ドットマガジン by ドットマネー

auでお得なクレジットカードの作り方。利用のメリットやデメリット

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2021.08.11
by ドットマネー編集部

au PAYカードの基本情報

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「auフィナンシャルサービス」が発行するau PAYカードは、auユーザーだけでなく幅広い層が使えるクレジットカードです。まずは年会費やポイント還元率など、基本情報を見ていきましょう。

年会費

au PAYカードの年会費は「基本無料」です。初年度は完全無料ですが、翌年度以降は条件によって1375円(税込)の年会費が発生するケースがあります。

年会費無料となる条件は、「auが提供する対象の契約をau IDに連携している」または「年間1回以上のカード利用」です。どちらかの条件を満たしていれば、年会費は無料になります。

au IDと連携した契約とは、auの携帯電話(スマホ・タブレットなど含む)・auひかり・UQ mobileなどです。KDDIが提供する格安通信サービス「povo(ポヴォ)」の利用は対象外となるため注意しましょう。

ポイント還元率

au PAYカードのポイント還元率は、「基本1%」です。貯まるポイントはPontaポイントで、100円につき1ポイントの還元です。

2020年6月23日以降、クレジット決済時のポイント還元は「200円につき2ポイント」から「100円につき1ポイント」に変わっています。200円未満の少額決済でも、効率よくポイントが貯まるのが魅力です。

貯まったPontaポイントは、au以外のサービスにも使えます。ローソンやはま寿司などの提携店舗で、1ポイント1円として支払いに使えるのが特徴です。

auユーザー以外にもおすすめ

au PAYカードは20年5月21日より、auユーザー以外も申し込みができるようになっています。申し込みの際はカードに登録するための「au ID」が必要ですが、auユーザー以外でも発行が可能です。

auのサービスを利用している人はカードの利用に関わらず年会費無料で使えるなどお得ですが、auユーザー以外でもau PAYカードは活用できます。Pontaポイントを貯めている人や、コード決済サービスの「au PAY」を使っている人はメインカードとして検討してみましょう。

au PAY カード

au PAYカードのメリット

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auのクレジットカードには、カード払いでお得になるサービスが多数用意されています。ポイント還元率がアップする使い方や、付帯サービスを紹介しましょう。

au PAYにチャージで1.5%還元

au PAYカードは、auが提供するコード決済サービス「au PAY」にチャージができます。ポイントが2重取りでき、さらにお得に使えるでしょう。

チャージによるポイント還元は100円につき1ポイント、au PAYの利用による還元は200円につき1ポイントです。

月5万円使う場合、0.5%アップすると250ポイント多く還元されます。カード決済とコード決済どちらでも使える場所では、コード決済を使う方がお得です。

ゴールドカードは月間1000ポイントまでチャージの還元ポイントが2倍になり、最大2.5%還元が達成できます。コンビニやドラッグストアなど、au PAYの加盟店を利用するならau PAYカードが役立つでしょう。

提携店利用で還元率が1.5倍以上

「au PAYポイントアップ店」でカード払いをすると、還元率は1.5%以上です。対象店舗にはかっぱ寿司・紀伊國屋書店・TOHOシネマズなどがあり、ポイント還元率や付与条件は店舗ごとに変化します。

カード払いでポイント還元率を上げたいときは、提携店での利用がおすすめです。普段利用する店舗が提携店の場合は、積極的にカード払いを利用しましょう。ポイントアップ分は基本ポイントと異なり、別途加算されるシステムです。最大2カ月程度で付与されます。

au PAYマーケットでポイント最大16%還元

通販サイト「au PAYマーケット」では、最大16%のポイント還元が受けられます。内訳の多くは「au PAYカードでの支払い」で、カード利用だけで6%の還元です。

そのほか、auサービスの利用状況に合わせて貯まるスコアによってステージが決定し、最大5%還元されます。auふるさと納税や電子書籍の購入などすべての条件を満たせば、最大16%が還元されるポイントプログラムです。

貯まるポイントは「au PAYマーケットだけで使えるPontaポイント」と「利用制限のないPontaポイント」に分かれます。au PAYカード支払いで貯まる6%は、利用制限のないポイントとなり使い勝手もよいでしょう。

auユーザーなら携帯代に充てることも可能

au PAYマーケットのポイントプログラムは、2種類から選べます。最大16%還元だけでなく、auスマホユーザーなら「au利用料金割引最大10%+ポイント還元最大2%」の選択が可能です。

au PAYマーケット限定のポイントをもらっても使い道がない人は、直接割引の方が役立つでしょう。au PAYカードの支払いでは、au利用代金から5%分が割引になります。

ポイント還元最大2%の内訳は、au PAYカード利用による基本の1%(通常Pontaポイント)と、お店からのポイント1%(au PAYマーケット限定のPontaポイント)の付与です。

また、利用制限がないPontaポイントは3000ポイントから「au携帯電話料金に充当」できます。au PAYカードでポイントを貯めれば、効率よく電話料金を節約できるでしょう。

付帯保険が充実

au PAYカードに付帯している保険は「海外旅行あんしん保険」「お買物あんしん保険」「紛失・盗難補償」の三つです。

海外旅行あんしん保険は、au PAYカードで海外旅行費用を支払うと適用される利用付帯となっています。最高2000万円までの死亡・後遺障害補償などが付帯し、いざというときに役立つ保険です。

お買物あんしん保険の補償は「年間支払限度額100万円まで」です。国内・海外でカード払いをした商品に付帯します。購入から90日以内、1事故あたりの自己負担は3000円です。

