- エディオンカードで家電をお得に買おう
- 要望に合わせた提案が得意なエディオン
- エディオン公式のカードは3種類ある
- エディオンカードの魅力
- 部品や出張代まで補償する長期修理保証
- オンラインショップでの買い物も対象
- ポイント還元率は1~5%
- 買い物や電子マネーチャージで1%
- おもちゃは3%、新品ゲームソフトは5%
- ポイント還元率を上げる方法
- お得な特典はほかにも
- まとめて購入も安心の特別低金利分割払い
- インターネットサービスの割引
- エディオンカードへの入会、審査
- 2種類のクレジットカード会社から選ぶ
- 店頭もしくはWEB申し込み
- 審査期間と審査状況の確認方法
- エディオンカードにデメリットはある?
- カードを解約すると保証がなくなる
- 条件を達成しなければ年会費が発生する
- まとめ
エディオンカードで家電をお得に買おう
家電量販店チェーンの「エディオン」では、3種類の「公式カード」を発行しています。他社にはないエディオンの魅力と、カードを発行するメリットについて解説しましょう。
要望に合わせた提案が得意なエディオン
「エディオン」は、日本を代表する家電量販チェーン店の一つです。直営店とフランチャイズ店を合わせて1199店舗を展開しています(2021年時点)。
エディオンの強みは、「地域に密着したサービス戦略」と「お客様目線のきめ細やかな対応」です。スタッフの多くは「家電製品アドバイザー」や「家電製品エンジニア」などの資格を取得しており、1人1人のニーズに合った商品を提案することができます。
また、独自の機能を付加した「オリジナル家電」や「オリジナル商品」の開発にも力を入れているため、エディオンに行けば「こんなものが欲しかった!」というアイテムが見つかるかもしれません。
エディオン公式のカードは3種類ある
エディオンの「公式カード」は、3種類です。すべてに「修理保証」や「ポイントサービス」が付帯しており、エディオンでの買い物がさらにお得で便利になります。
・エディオンカード:対象商品100品種以上の長期保証(5・10年)・年会費1078円(税込)・クレジット機能あり
・IDカード:対象商品100品種以上の長期保証(5・10年)・年会費2200円(税込)
・あんしん保証カード:対象商品21品種の修理保証(3・5・10年)・年会費無料
3種類のカードのうち、「エディオンカード」にのみクレジットカード機能が付いています。クレジット不要の場合は「IDカード」を発行しましょう。
エディオン各店舗で指定商品を購入した場合、利用額に応じた「ポイント」が付与されます。「あんしん保証カード」は、長期修理保証の対象商品が21種類とやや少なめです。おもちゃ・ゲーム関連などの指定商品を購入した場合に、ポイントが付与されます。
エディオンカードの魅力
エディオンカードは、エディオンで発行できる唯一のクレジットカードです。付帯する「長期修理保証」は業界屈指の100品種以上で、大切な家電をしっかりとサポートしてくれます。年会費1078円(税込)の元は、すぐに取れるといってもよいでしょう。
部品や出張代まで補償する長期修理保証
エディオンカードには5・10年の「長期修理保証」が付帯しています。期間内に修理が必要になった場合、「修理工賃」+「修理部品代」+「出張修理対象商品の出張費」が免除されるサービスです。保証期間中の修理金額累計(税別)が「購入金額」に達するまで保証が続きます。
家電品の保証対象は、「価格が5500円(税込)以上」で「1年以上のメーカー保証付き」の商品です。このうち、5年間保証の対象商品は「エディオン指定商品」である点に注意しましょう。
購入商品単価が10万円(税込)以上の「エアコン」や「冷蔵庫」には、10年間保証が付きます。長期修理保証対象商品であれば、どのエディオン店舗でも同じように保証が受けられるため、安心して購入ができるでしょう。
≪対象商品のカテゴリー≫
・パソコン・電子機器関連
・オーディオ関連
・生活家電
・季節家電
・美容・健康関連
・家具・インテリア関連
オンラインショップでの買い物も対象
エディオンの長期修理保証は、オンラインサイト「エディオンネットショップ」での購入品も対象です。エディオンネットショップで「新規ネット利用登録」を行った後、「マイページ」より「エディオンの会員カード情報」を登録しましょう。
登録前に購入した商品は、長期保証特典の対象にはカウントされません。なお、楽天・amazon・Yahoo!ショッピングなどの「エディオンネットショップを除くネット通販」で購入した商品も、保証の対象外です。
ポイント還元率は1~5%
エディオンカード決済では、利用金額に応じた「ポイント」が付与されます。電子マネーやポイントカードを併用すれば、ポイントの多重取りが叶うでしょう。なお、「エディオンカード」以外の一般のクレジットカードで支払った場合は、ポイントは付与されません。
買い物や電子マネーチャージで1%
