メルカリはクレジットカード払いに対応
「メルカリ」は、スマホを使って、個人同士が自由に物を売買できる「フリマアプリ」です。メルカリで物を買うときは「クレジットカード払い」が選択ができるほか、スマホ決済サービス「メルペイ」や一部「Apple Pay」にも対応しています。
登録カードや一部Apple Payが使える
メルカリにクレジットカードを登録すると、支払いで「クレジットカード払い」ができるようになります。支払いに使える国際カードのブランドは以下です。
・VISA
・MasterCard
・JCB
・AMEX
・DinersClub
・Discover
・セゾンカード
カードの登録は、アプリの「マイページ」→「個人情報設定」→「支払い方法」より行います。「クレジットカードの追加」をタップしてカード情報を入力するか、「カメラマーク」をタップしてスキャンしましょう。
また、商品ページやは購入手続きページに「Pay」マークが表示されている場合に限り、支払い方法に「Apple Pay」が選択できます。
「Walletアプリ」に登録されたクレジットカードを使って支払いをする方法で、対象カードブランドは「MasterCard」「JCB」「AMEX」です。
Apple Payを利用する場合、支払いに「メルカリポイント」「メルペイ残高」「分割払い」は利用ができません。
アプリ名:メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済
価格:無料
Apple Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード
メルペイにはクレジットカード登録不可
メルカリアプリには、スマホ決済サービス「メルペイ」が搭載されています。メルペイを使えば、メルカリで得た売上金やメルペイポイントを使って、街中のお店で買い物ができるようになります。
決済用マネーである「メルペイ残高」へのチャージ方法は複数ありますが、支払い元にクレジットカードが登録できません。チャージ方法は「銀行口座」「セブン銀行ATM」「メルカリ売上金」の三つです。
クレジットカードのような「後払い」を希望する人は、利用分が後払いできる「メルペイスマート払い」を選択しましょう。
メルカリでクレジットカードを使うとお得
メルカリでクレジットカードを使うメリットは、「カード会社のポイント」が貯まることです。近年は「dアカウント」との連携が始まり、商品購入の際に「dポイント」も付与されるようになりました。手数料もかからないため、数ある支払い方法の中ではもっとも便利でお得といえます。
クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカード払いを選択すると、決済をするたびに「カード会社のポイント」が貯まります。メルカリでは、1回の決済金額が「999万9999円まで」の支払いにクレジットカードが使えます。
カードのショッピング限度額がそこまで高いカードは稀ですが、メルペイで大きな買い物をする人は「還元率の高いクレジットカード」を紐づけておきましょう。
還元率1.2%のカードで1万円の買い物をした場合、120ポイントが還元されます。1カ月に1万円のショッピング利用があれば、1年で1440ポイントが貯まる計算です。
メルカリには「自動車・オートバイ」「家電・カメラ」「スマホ・タブレット」などの高額商品も出品されており、クレジットカードとの相性は抜群です。
dアカウント連携でW取り
「dアカウント」とは、ドコモサービスやdポイントを貯めたり使ったりする際に必要となる「ドコモのアカウント」です。ドコモの契約の有無に関係なく、誰でも簡単に作成できます。
2020年6月より「dアカウント」「メルカリID」の連携サービスが開始され、連携するとメルカリでの利用でも「ドコモのdポイント」が貯まるようになりました。
商品購入をすると、「購入金額0.5%」のdポイントが取引が完了した翌日に付与されます。クレジットカード払いをするユーザーは、「カード会社のポイント」と「dポイント」の2重取りができるのです。
さらに、アカウント連携を済ませている場合、貯まったdポイントは「1ポイント=1円」としてメルカリでの支払いに使えます。
dアカウントの連携は、メルカリアプリの「マイページ」→「ポイント」→「dアカウント連携する」と進み、設定を完了させましょう。
メルカリで買うときの手数料がかからない
メルカリの支払い方法に「コンビニ/ATM」「キャリア決済」を選択すると、「支払い手数料」が1回につき100円かかります。頻繁に買い物をする人は手数料の負担が大きく感じるでしょう。1000円以下の買い物に100円の手数料がかかるのは、割に合いません。
「クレジットカード払い」なら、金額や回数に関係なく手数料が「0円」です。手数料が無料であるうえにカードポイントも貯まり、いいことずくめです。
メルカリでの支払いにおすすめのカード
メルカリをよく利用する人は、「還元率の高いクレジットカード」を登録して効率よくポイントを貯めましょう。メルカリでポイント還元率がアップするクレジットカードもあります。
メルカリで2.5%還元のdカード
カード利用でドコモのdポイントが貯まる「dカード」は、メルカリとの相性が抜群です。カードの標準還元率は1%で、「100円(税込)につき1ポイント」が貯まります。
メルカリは、dポイントが通常よりも多く貯まる「dポイント特約店」に指定されており、通常のポイントに「1.5%分のポイント」が上乗せされます。1万円の買い物をした場合、dカード払いをするだけで250円(1万円×2.5%)のポイントが獲得できるでしょう。
dカードは「dカード(一般)」と「dカードゴールド」の2種類があり、dカード(一般)は年会費が永年無料です。公共料金やケータイ代などの固定費の支払いでもdポイントが貯まるため、持っていて損はありません。
1%還元でポイントが使いやすい楽天カード
「楽天カード」は、楽天市場でよく買い物をする人や楽天グループのサービスを利用する人に人気の1枚です。ポイント還元率は1%で、「100円(税込)につき1ポイント」の「楽天ポイント」が貯まります。
メルカリでのショッピングはもちろん、公共料金の支払いや国民年金の支払いでも楽天ポイントが付与されるため、普段の生活でお得にポイントを貯めたい人にはぴったりです。
楽天ポイントの魅力は、「使える店舗」が多いことです。1ポイント=1円として「楽天ポイントカード加盟店」や「楽天ペイ加盟店」で使えます。
「楽天Edy」にポイントチャージをすれば、「楽天Edy導入店舗」でも無駄なくポイントが消費できるでしょう。メルカリでは楽天ポイントは使えませんが、楽天のフリマアプリ「ラクマ」で使用が可能です。
スマホ決済サービスとはどちらがお得?
