UCSドラゴンズカードのメリット
プロ野球チーム「中日ドラゴンズ」は「株式会社UCS」と提携し、クレジットカードを発行しています。ドラゴンズファンだと分かるカードを持ちたい人や、ドラゴンズファン向けのUCSカード共通特典を活用したい人におすすめのカードです。
年300円でドアラ券面のカードが持てる
ドラゴンズの公式マスコット「ドアラ」は、独特な雰囲気と自由奔放なキャラクターで、多くのファンを魅了しています。ドラゴンズカードはドアラの目立つデザインです。
ドラゴンズファンはもちろん、ドアラが気にいっている人にもうれしいカードでしょう。年会費は300円と安く、JCBと提携するクレジットカード「ドラゴンズファンカード」の年会費が4950円(税込)であることを考えると破格です。
1カ月あたり25円のコストで、少しカードを使ってポイントを貯めるだけでも元は取れるでしょう。カードブランドは「JCB」一択となります。
UCSカードの特典として、「ショッピング保険」が付帯するのも特徴です。1品1事故につき最大100万円(自己負担3000円)の補償がつき、購入から90日まで破損や故障などのトラブルに備えられます。
UCSドラゴンズプレミアムに加入できる
「JCBブランド」のUCSカード共通特典として、「UCSドラゴンズプレミアム」に申し込みができます。UCSドラゴンズプレミアムは、年間4枚のチケットがもらえる特典です。オプション料金として3300円(税込)の年会費がかかります。
開催ドームは「バンテリンドーム ナゴヤ」で、座席の種類は「パノラマA」です。「1試合に4枚」か「2枚ずつ2試合」に分けるか選択できます。
日程は指定できませんが、大人料金が1800〜3500円のチケット4枚がもらえることになり、オプション料金を上回ります。
そのほかにも、UCSドラゴンズカード保有者限定の「ベンチツアー体験キャンペーン」の申し込み口数が、プレミアム加入者は2倍になるのも見逃せません。プレミアム加入希望の際は、Webサイトから「ドラゴンズプレミアム申込書」の請求ができます。
アピタや宇佐美直営店などで割引がある
UCSカードを発行しているのは、愛知県を中心に商業施設「アピタ」やスーパーの「ピアゴ」を運営する「ユニー株式会社」です。
UCSドラゴンズカードを含むUCSカード共通特典として、毎月9・19・29日はアピタでの食料品や衣類の購入が5%オフになる感謝デーが実施されています。誕生月の買い物が指定日1日5%オフになる「バースデープレミアムチケット」も対象です(一部対象外店舗あり)。
また、ユニーと同じく愛知県に本社を持つ「宇佐美鉱油」とも提携しており、全国のセルフガソリンスタンド「宇佐美」直営店での給油が1lあたり2円引きになったり、車関係の商品が5%引きになったりします。
国内・海外旅行を企画する「シティツアーズ」でもUCSカードの利用で2〜8%の割引が受けられます。H.I.Sのパックツアーの優待割引もあり、旅行が好きな人も使いやすいでしょう。
UCSドラゴンズカードで貯まるポイント
UCSドラゴンズカードのポイント還元率や、ポイントの種類を解説します。ドラゴンズカードならではの「勝利ポイント」や、限定交換商品の内容も知っておきましょう。
還元率0.5%のUポイント
UCSカードで貯まるのは「Uポイント」です。「200円につき1点」が付与されます。還元率は0.5%で、クレジットカードの還元率としては一般的な範囲です。
1%以上の高還元カードの場合、ポイント還元対象外となる商品やサービスも多いですが、Uポイントはほとんどがポイント還元の対象となっています。
「キャッシング」「各種ローン」「年会費」「楽天Edyへのバリューチャージ」以外は還元が受けられるため、多くの電子マネーへのクレジットカードチャージや定期券購入なども対象です。
公共料金の支払いでもポイントが還元され、毎月の固定費をカード払いにするだけでもザクザクポイントが貯まります。
勝利ポイントは1勝ごとに4点