紛失・盗難補償は、カードの紛失や盗難による不正利用時に役立ちます。連絡から60日前までの不正利用がさかのぼって補償されるサービスです。

auでんきでポイント5倍

「auでんき」をカード払いすると、最大5%が還元されるのも特徴です。毎月の電気料金が4999円(税別)以下の場合は1%ですが、5000~7999円では3%、8000円以上では5%還元になります。

auでんきのプランは1種類で「地域の従量電灯相当の料金」のまま使えます。特別なプランを設定しているケースを除いて、電気料金はそのままです。

料金は変わらずポイント還元率が最大5%になり、ポイントを貯めたい人に適しています。毎月一定の電気代を使うファミリー層にもおすすめです。

ETCカードでもポイント1%還元

au PAYカードは、高速道路料金の支払いに使えるETCカードを追加カードとして申し込みできます。ETCカードの利用でも1%のPontaポイントが還元されるため、積極的に使いましょう。

年会費は無料です。一般カードは、1100円(税込)の発行手数料がかかります。

しかし、発行から1年以内にETCカードを使うと、発行手数料相当額が引き落とし金額から差し引かれる仕組みです。ETCカードを利用する予定があるなら、実質無料で使えます。

au PAYカードのデメリット

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au PAYカードを発行する場合、デメリットはあるのでしょうか?申し込み前に準備しておきたいIDや、ポイント付与対象外になるサービスを紹介します。付帯保険の内容も把握しておきましょう。

au IDが必要

「au ID」はauのサービス・コンテンツをスマホやPCなどから利用するためのIDです。カード発行にはau IDが必要となり、auサービスの利用者以外は少し手間がかかります。

IDはauユーザー以外も発行でき、登録や利用料は無料です。携帯電話番号などを登録して使います。au PAYカードを申し込むときにau IDも発行できますが、事前に作っておくと登録がスムーズに進むでしょう。

ポイント付与対象外のサービスも

カード利用で、ポイントが付与されないサービスもあります。主な対象外サービスは、「電子マネーのチャージ」「モバイルSuicaに関係する利用」「SMART ICOCAに関係する利用」です。

他社カードではチャージや交通系ICマネーの利用が対象となるケースもあります。使っているサービスによっては、メインカードを別途検討しましょう。

しかし、公共料金支払いやふるさと納税の利用など、ポイント対象のサービスは豊富です。カード払いを考えているときは、ポイントの対象になるのかチェックしておきましょう。

国内旅行保険の付帯がない

au PAYカードの一般カードには、国内旅行保険が付帯していません。同じカードで国内旅行保険を利用したい場合は、ゴールドカードが候補になります。

au PAYゴールドカードは海外・国内どちらも最高5000万円の補償があり、一般カードに比べて充実した内容です。

年会費基本無料のau PAYカードに国内旅行保険が付帯していないのはデメリットにも見えますが、ほかのクレジットカードと比較してみても、国内旅行保険が付帯しているカードは多くありません。

国内旅行保険を重視する場合は、主に年会費有料のカードが候補となります。au PAYゴールドカードならau携帯電話料金も最大11%ポイント還元になるので、auユーザーなら検討してみましょう。

au PAYカードの作り方

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au PAYカードは、どんな人が作れるのでしょうか。申し込み条件や審査の流れを知っておきましょう。カード発行時に、合わせてダウンロードしておきたいアプリも紹介します。

申し込み条件

au PAYカードの申し込み条件は三つあり、「個人向けのau IDを持っている人」「高校生を除く満18歳以上」「本人または配偶者に安定した収入がある人」です。

学生の場合は、収入の有無を問わず申し込みできます。多くのクレジットカードと申し込み条件は変わりませんが、配偶者の収入でも申し込みできるので、専業主婦(主夫)も対象です。

なお、ゴールドカードの入会条件は満20歳以上です。そのほかの申し込み資格は一般カードと変わらず、発行しやすいハイクラスカードでしょう。

新規入会キャンペーンなども頻繁に行われています。キャンペーン時に申し込むと一般カードで最大1万ポイント、ゴールドカードは最大2万ポイントのPontaポイント還元も期待できるでしょう。

申し込みの流れ

au PAYカードは、「オンライン申し込み」や「auショップでの申し込み」で発行できます。auショップではスタッフにクレジットカードを発行したいことを申し出ましょう。

オンライン申し込みの場合、まずは申し込みフォームから個人情報を入力します。あらかじめau IDを発行しておくと、IDからのログインで一部の情報が自動入力されるため手続きがスムーズです。

申し込みを終えると審査が開始されます。状況によっては電話連絡が入るため、入電をチェックしておきましょう。申し込みから最短4日でカードが届きます。

オンラインで申し込みした場合、カードは本人限定受取郵便または書留で届きます。ショップで本人確認を済ませている場合は「ゆうメール簡易書留」です。本人確認が終わっていないときは、免許証などの写真付き公的証明書を準備しておきましょう。

au PAYアプリでもっと便利に

au PAYアプリは「コード決済サービス」と「au PAYカードの利用状況確認」が一つになったアプリです。Webサイトにログインすることなくアプリからワンタッチで利用状況を確認できるので、カードを持っているなら活用しましょう。

確認できるのは「請求金額」「保有ポイント」「お買い物履歴」などで、支払い方法の変更にも対応しています。au PAYにチャージして使うとポイント還元率も1.5%になり、還元の面でも有利です。


アプリ名:au PAY(旧 au WALLET)
価格:無料
App Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード

まとめ

au PAYカードは、簡単な条件を満たすだけで年会費無料となるカードです。ポイント還元率が1%となっており、還元重視の人も使いやすいでしょう。提携店やau PAYマーケットの利用で、さらに還元率はアップします。

申し込みはインターネットで簡単にでき、入会キャンペーンを利用するとポイントプレゼントもあります。au PAYやau PAYマーケットをよく利用する人にも、おすすめのカードです。

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