メルカリでは、支払いに「スマホ決済サービス」が選択できます。クレジットカードと比較して、どちらの決済方法がお得なのでしょうか?メルカリで使える「d払い」と「FamiPay」の場合をみてみましょう。
d払いは還元率1%で決済手数料が100円
d払いは、「d払いアプリ」をスマホにインストールして使う「ドコモのスマホ決済サービス」です。ドコモユーザーは、月々のケータイ料金とショッピングの利用代金をまとめて支払えるのがメリットです。
事前に残高をチャージすれば、ドコモユーザー以外でも「d払い導入店舗」でd払いが使えます。店舗では「200円(税込)につき1ポイント」ですが、ネットのお店では利用金額「100円(税込)につき1ポイント」のdポイントが貯まるのも魅力でしょう。
メルカリでd払いを使うと、決済手数料が1件につき100円(税込)かかります。dカードと比べると、還元率・手数料ともに「dカード」の方がお得です。
d払いを使う際は、「購入手続き」画面の「支払い方法」で「d払い(ドコモ)」を選択します。「購入する」をタップすると、ドコモのサイトに移動するため、パスワードを入力して「承諾して購入する」をタップしましょう。
FamiPayは還元率0.5%で決済手数料無料
FamiPayは、スマホにダウンロードして使う「ファミリーマートのスマホ決済アプリ」です。「ポイントカード」の機能も兼ねており、ファミリーマートではdポイント・楽天ポイント・Tポイントのうちの「好きなポイント」が貯められるのが特徴です。
メルカリでFamiPayを使った場合、「200円につき1円相当」の「FamiPayボーナス」が付与され、FamiPayに自動チャージされます。決済手数料はかかりません。
FamiPay利用時は、「購入手続き」画面の「支払い方法」で「FamiPay」を選択します。「購入する」をタップするとFamiPayのログイン画面に移動するため、案内に従って購入手続きを完了させましょう。
アプリ名:ファミペイ-クーポン・ポイント・決済でお得にお買い物
価格:無料
Apple Store:ダウンロード
Google Play:ダウンロード
国際ブランドプリペイドカードも使える
「プリペイドカード」とは事前に現金をチャージし、残高の範囲内で支払いをするカードです。VisaやMasterCardなどの「国際ブランド」が付いたものは、クレジットカードと同じように世界中の加盟店(実店舗・オンライン)で使えます。
手数料無料、使いすぎも防止
メルカリでは、「クレジットカード会社が発行しているプリペイドカード」を使って支払いができます。「国際ブランドプリペイドカード」や「Vプリカ(ネット専用Visaプリペイドカード)」などが該当するでしょう。
メルカリで効率よくdポイントを貯めたい人は、ドコモが発行する「dカード プリペイド」がおすすめです。dカードの還元率1%には及びませんが、利用金額「200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
一方で、dカード特約店分の1.5%のポイントは、対象外である点を押さえておきましょう。ただ、メルカリでは、プリペイドカード払いに手数料がかかりません。
クレジットカードは使いすぎの心配がありますが、プリペイドカードは残高以上の支払いができないため無駄遣いが防げます。
メルカリでは、支払い額が3000円以上の場合に限り「クレジットカードの分割払い」が利用できます。プリペイドカードは1回払いのみで、分割払いには対応していません。
持っているポイントをメルカリで活用できる
クレジットカードの利用で貯まったポイントは、商品やマイル、ギフト券などに交換が可能ですが、「交換したいものがない」と使い道に困る人もいるはずです。
カードの利用で貯まったポイントをプリペイドカードに「ポイントチャージ」すれば、メルカリでの支払いにポイントが使えるようになります。
たとえば、「au PAY カード」で貯まった「Pontaポイント」は「au PAY プリペイドカード」に「1ポイント=1円」としてチャージが可能です。
「オリコカード」で貯まった「オリコポイント」も、「オリコプリペイドカード」にチャージしてネットや実店舗での支払いに使うことができます。
まとめ
メルカリの支払い方法は複数ありますが、もっともお得なのが「クレジットカード払い」です。カード決済のたびにポイントが貯まるうえ、手数料がかかりません。dアカウントの連携を済ませた場合は、購入時に0.5%のdポイントも獲得できます。
クレジットカードが持てない人は、国際ブランドのプリペイドカードを検討しましょう。「d払い」や「FamiPay」などのスマホ決済サービスも便利ですが、手数料が発生します。