- 三井住友カード デビュープラスの特徴
- ポイント還元率1%で貯めやすい
- ポイントの付与日、有効期限
- カードが発行されたらしておくこと
- 各種毎月の支払いの設定
- Apple PayやGoogle Payへの設定
- 「選んだお店でポイント+0.5%還元」のエントリー
- 「ココイコ!」のエントリー
- 効率的にポイントを貯めよう
- 入会後3カ月間で集中的に貯める
- 対象のコンビニやマックで使う
- ポイントUPモールを利用する
- ポイントを確認して活用しよう
- 会員専用サービスVpassで確認可能
- ポイントをまとめよう
- ポイントで支払う方法
- 1ポイント=1円でキャッシュバック
- 普段の買い物に1ポイント=1円で使う
- Vポイントは交換先が豊富で使いやすい
- 街やオンラインで使えるギフトカード
- dポイントやTポイントなど他社ポイント
- ANAや海外の航空会社のマイル
- 景品カタログやVポイントモールから選ぶ
- まとめ
三井住友カード デビュープラスの特徴
「三井住友カード デビュープラス」は18~25歳限定のクレジットカードです。年会費は1375円(税込)ですが、初年度は完全無料で、翌年度からも年1回利用で年会費が免除されます。「カードにコストをかけたくない」「ポイントを効率よく貯めたい」という人にぴったりの1枚です。
ポイント還元率1%で貯めやすい
三井住友カードでは、カード利用金額200円(税込)につき1ポイントの「Vポイント」が積算されます。貯まったポイントは「1ポイント=1円」として支払いに充当したり、他社ポイントに交換したりできます。
三井住友カード デビュープラスのポイント還元率は1%(200円につき2ポイント)で、通常の三井住友カードの「2倍のポイント」が貯まるのが特徴です。
普段のショッピングはもちろん、「公共料金」や「固定費」もカード払いにすれば、ポイントはあっという間に貯まるでしょう。ただし、「Vポイント付与対象外となる支払い」もあります。
・年会費の支払い
・手数料の支払い
・保険料の支払い
・一部の電子マネーチャージ
・三井住友カードのプリペイドカードへのチャージ
ポイント付与対象外の電子マネーは「モバイルSuica」「モバイルPASMO」「SMART ICOCA」「楽天Edy」「WAON」「nanaco」などです。
ポイントの付与日、有効期限
Vポイントは「カードの支払い日」によって付与日が決まります。「支払い日」とは、金融機関からカード利用代金が引き落とされる日のことです。三井住友カードの場合は「10日(前月15日締め)」または「26日(前月末締め)」のいずれかより選択ができます。
支払い日が10日:支払い月の前月25日頃にポイント付与
支払い日が26日:支払い月の当月10日頃にポイント付与
三井住友カード デビュープラスは「26日払い」に設定されていますが、10日払いへの変更も可能です。
ポイントには有効期限があるため、支払いに充当するか、期限内にアイテムに交換しましょう。有効期限はカードの種類によって異なり、三井住友カード デビュープラスを含む一般カードは「ポイント獲得月から2年間」です。
カードが発行されたらしておくこと
カードが手元に届いたら、「ポイントを貯めるための準備」をしましょう。「各支払い先での支払い方法の設定」のほか、「ポイントが貯まりやすいサービス・キャンペーン」へのエントリーも忘れずに行います。
各種毎月の支払いの設定
カードが手元に届いたら、プロバイダー料金・スマホ代・電気代などの毎月の支払い先を三井住友カード デビュープラスに変更しましょう。1カ月の支払いが3万円の場合、1カ月では300ポイント(1%×3万円)、1年間では3600ポイントが貯まる計算です。
自動車税をはじめとする「税金」や「保険料」の支払いにもカードが使えます。ただし「国民年金保険料の支払い」は三井住友カードのポイント付与対象外となっているため、「口座振替(前納)による割り引き」を利用した方が出費をおさえられるでしょう。
「東京ガス」や「東京水道局」も、口座振替にした方が請求額が安くなるケースがあります。カード払いのポイント付与と口座振替の割り引きで、どちらがお得になるかチェックしておきましょう。
Apple PayやGoogle Payへの設定
