダウンロード
本カードと即時発行カードはココが違う
「即時発行」では、国際ブランドの付いていない「即時発行カード」が発行されます。これは、国際ブランド付きの「本カード」が手元に届くまでの「仮カード」で、「イオンマークのある店舗のみ」で使用できるのが特徴です。
「直近の旅行でカードを使用したい」「通販サイトで使うカードが欲しい」という人にはあまり意味がありませんが、「カードが届くまでに開催されるお客さま感謝デーの割引優待を受けたい」「すぐにイオンでの買い物にカードを使いたい」という人にはメリットがあります。
仮カードには、キャッシング機能や電子マネーWAONの機能は付いていません。「カードの利用限度額」にも制限がある点に注意しましょう。
イオンゴールドカードの作り方と特徴
「イオンゴールドカード」は、イオンカードのワンランク上にあたる1枚です。イオンカード機能に、「旅行傷害保険」や「空港ラウンジ」などの補償・サービスが追加されており、出張や旅行が多い人に有利です。他社のゴールドカードと違い、「インビテーション」がなければ申し込みができない点に注意しましょう。
持てるのはインビテーションを受けた人だけ
イオンゴールドカードは、カード会社からの「インビテーション(招待)」を受けた人のみが発行できます。「直近1年間のカードショッピング100万円以上」などの諸条件をクリアする必要があるため、誰もが簡単に持てるわけではありません。
ゴールドカードに切り替えが可能なのは、「イオンカード」「イオンカード(WAON一体型)」「イオンカードセレクト」のみで、ほかの提携カードは対象外です。
インビテーションが届いた後は、「暮らしのマネーサイト」の「各種お手続き・登録変更」から「イオンゴールドカードへ切替」を行います。
年会費無料で高特典
通常、ゴールドカードというと高額な年会費がかかりますが、イオンゴールドカードは年会費が永年無料です。付帯サービスも充実しており、有料のゴールドカードに引けを取りません。家族カードは、最大3枚まで無料で発行ができます。
・国内空港ラウンジの無料利用(同伴者は有料)
・イオンラウンジの無料利用
・年間300万円までの「ショッピングセーフティ保険」
・最高補償額5000万円の「海外旅行傷害保険」が利用付帯
・最高補償額3000万円の「国内旅行傷害保険」が利用付帯
ポイントの標準還元率は、イオンカードと同じ「0.5%(200円で1ポイント)」です。
使わなくても降格しない
ゴールドカードのインビテーションは、「直近1年間のカードショッピング100万円以上」などの条件を満たした場合に届きます。
一般的なクレジットカードはゴールドカードの発行後にカードの年間利用額が少なくなると降格する可能性がありますが、イオンゴールドの場合は降格した事例はほとんどないようです。
ただし、度重なる「支払いの延滞」や「滞納」は、カードの強制解約の原因になります。ゴールドカードに限りませんが、普段から良好なカード実績を築くように心がけましょう。
おすすめのイオンカード5選
年会費無料で発行できるイオンカードの中でも、機能面・サービス面ともに充実したおすすめのラインナップを紹介します。
お客さま感謝デーの割引をはじめとする「イオン特典」はすべてのカードに共通していますが、カードの提携先によってプラスアルファの機能が付帯しているため要チェックです。
イオンメインで買い物するなら イオンカードセレクト
「電子マネーWAON」「クレジットカード」「イオン銀行のキャッシュカード機能」の三位一体型です。カード利用料金や電子マネーWAONのオートチャージ分は「イオン銀行」から引き落としになるため、「イオン銀行1本で家計管理をしたい」という人に適しています。
「イオンカード(WAON一体型)」や「電子マネーWAONカード」でWAON決済をすると「200円ごとに1ポイント」が付与されますが、イオンカードセレクトでは、オートチャージでもポイントが付与されるのが特徴です。
なお、イオンカードセレクトの家族カードは「イオンカード(WAON一体型)」となり、イオン銀行キャッシュカード機能は付きません。キャッシュカード機能を希望する場合は、別途「代理人カード」を申し込みましょう。
イオンカードセレクト | イオンカード 暮らしのマネーサイト
イオン銀行以外を引き落とし口座にするなら イオンカード
「イオンカード(WAON一体型)」は、「クレジットカード」と「電子マネーWAON
機能」の一体型です。通常、「電子マネーWAONカード」を発行するには300円の手数料がかかりますが、イオンカードを発行すれば実質無料となります。
コストをかけずに、クレジットカードと電子マネーを使いたいという人に向いているでしょう。イオンカードセレクトの引き落とし口座は自動的にイオン銀行になりますが、イオンカードは「イオン銀行以外の金融機関」も登録できます。
イオンカード(WAON一体型) | イオンカード 暮らしのマネーサイト
電車やバスでも便利に使うなら イオンSuicaカード
「イオンSuicaカード」はJR東日本の「Suica」が搭載された便利な1枚です。通常、Suicaカードを発行する際は500円のデポジット(預り金)が必要ですが、イオンSuicaカードの場合はデポジットが免除されます。
本カードの最大の特徴は、イオンSuicaカードで貯まった「WAON POINT」がSuicaチャージに使えることです。交換レートは「1000ポイント→1000円相当」で、JR東日本の駅のATM「VIEW ALTTE」にて入金が行えます。
年会費無料のカードながらJR東日本の「国内・海外旅行傷害保険」が付帯しており、旅行にも適した1枚といえるでしょう。本カードには、「電子マネーWAON」は搭載されていません。
イオンSuicaカード | イオンカード 暮らしのマネーサイト
コスモユーザーには コスモ・ザ・カード・オーパス
「コスモ・ザ・カード・オーパス」は、イオン銀行とコスモ石油の提携カードで、「クレジットカード」「電子マネーWAON」「コスモ石油の会員カード」の三つの機能を有します。
コスモ石油に行くと会員価格でガソリン・灯油の割引サービスが受けられるのがメリットです。車を運転する人で、かつコスモ石油をよく利用する人に有利でしょう。
入会後最大3カ月間は、燃料油1lあたり10円(50lまで)のキャッシュバックが受けられます(一部店舗を除く)。
コスモ・ザ・カード・オーパス | イオンカード 暮らしのマネーサイト
マイルを貯めるなら イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
「JALマイレージバンク(JMB)」「電子マネーWAON」「クレジットカード」の三位一体型です。イオンカードでは「WAON POINT」が貯まるのが通常ですが、イオンJMBカード(JMB WAON一体型)では買い物のたびに「JALマイル」が付与されます。
「普段の生活で効率よくマイルを貯めたい」というJMB会員にはぴったりの1枚でしょう。マイル付与率は0.5%で、利用金額「200円(税込)につき1マイル」が貯まります。
旅行の予定がないときは、「3000マイル→1500WAON(1500円相当)」の換算で、電子マネーWAONに交換するのもよいでしょう。本カードには、チェックインなしで保安検査場に直行できる「JALタッチ&ゴーサービス」が付帯しています。
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) | イオンカード 暮らしのマネーサイト
まとめ
イオンカードは「イオンユーザー向けのカード」と思われがちですが、JALやコスモ石油、Suicaとの提携カードもあり活用シーンはイオンだけに留まりません。複数のカードを比較しながら、自分のライフスタイルに合った1枚を選びましょう。
カードを申し込む際は、「オンライン申し込み」がおすすめです。発行がスピーディなうえに、Web限定の入会特典が享受できます。「すぐにでもカードが使いたい」という人は、オンラインでの「即時発行」を検討しましょう。