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ステイタスカードを持つ意味と選ぶ基準。大人の余裕あふれる7枚紹介

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2021.08.11
by ドットマネー編集部

ステイタスカードとは?特徴を見てみよう

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クレジットカードには、「ステイタス」と呼ばれる格付けがあります。一般カードやゴールドのような「カードランク」のほか、国際ブランド内のランクによっても価値が変わるのです。

ステイタスが高いカード(=ステイタスカード)は、一般カードよりも入会審査が厳しいぶん、利用限度額や付帯サービスなどのさまざまな面で優遇されています。

利用限度額が高い、もしくは設定がない

ステイタスカードは一般的なカードよりも「利用限度額」が高いのが特徴です。「一律の制限」がなく、申し込み者の状況によって個別に金額が決定されるカードもあります。

クレジットカードの利用限度額は、職業や年収などの「本人属性情報」やクレジットカードやローンの取引履歴を含む「信用情報」に左右されます。利用限度額が高いことは、「社会的信用があり、かつ返済能力が十分である」と認められたのと同じです。

利用限度額は、カードのランクによっても変わります。「一般→ゴールド→プラチナ→ブラック」の順番に限度額は上がりますが、同時に入会審査の難易度も高くなります。

申し込み条件や審査が比較的に厳しい

ステイタスカードは、申し込み条件が厳しく、審査のハードルも高めです。多くの一般カードは「高校生を除く18歳以上」が申し込み条件であるのに対し、ゴールドカード以上は、申し込み者の年齢が「20歳以上」であるケースがほとんどです。

年齢に加え、「本人に安定継続収入があること」という収入面での条件が課されているのも大きな特徴でしょう。

ほとんどのクレジットカード会社で収入基準は公開されていませんが、少なくとも「全国的な平均程度の年収を一定期間維持できるか」がチェックされるようです。年収だけでなく、「社会的地位」や「職業」が重視されるケースも少なくありません。

非正規雇用や自営業者に比べ、大企業の正社員・公務員・弁護士・医者などは、ステイタスの高いカードを作りやすいといえます。

基本的なランクはこの3つ

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一般的に「ステイタスの高いカード」というと、「ゴールドランク以上」を指します。プラチナ以上は、カード会社からの「インビテーション(招待)」がないと申し込みができないケースもあります。上位カードを目指したい人は、下位カードでコツコツと実績を積み上げましょう。

一般カードの上の位置付けのゴールド

「ゴールド」は、一般カードのワンランク上の位置付けです。ステイタスカードの中ではもっともハードルが低く、一般会社員でも申し込めば発行できるものがほとんどです。近年は、若年層を対象としたゴールドカードも登場しています。

ただ、一般カードよりも利用限度額が上がるため、「支払い能力」や「信用情報」のチェックは厳しくなると考えましょう。

年会費は1~3万円前後で、多くのゴールドカードには「空港ラウンジサービス」や「ショッピング保険」などが付帯しています。一般カードよりも保険・補償が手厚く、国外・海外旅行傷害保険の最高補償額の平均は「5000万円」前後です。

特典の充実度が一気に上がるプラチナ

以前に比べ、ゴールドカードのステイタス性は下がりつつあります。審査のハードルが低くなり、一般人や若年層でも発行が可能になったためです。

一方で、ゴールドの上位にあたる「プラチナ」は希少性が高く、持っていると一目置かれるでしょう。入手方法は「本人による申し込み」と「カード会社からのインビテーション(招待)」の2パターンがあります。

入会の審査基準は非公開ですが、ゴールドの入会条件より厳しくなるのは間違いありません。収入に加え、「下位カードの利用実績」や「信用情報」なども大きく影響すると考えられます。年会費は2~6万円前後で、なかには10万円を超えるハイクラスなカードもあります。