三井住友カード デビュープラスは、非接触決済サービスの「Apple Pay」や「Google Pay」に「支払い用のクレジットカード」として登録ができます。
対象店舗ではスマホ1台で決済ができるため、財布を持ち歩く必要がなくなるでしょう。Apple Payの場合、Face IDなどで認証をし、レジのリーダーに端末をかざすだけでスピーディに決済ができます。
「クレジットカードで支払いがしにくい…」という少額の決済でも、間接的にカードが使えるようになるのもメリットです。Apple PayやGoogle Payに紐づけた「クレジットカードのポイント」も貯まるため、コンビニなどの身近な場所でどんどん活用しましょう。
「選んだお店でポイント+0.5%還元」のエントリー
「選んだお店でポイント+0.5%還元」は、事前に選んだ対象店舗において、通常のショッピングポイント(1%)に加え、0.5%が還元されるサービスです。
対象店舗は限られていますが、コンビニ・ファーストフード・ドラッグストア・カフェなどの生活に密着したところが多く、うまく活用すればポイントが効率よく貯まります。
ポイント付与の対象となる支払い方法は「クレジットカード」「Apple Pay」「Google Pay」「iD」「Visaタッチ決済」「Mastercardのコンタクトレス」です。ポイントは「カード利用月の翌月下旬」に付与されます。
選んだお店でポイント+0.5%還元!|クレジットカードの三井住友VISAカード
「ココイコ!」のエントリー
「ココイコ!」は、エントリーをして街でカードを利用すると「ポイント付与」や「キャッシュバック」が享受できるサービスです。
付与率は店舗ごとに異なりますが、通常ポイントのほか主に「0.5~2%」の「ココイコ!特典」が上乗せされます。
「毎週金曜日」は、通常のココイコ!特典のほかに、1%がプラスされるため、大きな買い物やまとめ買いをするチャンスです。百貨店の「松坂屋」の場合、通常のココイコ!特典は1%ですが、金曜日は+1%になり、計2%分のポイントが獲得できるでしょう。
ショップごとに「エントリーの有効期間」があり、期限が切れた場合は「再エントリー」が必要です。
効率的にポイントを貯めよう
三井住友カード デビュープラスはほかの三井住友カードよりもポイントが貯まりやすいのがメリットです。「入会特典」や「ポイントUPモール」を活用すれば、ポイント獲得のチャンスはさらに広がります。
入会後3カ月間で集中的に貯める
入会後3カ月間に限り、Vポイントの付与率が2.5%の「200円につき5ポイント」にアップします。1万円の買い物をした場合、通常は100ポイント(1%×1万円)の付与ですが、3カ月間は250ポイント(2.5%×1万円)が付与されます。
1回で数万円の大きなお金が動く「旅行」や「家具の購入」は、この期間がチャンスでしょう。
また、三井住友カードでは、毎月のカード利用金額が「5万円以上」になると、「ボーナスポイント」が付与されます。三井住友カード デビュープラスの場合は利用金額に応じて50~100ポイントが獲得できます。
5万円(税込)以上:50ポイント
10万円(税込)以上:100ポイント
以降5万円ごと:100ポイント
対象のコンビニやマックで使う
三井住友カードには、「対象店舗」で対象カード(三井住友カード デビュープラスを含む)を使うと、通常ポイントに「利用金額200円につき2%のポイント」が上乗せされるサービスがあります。
対象店で1200円のカード決済をした場合、36ポイント(12ポイント+24ポイント)が獲得できるのです。
対象店舗は「マクドナルド」「ローソン」「セブン-イレブン」「ファミリーマート」などです。対象店に自分がよく行くお店があればラッキーでしょう。「ココイコ!」や「選んだお店でポイント+0.5%還元」のように、事前のエントリーは必要ありません。
対象カードを紐づけたApple PayやGoogle Payもポイント加算の対象です。
いつもの利用でポイント+2%還元!|クレジットカードの三井住友VISAカード
ポイントUPモールを利用する
ネットショッピングを利用する際は、三井住友カードが運営する「ポイントUPモール」を経由しましょう。モールを経由して買い物をするだけで、カード利用による通常ポイントのほかに、「モール経由によるポイント」が0.5~9.5%上乗せされるのがメリットです。