UCSドラゴンズカードは、クレジットカードを利用しなくてもポイントを貯められるのが特徴的です。ドラゴンズが勝利すると「勝利ポイント」として4点が付与されます。
4点は、カードを800円利用したときの還元と同じです。ポイントが付与されるのは「レギュラーシーズン」「クライマックスシリーズ」「日本シリーズ」での勝利に限ります。
入会月からポイント付与の対象となり、進呈月は「翌々月」です。本会員だけでなく、家族会員もUポイントが貯まります。カウントされる勝利数が75勝を超えると、年会費以上のポイント還元です。
マイルや中日ドラゴンズ関連商品に交換可能
Uポイントが貯まると、ユニー商品券・ギフトカード・JALマイルなどさまざまな商品に交換できます。金券類は「1000点=1000円分」の等価交換です。JALマイルは「1000点=500マイル」と50%のレートが設定されています。
さらに、ドラゴンズカード限定の交換商品として「ドラゴンズコース」が用意されており、ドラゴンズのグッズやチケットなどが選べるのも特徴です。
タオルやブランケットなどの実用性の高いグッズやオリジナルTシャツのほか、はがきでバンテリンドームの「観戦コース」への応募もできます。
料理付きの「レストランカウンターシート」など、1万2200〜1万3000円のチケットが9000点から交換できるなど割安です。
観戦コースは「6000点」からの交換と、ややハードルが高く感じるかもしれません。しかし、1000点以上保有していれば「差額をカード払い」して、ポイント交換できるのが特徴です。「1000円=1000点」として購入でき、1000ポイント単位で交換できます。
なお、UCSカードは「ドン・キホーテ」の電子マネー「majica」と連携できますが、連携した場合貯まるポイントがmajicaに変わり、解除はできません。ドラゴンズコースの利用ができなくなるため、連携はよく考えてから行いましょう。
UCSドラゴンズカードの入会方法
UCSドラゴンズカードに申し込むには、どんな条件があるのでしょうか?特典を利用する場合は、申し込みの日程も考えておきましょう。入会とカード利用でもらえるポイントを使えば、有利にドラゴンズの観戦を楽しめます。
まずは入会条件や入会特典を確認
UCSドラゴンズカードの申し込み条件は、「高校生を除く18歳以上」です。「安定した収入」や「電話連絡がとれること」も条件となります。
未成年の場合は保護者の同意が必要ですが、年齢制限や収入要件は厳しくないためドラゴンズファンなら発行しやすいカードといえるでしょう。
Uポイントが還元される入会キャンペーンなども行われており、入会と3カ月以内のカード利用、Web明細の登録などすべての条件を満たすと最大8500ポイントが獲得できます。
6000ポイントから申し込める、観戦コースへの応募も難しくありません。公共料金や携帯電話料金の支払い設定など、簡単な条件もあります。
日にちに余裕をもって申し込もう
UCSドラゴンズカードの申し込みからカード発行までは、「1週間~10日」が目安です。混雑や休日によってずれ込むことも考えられるため、早めに申し込みましょう。
また、オプションサービスである「ドラゴンズプレミアム」は、別途申込書を請求して返送しなければなりません。カードが手元になくてもオプションの申込書請求はできるので、同時に申し込んでおくとスムーズです。
なお、ドラゴンズの観戦チケットを目的としてカードを申し込む場合、「年度の前半」に申し込むのが基本です。ドラゴンズプレミアムの申込書が6月11日以降に到着すると、チケットの発送は「翌年シーズン」となります。3300円支払ってオプションに申し込むつもりなら、最大限に活用できる6月までの申し込みが最適です。
まとめ
中日ドラゴンズファンなら、ドラゴンズの観戦チケットやグッズがもらえる「UCSドラゴンズカード」の申し込みを検討しましょう。年会費も安く、ドラゴンズの勝利でポイントも貯まります。
貯まったポイントは観戦チケットへの交換や割引にも使えるため、無駄がありません。日程の指定がないなら、オプションのドラゴンズプレミアムに加入するだけでチケットがもらえます。