付帯特典は、ゴールド特典に加え、「コンシェルジュサービス」「レストランの優待」「プライオリティパスへの入会」が加わるケースが多いようです。旅行傷害保険の最高補償額は1億円が相場で、旅先ではより大きな安心感が得られます。

最高クラスのステイタスカード、ブラック

ブラックカードは、クレジットカードにおける最高ランクです。基本的に、カード会社からのインビテーションがなければ申し込みはできません。富裕層や役員などの限られた人のみが持てるカードと考えましょう。

年会費は5~40万円と高額になりますが、プラチナの特典に加え、ブラックならではの特典やサービスがプラスされるのが特徴です。「高級ホテルの上級会員資格」が自動付与されるカードもあり、旅先ではVIP待遇が受けられます。

ブラックカードには明確な定義がないうえ、必ずしも「ブラック」という名称でないのがややこしいところです。

・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
・ダイナースクラブプレミアムカード
・Porsche Card
・スルガ Visa Infinite

Mastercardの最高峰である「ラグジュアリーカード」には、チタン・ブラック・ゴールドの三つのステイタスがあります。ブラックよりもゴールドの方がランクが高い点に注意が必要です。

ステイタスカードはどんな基準で選ぶ?

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一般的なクレジットカードは「年会費の安さ」や「ポイントの貯まりやすさ」が重視されやすい項目です。一方で、ステイタスカードを選ぶときは、「発行元」「特典内容」「見栄え」の三つが重要といえるでしょう。

財布から出したときのかっこよさ

キャッシュレス決済が主流になりつつある現代、「どんなカードを使っているか」でその人の社会的な地位や年収が推測できるようになっています。

財布からカードを出した瞬間、ひと目で「ステイタスが高い」と判別できるデザインのものを選びましょう。ビジネスシーンで利用することを考慮すれば、シンプルでラグジュアリー感のあるものを選ぶのがベストです。

富裕層向けカードとして有名な国際ブランド「アメックス」は、券面にセンチュリオン像が描かれています。ブランドの象徴ともいえるため、すぐにステイタスが高いとわかるでしょう。プラチナランクは「メタル製」で、ほかのカードとは一線を画しています。

プロパーカードか提携カードか

クレジットカードには、大きく「プロパーカード」と「提携カード」があります。ステイタス性を重視するのであれば、プロパーカードの発行を検討しましょう。

・プロパーカード:カードの国際ブランドや大手カード会社が直接発行するカード
・提携カード:カード会社がほかの企業や団体と提携して発行するカード

プロパーカードは「利用状況によってカードランクを上げていける」のが特徴です。そのため、審査が厳しいうえに年会費が高額になりやすく、ほかのカードよりもステイタスが高いと見なされています。プラチナ以上であれば、さらに稀少価値が上がるでしょう。

国際ブランドのプロパーカードには「アメックスカード」「ダイナーズカード」「JCBカード」などがあります。大手カード会社のプロパーカードでは「三井住友VISAカード」や「MUFGカード(三菱UFJニコス)」が有名です。

コンシェルジュやT&Eサービスの内容

ステイタスの高いカードには、さまざまな特典が付帯しています。「自分のニーズに合った特典があるか」「年会費の元は取れそうか」を考えてカードを選びましょう。

ゴールドカードと比べると、プラチナカード以上はグッと特典が手厚くなります。たとえば、プラチナカード以上の付帯サービスとして代表的なものが「コンシェルジュサービス」です。

24時間体制でカード利用者のさまざまな要望に応える電話サービスで、「各種予約」「現地の情報収集」「緊急時の支援」などが含まれます。仕事やプライベートで各地を飛び回る人は、ぜひチェックしておきましょう。

また、コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる「グルメベネフィット」や、世界1300カ所の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が付帯しているカードもあります。

ステイタスの高いカードは年会費が高くなりがちですが、トラベル&エンターテイメントサービスを利用する頻度が高ければ年会費の元は十分に取れるでしょう。

限られた人しか持てない特別感

一部のステイタスカードは、カード会社からのインビテーションが必要です。「特別感」に浸りたい人は、誰でも申し込みが可能なゴールドよりもプラチナやブラックを目指してみるのもよいでしょう。