利用方法は簡単で、モールでお目当てのショップを検索して「ショップサイトへ」をクリックします。カード会員サイト「Vpassログイン画面」が表示されるため、IDとパスワードを入力しましょう。支払い画面で「三井住友カード デビュープラス」で支払いをすれば完了です。
モールには、さまざまなジャンルのショップが出店しています。「Amazon」や「楽天市場」などの大手通販サイトはもちろん、旅行予約サイトの「じゃらん」やふるさと納税サイトの「さとふる」もあります。
お得に買い物ができる「クーポン」も配布されているため、買い物の前にチェックしておきましょう。
ポイントUPモール:クレジットカードなら三井住友VISAカード
ポイントを確認して活用しよう
カード利用やキャンペーンで獲得したポイント数や、有効期限はどこでチェックできるのでしょうか?三井住友銀行の取り引きで貯まったポイントとの合算方法も確認しておきましょう。
会員専用サービスVpassで確認可能
ポイント獲得数は、カード会員専用サイト「Vpass」にて照会が可能です。カードが手元に届いたら、最初に「Vpassの登録手続き」を行いましょう。手続きには「クレジットカード(16桁の番号)」「登録した電話番号」「メールアドレス」が必要です。
手続き完了後、取得したIDとパスワードでログインすると、「Myページ」が表示されます。Vpassではポイント確認のほかに、利用明細の照会や各種変更も行えます。
ポイントの残高・有効期限の照会
ポイントの交換
WEB明細の確認
カードの利用明細照会
VpassID・パスワード・メールアドレスの変更
ポイントをまとめよう
Vポイントは、三井住友カードや三井住友銀行の取り引きで貯まる「共通のポイント」です。「おまとめ手続き」を行うと、分散したVポイントが合算されます。Vpass登録をした上で、「三井住友銀行アプリ」または「SMBCダイレクトでの手続き」から手続きを行いましょう。
「他社のポイントプログラム」で貯まったポイントを、Vポイントにまとめることも可能です。分散したポイントを一つにまとめれば、使い道もグッと広がります。
移行手続きは各ポイントサイトで行います。移行時は「交換レート」「交換単位」「交換スケジュール」も確認しておきましょう。
ポイントで支払う方法
Vポイントの使い道は「ポイントで支払う方法」と「ポイントを商品に交換する方法」に大別されます。さらに、ポイントで支払う方法は「カードの利用代金にキャッシュバック」と「買い物への充当」の二つのパターンから選択が可能です。
1ポイント=1円でキャッシュバック
「キャッシュバック」は、毎月のカード支払い金額にVポイントを「1ポイント=1円」として充当できるサービスで、2021年3月1日にスタートしました。
キャッシュバックのメリットは「少額のポイント」が無駄にならないことでしょう。ポイントの商品交換は「1000ポイント以上」「500円単位」など、最低交換ポイント数が設定されていますが、キャッシュバックは「1ポイント以上・1円単位」で使えます。
キャッシュバックへの交換を申し込むと、カードの支払いがある限り「手続き不要」で充当されるため、期限切れを気にする必要もありません。
その月にカードの支払いがないときは「翌月」に繰り越されますが、有効期限は3カ月です。3カ月以降も充当が行われなければ、そのまま失効してしまう点に注意しましょう。
お支払い金額に「キャッシュバック」|クレジットカードの三井住友VISAカード
普段の買い物に1ポイント=1円で使う
「Vポイントアプリ」をスマホにインストールすると、コンビニやファーストフード店などの「街中のお店」や「ネットショップ(Visa加盟店)」でVポイントが使えるようになります。
Vポイントアプリは三井住友銀行の「モバイル決済(チャージ式)」で、クレジットカードや銀行口座を紐づけて使います。貯まったVポイントは「1ポイント=1円」として支払いに充当できるため無駄がありません。
まずは、「Apple Pay(iD)」または「Google Pay(Visaのタッチ決済)」にアプリを設定しましょう。会計時は、スマホをお店の読み取り機にタッチして会計を行います。
