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会員限定のコストコグローバルカードの作り方。年会費やメリットは?

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2021.09.01
by ドットマネー編集部

コストコグローバルカードとは

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倉庫型店舗「コストコ」は、入店の際にメンバーシップカードが必要な会員制スーパーです。対して、「コストコグローバルカード」はコストコやその他のお店で使えるクレジットカードで、会員限定で発行できる特典の多さが魅力です。

コストコ会員だけが発行できる

グローバルカードは、日本の店舗で有効なコストコ会員のみが発行できるクレジットカードです。グローバルカードを発行したい場合は、まずコストコ会員になるためにメンバーシップカードへ申し込みましょう。

個人会員向けのメンバーシップカードは、「ゴールドスター会員」「エグゼクティブ会員」の2種類です。ゴールドスター会員は4400円(税抜)、エグゼクティブ会員は9000円(税抜)の年会費がかかります。

メンバーシップカードのみでもコストコの利用はできますが、コストコユーザーならグローバルカードを保有していて損はありません。

グローバルカードは「オリコカード」とコストコが提携し、メンバーシップカードにはない特典もついています。申し込みの条件は「日本国内に住む20歳以上で本人に安定収入があること」です。

クレジットカードの国際ブランドは「Mastercard」です。なお、コストコ店内で利用できるクレジットカードは、Mastercardブランドに限ります。ほかにMastercardを所有していない場合、コストコグローバルカードが役立つでしょう。

コストコグローバルカード | Costco Japan

カード1枚につき何人入れる?

コストコ店舗には、会員証として付与される「コストコメンバーシップカード」の提示で入店できます。グローバルカード会員も、入店時には顔写真付きのメンバーシップカードが必須です。

忘れた場合は店舗カウンターで当日のみ有効の「仮会員証」を発行してもらえますが、手続きの際に身分証明書の提示が必要となります。

通常時の対応としては、「メンバーシップカード1枚につき同伴者として大人2名」の入場が可能です。さらに、18歳未満の子どもは、人数制限なく入店できます。

ただし、2020年4月より新型コロナウイルス対策として、同伴者は1名かつ家族に限定されているため注意しましょう。来店前に公式サイトの「重要なお知らせ」から、最新情報の確認をおすすめします。

主会員・家族会員どちらも、同伴者の人数制限は同じです。会計時にも会員の確認が行われるため、非会員との別行動はできません。

重要なお知らせ | Costco Japan

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追加カードの年会費無料

コストコのクレジットカードは、追加カードの発行もできます。高速料金の支払いに使える「ETCカード」は、年会費無料です。ETCカードの利用分も、1%の還元の対象となります。

そのほか、「家族カード」も発行できます。家族カード分の年会費は永年無料で、本カード1枚につき1枚まで発行が可能です。コストコをよく利用するのが家族の場合は、クレジットカードの家族カードも発行しておきましょう。

たとえば、グローバルカードの申込者が夫で、妻に家族カードを発行すると妻がコストコで自由にクレジットカードを使えます。

クレジットカードは本来本人しか使えませんが、家族カード会員は「自分名義のカード」として決済ができるのです。利用金額は、本会員の口座にまとめて請求されます。

なお、家族カードにも申し込みの条件があります。「高校生を除く18歳以上かつ会員と同一生計の親子・配偶者」が申し込みの対象です。

利用するメリット

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メンバーシップカードとは別にコストコグローバルカードを持つメリットは、「還元率アップ」や「コストの低さ」です。年会費無料となる条件が簡単であるだけでなく、カードを利用すると自動的に還元が受けられます。

年1度の利用で年会費無料

コストコグローバルカードの年会費は初年度無料、2年目からは1375円(税込)です。しかし、年1会のカード決済で2年目以降の年会費も無料となり、使い方によってはコストもかかりません。

年会費無料の条件となるカード決済には「公共料金の支払い」や「コストコ以外の店舗での決済」も含まれます。クレジットカードとしては年会費の無料の条件がやさしく、使いやすいでしょう。