また、「一定の条件」をクリアした人だけに申し込み資格が与えられる提携カードもあります。たとえば、ANAの「スーパーフライヤーズカード」の申し込み対象は「ANAの上級会員(プラチナ・ダイヤモンド)」で、誰もが簡単に手にできるわけではありません。空港では搭乗や手荷物許容量の優先が適用になるため、さらなる優越感が味わえるでしょう。

社会的信用を感じさせるゴールドカード

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ステイタスカードを初めて持つ人は、「ゴールド」から始めるのがベターです。ゴールドカードは申し込み条件や審査のハードルが年々低くなっているため、「どのブランドを持つか」が大きな意味を持ちます。

特典の多さも魅力ですが、社会的信用性があり、かつステイタス性が誇示できるものを選びましょう。

JCB GOLD

「JCB GOLD」は、プロパーカードならではの信用とステイタス性を兼ね備えた1枚です。年会費は1万1000円(税込)で、「20歳以上の安定継続収入のある人」が申し込めます。JCB GOLDで実績を積めば、ワンランク上の「JCBゴールド ザ・プレミア」へのアップグレードも可能です。

本カードの特徴は、ゴールドでありながら「海外旅行傷害保険」の最高補償額が1億円と高い点です。「ショッピングガード保険」や「航空機遅延保険」も付帯しており、保険や補償の手厚さが際立ちます。

全国にある250の提携飲食店では、JCBゴールドで支払いをすると飲食代金が20%オフになります。普段の生活でもゴールドカードの恩恵が十分享受できるでしょう。

なお、29歳以下は20代向けのゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」を選択する手もあります。年会費が3300円(税込)と安いため、長く持ち続けられます。

JCBゴールド │ クレジットカードなら、JCBカード

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAとアメックスの提携カードで、年会費は3万4100円(税込)です。カード決済ではアメックスのポイントが貯まりますが、カード入会時や継続時はボーナスとして「ANAマイル」が付与されます。

フライト利用時は「区間基本マイレージ×運賃倍率×25%」のボーナスマイルが付与されるため、フライト利用が多い人に有利でしょう。

2020年9月には、年間カード利用金額が300万円を超えるとANA SKY コインが1万円分進呈される「ANA SKY コイン獲得プログラム」がスタートしました。

21年3月には、海外旅行における「手荷物無料宅配サービス(羽田空港)」や「航空便遅延費用補償」も加わり、ゴールドカードの優位性がアップしています。

ANAアメックス・ゴールド新たな特典|アメリカン・エキスプレス

プラチナクラスのおすすめカード

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プラチナクラスのカードは、空港ラウンジサービスやホテル優待、旅行傷害保険など「旅行に関する特典」がグッと多くなります。年会費も上がるため、カードが使いこなせるかをしっかり見極めましょう。

JALカード プラチナ

「JALカード プラチナ」は、JALマイレージバンク会員が申し込めるJALカードの最高峰です。国際ブランドは「JCB」と「アメックス」の2種類で、ANA特典に加え、提携ブランドごとのサービスも享受できます。

カード会員はJALの国際線に搭乗する際、運賃クラスに関係なく「JALビジネスクラス・チェックインカウンター」が利用できるのが特徴です。

「プライオリティ・パス」と「プラチナ・コンシェルジュサービス」も付帯しており、旅先ではワンランク上の体験ができるでしょう。特に、海外を中心に飛行機を利用する人におすすめの1枚です。

カード利用では、ポイントではなく「JALマイル」が付与されます。年会費3300円(税込)の「ショッピングプレミアム」に自動入会となり、付与率は「通常の2倍」の1%(100円につき1マイル)です。陸でも空でもマイルがどんどん貯まるでしょう。