貯まったVポイントがお支払いに使える!スマートフォンアプリVポイント:三井住友銀行
Vポイントは交換先が豊富で使いやすい
Vポイントは支払いに充当する以外に、商品や他社ポイントに交換が可能です。好きなアイテムを目標に地道にポイントを貯めるのもよいでしょう。旅行が好きな人は航空会社のマイルに交換する手もあります。
街やオンラインで使えるギフトカード
「ポイントの使い道を限定したくない」「交換したいアイテムがない」という人は、「ギフトカード」への交換を検討しましょう。
交換できるオンラインギフトカードは「Amazonギフト券」「Google Play ギフトコード」「App Store & iTunes ギフトコード」「自治体ポイント」です。交換レートは「1ポイント→0.8円分(500ポイント→400円分)」となります。
実店舗でポイントを消費したい人は、全国50万店舗以上で使える「VJAギフトカード(三井住友カード発行)」に交換しましょう。交換レートは「5500ポイント→5000円分」「1万500ポイント→1万円分」となります。
いずれのギフトカードも支払いへの充当や、場合によっては他社ポイントへの交換よりもレートが低くなる点を覚えておきましょう。
dポイントやTポイントなど他社ポイント
Vポイントは、さまざまな店舗で幅広く使える「共通ポイント」にも交換が可能です。交換先によっては「ポイント増量キャンペーン」を開催するケースもあり、タイミングがよければ1ポイントの価値がグッと上がります。
ポイントごとに交換率が異なるため、移行前に確認しましょう。
Tポイント:1ポイント→0.8ポイント
楽天ポイント:1ポイント→0.7ポイント
dポイント:1ポイント→1ポイント
auポイント:1ポイント→1ポイント
Pontaポイント:1ポイント→0.8ポイント
nanacoポイント:1ポイント→0.8ポイント
ポイント移行をするには、各ポイントの「ポイントプログラム」に事前に登録をする必要があります。
ANAや海外の航空会社のマイル
航空会社のマイルは「フライト」で貯まるのが一般的ですが、カード利用でポイントを貯め、ポイント交換によってマイルを獲得する方法もあります。「特典航空券の交換までマイルがあと少し足りない…」というときにポイントを利用するのもよいでしょう。
交換率はすべて「1ポイント→0.5マイル(500ポイント→250マイル)」です。
・ANAマイレージ(ANA)
・フライング・ブルーマイレージ(エールフランス)
・エグゼクティブクラブAvios(ブリティッシュ・エアウェイズ)
JALマイルには交換ができませんが、ブリティッシュ・エアウェイズはJALと同じ航空連合「ワンワールド」に加盟しています。ブリティッシュ・エアウェイズの会員になれば、貯めたマイル(Avios)でJAL特典航空券の予約も可能です。
景品カタログやVポイントモールから選ぶ
「景品カタログ」や「Vポイントモール」で、好きなアイテムと交換する方法もあります。
景品カタログ(冊子)は、三井住友カードの自動音声サービスで請求ができるほか、会員サイト「Vpass」でも閲覧が可能です。キッチン用品や生活家電など、多彩なアイテムがそろい、選ぶのが楽しくなるでしょう。
Vポイントモールは、三井住友カード会員のVポイントをさまざまな景品と交換できるサイトです。ポイントが足りない分はクレジットカードで補えるため、「ポイントが足りなくて交換ができない」ということがありません。
Vポイントをサイト内で使うには「VPMポイント」に移行します。利用期限は、VpassのVポイントを移行した日から6カ月です。Vポイントの有効期限が切れる直前で移行をすれば、そこから6カ月間じっくりと使い道が考えられるでしょう。
まとめ
三井住友カード デビュープラスは、一般的な三井住友カードよりも「ポイント還元」の面で優遇されています。ココイコ!やポイントUPモールを利用すれば、ポイントはさらに倍付され、あっという間に目標のポイント数に到達するでしょう。
Vポイントの交換先は豊富で、他社ポイントやマイルにも交換が可能です。使い道が決まらないときやポイントの交換数に満たないときは、「キャッシュバックサービス」を活用しましょう。
三井住友カード デビュープラスは、「ポイントの賢い貯め方・使い方」を学ぶのに最適な1枚です。