「エディオングループ各店舗」及び「エディオングループ以外」のショッピングでは、利用金額「100円(税別)につき1ポイント」が付与されます(一部商品を除く)。エディオンの1ポイントは1円相当の価値があるため、還元率は「1%」です。
多くのクレジットカードは電子マネーへのチャージはポイント付与対象外ですが、エディオンカードの場合、「電子マネー楽天Edy」へのチャージで1%のポイントが貯まります。
楽天Edy支払いでは「200円(税込)につき1ポイント(=1円相当)」の「楽天ポイント」が貯まるため、200円の買い物をするたびに計3円分が貯まる計算になります。
直接のカード払いよりも、楽天Edyを経由した方がお得といえるでしょう。エディオンカードからの1回あたりのチャージ額は「1000~2万5000円(1000円単位)」です。
おもちゃは3%、新品ゲームソフトは5%
エディオン各店舗で「対象商品」を購入すると、3~5%のポイントが付与されます。会計時に「エディオンカード」を提示しましょう。
エディオンカードのポイント制度の特徴は、購入額が高い家電よりもおもちゃや音楽ソフトの安価な商品の方が高還元率である点です。
・家電品・パソコン:100円(税別)で1ポイント
・おもちゃ・ゲーム関連など:100円(税別)で3ポイント
・テレビゲームソフト(新品)映像・音楽ソフト:100円(税別)で5ポイント
ポイントの有効期限は「ポイント獲得年度の残り月数+2年」です。4月1日~翌3月31日が獲得期間で、4月1日に獲得したポイントは「11カ月(残り月数)+2年」まで利用ができます。
ポイント還元率を上げる方法
エディオンは「Tカード」及び「dポイント」の加盟店です。会計時にいずれかのポイントカードを提示すると、利用金額に応じた「Tポイント」または「dポイント」が付与されます。エディオンカードと一緒に提示すれば、ポイントがダブルで貯まるのです。
・対象商品の購入時にエディオンカードを提示:200円ごとに1~9ポイント、あんしん保障カードを提示:100円ごとに3~5ポイント
・Tポイントまたはdポイントの提示:200円で1ポイント
また、支払い時にエディオンカードを紐づけた楽天Edyを使うと、チャージポイントと楽天のポイントが貯まります。「対象商品」を購入した場合は、ポイントの3重取りが叶うでしょう。
・エディオンカードからのチャージポイント:100円(税別)で1ポイント
・Edy支払い(楽天ポイント):200円(税込)で1ポイント
・対象商品の購入時にエディオンカードを提示:200円で1~9ポイント
お得な特典はほかにも
エディオンカードは、さまざまな支払い方法に対応しています。支払いが一定額を超えた場合は、「特別低金利分割払い」が適用になるため、まとめ買いがお得です。エディオンのインターネットサービスが割引価格で利用できるのにも注目しましょう。
まとめて購入も安心の特別低金利分割払い
エディオンカードは、「1回払い」「2回払い」「ボーナス1回払い」に金利手数料がかかりません。
「分割払い」では金利が上乗せされますが、3~36回までの支払い回数から選べるため、無理のない範囲で支払いができるでしょう。3回払いの場合、販売価格100円あたりの手数料額は1.5円で、会員手数料率(実質年率)は9%です。
また、「パソコン」「ハイビジョンテレビ」「合計30万円以上の家電品」を購入した場合、12回を超える分割払いに「特別な低金利」が適用になります。カードの種類にもよりますが、支払い回数は12~100回です。
≪特別低金利分割払いの会員手数料率の一例≫
・12回:9.1%
・24回:9.4%
・36回:9.4%
・48回:8.9%
・60回:8.9%
・72回:10.8%
・84回:10.6%
・96回:10.46%(セディナ・OMCカードのみ)
・100回:10.5%(オリコカードのみ)
インターネットサービスの割引
エディオンカード会員は、モバイルインターネットサービスの「クオルネット」とインターネット接続サービスの「エディオンネット」で、月額料金の割引が受けられるのがメリットです。
割引率は、100~770円(税込)で、利用するサービスやプランによって異なります。詳細は公式Webサイトで確認しましょう。以下は割引率の一例です。
・WiMAX2+プラン(全メニュー):月額料金より200円引き
・フレッツプラン(光):月額料金よりプロバイダ料700円引き
・フレッツプラン(ADSL):月額料金よりプロバイダ料400円引き
・EM4Gプラン(にねんスタンダード):月額料金よりプロバイダ料100円引き
エディオンカード/100満ボルトカードお支払い割引特典|エディオンネット
エディオンカードへの入会、審査
エディオンカード発行の大まかな流れは、「カード申し込み」→「入会審査」→「審査結果の通知」→「カード発行」です。スピード重視の人は、Webサイトで申し込みを行いましょう。
2種類のクレジットカード会社から選ぶ