Luxury Card | Mastercard Titanium Card | ラグジュアリーカード

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

アメックスカードは、旅行関連の特典が充実しています。プラチナカードは「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」によって会員が無料で利用できる「空港ラウンジ」の数が多く、どこの空港にいっても待ち時間に困りません。

代表的なラウンジサービスには、「プライオリティパス」「センチュリオンラウンジ」「デルタ・スカイクラブ」などが挙げられます。

「ヒルトン」をはじめとする高級ホテルグループの「VIPプログラム」に無条件で登録できるのもメリットです。高級ホテルでさまざまな優待が受けられるため、旅先では特別感に浸れるでしょう。

そのほかにも、年1回無料の宿泊券が進呈される「フリーステイギフト」や1名分のコース料理の代金が無料になる「2 for 1ダイニング by 招待日和」など、魅力的な特典が満載です。

アメックスプラチナの年会費は14万3000円(税込)です。一般的なプラチナカードの2倍以上と高いため、ごく限られた人のみが所持できるカードといえるでしょう。

プラチナ・カード|アメリカン・エキスプレス

上質なサービスで定評のあるダイナースクラブ

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「ダイナースクラブカード(Diners Club)」は、日本で最初に発行されたプラスチック製のクレジットカードです。医者や弁護士、企業役員など「社会的信用の高い人」を対象に発行されてきた歴史があり、現在もステイタス性の高いカードの代名詞となっています。

ダイナースクラブカード

「ダイナースクラブカード」は、国際ブランドの一つである「ダイナース」が発行するクレジットカードです。カードにはゴールドやプラチナなどの区分がなく、ダイナースクラブのメンバーであること自体が高いステイタス性と信用性の証とされています。

年会費は2万4200円(税込)で、「27歳以上」が申し込み対象です。カード利用可能枠の制限はなく、個人の利用状況や信用によって個別に限度額が設定されます。

他社カードと大きく異なる点は、Mastercardの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」が無料で発行できる点です。ダイナースクラブカードに無料で付帯できるカードは「コンパニオンカード」と呼ばれます。

2枚のカードがあれば、世界中のダイナース加盟店とMastercard加盟店でカードが使えることになります。ダイナースの特典に加え、Mastercardのプラチナグレードの特典が享受できるのもメリットでしょう。

ダイナースクラブカード | カードラインナップ | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

ダイナースクラブプレミアムカード

「ダイナースクラブプレミアムカード」は、ダイナースクラブの「招待制カード」です。招待の目安は公開されていませんが、14万3000円(税込)という年会費の高さから考えて富裕層や社会的地位が高い人が対象といえそうです。

プレミアムカード会員は、コンパニオンカードとして、年会費14万3000円(税込)の「TRUST CLUB ワールドエリートカード」が無料で発行できます。カード利用額はプレミアムカードに合算されるため、ポイントが効率よく貯まるでしょう。

ダイナースクラブカードのポイントをマイルに変えるには、本来年間参加料6600円(税込)を支払い「ダイナースグローバルマイレージ」に参加する必要があります。

プレミアムカード会員は参加料がかからず、主要航空会社5社のマイレージに無料で移行ができます。旅行時のサポートやレストランの予約を請け負う「専用デスク」や2名以上の利用時に1名分が無料になる「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」など、プレミアムカードならではの各種優待も満載です。

ダイナースクラブ プレミアムカード | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

まとめ

ステイタスカードは、その人の社会的な地位を証明するものです。クレジットかカード選びでは、年会費の安さやポイント還元率に目が行きがちですが、「どこでカードを発行するか」も重要といえます。

とりわけ、国際ブランドが発行するプロパーカードは、ステイタス性や信頼性が高く、海外では一種の身分証代わりになります。

ステイタスカードは入会審査が厳しく、年会費も高めです。見栄を張り過ぎるとカード維持費だけがかさんでしまうため、自分のレベルに合った1枚を選びましょう。

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