クレジットカードの年会費はコストコ会員の年会費とは別に必要になりますが、カードを保有したからといって年会費が上乗せされる可能性は低くなっています。クレジットカード独自の還元を期待するなら、グローバルカードを持っておきましょう。

最大1.5%の高還元率

コストコグローバルカードは、カード決済で「最大1.5%」のリワードが還元されます。国内にあるコストコでの利用では「1.5%」、そのほかの決済では「1%」です。なお、海外のコストコで利用した場合の還元は「1%」となっています。

普段の買い物をコストコにまとめると、毎月1.5%分が戻ってくるということです。たとえば、年間50万円なら7500円相当が戻ってきます。

通信料金や公共料金など、固定費もグローバルカードにまとめるとさらに還元は大きくなるでしょう。月5万円をカード決済すると500円相当が戻ってくることになります。

コストコ会員のうち「エグゼクティブ会員」は2%の還元が受けられますが、クレジットカードとは別の還元サービスです。ポイントカードとクレジットカードの二重取りと同じで、会員種別によっては「最大3.5%」の還元が受けられます。

キャッシュバックリワードが貯まる

コストコグローバルカードの決済で貯まるのは、「キャッシュバックリワード」です。リワードは、コストコで「1リワード=1円」として使えます。1円から支払いに使えるため、無駄がありません。

貯まっているリワードが少ない場合でも、会計時にすべて使ってしまいましょう。本会員だけでなく、家族カード会員の決済も還元の対象です。2人で貯めれば還元も多くなります。

また、ポイントを二重取りしたいなら、オリコのサービスを活用するのがおすすめです。グローバルカードの決済で貯まるのは原則リワードですが、オリコのネットショッピングモール「オリコモール」を経由して買い物をすると、リワードに加えてオリコポイントも貯まります。

「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」など人気のネットショップも、オリコモールから経由が可能です。

国内・海外旅行傷害保険が付帯

メンバーシップカードにはない特典として、グローバルカードには国内・海外の旅行傷害保険が付帯しています。

海外旅行傷害保険は最高2000万円の保険が自動付帯し、救援者費用・疾病または傷害治療費用なども200万円まで補償される充実の内容です。携行品の損害も、20万円程度を限度に1事故あたり3000円の自己負担で補償されます。

国内旅行傷害保険は、条件付きで適用となる「利用付帯」です。グローバルカードでは、最高1000万円の死亡・後遺障害保険が旅行代金のカード決済によって付帯します。保険の申請は、事故発生から30日以内に保険請求窓口に連絡しましょう。

2つのデメリット

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コストコグローバルカードには、デメリットもあります。還元されるリワードの使い道や、使える期間が限られることが主なデメリットといえるでしょう。

リワード付与は年に1度

クレジット決済で貯まるリワードは、「年1回」の自動キャッシュバックシステムとなっています。月1回引き落とし後に付与される一般的なクレジットカードやポイントカードと比較して、還元のタイミングが遅い点には注意しておきましょう。

「前年1月1日〜12月31日まで」の利用分がリワードとして「翌年2月」に還元される仕組みです。付与されたリワードの有効期限は「付与された年の12月31日」となります。

1年間でリワードをたくさん貯めたとしても、翌年2月以降にコストコを利用しなければリワードは使えません。たとえば「翌年に引っ越しをしてコストコ店舗が遠くなってしまった」など、リワードを使いにくくなるケースは考えられます。来年の予定も考えた上で、グローバルカードの発行を検討しましょう。

リワードが使えるのはコストコのみ

リワードの利用は、コストコ店舗やガスステーションに限られます。コストコ店舗限定の仮想通貨のようなもので、他ポイントへの交換や他社での利用はできません。

初めてコストコを利用したときにグローバルカードも発行し、その後コストコを利用しなくなった場合リワードの使い道がなくなってしまいます。

コストコではMastercardブランドのカードなら自由に決済ができるため、継続利用の予定がない場合はポイントの使い道が多い他社カードを利用しましょう。

コストコグローバルカードの作り方

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コストコグローバルカードは、コストコの各店舗やWebサイトから申し込みができます。まずはコストコメンバーシップカードを用意して、手続きを進めていきましょう。