エディオンカードの発行会社は「株式会社オリコ」と「SMBCファイナンスサービス(旧:株式会社セディナ)」です。発行会社によって、ポイントサービスや特典が異なるため、どちらのカードがよいかは自分のライフスタイルに合わせましょう。
2種類のカードで特に大きく異なるのは、「ETCカードの発行手数料」と「優待加盟店数」です。SMBCファイナンスサービスは、ETC発行手数料が1100円(税込)かかりますが、オリコは手数料がかかりません。ポイントが倍付される優待加盟店数もオリコの方が多く、ポイントが貯めやすいといえるでしょう。
一方で、SMBCファイナンスサービスには国内のレジャーや宿泊、ショッピングなどを割引価格で利用できる「プレミアムクラブオフ」という会員限定サービスが付帯しています。
チケットの先行販売や割引などの優待が受けられる「チケットセディナ」や、後払い型の電子マネー「セディナiD」なども付いており、便利さ・お得さはオリコに劣りません。
店頭もしくはWEB申し込み
カードの申し込み方法は「エディオン各店舗の店頭」と「Web申し込み」の2種類から選択できます。店頭では、スタッフにカードを発行したい主旨を伝えましょう。「入会申込書」に必要事項を記入して提出します。
Web申し込みは店頭に足を運ぶ必要がないため、「近くにエディオン店舗がない」「行く時間がない」という人におすすめです。
最初に、公式Webサイトの「新規WEB申し込み」→「エディオンショップへ」をクリックして会員登録を行いましょう。申し込みには、「エディオンネットショップのID(ログインメールアドレス)」と「パスワード」が必要です。
ログイン後、マイページで「エディオンカードお申込み」をクリックします。画面の案内に従い、カード発行に必要な「個人情報」を入力しましょう。
審査期間と審査状況の確認方法
エディオンカードの申し込み対象は、オリコ発行が(高校生を除く)18歳以上、セディナ発行が20歳以上です。専業主婦(夫)でも申し込みはできますが、「配偶者の職種」と「税込年収額」の提出が求められます。未成年の場合は、「親権者様の同意」が必要です。
カード申し込み後に「入会審査」が行われ、審査が終了すると登録したメールアドレスに「審査結果」が通知されます。オリコでWeb申し込みをした場合、審査結果のメール送付からカード発行までは最短8営業日です。
オリコ・セディナともに、オンライン上で「審査状況の確認」ができます。審査結果の通知が届かないときは、照会を行いましょう。個人の手続き状況にもよりますが、カードが手元に届くまでには「1~3週間ほど」の日数を要するようです。
エディオンカードにデメリットはある?
「年会費が安い」「長期修理保証が付く」「ポイントが貯まる」といいこと尽くめのエディオンカードですが、人によってはカードを持つメリットがあまり感じられない場合があります。
カードを解約すると保証がなくなる
エディオンカードを解約すると、「解約と同時」にカードに付帯する5年間・10年間長期修理保証も対象外となります。
冷蔵庫やエアコンなどの家電は、どの家庭でも5年以上は使うものです。年会費がかかるからといってカードを早期解約してしまうと、長期保証サービスの恩恵がまったく受けられなくなるでしょう。
減価償却の考え方では、家電の価値は経年により少しずつ低くなっていきます。たとえば、冷蔵庫の耐久年数は6年前後です。エディオンでは、10万円(税込)以上の冷蔵庫は10年間の保証対象となっています。
ただ、9年使用した時点で不具合が見つかった場合は、買い替えを検討した方がよいでしょう。逆に、3、4年使った段階で不具合があった場合は、買い替えをするよりも保証を使って修理をした方が安上がりです。保証対象となる家電の耐久年数を考慮して、カードを解約するベストなタイミングを決めましょう。
条件を達成しなければ年会費が発生する
エディオンカードの年会費は1078円(税込)ですが、一定期間内に、エディオン各店舗で15万円(税別)以上のカード利用があると、翌年度の年会費が無料になります。エディオンで定期的に買い物をする人は、コストをかけずにカードが維持できるでしょう。
エディオンでは家電やパソコン、カメラなどのほかに、日用品やヘルスケア用品、ペット用品も取り扱っているため年間15万円の利用はそう難しくはありません。
ただ、エディオンでほとんど買い物をしない人や長期保証サービスを必要としない人にとっては、1078円の年会費は無駄な出費です。
付与されたポイントも年会費で相殺されてしまうため、ポイントを貯める意味自体がなくなってしまうでしょう。カードを発行する際は、年会費を払ってまでエディオンカードを持つ価値があるのかを考えましょう。
まとめ
エディオンカードの魅力は、5年または10年間の長期修理保証が受けられることです。ポイント還元率も高く、dカードやTカードを提示すればポイントがダブルで貯まります。
エディオンでよく利用する人であれば1078円の年会費の元はすぐに取れますが、人によっては完全無料の「あんしん保証カード」を発行した方がよい場合もあります。カードのメリット・デメリットを把握したうえで、申し込みを行いましょう。