必要なもの

コストコグローバルカードの発行には、一般のクレジットカード発行に必要なものに加えて「コストコメンバーシップカード」を用意しておきましょう。

申込者のコストコ会員番号を調べておきます。カード裏面に記載されている、「最初の0を除く11桁」が会員番号です。

そのほか、クレジットカード発行に必要な「引き落とし先の銀行口座」や「顔写真付き本人確認書類」も準備しておきましょう。本人確認書類は、申込時もしくは郵送でのカード受取時に必要です。

口座振替設定は、カード発行後に郵送で届く「預金口座振替依頼書」へ必要事項を記入して返送します。すでにオリコカードの別カードを保有している人は、支払い口座が同じ場合「オンライン口座受付サービス」の利用が可能です。

申し込みはオンラインがおすすめ

コストコグローバルカードの申し込みは、「コストコ店舗」または「公式サイト」から可能です。公式サイトでは24時間申し込みができ、カードは郵送で配送されます。

コストコメンバーシップカードを持っているなら、オンラインで個人情報やカードの設定を入力するだけで手続きが完了します。

メンバーシップカードもオンライン申し込みに対応しており、コストコの店舗に行くことなく手続きが可能です。オリコカードのサイトによるとカード到着までにかかる日数は最短8営業日程度となっていますが、2~3週間程度は余裕を持って申し込みましょう。

入会キャンペーンもチェックしよう

コストコグローバルカードに入会すると、キャンペーンにより商品やリワードの還元も期待できます。たとえば、「ETCカードの同時申し込みでショッピングバッグのプレゼント」など、コストコで活用できるアイテムが手に入るキャンペーンなどです。

リワードのプレゼントは「Web明細の利用」や「携帯料金の引き落とし登録」など、特定の条件達成でもらえます。コストコ以外での決済で「最大5%」のリワードが貯まるキャンペーンもあり、多くのリワードを貯められるでしょう。

入会キャンペーンの内容は、時期によって変化します。過去のキャンペーンと見比べて、還元が多いときの入会が有利です。

利用する際に知っておきたいこと

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コストコグローバルカードは、コストコの継続利用に適したカードです。リワードの付与時期を考えると、2年以上の利用を想定してカードの発行を検討しましょう。使い勝手が悪くならないよう、退会のタイミングやカードの申込者を見極める必要があります。

退会するとリワードがゼロになる

コストコグローバルカードは、「決済をしてからリワードが付与されるまで」に時間差があります。付与前に退会してしまうと、1年間で貯めたリワードはゼロになり使えません。

退会のタイミングは、リワードが付与された「2月以降」が適しています。カード退会後もメンバーシップカードの年会費を支払ってコストコ会員を継続する場合、付与後のリワードは有効期限まで利用可能です。

また、グローバルカードはコストコ会員番号と紐付いています。コストコ自体を退会した場合、カードを保有していてもリワードが使えなくなり還元は受けられません。

家族カードのリワードは本会員に集約される

家族カードは自由にクレジット決済ができますが、リワードが貯まるのは本会員のカードです。たとえば、夫婦でコストコグローバルカードを発行し、妻が家族カードを利用しているとします。

本会員が夫の場合、1年に1回付与されるリワードは「夫名義のカード」に貯まる仕組みです。ほとんど妻だけがコストコに行くとすると、リワードを使う機会がありません。

コストコ会員もグローバルカードの会員も、原則「コストコの利用が多い家族」を本会員としておきましょう。

まとめ

コストコには、コストコ会員証として使える「メンバーシップカード」とクレジット支払いに使える「コストコグローバルカード」があります。

グローバルカードは、コストコのヘビーユーザーなら持っておきたい1枚です。コストコで使えるリワードが貯まり、翌年の買い物の際に割引ができます。日々の買い物で高還元が期待できるカードを持ちたいなら、検討してみましょう。

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